2023年08月27日

FC岐阜観戦記2023 第10節 天候もチームも何とか持った

FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取と戦いました。
1時間半も順延を食らって挑んだのが功を奏したのか、一挙5点の残虐ショーをAC長野パルセイロに食らわせましたこの勝利で一気に4位には躍り出たものの、相手の長野は主力2人を累積警告で欠くという事態だったことを鑑みれば、まだ真の実力を推し量れない。となると、同じように調子のいい鳥取で同じような試合運びをできて勝てれば、あの実力は本物と言っていいでしょう。

その鳥取、直近5試合で3勝1分1敗と好調です。
鳥取は金鍾成(キム・ジョンソン)監督が、ギラヴァンツ北九州戦の翌日になる6/18に解任され、ヘッドコーチだった増本浩平さんが暫定ながら監督になりました。そういえば、まだ『暫定』なんですよね。公式サイトを見ても、まだ増本監督が正式な監督になったというリリースは出されていません新たな成り手を探しているのか、それとも財政面の苦しさから探せないのか・・・。恐らく、理由は後者だと思っています。だって、彼らがチームバスで来てるの見たら、そう思えてならないもの。前泊しないで、鳥取から6時間(岐阜サポが、アウェイの鳥取戦で、そのくらい掛かって鳥取に向かったらしい)掛かって来ているだろうことを考えれば。
しかし、それでも上位にいた鹿児島ユナイテッドFCをアウェイで破り、北九州をアウェイでリベンジしています。そして、ホームに来た松本山雅FCとテゲバジャーロ宮崎を破って7位にいることを見るにつけ、強小侮ることなかれと思っています。何とか勝てるんじゃないかと思ってはいても。


SOG03_160324そんな長良川競技場、日中(試合前)は、まだまだ暑いひと時の酷暑は、若干鳴りを潜めたものの、気を抜けない暑さでした。そのため、グッズ販売エリアのところに休憩スペース(白いテント)が設けられていましたもうちょっと早くできないものだったのかと思ったのですけど、やらないよりはマシだよねと思い、活用させてもらいました。



SOG03_155335芝生広場では、読売ジャイアンツのアカデミーが来て、ピッチング体験などを行っていました。8/31に長良川球場で試合があるから、その宣伝も兼ねてでしょうけど、もう絶対チケット完売だよ(ニヤニヤ)。



SOG03_155811この日は、ギッフィーの誕生日(誕生日は8/21)を祝す生誕祭が行われていました。
毎度お馴染みの岐阜バスは、ラッピングで祝福しています。



SOG03_155932こちらは、乗車側。大きく腕を広げてお出迎えしておりますな。






SOG03_211751始まる前から、黒い雲が立ち込めてきて、時折雷鳴が見える中で始まった試合となりました。あれだけ晴れてたのにね・・・。
しかし、そんな不安を払しょくするかのように、全力で岐阜のイレブン達は戦っていましたやや鳥取に押され気味であった部分も無くは無いですが、先制点を挙げたのは岐阜でした。

前半24分、生地慶充選手のコーナーキックから始まったセットプレーでした。相手がかき出そうとヘディングを繰り出したものの、そのかき出した球を窪田稜選手が、待ってましたとばかりに追い掛け、相手のゴールマウスに叩き込んだのです。久しぶりの窪田選手の得点が先制点となりました。
そして、4分後にはスーパープレーが飛び出しました
北龍磨→宇賀神友弥→村田透馬3選手の華麗なパス回しで一気に左サイドまで攻め、前線にいたンドカ・チャールス選手に託します。飛んできた球に対し、大きくクロスを上げる選択をしたチャールス選手は、飛び出してきた窪田選手にフィニッシャーとしての役割を演じさせようと思っていたのでしょう。ところが、それを遮って、ダイビングヘッドを決めた選手がいた!何と飯泉涼矢選手がダイビングヘッドでゴールマウスに突き刺した!これはベストゴールを取ってもおかしくないものでしたけど、残念ながらオウンゴールなんですね(ニヤニヤ)。

後半に入って、鳥取も気合いを入れ直し、ギアを上げてきたように思えるシーンが見受けられたものの、岐阜は追加点を挙げます
後半10(55)分、ゴールキーパーのキックを遠藤元一選手が大きくヘディングで返し、藤岡浩介選手が受け取ります。その藤岡選手は右から走り込んできた窪田選手に回し、ボールをコントロールしながら、ペナルティエリア内で緩いパスを回します。ここで中央にいたチャールス選手がワンタッチで落ち着いたシュートを放ち、鳥取を突き放つ点にしたのです。

ところが、鳥取も意地を見せ、後半18(63)分に富樫佑太選手のシュートを守備陣が防いだものの、弾いた球を狙われて、失点になりました。半分仕方ないけど、半分守備を厚くすれば何とかなったのかなとも思える失点でしたね。3点取った後なので、これくらい痛くないと強がれるだけよかったのかな(苦笑)。
ちなみに、この試合では村田選手も好調でしたが、後半23(68)分、飲水タイム前のシュートは惜しかったんだけどねぇ・・・。


その飲水タイムの後、審判が選手達に引き揚げを要請した。ええ、雷雨による中断に入ったんです(岐阜・鳥取双方中断ないしは順延が連続して起こっているという稀有な事態でもあった)。写真は、再開後のもの(中断時間で止まっている時計付きというレアケース(笑))ですけど、この雷雨の影響で50分ほど中断となりました。大きな雷鳴が轟き、稲光もくっきりと見えるふうだったので、このまま中止になるのではないかと思われましたが、何とか続行に。鳥取は再びここまで来るくらいなら・・・というのと、1点入れて勢い付いていたのもあって、中止→再開試合(ないしは決着)にしたくなかったんでしょう。



SOG03_214659試合再開後は、鳥取の猛攻となりましたけど、主審の不可解なジャッジに悩まされることにも。
後半35(80)分の接触プレーで何と庄司悦大選手がレッドカードで一発退場。映像を何度も見たけど、あれでレッドなら、鳥取のラフプレーはどうなのよと問いたいわ。その後も変わった山内寛史選手にもイエローカードが出るという不可解采配その直前に鳥取の選手が川上竜選手を引きずり倒したのはファウルだけだったんですよ。悪質なプレーでもないのにカードというふうになった基準がわからない。
そんな苦しい状況下の中でも何とか耐えきり、試合終了。午後9時20分頃終わった試合は、3-1で勝ちました。



SOG03_215252この時は、何とも無い現れ方でしたけど、アイツら、第4コーナー辺りまでスキップスキップランランランしてたんだぜ(ニヤニヤ)。
ということで、チャールス選手とギッフィーがヒーローインタビューから戻ってきました



SOG03_215732その後やって来た富樫選手。牛之濱拓・普光院誠・重松健太郎(敬称略)というそうそうたるメンツの中で、20試合出場5得点ですから、よく頑張っていると思いますよ。



勝つには勝った。念願のダブルも取った。実力は本物だと思える。しかし、庄司選手の退場による出場停止は痛い彼のいない中で次のアウェイになる鹿児島戦を挑まないといけない。しかも、累積3枚なので、再登板になっても再び出場停止の恐怖が憑きまとう。
ただ、逆を言えば、代えがたい選手が抜けた中で、勝てれば本物以上の本物だと思うし、試してほしい選手はいっぱいいると思うの。個人的には、後ろを張っている川上選手か生地選手を庄司選手の位置に持ってきて、守備的ボランチをやらせてみるいい機会になったと思いますね。空いたところは控えにいる萩野滉大選手か三國ステヴィアエブス選手を据えてもいい。最近出ていない羽田一平選手や和田侑樹選手でも構わない誰が入っても戦力が保てるというふうなら、上位対決であっても、全力で戦えると思っています。ピンチはチャンスだと信じて、鹿児島を撃破しましょう。

なお、同じ日に行われた2位のカターレ富山は、いわてグルージャ盛岡に負け、今日行われた3位のアスルクラロ沼津もFC大阪に負けていますFC大阪が5位にジャンプアップし、奈良クラブが6位に着いて脅威を感じるものの、追い風は確実に私達に吹いている。そのことも次の試合を迎える時に忘れないでほしい。


残り試合14。J2昇格への勝ち点差は3。


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Posted by alexey_calvanov at 22:12Comments(0)

2023年08月14日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その11 な、監督解任ブーストなんて無かったやろ?

