毎年、春アニメは冬アニメの反動で不作になりがちなんですが、今回に限って言えば、豊作。いい作品が揃いました。今年はベストアニメを選ぶのに困るかもしれないなぁ・・・。
というわけで、見ていきましょう。今回も例によって例のごとく、ベスト3・ワースト3で紹介していきます。
今回のベストは、「ヲタクに恋は難しい」。
まだ2回しか放送されていないですけど、その2話だけで心をがっちりと掴みましたよ。4人が繰り広げる悲喜こもごもも面白いし、掛け合いもなかなか。アニメでシットコムをやってのけたというのも大きいんじゃないのかな。ラブコメなんだけど、ラブコメにこだわらない作りになっているところも推したいポイントですね。今後の展開に期待。
2番目は、「こみっくがーるず」。
個性的な4人がアパートの中で繰り広げる青春群像劇ですけど、マンガ家という共通点がありながら、全く違うジャンルの作品を作り上げるところで、個性が際立つんですよね。まだ売れっ子マンガ家の作品と主人公のマンガしか見てないけど(爆)。世間ズレしているけど、それもかわいいと思わせる主人公の健気さが◎。
個人的には「あばばば」がトレンドワードになりそうな予感。あばばば(爆)。
3番目は、「多田くんは恋をしない」。
こちらは、これから恋愛模様になるのかなと思わせる節が垣間見えますね。主人公の武骨ながらも優しいところとヒロインの少し天然ながらも健気なところ、そしてその取り巻きのバラエティ豊かな人物像、あらゆるところでオリジナリティを発揮していると思います。スタッフが「月刊少女野崎くん」で経験を培った仲だからかもしれないですからかねぇ。
次点は、「魔法少女サイト」。
「ひそねとまそたん」・「ヒナまつり」と悩んだ中で、選んだのはこちら。
「魔法少女まどか☆マギカ」の影響を受けている部分はあるものの、凄惨な半生を送っている少女が過酷な運命に翻弄されることを執拗にあぶり出している点で評価したいと思います。あまりに凄惨過ぎるので、好みが分かれる作品ではありますが、個人的には見てほしい作品ですね。
次回はワースト作品の紹介です。

