2023年09月20日

同じ関西、同じ大阪やぞ・・・

今日、オリックスバファローズがリーグ優勝し、3連覇を果たしました一昔前は、そんなこと夢物語のような話でしたし、特にオリックスブレーブスと近鉄バファローズとの合併話の時には、誰も想像していなかったでしょう。

今日の試合に関して言えば、7回裏の怒涛の逆転劇でしたね。相手の崩れた隙を見逃さず、一気に叩いて、追い付き逆転・・・どころか引き離すところまで持って行ったオリックスの底力は、当分衰えることはないでしょう。


そんなオリックスの優勝でさぞ大阪は盛り上がっていること・・・と思っていたら、道頓堀界隈は至って普通だったそうな。警戒に当たる警察官も阪神タイガースの時は3000人体制だったのに、今回はたった2人だけ。逆に言えば、道頓堀川に飛び込むといったような危険な行為は一切なかったので、それはそれでよかったのしれないけど、あまりにも寂しい優勝の瞬間ではあります。
それでも、大阪ドームは満員だったことを考えると、やはりオリックスのファンは着実に増えたんだなと思いますね。


オリックスの優勝により、後はクライマックスシリーズでどうなるかが気になるところとなりました。セリーグもパリーグも大差で優勝が決まったので、セリーグなら2位争いを繰り広げる広島東洋カープと横浜DeNAベイスターズが、パリーグなら短期決戦に強い千葉ロッテマリーンズや3位争いで奮闘する福岡ソフトバンクホークスか東北楽天ゴールデンイーグルスのどちらかが、阪神とオリックスの日本シリーズ進出を阻止してくることでしょう。
できることなら関西ダービーによる日本シリーズを。関西の野球ファンはそう願っているに違いありませんが、私もできることなら・・・とも思っております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2016年09月28日

【日本ハム】北海道からメークドラマ、再び【優勝!!】

北海道日本ハムファイターズが今日の埼玉西武ライオンズ戦に勝ち、4年ぶり7回目の優勝を決めました。
今日の先発、西武は菊池雄星選手、日本ハムは大谷翔平選手。奇しくも花巻東高校の先輩・後輩対決になりました。
「大谷が投げれば勝てる」とよく言われますが、西武戦との相性は悪く0勝2敗。今シーズンに限って言えば、1勝もしていないのです。しかも相手の菊池選手は10連勝中。すごく調子がいいのです。


そんな好投手同士の相手ということで投手戦の様相を呈し、大谷選手は盤石のピッチング、菊池選手はランナーを出しながらも要所を抑えるピッチングを見せていました。
試合が動いたのは4回表、菊池選手の失投をレアード選手が逃さずフルスイング。これがホームランとなり入った虎の子の1点を守る形で日本ハムが勝ちました

打線の擁護がなくとも、大谷選手は一人ギアを上げて西武打線をキリキリ舞いに。9回を1安打1四死球15三振と本当に西武戦で勝てなかったのかと聞きたくなるような気合の入ったピッチングをしておりました。それだけに、打線は頑張ってあげなさいと言いたかったですね。


それでも、最大11.5ゲーム差をひっくり返し、総合力で上回っている優勝本命だった福岡ソフトバンクホークスを破っての優勝。これほど価値のある優勝はありません。選手・コーチ・スタッフの皆様が本当によく頑張ってくれました。


札幌市丸山球場の巨人×広島で、巨人が見せた大逆転劇&大快進撃。後にメークドラマと言われたそのエピソードを、今度は北海道に移籍してきた日本ハムの選手達が、あの時の奇跡をなぞらえてくれました北海道でメークドラマを再び成し遂げたのです。


改めて日本ハムの皆様、優勝おめでとうございます。
しかしながら、まだクライマックスシリーズがあります。明後日の千葉ロッテマリーンズ戦が最終戦になりますけれども、クライマックスシリーズに向けて大切な戦いになります。最後まで気を抜かないで全力でぶつかってほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:09Comments(0)TrackBack(0)