FC岐阜、8/12に愛媛県今治市にある今治里山スタジアムでFC今治と戦いました。


今治と戦ったのは、先月15日。つまり1ヶ月経っていないんですよ。そんな短期間に起こった出来事は激震でしたね、今治にとっては
今治は8/7に髙木理己元監督を退任させ、工藤直人ヘッドコーチを暫定監督に据える人事を行いました。試合開始前は4位と好位置に付いているにもかかわらず、「決して悪い順位ではないですが、連勝ができず、勝ち点を積み上げきれない状況が続いており、昇格圏内から外れております。選手はもちろん全力を尽くしてくれておりますが、この大混戦を勝ち抜けるためには、いま、勢いが必要だと感じており、クラブとしてリスクを冒してチャレンジいたします」(鍵括弧部分原文ママ)かなり強気かつギャンブルな人事を行ったんですね。まだ半年しか経ってないのに・・・。そんなことやるんだったら、ウチなんか大型連休の時に解任されてるわ(ギャハ)!

そんなこともあり、ホーム戦でやるべきだった戦術や戦略が利かない可能性も出てきてしまいました。7月に入って以来、勝てないチームにとっては大きな痛手です。ウチもギャンブルでホーム戦の時に課題だった部分をできるようにして挑んでみて、大失敗だったらどうしようとか考えてしまうわけですよ。ましてや、サッカー界では、監督退任(解任)された時に、変なブーストが掛かって連勝するという「解任ブースト」なるジンクスが発生することがあります。相手がチーム分析(スカウティング)を十分できないことで起こるものと思われますけど、突破できるチームもありますたいてい地力が高かったり、選手層が厚かったりという理由があるんですけどね。

いずれにしても、ウチにとってはキツい。アウェイの今治で勝てたのは風呂試合になったあの時だけで、その後はなぜか勝てないでいるので、不安です。


SOG03_170704色々思うことがありながらも、今治里山スタジアムに到着。既に開場していて、多くのお客さんが詰めかけていたし、タクシー会社が運営する小型バスもブンブン来た。恐らく、あれがmobi(相乗り型定額乗り放題サービス)なんだろうなぁ・・・。名古屋でも千種区で実証実験中です。


そんな今治里山スタジアムは、こんな感じ。
ピッチはところどころ10円ハゲのような剥げがあるんじゃないかと思われるところがあったものの、概ね(遠目から見れば)きれいな芝でした。なお、ピッチとの距離が非常に短く、柵も無いため、少し高くなっている塀はあるものの、乗り越えられてしまうんですよね。アドボードとの間に通路のようなところがあるんですけど、そこは選手やスタッフ以外は入っちゃダメだし、塀に座ってもダメだそうなので、観戦される際にお気を付けをば。


そういえば、普段なら正面も撮っているんですけど、時間が無かったのと立ち入り禁止区域だったので撮れず。工事中の姿ですけど、去年撮ったのがありますので、そちらでお茶を濁す(ニヤニヤ)。


あ、スタメシは、今回「ちょいグル」を使ったので、次回紹介(爆)。






SOG03_205628試合に関しては、不安に思っていたことが杞憂に終わったなと。
監督交代と新戦力のスタメン配置で戦術とか約束事とかがリセットされているのか、浮足立っている今治イレブン。その隙を突いて、岐阜イレブンが急襲します。

前半12分、窪田稜選手が上げたクロスを跳ね返した今治。しかしその球は北龍磨選手が回収し、宇賀神友弥選手に回します宇賀神選手のパスを藤岡浩介選手が受け取り、ミドルレンジから即シュート!これは、相手キーパーが弾き飛ばすものの、そこを詰めていたンドカ・チャールス選手が見逃さなかった。速攻で決めて先制を挙げました。まさに電光石火の急襲劇!いやね、足の速さなら、窪田選手とか村田透馬選手だと思ってたので、チャールス選手がやってのけるかとちょっと驚きましたね。確かに足は速いんだけど、そこまで器用じゃないタイプだと思ってたので(苦笑)。

この試合は、チャールス選手が好調で、いいシュートを放っていたんですけど、前半39分の2点目になったシーンもよかった
自陣で今治からボールを奪い取り、村田選手が北選手を経由して再びもらいながら力走。一気に相手陣地中間部分まで詰めたかと思ったら、敵が前方にいるのを察知して左サイドに走り込んでいたチャールス選手へパスを選択ペナルティエリアまで走り込んで放ったシュートは、対角線上に這っていき、ゴールマウス右隅に入りました。これ、右のバーの部分に当たって入った、かなりギリギリなシュートだったんですね。でも、実に鮮やかでした。


しかし、そう簡単に今治もやられない。後半早々怒りの3枚替えを実施し、中には先日東京ヴェルディから移籍してきた阪野豊史選手もいました。この交代が功を奏したのか、今治の浮足立った感が無くなり、攻撃が活性化しだします。
危ないシーンが目立つようになった中、後半20(65)分に最大のピンチが訪れます
後半16(61)分にペナルティエリアでファウルを犯し、PKになってしまったのです。しかし、ここで奮起したのが去年まで今治に在籍していた茂木秀選手PKストップしたばかりでなく、その直後のコーナーキックから始まる今治の波状攻撃を勇猛果敢に防いでくれたのです。
しかし、そんな茂木選手でも後半30(75)分に放たれたゴラッソは防ぎきれなかった。あれは敵の方が一枚上手でしたわ・・・。

その後も今治は奮闘したものの、茂木選手の奮起に後押しされたのか、失点前以上に全員で守る姿を見せ、1-2で逃げ切りました。約1ヶ月半ぶりの勝利となりました。


・・・しかし、アウェイの洗礼かもしれんけど、何でアウェイサイドから見え辛いところにスコアボードやスタメン表を置くんですかねぇ。早く大型ビジョンを設置しておくれ。



SOG03_210117の日の試合のMOM(Man Of the Match)は、間違いなく茂木選手(左)だと思っています。冴えていただけじゃなく、前所属チームとの試合で、ここまでやってのけるハート(メンタル)の強さは敬服しますし、他の選手も見習うべき点ですよ。何より先述のPKストップが最大の分岐点になりましたね。このPKを止めて無ければ、確実に引き分けで終わっていたでしょうし、下手すれば逆転負けもあり得ました。それだけ、あのPKストップは大きいものだったのです。



SOG03_210214そして、ヒーローインタビューを受けていたチャールス選手がやって来た。
てっきり♪ハイパーチャントだと思って、その歌詞の書いたタオルを渡したのに、チャールス選手のチャントになったわ(苦笑)。
・・・いや、その前に。チャーリー、天地逆逆(爆)!



