2021年07月29日

熱狂3×3

昨日行われた新競技の一つ、3×3(スリー・エックス・スリー)バスケットボール。いわゆる3on3(スリー・オン・スリー)とかストリートバスケットとか言われる競技でもありますが、この3on3を洗練し、ルールの定義を設けたのが、3×3らしいです。
バスケットボールのコートの約半面の中でプレイできるのは3人(控えを含めると4人)、10分間の試合時間に何度でも交代可能です。また、10分間の間に21点を先に入れた方のチームが勝ちとなります(10分以内に21点を入れられなかった場合、得点数の多い方が勝ち)ボールは6号球と呼ばれる、一般的なバスケットボールの球より掴みやすい大きさになっているそうです。それ以外のルールは基本的にバスケットボールと同じで、12秒間の間に攻撃しないといけません。ただ12秒の攻撃開始時には、一旦コートの端(バスケットボールでは3ポイントにあたる2ポイントシュートのできる半円より外)にボールを出すことが必要となるようです。


コートの狭さに伴う白熱した展開と速さが見ていて面白いのですが、特に男子決勝はお互いの意地をぶつけ合い、精神面で頑張ろうと奮闘する姿を見て、日本人が大好きそうな展開だなと思わされました。

その男子決勝は、ロシアオリンピック委員会(ROC)×ラトビアの試合
強豪セルビアを破ったROCに対し、日本を余裕で破ったラトビア初の王者を狙い、バチバチとなっておりました。
試合開始時から激しい展開になったものの、強豪セルビアを破ったROCがやや一方的にリードとなっていました。その白熱ぶりは、ROCの選手が靴(バッシュ)をテーピングで修復するほど・ラトビアの選手が足を痛めてもなおテーピングを厚く巻いて出場しようとしたり、気迫を全面に伝えて仲間を鼓舞するほど。先程も書いたように日本人が大好きそうな展開になっていました。

すると、けが人が出て追い込まれたラトビアが徐々に反攻し、終盤に遂に同点、さらに逆転。そこからROCとの一進一退の展開を見せながらもラトビアが何とかリードを守り続け、試合終了間際に決まった2ポイントシュートで21点にしたラトビアが勝利。いやはや、見ていてアツくなる試合でした。


バスケットボール自体は面白い競技ですし、Bリーグもたまに見ています。でも、展開が早く白熱しやすく、試合時間も短く手頃な3×3はもっと普及してもいいし、Bリーグと共に試合をやっていけないかとも思いましたね。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)