
こちらは、名前の通り、和牛の牛すじが入っており、それをイタリアンバル風に煮込まれているようです。とはいえ、イタリア料理には珍しいオクラが入っているぞ。
煮込みの汁そのものは、肉の旨味と野菜の味わいが詰まっているのですが、濃くも薄くもない絶妙な味付けになっていました。肉は、すじなのにホロホロになっているので、歯を立てなくても崩れてくれる。ペンネもオクラもじゃがいもも柔らかいのよねぇ。

この牛串が、とんでもなく美味くて。
肉そのものの脂の乗りが最高で、食べたら旨みの詰まった脂がじゅわりと出てくる。たれも甘辛な仕上がりになっており、肉の旨さを引き出すだけでなく、脂の余計な脂っこさを抑えてもくれるんですよ。これは何個でもイケる味だったけど、見事に堪えたぞ(ニヤニヤ)。

宇部市のご当地焼きそばのようですが、見た感じはオーソドックスな焼きそばにも見えなくはない。
なお、後ろに写っているのは、「長州ファイブ」というぶどう酒(ワイン)を炭酸水で割った「ワインスプリッツァー」です。ただし、「ワインスプリッツァー」というのは、あくまで白ワインを指すそうで、赤ワインだと「スプリッツァールージュ」というのだそうな。てっきり「スパークリングワイン」と思ってたけど、あれは炭酸化したワインのことなんだね・・・。今調べて初めて知った(ギャハ)。
「じゃんじゃん焼きそば」は、少し甘めの味付けになっていましたけど、コクが深くて、麺が進む。麺そのものは、やや細めなのかなと。もう少し具が欲しいかなと思ったけど、味は悪くないので、及第点はあげられます。
「長州ファイブ」の赤にした理由は、先程紹介した「和牛の洋風すじ煮込み」を頂いたため。肉料理なら赤という原則を必死になって思い出したためでもある(爆)。
その、「長州ファイブ」ですが、赤ワインって酸味を持っているんですけど、酸っぱいというところまではいかない。軽い酸味なので、肉料理の濃さにも負けないだけでなく、焼きそばにも合うのかもしれない。白じゃないかな・・・と思っていたから余計に。

と、その時は思っていなかったのだが、味は以前食べた時より濃くなっているんだよね。さては、去年は手抜きしたな(ニヤニヤ)。旨味調味料の味わいが強かった気がするのですけど、たぶん酒に合わせるためだ。そうだ、そうに違いない(ギャハ)。