SOG03_210224【悲報】ワイのタオマフ、チャーリーにぶんぶん振り回される(ギャハ)。
・・・いや、いい思い出になりましたよ(ニヤニヤ)。



勝ってよかった、勝ててよかった。そして、約半日掛かりで来たかいがあった(爆)。その話もいずれしますけど、大変だったからね。これで負けてたら、意気消沈どころの騒ぎじゃなかったと思う。この日に合わせてやって来たサポーターもうれしかったに違いありません。

しかし本当の戦いは、これから。次のAC長野パルセイロ戦で勝たなければ、この勝利の重みが変わってしまいます。再びねじを締め直し、勝ち試合でも出てきたであろう課題を克服し、何よりシュタルフ・悠紀・リヒャルト監督の嫌らしい采配をスカウティングしないといけないので、短い間にどうするか順序立ててやっていかないといけないでしょうね。
その後は、ホームになるガイナーレ鳥取戦。こちらも試合後に監督交代が計られましたけど、まだ何とかなるかなと思ってはいます。ただ、気は抜かないに越したことはない初のダブルの掛かる試合になるので、絶対に落とさないという気概を持って挑んでほしいです。長野の試合結果いかんにかかわらず。


残り試合16。J2昇格への勝ち点差は9。


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Posted by alexey_calvanov at 21:27Comments(0)

2023年07月16日

FC岐阜観戦記2023 第7節 総じて力で押せない戦

FC岐阜、昨日はFC今治と戦いました。
岐阜市民総力戦と日本特殊陶業スポンサーの試合は、なかなか勝てないのですが、この日は、その岐阜市民総力戦(汗)。毎年毎年たくさんの観客が来るというのに、なぜか勝てないことが多いのよね・・・。そんなプレッシャーを跳ね返せるのか。
というのも、アウェイの奈良クラブ戦で死闘の末に最終盤で押し切られ、天皇杯3回戦では、アビスパ福岡に終盤追い付かれ、かつ延長戦でJ1の壁に押し切られてしまいました

天皇杯3回戦に関しては、もしかすると書くかもしれませんけど、あのメンツ(といったら失礼ですけど)でよくやってくれましたあそこまでやってくれたのなら、リーグ戦でも十分にやっていけると思うばかり。逆に今までなぜ出られていなかったのかが気になるほど。つくづくスタメン争いの激しさを物語ったものになりました。
ただ天皇杯が終わったことで、リーグ戦に集中できるメリットの反面、今回のように実力十分だったメンツを試す場所が減ってしまうというデメリットも起こってしまいます練習試合でしか試せないのは、少し役不足なのかなと。その面では、控えのメンツ主体でもJ1チームのメンバーと戦うことは重要なんですね・・・。


SOG03_132629さて、昨日の試合ですが、暑かった。お昼に岐阜に着いた時に、もうこの気温(真夏日)。猛暑日までもう少しのところまで差し掛かっています。



SOG03_132830今回の岐阜市民総力戦、サプライズゲストとして伊藤英明さんが出演することが決まりました。昨年のぎふ信長まつりで木村拓哉さんと共に出演している、地元出身の方でもあります。岐阜市に家があるらしいよ(ニヤニヤ)。

で、この写真は、万一撮れなかった時の保険用(爆)。



SOG03_190116撮れなかったと思ったでしょう?残念、しっかり撮れました(笑)!
伊藤さんの着ている服は、9/3よりぎふチャンで始まる「岐阜英明」という番組の宣伝を兼ねたものです。岐阜県を巡るバラエティ番組になるそうで、本人にとっては初の冠バラエティになるんじゃないかと。

ちなみに、試合前にメッセージを述べた際、今治のことを『いまじ』と言ってしまい、何とも言えない雰囲気に(苦笑)。



SOG03_185255この日の試合は、カーボンニュートラルマッチと題して、試合中に発した二酸化炭素を岐阜県森林公社と木曽三川水源造成公社との協力で、森林造成によって生まれる二酸化炭素吸収量で相殺しようという試みが行われたのです。こちらは十六フィナンシャルグループとの協力で行われました。



SOG03_141908その十六フィナンシャルグループは、地域応援車両を展示していました。この車両は、岐阜車体工業のラインで製造された、正に地元製品です。
車両内では、相談ブースが設けられ、融資や預かり資産などの相談ができる他、ATMとAEDが設置されています。



SOG03_163547こちらは、かさなるステージでの一コマ。
選手トークショーでは、奈良戦と天皇杯出場でお休みとなった田口裕也選手(左端)とルーキーの萩野滉大選手(左から2番目)が登壇しておりました。
ちなみに、ナンチャン(右端)が持っているGoPro(ハンディカメラ)が上手く起動しなくて岐阜のスタッフが四苦八苦していた(苦笑)。



SOG03_142722そして、3連休の初日だったこともあり、ご無理を言って中華料理 しょうりゅうの「麻婆飯」の飯抜きでビールをかっ食らう(笑)。




SOG03_200007岐阜市民の思いが乗った総力戦は、力押しでできた部分もあったのに、相性の悪さが出てしまったのかなという残念な結果に終わりました。


少し今治に迫力が無いかなと思っていた中で試合は進みながらも、課題の決定力の不足で決められない状況に陥るというパターンの中で、風雲急を告げるといったような感じの展開で先制点が決まったのです。
前半22分、川上竜選手からボールが宇賀神友弥選手に渡り、左サイドで相手選手と対峙宇賀神選手は相手選手の足と足の間の細い部分、いわゆる股抜きをし、再びボールを受け取ると、浮かせた一発を放つ。すると、その浮かせた球が相手キーパーを越えて、ゴールマウス右側の網に当たってゴールになってしまったのです。
・・・恐らくクロスを上げたつもりが、勢い余って大きくなっちゃったんだろうなぁと思うラッキーゴールなんですよね(ニヤニヤ)。まぁラッキーとゴラッソが合わさったものでも先制点は先制点。これで今治を抑えられればと思っていました、この時は。

しかし数分後、恐らく生地慶充選手のトラップミスで相手に渡ってしまい、その処理をしようとした川上選手が相手の足を引っ掛けたということで、PKになってしまい、失点
どちらも不用意ですよね・・・。生地選手に関しては、仕方ない部分があるので、これ以上は責められない。ただ川上選手に関しては、ペナルティエリアだということを忘れていたかのようなプレー身体を張って守ってほしかったなぁと思う次第。

それでも、この日の岐阜は、岐阜市民に押されていたのだと感じました。
前半40分、生地→藤谷匠→村田透馬の3選手によるパス回しから、縦にンドカ・チャールス選手に回ったと思ったら、迫って来る相手をいなして、冷静にシュートを放ち、ゴールマウス左隅に流し込みました。これは正真正銘のゴラッソ!見事な逆転劇・・・で終わればよかったんだよねぇ(泣)。

後半に入って、守備陣の気が抜けたのか、相手の電撃戦で失点。その後は膠着状態に陥って、お互い決定機を決められない。今治に関して言えば、後半から守備の精度が上がってきて、破れる機会が無いなぁと思える展開になっていました。岐阜にとって最大のチャンスがアディショナルタイムに訪れ、点を入れたかと思ったら、オフサイド。毎度こんなのだよ(大泣)!


