
今日は初日でしかも休日だったことから、会場1時間も経っていないのに、大勢のお客でごった返していたんですけど、列は案外空いていた。要は席に居座る率が高かったということですわ。ラーメンをすすっているとは思うんですけど、家族連れ・カップルが多く、回転率が若干悪かったんでしょうな。
そして、今回は一気に4杯食わないといけなかった。週末は忙しいのよ(苦笑)。食える気は五分五分でしたね、正直。ただ、作戦は練っており、その通りに行ったらイケた(爆)。それでは紹介していきましょう。

東海地方のラーメン屋としてはお馴染みの店ですね。名古屋市中区金山にもあったんですけど、ナカムラ荘という店に変わった(のれん分けした?)んですわ。
今回は醤油ラーメンになっており、飛騨牛のすき焼き用肉が乗っております。醤油ラーメンなのは、牛肉に一番よく合うソースは醤油という「美味しんぼ」の一言から来ているらしい(ニヤニヤ)。
まずスープは、醤油の風味の利いた甘い味わいになっていて、すき焼きの割下のような感じになっていたかなと。ゆえに、すき焼き用の飛騨牛の甘さにもマッチしていて、確かに醤油は合うと思いましたわ。麺も細麺ゆえにスープの味わいを邪魔しないものになっていました。これはホントに美味かったなぁ。

百貨店の物産展ではよく来ている店ですが、今回はイベントで来てくれました。今回のラーメンも、その時とは違い、鹿児島黒豚をチャーシュー代わりにした豚骨ラーメンになっていました。そして麺屋 剛といえば、「チャーセージ」。島田屋とのコラボ商品を乗せないわけにはいかない(ニヤニヤ)。
今回のスープは、いつもの濃い目ではなく、少しあっさり目の味わいに。見た目は濃そうなのに、不思議とすっきりとした仕上がりになっているんですよ、これが。そこに濃さを作り出すのが、鹿児島黒豚の脂。一緒に食べると、スープが濃く感じられるように。恐らく脂が混ざることで、濃くなっていくんだろうなぁ・・・。そして、「チャーセージ」は肉の旨味の濃い仕上がりだったよ、相変わらず(笑)。

ご存じ佐野ラーメンですね。醤油のあっさりだしが特徴のラーメンです。今回は、メンマとネギを増やしてもらいました。
こちらは、やはり醤油味のスープのあっさりさが際立っていました。麺はもっちりしたものになっていて、弾力があるので、食べ応えがありましたけど、スープにはボチボチかなと。チャーシューは薄いけど存在感たっぷりで、あっさり味のスープに濃い味わいをもたらします。

今回食べた中で唯一のこってり系ラーメンで、実に7年ぶりに今回のイベントにやって来たのだそうな。
ちなみに、今回頂いたラーメンには、何やら白い粉が振り掛かっているなぁ・・・。ちょっと舐めてみよう。
・・・こ、コイツ、ヤクですぜ!ヤク!<んなわけないやろ!
も ち ろ ん 、そ ん な わ け が な い ( ギ ャ ハ ) 。
で、この白い粉の正体は、にんにくを粉末にしたもので、舐めてみると強烈なにんにくの辛味が襲ってきます。混ぜるとアクセント代わりになってくれて、豚骨の風味を複雑な味わいに変えてくれます。麺そのものは、細麺だけどストレート麺で、ややもっちり目なんですね。ハリガネとか粉落としにするような感じの細麺じゃないんですよ。
具もチャーシュー・ねぎ・もやしとバランスよく、スープも濃い目の味わいでバランスの良いラーメンでした。
第3幕は、2/16まで開催しています。こってりからあっさりまで勢揃いなので、色々なラーメンを食べてみたい人は、是非とも。