2016年09月10日

広島、四半世紀ぶりの優勝

12球団で最も遠くにあった優勝をやっとつかみ取った広島東洋カープ。試合も苦難の歴史とそれを打ち破ろうとする選手達の躍動を感じ取れるものになっていました。


序盤は黒田博樹選手の失投で坂本勇人選手にスタンドギリギリのところにホームランを打たれ、嫌なムードが流れたものの、3回表に菊池涼介選手が放ったショートゴロの当たりがイレギュラーバウンドしたのか、坂本選手の膝直撃のエラーを誘い、それを見逃さなかった田中広輔選手は一気にホームにまで帰還。反撃ののろしを上げると、広島打線の粘りの打撃に肉体的にも精神的にもダメージを蓄積されたマイルズ・マイコラス選手は徐々に投球リズムを崩され、4回表に鈴木誠也・松山竜平両選手にホームランを浴びせられ、逆転を許す結果になります。
その後マイコラス選手は5回表に鈴木誠也選手に再びホームランを浴び、この回まで144球も投げされられることとなり、その裏に代打(堂上剛裕選手)を送られることでマウンドを去る格好になりました広島の戦術にハマった格好で足元をすくわれ、最終的には自滅したとも取れる内容でした。

巨人もホームグラウンドで優勝シーンという屈辱を味わいたくないと追いすがるものの、黒田選手の粘投とナインの頑張り、そして6回・8回の追加点によって徐々に突き放し、継投策も1失点はありながらも無事機能して、4-6で逆転勝ち今年の広島を象徴する形で優勝を成し遂げました。


マジックの出てからの広島は、まさに「神ってる」強さでその数を減らしていきました。マジック対象だった巨人の失策によって減らした側面もあるものの、それでも広島は自力で急速に減らしていきました。2週間くらいで優勝まで突き進んだのは、これまでにない強さだったと思います。

優勝の際の黒田・新井貴浩両選手のベテランが感極まって涙を流している姿にもらい泣きをしそうになりましたよ。それだけ苦難だったことも野球を知っている人ならよーくわかります。


ちなみにパリーグは、昨日(9/9)に北海道日本ハムファイターズが再度首位を奪取。今日の試合でも東北楽天ゴールデンイーグルスに勝ち、福岡ソフトバンクホークスが埼玉西武ライオンズに負けたため、ゲーム差が一気に1.5にまで広がりました。恐らく今日日本ハムが勝ち、ソフトバンクが負ければマジック点灯となるはずです。
盤石だった戦力にほころびの見え始めているソフトバンクが逃げ切るのか、日本ハムが北海道からメークドラマを再び見せるのか、こちらも目が離せない展開になってきました。


まぁ、セリーグはクライマックスシリーズが控えているものの、広島で確定でしょう。巨人と横浜DeNAベイスターズないしは東京ヤクルトスワローズには逆転の芽は薄いと思います。


最後に広島の皆様、四半世紀ぶりの優勝おめでとうございます。このまま、セリーグ完全優勝まで突き進んで下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:23Comments(0)TrackBack(0)

2015年10月02日

2015年の混セを制したのは・・・

最後の最後までもつれにもつれた2015年のセリーグですが、最後に笑ったのは東京ヤクルトスワローズとなり、2001年以来14年ぶりの優勝、しかも史上初の本拠地での優勝になりました。
試合そのものもドラマチックな展開で、阪神が今年引退する関本選手を使って追い付いた時や最後雄平選手のサヨナラ打は見ていてすごく感動的でした。


今シーズン、ヤクルトのスタートは華々しいとは言えなかったと思います。
けが人は相変わらず続出し、遂には2軍の試合が成り立たないほど引き抜かれるという有様になっていました。今年就任した真中満監督も小川元監督(現シニアディレクター)の下でコーチをしていたというふうなだけで、未知数でもありました。それに、春先はDeNAが大きく抜け出し、下手をしたら下位争いを展開するのではないかと思っていた人も多かったことでしょう。