勝てる試合だった。勝たないといけない試合だった。しかし結果は引き分け。今治は運よく勝ち点を拾ったのだと思います。逆に岐阜は、奈落に落ちかけてもがく中で、這い上がれたと思ったら、今治に足蹴にされて再び奈落に行きかねないというふうでしょうかね。



これで岐阜は9位に転落。しかし、その下に松本山雅FCがいるのが全くもって信じられない(苦笑)。下位の福島ユナイテッドFCに負けたの!?しかもサンプロアルウィンだぞ!?自分達のホームで負けるなんて、試合が終わった時に想像以上のブーイングが起こってもおかしくないぞ・・・(汗)。服部年宏元監督が退任することになった後の初戦での勝利となった福島は、今後怖い存在になるかもしれません。解任ブーストってあったんや・・・。<解任じゃなくて退任だぞ。
次回の試合もホームで、AC長野パルセイロ戦になります。
この試合で前半戦が終了。長野戦が前半戦最後の試合になるのは、一昨年以来ですね(あの時はアウェイ戦)。信州ダービーに勝ったのに、そこがピークになってしまったのか、低空飛行を演じてしまっている長野。恐らく長野は、後半戦に向けての反転攻勢を仕掛けてくることでしょう。それをいなして勝てるようにならないと、後半戦も苦しくなるでしょう。いつまでも引き分けで行くことは許されないでしょう。岐阜こそが勝って反転攻勢を仕掛けるべき、ですよね?


SOG03_171547あ、どうもこの試合には、槙野智章さんが来ていたらしい。一応写真には収められた。公式には発表が無かったので、何とも。
実は、8/5の愛媛FC戦でゲスト出演することが決まっています。もしかすると、視察のために来たのかもしれません。
この方については、愛媛戦でたっぷりお話しする・・・つもり(ギャハ)。



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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2023年06月05日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その6 3年越しで生で見たかったものが見えた

SOG03_113028FC岐阜、昨日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました。
写真は、そのAxisバードスタジアム。国安というバス停から東に向かって歩いて7分(鳥取の公式サイトより)ほど歩いてやって来た時に撮ったものです。バードスタジアムというバス停もあり、そこからなら歩いて1分ほど(同じく公式サイトより)なのだそうですけど、本数が著しく少ないという致命的なものに。うーむ、クルマ社会ここに極まれり・・・。
あとは、見て頂くとわかりますが、田畑の中にぽっかり浮かぶスタジアムなんですよね。近隣に家も無くは無いですけど、あまりの場違い感にもビックリ
ちなみに正式名称は、鳥取市営サッカー場といい、アクシスというシステム開発及びITコンサルティング会社がネーミングライツを取得する前は、鳥取銀行(とりぎん)が取得(2008年~2020年)していました。



この鳥取のスタジアムに行くまでに3年掛かったんですよね。本当なら2020年8月には行ってたはずなんですよね・・・。しかしながら、


  • 2020年は、コロナ真っ只中でJ3の開幕が6月になり、その過程で試合日程も変わり、かつ無観客試合のため行けず(試合は勝ち)

  • 2021年は、岐阜の選手にコロナが発生し、急遽中止になり、代替日は平日になったので行けず(試合は勝ち)

  • 2022年は、土曜だったものの所用で行けず(試合は負け)。



とまぁ、そんな感じで山陰地方には、あまりいい縁が無いんですよ・・・。それでも2度行っているのは、ここをよく読んでいる方々ならご存じだろうと。<中止になることがわからずに行った2021年と去年の年末だな。


SOG03_114005さて、こちらがスタジアムの中。
最近まで中四国地方で唯一のサッカースタジアムだっただけに、簡易的ではありながらも設備が行き届いています。ただし今年、FC今治のホームである里山スタジアムができたので、現在は中国地方唯一のサッカースタジアムとなっています。さらに来年(2024年)に広島県広島市中区に中央公園サッカースタジアム(仮称)というサンフレッチェ広島F.Cのホームスタジアムが完成するので、その冠も無くなります
なお、鳥取にはオールガイナーレYAJINスタジアムという露天掘り式のサッカースタジアムもあるのに、Axisバードスタジアムが唯一のサッカースタジアムとされているらしい(汗)。



SOG03_114051鳥取には岐阜に在籍していた富樫佑太選手が在籍しています。しかし、それ以外にもJ3を知っている人なら聞いたことのある選手が・・・。
えーと、SC相模原とアスルクラロ沼津に在籍していた去年までブラウブリッツ秋田に在籍していた普光院誠選手、鹿児島ユナイテッドFCに4年半在籍していた牛之濱拓選手(期限付き移籍)、カマタマーレ讃岐に5年在籍していた重松健太郎選手・・・だと!
こんなすごい選手がいるから、鳥取は攻撃的なチームになっているのだなと。なお、ここに今シーズン途中からFC町田ゼルビアに在籍していた長谷川アーリアジャスール選手が入団したのですから、怖い怖い。



SOG03_151210こちらは、鳥取のマスコットであるガイナマンボールが飛んでくる時の注意事項でも登場するすごいヤツ(笑)。<ガイナマン、あぶない!






SOG03_145858試合はどうなったのかというと、攻撃的な鳥取の動きが岐阜のそれより勝り、主導権を握られてしまっていたものの、要所要所で何とか防ぎ、チャンスを窺うという流れになっていました。

すると、前半12分。富樫選手と松本歩夢選手のデュエルのもつれから何とかボールを奪い取り、近くにいた窪田稜選手が回収。そこから藤岡浩介選手に回し、さらに前方に駆け抜けているンドカ・チャールス選手に回すと、チャールス選手は冷静に受け取って、ゴールキーパーとのデュエルに持ち込むと、これまた冷静に左隅に蹴り込んで、先制点!昨年は期待されながらも活躍できず、今年もなかなか得点に恵まれなかったチャールス選手が、ここに来て覚醒したのかなと思わせる活躍を見せています。

その後も鳥取優勢のままで進んでいる中でも、最終防衛ラインは破られまいと奮闘した岐阜の粘り強い守備とキーパー茂木秀選手の頑張りで前半は終えます。ただ、ジャッジメントでストレスの溜まる展開だったなぁ・・・。
後半も鳥取が猛攻撃を見せており手を焼いている中で、柏木陽介・田中順也両ベテランの選手が投入されると、いきなり試合の流れが変わります
柏木選手が高く蹴り上げたボールは、一旦敵に回るものの、後ろから村田透馬選手が高い位置で奪い取り、前方にいた田中選手が落ち着いてペナルティエリアまで運んだら、キーパーの目の前でシュート。そのシュートは、まるで芝を読んだゴルフのパットのように、見事に転がってほしいルートをたどり、ゴールマウスにナイスイン!欲しかった2点目を奪うことができたのです。

苛烈を極めた鳥取の攻撃は終盤で結実します。まぁ、牛之濱選手の守備の誘い出しの上手いこと上手いこと。あの誘い出しを何とか対策しないといかんわな。それでも最終盤の波状攻撃にも何とか耐え、1-2で逃げ切りました



