2011年04月24日

春の新アニメ2011 その16 C

春の新アニメ、16回目はフジテレビ系・ノイタミナ枠第1部で放送されている「C」です。
タツノコプロ制作のアニメがフジテレビ系で放送されるのは約四半世紀ぶりだそうで・・・。今年はオリジナル作品が好調なだけに、どういうふうになるのかも楽しみです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


2025年、まだまだ不安定な状況が続く日本。
平成経済大学に通う大学2年生余賀公磨(よがきみまろ)は、父親が蒸発し、母親は病気で亡くしたため、叔母の下で育てられた。そのため、1人暮らしをしてからは、安定した生活のために、講義中も公務員の試験勉強を行うほど公務員志向をむき出しにして、クラスメイト達との付き合いも悪かった
大学が終わった後は、コンビニの掛け持ちをして生計を立てていた。

ある日、公磨の下に怪しい人物が登場する。いわく、「あなたの将来を担保にお金をお貸しします。とりあえずこのカードに50万を振り込んでおきます」と。
それを拒絶した公磨だが、謎の人物が置いていった謎のカードを使ってネコババしようとした。そこに謎の人物が現れ、彼の行動をとがめ、半ば強引に『金融街』へ誘うことになった
そこでは、ディール(取引)と呼ばれるバトルが行われ、否応なしに公磨も巻き込まれるのだった・・・



というふう。


1回目からかなり深い作品になっています。しかも濃いだけじゃなくダークな雰囲気を醸し出していますね。
最初、違うディーラーが戦闘に挑みますが、あっけなくやられましたね(苦笑)。そこで倒産すると、死を選ばざるを得ない状況とか、多重債務者を連想させるシーンとかが結構リアルですよ。
そして公磨を『金融街』へ誘導するシーンは、まるで「笑ゥせえるすまん」のような、心の隙間に引き込むような持って行き方してますね。なかなか人物描写が上手いです。

惜しむらくはイラストがねぇ・・・。人物画だけ何とかなれば完璧ですけど・・・。


ノイタミナ見るのは「図書館戦争」以来なんですが、これはいい。お台場放送局そのものを見ないので、これは見直した(苦笑)。
※放送局の詳細は「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

  続きを読む

Posted by alexey_calvanov at 22:29Comments(0)TrackBack(0)