2021年09月11日

玄関開けたら・・・

新型コロナウイルスの影響で、リモートワーク(在宅勤務)という人も増えたのではないかと思います。まぁ、そんなの縁遠いわいという人もまだまだいらっしゃると思いますし、職種によっては一生無いという人もいらっしゃることでしょう。私もそんな縁遠い人間の一人です(ギャハ)。<じゃあ何で記事にした!?


さて、リモートワークを行っている人達の悩みは、パーソナルな空間を保てない点でしょう。家族と共にいながら仕事をするというのは、なかなかもって大変で、子供がテレビ会議の中に移り込んできたという事例も。家族といない時でも、自分の部屋をオフィス代わりにしている人は、自身のプライベートを白日の下にさらしかねない事態にもなりかねません。
そこで、多目的な個室を離れとして自宅の庭に設けようとするわけですが、資金に難を持っている人に朗報です。ケイアイスター不動産が「HANARE 禅zen」という離れを一般販売することになりました。
この「HANARE 禅zen」は、1帖タイプの小部屋になっており、フローリング・壁紙仕上げ・断熱性能を持っております室内は、エアコン用のコンセントと2口のコンセントが用意されており、書棚になる収納エリアとスタディカウンターも備えられているとのこと。
今回はリモートワーク向けでの販売ですけど、趣味用の部屋として扱うことも可能なので、一人で模型作りなんてこともできるようになっています。
価格は55万9000円で、工期は2日とのこと。案外安くて早くできるんだね。ただし、関東圏のみでの展開なので、全国でこれを早くできるようになってほしいと思ったら、直接頼んでみよう(ニヤニヤ)。

なお、約4帖のスペースに宅配ボックス・駐輪スペースなどを備えた「HANARE」(54万7800円~)と室内2帖サイズの「HANARE 書斎版」(198万円)も発売しています。実は、今回の「HANARE 禅zen」はシリーズ第3弾なのだそうな。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2020年06月17日

こうも呼び方があると・・・

どれが正しいというよりも、どれも正しいからわからなくなってしまうと思うの。


新型コロナウイルスの影響で、家で仕事をしている人が多くなったように思います。本来なら、今年開催されるはずだった東京オリンピックで電車や道路などが混み合う事態を避けるためにオフィス街に出ないで、家に留まって仕事をするというふうだったんですが、こうなってしまったわけですね。しかも関東圏だけの雰囲気だったのが、全国的な展開になってしまいました。あまりに急すぎて、体制が整わないのにやっているという人もいらっしゃるようで。私の職場でも、相手がそんな状態なので、コミュニケーションが上手くいかないなんてこともザラでしたよ・・・(泣)。


さて、この家で仕事をすることを何と言うのか。実は、色々な言葉で言われていて定まっていないように思うのです。
私の知ってる限り、3種類。一つは、テレワーク。もう一つは、リモートワーク。そして、在宅勤務とも言われています。
元々はテレワークという言葉があって、それと同じ時期に和訳である在宅勤務が出てきた。そして最近になって『リモート〇〇』の流れに乗って、リモートワークが現れた(発掘されたとも)・・・というふうでしょう。

テレワークの言葉の歴史は意外に古く、オイルショックの頃(1970年代後半)までさかのぼることができるのだそうです。当時環境問題とオイルショックが深刻な社会問題になっていたため、自宅で仕事をすることが求められたのだそう。そこで生まれたのがテレワークだったのです。
英語のスペルで書くと『telework』となり、『tele』が『離れたところ』で『work』が『働く・労働』という意味になります。
日本では1984年にNECが採り入れたのが最初とされています。丁度その少し前にマイコンブームが起こっているのですけど、そのマイコンブームの流れに乗って出された、すがやみつるさんの「こんにちは、マイコン」(「ゲームセンターあらし」のキャラがBASICを紹介する教育本)の中で、コンピューターによってもたらされる未来の日本が描かれており、その時にあらしの父親が家で働いている姿を描いた際、『在宅勤務』という言葉が出てきます。もっとも、コンピューターが発達しすぎたために炊事・洗濯などがコンピューター任せになったため、あらしのお母さんが、今でいうところの引きこもりになってしまい、ブクブクになってしまったというオチも付いてますが(苦笑)。

そして、リモートワークなどで出てくる『リモート』は英語のスペルでは『remote』と書き、『遠い・遠方の』という意味があります。つまり『remotework』と書くと『遠方での労働』となります。


以上のことを踏まえると、実はテレワークもリモートワークも同じ意味なんですね。ただ、解釈的には、同じ遠方でも、テレワークは単独、リモートワークは集団(チーム)での労働としているところもあります。ただ、特にリモートワークは最近(リモートワークはコロナ禍の前から単語としては存在していたらしい)登場している単語なので、定義は曖昧だとも解釈されているのです。


恐らく、今後数十年の間に言葉が洗練されて、テレワークもリモートワークも解釈の違った単語になるかもしれません。ただ、『日本語でおK』というふうなら、どっちも『在宅勤務』でいいんじゃないのかなぁ堅苦しいかもしれないけど、わかりやすい、しっかりした単語だと思うの。


蛇足ですが、『ソーシャルディスタンス(ソーシャルディスタンシング)』も『社会的距離』でいいんじゃないのかなぁ堅苦しいのかもしれないけど、下手に使って間違えるよりかはいいのかも・・・と私自身に言っておく(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)