SOG03_150802試合後にやって来た富樫選手。
鳥取の攻撃の要となって1年頑張ってほしいものです。



日程的に厳しいアウェイ3連戦の初戦、少々大変ではあったものの、勝つことができましたわ。ただ心配なのは、宇賀神友弥選手が試合後に担架で運ばれたことですけど、動揺する若手をベテラン陣が抑え込めるようにしないと、次の試合に響きますからねぇ・・・。


その次の試合、直近では天皇杯の2回戦となり、清水エスパルスと戦います監督が代ってからは調子がよかった時期があったものの、現在は少々落ち着いてしまっているかなといったふう。ただ、昨年J1だったJ2のチームなので、実力は間違いなくある。胸を借りるつもりで戦ってほしいです。

リーグ戦ではアスルクラロ沼津と戦います。こちらも中山雅史監督が新監督として就任したものの、まだまだこれからといったふう。ただし現役の頃とは違い、守備を堅く敷くタイプのサッカーを行うようなので、1点勝負になるかもしれません。少ないチャンスを生かす攻撃を行ってほしいです。


あ、スタメシとかは、次回に行います(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:18Comments(0)

2023年05月29日

FC岐阜観戦記2023 第5節 再び上った太陽は、優しく僕らを照らす

とは言ってもナイトマッチなんだよなぁ(ニヤニヤ)。


ということで、FC岐阜は昨日、カターレ富山と戦いました。
この日の試合は、日中に陸上の記録会が開催されていたため、夕方まで開放されず、いつもよりタイトな感じでの入場となりました(まぁ、この手のイベント時には、いつものことではあるが)。


この日の試合、昨年10月の福島ユナイテッドFC戦でのケガから柏木陽介選手が復帰しました。いきなりスタメンではないけど、全治6ヶ月だったこともあり、すぐには戻れないだろうと思っていたら、このタイミングで復帰ですか。柏木さんがいないと怖さが無いと言いたげなテゲバジャーロ宮崎に移籍した石津大介選手のコメントを見るにつけ、やはり柏木選手ありきのチームなのかな・・・と思ってます。もちろん、『脱柏木』しないといけないのですけど、必要な選手だとも思っているので、復帰はうれしい限りです。



ということで、柏木選手のチャントを用意しました。ちゃんと覚えなきゃ、チャントだけに(爆)。< は や の ん 乙 。


そして、この日の試合は、ビッグフラッグの掲揚もありました。もうホーム応援席全てにバック席の一部まで至っていたウチのビッグフラッグ(苦笑)。あまりにデカすぎてワロタ。たぶん、公式が挙げてくれるはず(ニヤニヤ)。
SOG03_162658こちらは、公式サイトに挙がっていた水うちわ毎年の恒例行事になっていますね。
左から、杉田隼、萩野滉大、上野輝人、和田侑樹の4選手。杉田選手以外はルーキーになりますね。



SOG03_162704こちらは左から、羽田一平、横山智也、楠本羽翼の3選手




SOG03_205658初のナイトマッチ、時折雨がパラパラと降る中になったこの試合、前半から岐阜の選手達には気迫があふれておりましたこの試合を落としてはならないという気迫が、いい具合にアグレッシブさを生み、前へ進む原動力になったのではないかと思われます。積極的にシュートを放っていった前半、決まったのは前半14分だけだったのが、ちょっと残念ではあったものの、打たないことには点が入らないということがわかっているうちなら問題無いと思います。
その点の入った前半14分は、復帰してきた藤谷匠選手が起点になり、一気に前線の窪田稜選手に飛んでいきましたペナルティエリアに入ってからしばらくして、マイナスのクロスを飛ばし、その先にいたンドカ・チャールス選手が駆け込みながら押し込んだ!相手キーパーへの奇襲という形になって、岐阜が先制を果たします。

点の入らない・・・の話に戻りますが、藤岡浩介選手のクロスバーを叩いたヤツは、去年なら確実に入っていたものなんですよね。たぶんタイミングか何かがまだ狂ってると思うんです。蹴る場所が少し前ないしは後だったりとか。相当なスランプに陥ってると思うので、去年・一昨年がよ過ぎた、今年が普通なんだと思って、気長に待つしかないのかな・・・。

後半も攻める姿勢を緩めなかったものの、富山側も勇猛果敢な守備を披露して打開を図ろうとしてきましたが、冷静に対処できたことと守備をしっかりと固めたことで、富山の攻撃を最低限に抑えてくれました危ないシーンも無くはなかったけど、キーパーの茂木秀選手の頑張りもあって、ウノゼロ勝ちとなりました。



SOG03_210415柏木選手(中央)は、後半29(74)分に村田透馬選手との交代になりました。ポジション的にどうなのと思いましたが、場所的にそこしかなかったのかなとも。庄司悦大選手を代えるのも手だとは思ったんですけど、ここを代えるとバランスが崩れるのかなぁ・・・。



SOG03_210554今日のMOMというべきなのか、チャールス選手(右)と茂木選手(左)。攻めのチャールス、受けの茂木<と書くと生々しくてアカン!



これで、アウェイだったカマタマーレ讃岐戦に次ぐ勝利となり、連勝となりました。今シーズン初の連勝じゃないかな。順位も15位から12位まで上がってきました。
ちなみに、今節は上位陣が総崩れになったそうで、1位だったAC長野パルセイロが2位に、2位だった富山が3位に転落し、5位だった鹿児島ユナイテッドFCが1位に上がっています岐阜は首位まで勝ち点差7、2位まで勝ち点差6の中にまだ踏み留まっております。例年ならまずい順位なのに、今年はまだイケる順位になっているのです。まだ腐る順位じゃないことだけわかったとしても、この先のことを考えれば、少しでも勝ち点を積み上げたいところ。気を抜くわけにはいきません。再び歯車が狂う可能性だって必ずある。そこに向かっていってしまった時の保険を少しでも今のうちに付けておきましょう。


さて、6月前半はアウェイ戦が続き、リーグで見れば2試合連続、天皇杯も加えれば3試合連続になります。かなり苦しい状況になるとは思いますが、苦しい時はとうに過ごしているので、リーグ戦に関しては、上昇気流を維持することに専念し、天皇杯に関しては胸を借りるつもりで挑みましょう

6月最初の試合は、6/4のガイナーレ鳥取戦。その次は、6/11のアスルクラロ沼津戦。その間に挟まれる天皇杯2回戦は、6/7の清水エスパルス戦になります。
次のホームは、6/18に開催されるSC相模原戦になります。前半の展開次第になりますけど、もし19位に沈んだままの状況であれば、打開を図るために死に物狂いで挑んでくることは間違いありません。その鼻っ柱を折ってしまうつもりで、完勝を目指しましょう。


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2023年03月06日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その1 若き戦士達の躍動

FC岐阜、昨日は福岡県北九州市小倉北区にあるミクニワールドスタジアム北九州にてギラヴァンツ北九州と戦いました。
いよいよ、熾烈なJ3が開幕します。これまでは昇格はあれど、降格は無かったJ3。しかし、今年から降格にあたるJFLとの入れ替えが始まります諸条件をクリアする必要があるとはいえ、のほほんと過ごしていたら、入れ替え必至になってしまいます(特に最下位は強制入れ替えなので、なおのこと)
各チーム厳しいシーズンになることを踏まえた上で、大きく補強を掛けています。岐阜に関しては、監督が交代したということもあってか、ベテラン偏重から若手重視の補強に動きました。やっとか・・・と言いたくなる部分はあれど、4年越しのJ2復帰を達成するために、まずは昨年コテンパンにやられた北九州に勝ちたいところです。しかも、昨年の最終節から『連戦』になるんですよね。おまけに今年の最終節も北九州戦ここの試合運びが、今年の試合運びになると思ってやらないと、ホントに今年はヤバいぞとも思いました。


