元Wham(ワム)!のジョージ・マイケルさんが12/25(現地時間)に自宅で亡くなりました。死因は当初明らかになっていませんでした(ただ、警察は事件性はないと見ていた)が、関係者の話によると、心不全だったそうです。
マイケルさんは、ロンドン郊外で生まれ、学生時代に出会ったWham!のメンバーの1人だったアンドリュー・リッジリーさんと共に1981年にWham!を結成。様々なヒット曲を生み出しました。
しかし、マイケルさんがソロ活動を渇望していた、当時の所属だったソニーレコードの親会社ソニーがアパルトヘイトを行っていた南アフリカと貿易をしていたため、1986年に惜しまれながらもWham!は解散。以降はソロ活動で活躍、ヒットを飛ばし続けていました(ただし、日本では1990年代以降は知る人ぞ知る扱いになっていた)。
私生活では、自由人過ぎる点が仇になったとも言え、1998年に公然わいせつで逮捕、2006年と2010年には麻薬(大麻やコカイン)で逮捕されています。また、テレビ番組内でゲイであることもカミングアウトしています。
とにかく、マイケルさんと言えば、日本ではWham!の楽曲とリンクするほど。
♪Wake Me Up Before You Go-Go (ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)、♪Careless Whisper(ケアレス・ウィスパー)、そしてWham!の代名詞ともなった♪Last Christmas(ラスト・クリスマス)。個人的には、その昔ラジオ番組のオープニングに使われた♪Freedom(フリーダム)が一番好きですね。
アーティストとしては自由人過ぎるところもあったものの、曲の素晴らしさはいつまでも変わらないです。それは、つい最近まで流れていた♪Last Christmasを聞けばわかります。でも、自身の曲を聞きながら亡くなっていったのでしょうか。だとすると、少し悲しいですね。
最後に、ジョージ・マイケルさんのご冥福を心からお祈り致します。R.I.P. George!
そして来年以降は、♪Last Christmasが特別な意味を持つ歌になることでしょう・・・。
♪Last Christmas