事態が大きく変化するのは交流戦以降。あれだけ突っ走っていたDeNAが失速。それに加えてヤクルトも含めたセリーグのチーム全体がパリーグのチームにコテンパンにやられるという、ほぼ毎年恒例の展開になっていましたが、今年はこの交流戦での影響が最後まで尾を引くことになりました
交流戦が明けた後、一気に中日を除く5チームのゲーム差が非常に小さくなったばかりか、全てのチームが勝率5割を切る大混戦と異常事態が並立するふうになり、夏場は星の奪い合いという表現がぴったりの争いになりました。
その事態になったことで、けが人が続出していたヤクルトにも有利な面が表れ始め、元々地力の強いチームであったことが功を奏し、息切れしている夏場の時期に必死に食らいついているというふうになりました。大勝もしないけれども大負けもしない。地味でありながら着実に一歩を進めていたヤクルトにとっては、今シーズン一番有利に展開できたのかもしれません。
けが人も徐々にではありましたが戻って来て、選手層も若干厚みが出たことで勢いが増し、投手陣が安定したこともあって巨人・阪神に抜きつ抜かれつとなりながらも崩れることなく首位になれたのが大きかったと思います。
何より小川元監督が成績が悪い時でも地盤を固めてくれたおかげでここまで来れたのだと思います。そう考えると小川元監督の功績は大きいですね。


今後の課題としては、長い間優勝に絡む戦いをしてこなかったこと。クライマックスシリーズには出た経験はあるものの、1位で迎えたことはないので、長い間実戦経験が空くことが吉となるのか凶となるのか気になるところではあります。


最後に、ヤクルトの皆様、優勝おめでとうございます。今年のペナントレースを制したのは大きな意味があると思います。これを機に常勝軍団復活となってくれることをお祈り致します。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2015年09月17日

ソフトバンク、ぶっちぎりで優勝

まぁ、そりゃそうだわなとも。


プロ野球パリーグは福岡ソフトバンクホークスが昨年に引き続き優勝を決めました。今年は工藤公康監督が初めての采配を振るうというふうになりましたけれども、危なげないどころか圧倒的強さで他球団を駆逐していきました。
何せ投手陣も打撃陣も優秀すぎて、2チーム組めるんじゃないのというふうなくらい。例えば、途中から破竹の勢いで勝ち星を伸ばしているバンデンハーク選手も外国人枠の影響で、今年前半は2軍暮らしだったんですよ。そんな選手がソフトバンクの2軍、下手したら3軍(ソフトバンクは3軍制度)にゴロゴロいるかもしれないわけですから、このチームで優勝できなかったら何ともはや・・・ですわね。

全ては親会社のソフトバンクの資金力が物を言っているわけです。過去の巨人もそうですが、資金力があれば、優勝できるレベルにまで引き上げられるんです。ただ、ソフトバンクは巨人と違って、そこまでカネで他球団の選手を引き抜かなかった点が特徴的とも言えます。簡単に言えば、弱点と思える場所、要所要所を押さえた補強をしたところでしょうか。
逆を言えば、基本的に育成で選手を育て上げたうえでの優勝なんですよね。元々ソフトバンクは強かったというのもあったので、素地はあったんですわ。リーグ優勝をただの優勝で終わらせず、選手の能力を伸ばすための下地として生かした、この点がソフトバンクの強さの秘密なのかもしれません。

これが上手く機能し続ければ、ソフトバンクの優勝ならびにAクラスからの降格はしばらくないと思います。他のチームはAクラスにぽっと出で得るかどうかでしょう。混パはまだ続くのでしょうけど、ソフトバンクが非常に強い状態で他がダンゴというふうになっていくのでしょう。これを抜け出せそうなのは日本ハムと西武あたりなのかなと思いますが、どちらも決定力がないので、たちまち混パの渦に巻き込まれていくんでしょうねぇ・・・。


しかし、ソフトバンクにとってまだ気を抜けないのがクライマックスシリーズ、いわゆるプレーオフです。
2004年から始まったプレーオフと2007年から始まったクライマックスシリーズを併せて9回戦ってきているのですが、日本シリーズまで進めたのは、2011年と2014年の2回しかなく、短期決戦に弱いと言われ続けています。これだけ強いと逆に慢心が出たりとか実戦感覚が遠のいて上手く戦えないなどと考えるとドツボにハマる・・・なんてことにならなければいいんですけど、どうなることやら。


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Posted by alexey_calvanov at 23:41Comments(0)TrackBack(0)