SOG03_110346いつものように、夜行バスで小倉駅着だったのですけど、今回はとあるところに向かってからのミクニ入り。どこへ行ったのかは後日紹介します。

去年までは北ゲートだった入場が、今年から東ゲートに変更になったミクニワールドスタジアム。北九州のサポーターと一般入場者とは同じになりました。場所的に狭いかなと思ったのですが、松本山雅FCのような大量動員、同じ九州にあるチームじゃない限り大丈夫なのかなと。ちなみに、未確認情報ですが、岐阜サポは200人くらい来ていたらしい。
写真は、北九州のマスコットであるギラン。お久しぶりです怪鳥(ニヤニヤ)。



SOG03_121318この日の試合は、茶道裏千家淡交会の北九州青年部と小石観音寺が主催する必勝茶会が行われていました。茶会に必勝祈願なんてあったのか・・・。



SOG03_123305開場がお昼時ということで、スタメシを頂きましょう。

最初は、珍丼やの「ギラ珍丼」。厳選素材で調理されたもので、国産牛肉が入っているとのこと。それを某有名店のステーキソースで味付けしたのだそうな。ちなみに、赤と黄色のパプリカは北九州のチームカラーを表しています。



薄切りの肉ではありましたが、柔らかいので、海苔のようにご飯に巻いて食べるということもでき、ステーキソースの甘めの味付けもあって、ご飯が足りないくらい進む(苦笑)。パプリカは生だったので、シャキッとした食感が楽しめたものの、味が付いていないので、ステーキソースを馴染ませれば、もっとよかったのかなと思った次第。800円(税込)と値段は高いけど、十分に元は取れます。


SOG03_123328もう一つは、創作割烹 博多溝家の「牛もつ焼き(味噌)」塩で炒めた牛もつに味噌をわさびのように塗って食べるようです。



もつそのものは、塩味が付いており、それはそれでいいお味。そこに赤い味噌を塗ると、辛味が付いているので、味変を楽しめます味噌そのものにも少し塩気があるのよね。もつはプリプリしていました。


SOG03_155451試合に関しては、岐阜の新戦力が大きく打ち出させたスタメンになりました。総じて若くなったなと思いました。大卒ルーキーが4人(萩野滉大選手も大卒だが、名古屋グランパスの2種登録経験と出場ありなので含めず)も入るという刷新とも言える人事には驚きを隠せなかったですね。特に関西大学の練習試合であまり活躍できなかったと思えた上野輝人選手がリザーブで入っていたのは一番驚いた調子のよかった横山智也選手がメンバー入りできないのにももっと驚いたけど。一平ちゃんこと羽田一平選手は順当にスタメン入りしていましたね。

前半からルーキー含めた若手が積極的に動いて、北九州の動きを鈍らせていました。攻められている部分もあったけど、いつか突破口が・・・と思って見ておりました。
そうしたら、前半20分、ゴールキックが最終的に庄司悦大選手に回り、庄司選手が一気に縦にパスを回したら、先にいたンドカ・チャールス選手がボールを追い掛けるように一気呵成に攻め込んで、ひと蹴りでゴールマウスに流し込む!見事右隅に決まって、岐阜は速攻で先制を決めました。去年まで無かった攻め方、そしてやるべきパターンだった速攻が決まりました。

前半は堅守が冴えたのですけど、後半になると岐阜側に疲れが出たのか、北九州の動きがよくなったように見えました。粘りの守備という部分では堅守とも言えますが、何もできないまま時間は進むというふうになっていました。もう1点取れる部分があったにもかかわらず、それができないまま時間は進み、結果的に終盤のコーナーキックで同点に追い付かれてしまいました。そしてそのままタイムアップ。
岐阜は勝てた試合を引き分けにしてしまい、北九州は負けた試合を引き分けで拾った格好になりました。いい試合はしていたのですが、90分間足の止まらない試合をやるべきだったなと思いましたし、交代が少し遅いように思いましたね。特に終盤に足の攣(つ)った窪田稜選手を山内彰選手に代えたかったようですけど、結局時間が無くて代えられなかったようで、引っ込められてしまいましたね。後半の動きを見たら積極的に代えるべきだったと思うし、ふん詰まりになるようだったら、それこそ窪田選手は早く代えてあげるべきでしたね。足を攣ったシーンを見せていた時にでも。




ということで、今年からDAZNが上げている試合のハイライト(YouTube版)を掲載しておきます。
上の文章で伝わらない部分は、こちらの動画を参照にして下さいまし(苦笑)。

初戦を惜しい引き分けで終わらせた岐阜。この試合に勝てなかったことを後々後悔しないようにするためにも、次のホーム開幕戦になる松本山雅戦にどう戦うかに掛かっています。松本山雅は初戦アウェイの奈良クラブ戦を快勝しているだけに、意気揚々とやって来るでしょう。ましてや隣県。ホームに近い感覚で挑んでくるでしょう。ホームジャック止む無しの覚悟で挑み、勝ちはやらない覚悟で挑んでいきましょう。今年の岐阜の若き戦士達なら、やれるはずです。


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2022年05月21日

FC岐阜観戦記2022 番外編 久しぶりに天皇杯を見に行ってきた

SOG03_105202FC岐阜、今日は天皇杯1回戦の試合を迎え、その試合を見に行くことにしました。
その相手は、愛知県代表の中京大学正確には中京大学体育会サッカー部になります。
中京大学は、3つの体制になっており、中京大学FCとChukyo univ.FCは共に東海社会人リーグ1部に所属しています。今回は社会人リーグに出ている2クラブからの出場は無いものの、実力だけは折り紙付き。何せJFLトップを走るFCマルヤス岡崎を破っているだけあって、意気揚々かつ虎視眈々と上を狙ってくると思われます。
なお、写真はJRの岐阜駅にて。普段は横断幕掲げることは無いのにね。天皇杯だからかしら。



SOG03_113149今回はバスで向かったのは一緒ですが、場所は長良川競技場ではなく、長良川球技メドウ岐阜メモリアルセンター北の停留所でもいいのですけど、その左隣になる北消防署前で下車しました。そこからでもほぼ同じくらいの距離なので、差し障りが無いのですよ。
その道すがらにあった道三塚
長良川の戦いという斎藤道三とその息子である斎藤義龍が争う、THE戦国時代とも言える戦(戦国時代は親子・兄弟で争うこともざらにあった)の一つが行われ、その戦に敗れた道三の墓です。元々は長良川河畔、今の岐阜メモリアルセンターのあるあたりにあったそうですが、度重なる氾濫(洪水)で流されてしまったため、1837年に常在寺の住職によって今の地に移されたそうです。



SOG03_114732さてやって来た長良川球技メドウ。昔来た時はアナログのボードだったのに、電光掲示板に変わったのね。相変わらずスタメン表が出せるようなものにはなっていないものの、アマチュアの試合をやる分には十分な設備とも言えます。なお、観客の上限は3500人ほどなので、魔改造を施せばJ3レベルの競技場にはなる(はず(ニヤニヤ))
ちなみに、今日の試合は902人来場でしたけど、チケット完売という話を聞いた。天皇杯1回戦ってレベルじゃねーぞ(ギャハ)!



