2018年04月24日

春の新アニメ2018 ベスト

それでは、春アニメの格付けをば。


毎年、春アニメは冬アニメの反動で不作になりがちなんですが、今回に限って言えば、豊作。いい作品が揃いました。今年はベストアニメを選ぶのに困るかもしれないなぁ・・・。


というわけで、見ていきましょう。今回も例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきます。


今回のベストは、「ヲタクに恋は難しい」
まだ2回しか放送されていないですけど、その2話だけで心をがっちりと掴みましたよ。4人が繰り広げる悲喜こもごもも面白いし、掛け合いもなかなかアニメでシットコムをやってのけたというのも大きいんじゃないのかな。ラブコメなんだけど、ラブコメにこだわらない作りになっているところも推したいポイントですね。今後の展開に期待。

2番目は、「こみっくがーるず」
個性的な4人がアパートの中で繰り広げる青春群像劇ですけど、マンガ家という共通点がありながら、全く違うジャンルの作品を作り上げるところで、個性が際立つんですよね。まだ売れっ子マンガ家の作品と主人公のマンガしか見てないけど(爆)。世間ズレしているけど、それもかわいいと思わせる主人公の健気さが◎。
個人的には「あばばば」がトレンドワードになりそうな予感。あばばば(爆)。

3番目は、「多田くんは恋をしない」
こちらは、これから恋愛模様になるのかなと思わせる節が垣間見えますね。主人公の武骨ながらも優しいところとヒロインの少し天然ながらも健気なところ、そしてその取り巻きのバラエティ豊かな人物像、あらゆるところでオリジナリティを発揮していると思います。スタッフが「月刊少女野崎くん」で経験を培った仲だからかもしれないですからかねぇ。

次点は、「魔法少女サイト」
「ひそねとまそたん」・「ヒナまつり」と悩んだ中で、選んだのはこちら。
「魔法少女まどか☆マギカ」の影響を受けている部分はあるものの、凄惨な半生を送っている少女が過酷な運命に翻弄されることを執拗にあぶり出している点で評価したいと思います。あまりに凄惨過ぎるので、好みが分かれる作品ではありますが、個人的には見てほしい作品ですね。


次回はワースト作品の紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2018年04月18日

春の新アニメ2018 その13 ヲタクに恋は難しい

春の新アニメ2018、13回目は一迅社とインターネットでイラストを公開しているソーシャルネットワークサービスのpixivとで共同出資して作られたウェブマンガサイトcomic POOLにて連載中の「ヲタクに恋は難しい」です。
この作品は、「次にくるマンガ大賞」の「本にして欲しいWebマンガ部門」で1位、「このマンガがすごい!2016」の「オンナ編」で1位、「WEBマンガ総選挙」の一般部門で1位を獲得するなど様々な分野で注目と称賛を浴びた異色作でもあります。いわゆるマニアの恋愛を描いたものとなっているそうですが、はてさてどうなっていくのかのぉ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は見た目はごく普通のOL。しかし、彼女は重度の腐女子かつコスプレマニアで、コミックマーケットでもサークル参加するほどの強者だった。しかし、付き合っていた職場の同僚である彼にそのことがバレてしまい、フラれたばかりか、その彼と一緒にいるのも辛い・身バレして職場に居辛いという理由で辞めてしまったほどだったのだ。

そのような経緯もあり、今度新しく勤める会社では、そんなことがあってはならないように努めようと思ったのだが、出勤初日に幼馴染みの男の子と出会ってしまい、職務を教えてくれることになった女性の同僚に主人公の趣味がバレてしまうものの、幸か不幸か、その同僚もコスプレマニアで、主人公のこともよく知っていたのだ。
そして、幼馴染みとの再会が、2人の距離を急速に縮めるきっかけにもなり、晴れて2人は付き合うことになるのだが・・・。



というふう。


恋愛アニメというカテゴリに入りそうな作品かと思いきや、この作品はメインになっているのはマニアな活動から繰り広げられるあるあるエピソードとそれらを絡めたギャグアニメになっているとも言えるふうですね。テンポもいいので、見ていて面白いし、恋愛アニメのような要素もあるけど、鼻に付く感じでもない。
こういうのって、何かあったなぁ・・・と思って逡巡させると、そうだ、シットコム(シチュエーション・コメディ)だ!
仕事場・居酒屋という舞台をメインにし、登場人物は基本的に4人で固定、マニアであるがゆえの登場人物の悩みやあるあるで展開されるコメディ・・・途中見ていてゲラゲラと笑ってしまうあの感覚は、正しくシットコムだ。アニメでは珍しいシットコム的な作品なのかもしれない、そう思います。これはライト層にもウケるはずだわ。


いやはやノイタミナにふさわしい、ライトなアニメ視聴者や女性層にもウケる作品でしょう。もちろん、コアなアニメ層にも面白いと思わせるエピソードが随所に含まれているので、女性向けじゃないのと敬遠せずに見てもらいたいですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)