今回紹介するのは、ドラクエシリーズの最新作、「ドラゴンクエスト モンスターパレード 」です。
今回のドラクエはブラウザゲームというインターネット上のブラウザを利用したゲームになっています(そのため、Flash Player 10以上が必要になる)。
いにしえの巫女を探すように訴える夢見の王の予言に従い、世界中のキャラバンマスターが旅立っていった。その一人のキャラバンマスターが負傷により動けなくなったため、主人公が代わりに冒険に出るというもの。この時、主人公に付いて行くことになる従者であるハンドという手袋のおばけ(笑)が今作のキモになります。
従者であるハンドは、モンスターを動かすことのできるキャラで、モンスターを倒したい敵のところに持っていたり、逆にやられそうなモンスターを敵から離すためにも使います。この他にも、アイテムやお金を回収したり、かいしんの一撃を出したモンスターを褒めたり、言うことの聞かないモンスターをつまんだりなど大活躍です(苦笑)。
ちなみに、彼を動かすのはマウス(ないしはタッチパッド)になります。
基本的な操作がマウスに変わった以外はそれほど変わらず。唯一大きく違うのはモンスターには重さの概念があり、馬車が持つキャパシティ(プレートに乗せられる重さ)を超えないようにするのがポイントになって来ると思います(恐らくスタメンに出せるのは8匹までだと思われる)。
この作品は、RPGスタイルの戦闘を行うのではなく、目的地をセレクトし、その途中のワンシーンを「パレード」という戦闘のシーンが含まれるモードに進みます。この「パレード」には難易度が設定されており、星が1つだとレベル1くらいの敵がおおよそ2回出てくる・・・というふうになっています(ちなみに、難易度2くらいだと2~3のレベルの敵が複数登場しおおよそ3回発生するケースも)。
モンスターは主人公の出す作戦で動くようになっています(個別の指示も可能だが、コマンドで決められるようにはなっていない)。最大の目的は、馬車アデリン号を守ることです。先述の通り、ハンドを駆使してモンスターを細かく調整することで、より効率的に敵を倒すこともできます。
「パレード」中には敵が突然出てくることもあり、あまりに前に出過ぎると馬車が襲撃されて自動的に敗北になってしまうことも。その際には、モンスターを馬車そばに寄せて守る・・・という作戦も採れます(その逆で、積極的に進めたい場合は前に進めることも可能)。この操作はクリック(ないしはZキー)一つで可能なので、危なくなったら即実行を。なお、空飛ぶ敵は通常攻撃が当たらないので、魔法が必要になることも(それはもう少し先の話になるようですが)。
同様にモンスターの体力状態はばんそうこうの数でわかるようになっており、3つ付くと大ピンチ。対象モンスターが赤く縁取られるので、急いでやくそうなど回復アイテムを与えてあげましょう。
と、このように、「パレード」中はリアルタイムストラテジーよろしく結構忙しい部分もあるので、最初は慣れるのに大変な部分もありますけれども、チュートリアルもきちんと用意されているので、そのあたりはドラクエらしい。ちなみに、1日に動かせれる回数は限られており、午前6時頃に回復します。またアイテムのにんじんを使えば、1つだけ回復します。
まだ先に進まないとわからない明かされていない機能もあるので、もしかしたら詳細を書く可能性もあります(ニヤニヤ)。
この「ドラゴンクエスト モンスターパレード」はβテスト実施中で、無料でプレイできます(将来的にはアイテム課金が行われる予定)。ネット環境とFlash Playerがあれば遊べるようになっているので、手軽に遊びたい人にオススメです。