SOG03_125904今日来た理由は、ただ一つ。中京大学の川地功起選手を見に行きたかったから。先述の岡崎戦で逆転のゴールを挙げています。
さらに彼は岐阜県多治見市出身、つまり地元出身の選手なのです。ディフェンダーでもあるので、岐阜の補強ポイントに見事に合致する(苦笑)。ここで頑張りを見せれば、来年新入団選手としてやって来る、上手くいけば今年のうちに特別指定で囲い込みもできる・・・と思って見ていたのですわ(笑)。地元入団にも前向き(のよう)ですし。



ちなみに、この日はいつも来ている人達にも会ったのですけど、まさか山口から吉濱遼平選手の個サポの方(この先『個』と表現)が見えてるとは思わなんだ(笑)。


私 : 「何でおんの?」
個 : 「おっちゃ悪いけ!」


何てやり取りを行っておりましたとさ(ニヤニヤ)。まぁ名古屋から来ている私もある意味五十歩百歩なのかもしれないが(ギャハ)。

そして天皇杯で注意すべき点が一つ。スタグルは無いぞ(泣)。2回戦とか設備の整ったスタジアムとかならあったかもしれないですけど、普段Jリーグの試合を行わないような会場の場合、屋台も出ていないので、あらかじめ買い込んでおくことをオススメします。
あと、長良川球技メドウは近隣が住宅地になるため、鳴り物応援は禁止です。ハリセンの類もNGなので十分に気を付けましょう。このあたりは名古屋市港サッカー場(今はCSアセット港サッカー場と呼ばれているらしい)と同じですね。


SOG03_120744ここからは天皇杯らしい一コマを。
ウォームアップの前に(右から時計回りに)山内寛史選手・石津大介選手・村田透馬選手・舩津徹也選手が蹴鞠的なアップをやってました。テニスボールくらいの大きさの球を器用に蹴るなんて、さすがプロですな。



SOG03_121130ウォームアップ前の円陣。
この日のキャプテンになった本田拓也選手は、いい試合はいいアップから始まると述べていたらしい。ピッチの息遣いが聞こえるのは、専スタならではの部分もあるねぇ。



SOG03_145345ただ試合は、終盤までお世辞にもプロと言えるレベルとは言い難いものになっていました。終盤までプロだと感じたのは、石津選手だけだと思って見てましたよ。八面六臂とはこのことを言うんだなと思うほど動いていました。中京大学に先制され、焦りの見える中で見事に同点に追い付くフリーキックを決めてたし、再び離されながらもまた追い付くためのヘディングシュートを決めてたり、攻守にわたって貢献してたかと思えば、コーナーキックもやっていた
逆に言えば、それだけ中京大学の動きがよく、特にフィジカルの面では強かったように思えました。当たりも激しいし倒れることも少ない。そして何より終盤になってもスタミナが落ちてる感じを見せなかった点も怖いところ。伊達に岡崎を倒しただけのことはある。
このあたりは、今後Jリーグでも苦しめられるでしょう。そうです、アマチュア上がりのあのチーム、いわきFCの特徴に非常に似ているんですね。この試合は是非とも対策に使えよ・・・。

そして、大きく潮目が変わったのは、終盤に起こった幻のゴール相手の選手がゴールマウスの中にいて、そこから弾いたように見えたんですけど、審判団は最終的にノーゴールの判定を下しました。それにサポーターが激高するのはわからんでもないのですけど、まさかチーム側で激高するばかりか入ってるだろうと威圧するかのような言動が出たのは頂けない
気持ちはわかるし、お怒りもごもっとも。しかしあくまでアマチュアの大会で、アマチュア相手にプロチームがVAR的な要求をしたり、観客席を煽ったりするのは、ちょっと情けないなぁ・・・。J3で無慈悲なジャッジをされていることを考えれば、天皇杯でも当然起こり得る事象なわけで。後から意見書なり苦言なりを岐阜県サッカー協会に出せばいいのよ。プロなら毅然として対応すべきだったと思いますね。ホント、J3のジャッジから何も学んでいない・・・

ただ、この後メンバー全員が本当の意味でプロになったと思いました。プレーの質が全く変わり、圧倒していましたね。だったら最初から(以下略(苦笑))。
結果は藤岡浩介選手のゴールが決勝点となり、3-2の逆転勝ち。実はこのゴール、当初はンドカ・チャールス選手と見られていました。なので、チャールス選手がゴールパフォーマンスで十字を切って神よと祈った後に、本田拓也選手が何で(オマエ)やねんと言うがごとくに(文字通り)ツッコみ倒していた(笑)ので、もしかしたら本田選手はわかっていた・・・のか(爆)。



SOG03_145513敗れた中京大学の選手達が、岐阜側の席に挨拶に来ました。これまた天皇杯らしい光景です。
注目してた川地選手はというと、ディフェンダーなのであまりパッとしたふうじゃないなとは思ったものの、要所で素晴らしい守備を見せていたのは実際感じました。何度岐阜のゴールシーンを阻まれたことか・・・。



この結果により、岐阜は6/1にパナソニックスタジアム吹田で開催されるガンバ大阪との2回戦に進出します。たぶんベストメンバーで挑まないと勝てるのかも怪しい試合になるかと思います。一方でG大阪は若手主体のメンバーで挑んでくると思います。2020年に戦ったガンバ大阪U-23のような試合になると思われるので、中京大学戦の戦い方を反省と課題探しの材料にして挑んでほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)

2022年05月19日

FC岐阜観戦記2022 第4節 戦力の厚みというメリットが生きた

FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取、新型コロナウイルスの影響で延期になった一戦を迎えました。
えー、行けないと思っていたのですが、行けたので行ってきました(苦笑)。ええ、会社にケリ付けてきた(ギャハ)!ということで、会社にケリを付けたおかげで試合開始1時間前に間に合いまして。このように試合の状況を書けるわけです。
なお、土曜日の天皇杯が大丈夫かいなと思ったら、そっちも行けそうです。やったね(泣)!<なぜに泣く!
SOG03_190017ということで、先日新型コロナウイルス発生に伴い中止になったウチのホームの代替試合となったこの日。アウェイ側の状況は、こんな感じでした。10人いたかなぁ・・・というふうで、弾幕も大小1つずつしか掲出されていない。仕方ないよねぇ、平日ナイトマッチだもの。観客動員数も2719人だものね。平日ながらも入った方ではあるけれども・・・。



SOG03_185159さて、この日はカツ(勝)フェスということで、カツ関係を推しておりました。今回は中華料理しょうりゅうの「スパイシーソースカツ丼」をチョイス。なお、買う時に数量限定でファミリーマート提供のファミリーレジャーシートがもらえました



手作りでやっていたので、完成するまで時間は掛かったものの、待ったかいはあった。
サクサクで揚げたてなのもあるけど、ジューシーかつ肉厚でした。そして掛かっているソースは、野菜と果物の風味の利いた酸味のあるものでしたね。酸味のエッジもあるからか、ご飯も美味い。つまり全部美味い(ニヤニヤ)。


