2015年11月27日

「ロード画面でミニゲーム」の特許が消滅

ゲームをプレイ中に必ず直面すること、それはロード時間CD-ROM(現在はDVD-ROMないしはBD-ROM)になったことで大なり小なり直面する事態になったばかりか、最近では3DSのようなROMカセットと思われるものでさえ起こります(あれはSDカードのような機能のせいなのかもしれないが)。インターネットが普及した今ではゲーム以外でも画面切り替えの読み込み中の時も同様のことが起こっていると言ってもいいでしょう。

その時、何かしらの暇つぶしができればいいなと思ったことはありませんか?実は、そんな機能はあったんです。それが、ロード中にミニゲームができる機能。ただ、ごく一部のメーカーを除いて出てくることはほとんどありませんでした。というのは、「ゲームのロード時間中にミニゲームで遊べる特許」というものがあったからです。
その特許を持っていたのがナムコ、現在のバンダイナムコゲームスです。「リッジレーサー」で初めて設置されて以降、画期的ではあったものの、他のメーカーがおいそれと手を出せなかったのです。


ところが、その事態は終わりを迎えました。既に日本では20年の特許期間が切れ(1994年に出願したため)、アメリカでも11/27をもって特許が切れます。ということは、この先ローディング中にミニゲームを遊べる機会が増えてくるのではないのでしょうか。もちろん、インターネットの読み込み中などでも技術的に可能なのであれば、ゲーム以外の場所にも登場してくるかもしれません


恐らく、旧ナムコの「ギャラクシアン」・「ギャラガ」やセガの「テトリス」・「コラムス」・「ぷよぷよ」といったお手軽系のゲームがロード中に遊べるゲームの対象になるんでしょうけれども、短い時間だから遊べるという発想で作られた斬新なものが生まれるといいですね


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)

2011年12月05日

レコゲー2011 12月 携帯ゲーム機編 PlayStation Vita編①

さて、ここからは携帯ゲーム機編です。
いよいよ、PlayStation Vita(以下PS Vita)が発売されます。ご存知の通り、PS Vitaは単なる携帯ゲーム機ではなく、3G通信を備えた携帯ゲーム機として登場します。これまで通信に関しては外部のインターネット網を利用して行うことが慣例になっていましたが、PS VitaではNTTドコモの通信網を利用し、契約したうえで行えるので、外に出ても通信対戦やブラウジングができるようになっています
それ以外にも、表面・背面双方に配置されたタッチパネル・カメラやPS3との連動(コントローラーとしての機能やデータ共有など)・PSPとの連動(UMD Passportと呼ばれる既に購入したソフトの場合に安価でダウンロードして楽しめるようにした機能)もできるようになっています
そして今回ロンチで登場する作品は全部で25本(ダウンロード販売含む)。しかもロンチで出すのがもったいないくらいに実力を持ったソフトが並んでいます。今回はその中の注目作を2回に分けて紹介していきます。


まず、PS Vitaをけん引するタイトルとして真っ先に挙げられるのが、「みんなのGOLF6」(★)
シリーズとしては通算13作目(ポータブル・オンライン・「みんなのGOLF場」4作品含む)で、携帯ゲーム機で登場するのは3度目になります(携帯ゲーム機としての登場は4年ぶり)
今作はナンバリングシリーズとしては大規模な変更が行われています。
まずはシリーズを通じて採用されているゲージショットの他、本格的なゴルフスイングを行うような本格ショットなど5タイプのショットが選択できる点。続いてPS Vita本体を利用して、ショット開始後に傾け、インパクトと同時に本体を奥へ振ると飛距離を伸ばせれる「エクストラパワーショット」
それ以外にも、ティーポジションが変えられたり、ウォーターショットを打つことが可能になったりと実際のゴルフでも見られるシーンが採用されるようになりました
とにかく思うに最強のゴルフゲームが登場しただけでなく、誰もが楽しめるゴルフゲームに進化したなということでしょうか。売れ行き次第では早々とミリオンを達成するのではないのでしょうか。

続いてはドリームクラブZERO ポータブル」(★)
今年1月にXBOX360で発売された同作品の移植版。新ホストが5人増えただけでなく、年齢制限が上ったことでより深い妄想ができるようになりました。
PS Vita移植の際に付加されたものとして、お供として犬を連れて行け、それで妄想ができる点やホストのブロマイド販売やnearの機能を利用してブロマイド交換ができる点、私服の追加、チークダンスタイムの追加、カメラ機能を使ったホストとの記念撮影ができる点などがあります。
PS Vitaの機能をフル利用して、さらに没入感の増した作品になっています。さらにいつでも遊べるというのも大きなポイントになっているのではないのでしょうか。

3本目はリッジレーサー」(★)
通算11作品目のシリーズ最新作。
4つのチームに分かれて世界規模の対戦ができるモードや細やかなマシンカスタマイズが可能になっています。さらに、ネットを介してライバルのゴーストとの勝負ができる以外にも共に最大8人までのWi-Fi・オンラインでレースが楽しめるようになっています。

4本目は真・三國無双 NEXT
真・三國無双シリーズとしては実に31作目(PC・ケータイアプリ・ソーシャルアプリ・派生作品含む)になるシリーズ最新作。
PS Vitaの機能を利用して、本体を傾けたりタッチパネルを利用したアクションを採れる他、通信機能を利用した共闘・対戦だけでなく、全国ランキングを楽しめます。
また、今作ではライフゲージという概念はあっても画面に表示されず、視覚的・体感的にわかるようになっているとのこと。

前半最後は魔界戦記ディスガイア3 Return」(★)
2008年にPS3で発売された同作品の移植版。元々移植希望が高かったため、当初はPSPでの移植も検討されたものの、技術的な問題がクリアできず、後継機待ちだったという過程があります。
今作では、ダウンロードコンテンツが全て収録されるだけでなく、4つの新シナリオと新キャラクターの投入、そして4で導入されたバストアップアニメーションが採用されています。
ファンが待っていた作品だけに、ロンチを引っ張るには十分すぎるタイトルではないかと思います。


次回もPS Vita作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)TrackBack(0)