SOG03_205725試合に関しては、最初鳥取のペースになっていたんじゃないかと心配になりました。というのも、中3日の試合になるので、ターンオーバーを図らなければならない。つまりプランBでの展開を張って勝たないといけないのです。それなのに、なかなか繋がらないし、相手にインターセプトをされがちな展開になっていて、少し胃が痛い(苦笑)。大丈夫かいなぁ・・・と思いながら、前半は淡々と過ぎていきました。
潮目が変わったのは、前半36分。
菊池大介選手から田中順也選手に回したパスを今度はバックパスでセンターライン右端にいた吉濱遼平選手に回すと、大きく左中央にクロスを上げる格好に。それを見逃さなかったのが、ンドカ・チャールス選手鳥取の選手に絡まれながらも上手く振り向いて、得意の左足で蹴り込んだ!すると、地を這うようにボールは進み、キーパー右隅の届かないところに入った。やっとチャールス選手に待望の移籍後初得点が入りました。ターンオーバーの時に取れたことも大きかった。誰もが待ちに待った先制点は、ラストチャンスに賭けていた彼の足から生み出されたのです。

後半は、岐阜のイレブンも落ち着きを取り戻したかのようになり、インターセプト・カットもしっかりできていたあとは繋がりくらいかなとか思いながら見ていた後半14(59)分、5分前に変わったばかりのあの選手が2点目を加えます
敵のこぼしたボールに縦横無尽に動いていたヘニキ選手が反応し、藤岡浩介選手に鋭いパスを送る藤岡選手は上がったものの、苦しい展開になったので、一旦チャールス選手に渡して収めてもらう。その後、機を狙ったように、一本の線が藤岡選手まで引けたかのような見事なパスを回し、藤岡選手もそれに応え、少しこねながらもシュートを放ったキーパーは抜けたものの、相手の守備に阻まれた、何とか拾った吉濱選手が振り抜いたけどふかした・・・かと思ったら、主審がゴールインの判定。ゴールマウスの中に入っていたと判断され、藤岡選手は3試合連続の加点を取りました。何か天気決戦に強いのか、藤岡選手って・・・。
そしてダメ押しの3点目は、同じく途中出場の選手から。
後半36(81)分、この日スタメンをもらった小山新選手からヘニキ選手→藤岡選手に回って、後方にいた後半18(63)分から出場していた村田稜選手に渡そうと思ったものの、敵にカットされてしまいます。しかし何とかフォローして再び窪田選手に。窪田選手は左隅にゴロシュートを放つと、キーパーが取れずに決まったのです。

試合終了まで守備もサボらず最後まで集中力を切らさなかった岐阜は、3-0で快勝。プランBで勝つというミッションを果たしたのです。



SOG03_211016MOMはもちろんチャールス選手。
ラストチャンスをモノにしたので、次の試合もスタメンで更なるチャンスを掴めることでしょう。一緒に入った藤岡選手が大きく目立っていますから、俺も俺もとオラオラ感を出してもいいので、とにかく次の点をどん欲に狙っていきましょう。



これでリーグ戦は2連勝。天皇杯の地域決勝も含めれば3連勝になりました。横山雄次さんという、失礼ながらプランBの監督ではありますが、全く危なげを感じさせないまま、そして選手を上手くコントロールして厳しいミッションをこなしています。この人なら信じてもいいと思いますし、この人で負けが込むなら、もうウチに勝てる要素が無いと諦めも付きますわ・・・。


さぁ、この勢いで次の試合は天皇杯の本戦1回戦は愛知県代表の中京大学になります。何せJFLトップのFCマルヤス岡崎破った相手なので、気は抜けないけど、恐らくプランC(この2試合に出ていない選手を中心にスタメンを組むこと)になるでしょうから、このプランで勝てたら大きいね。何とか勝って、リーグ戦としての次の試合になるAC長野パルセイロのアウェイ戦を勝ち抜いてほしいのです。松本山雅FCとの信州ダービーをやり抜いた直後なだけに、かなりアツいチーム状況になっていることでしょう。このアツさを上手く使って、相手の熱を奪い取ってやりましょう。横山監督にとっては古巣のチームなので、ある程度の事情も分かるでしょうし・・・。


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2022年03月12日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その1 それぞれの想いが交錯する開幕戦

いよいよJ3が開幕しました。J1・J2に遅れること約半月、いよいよJリーグが本格スタートというふうになったのかなと。今年はカタールのドーハで開催されるワールドカップの影響で、11月中には全ての日程を終えないといけないとのことなので、かなり巻いた感じのスケジュールになってるようです。それでもJ3はチーム数が多くなった(今年は18チーム)とはいえ、きっちりサマーブレイクを設けておりますね。ここの過ごし方とここから先のスタートダッシュがきちんとできるかが大きな課題になるのかもしれません。もちろん、今日行われた試合に勝てるかどうかで今年の岐阜は大丈夫なのかもわかるかもしれません。


さて、今日は神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と戦いました。ニッパツ三ツ沢球技場に行くのは、随分久しいなぁ・・・。横浜FCの試合があった2019年以来か。コロナ禍になってからは初めてですし、もちろんY.S.C.C.のアウェイとして行くのも初めてです。


今日は「青春18きっぷ」が使える期間なので、朝一番の列車に乗って向かったものの、アカン、キックオフが13時からだった(泣)。着いた時には正午過ぎとかなりギリギリになりました。もうそんなんだから、スタメシなんて食えんかったわ(大泣)!ハーフタイムでいいかと思ってたら、結構混んでんだもの・・・。店も実質2つしかない感じだったし(店そのものは4・5店舗出ていたらしい)


今日の試合は2152人来ていましたけど、2/3くらいは岐阜のサポーターだった気がするくらい、大勢の人が来ておりました。いやー、ホームジャックってやつですよ(ニヤニヤ)。でも、Y.S.C.C.のサポーターの皆さん、ウチの動員で驚いてたらあきませんよ。次の試合になる松本山雅FC戦の方が、ものすごく来ますからね!ウチは方々に空きがありましたけど、松本山雅の場合は、空きを見付けるのが難しいくらい密になりますからね(ギャハ)!


SOG03_124556とまぁ、そんな感じだったので、写真は少ない(ニヤニヤ)。
とりあえず何とかY.S.C.C.のマスコットであるハマピィは撮った。
ハマピィは2020年に誕生し、2021年シーズンに本格的な活動を始めましたオカピとペガサスをモチーフにしたものだそうです。
・・・ドアラの出来損ないと言ったヤツ、そこへ直れ(ニヤニヤ)!<オマエ、そう思ってたろ?



今日の試合は、双方ともに何かしらの想いがあったのではないかと思います。もちろん、双方とも開幕戦だから勝ちたいという欲望に駆られたと思いますけど、それだけじゃありません。
Y.S.C.C.にとっては、今年加入したンドカ・チャールス選手は去年仲間だった選手。ルーキーイヤーだった昨年活躍していたので、今年も・・・と思ってたら、岐阜への移籍になったので、驚いたサポーターも多かったことに思います。ウチも過去にルーキーが引っこ抜かれた経緯がありますから、心中お察しします。
一方で岐阜にとっては、昨年までヘッドコーチを務め、2020年には監督も務めたことがある仲田建二さんが、Y.S.C.C.の監督に就任しています。選手が大きく変わったとはいえ、岐阜の特性を知っている方だと思うので、一筋縄ではいかないだろうなぁと思ってます。


SOG03_145501その試合は、前半に関しては岐阜は完璧とも言えるような華麗な動きを見せていました。ボール奪取も上手かったし、パス回しもしっかりしていた。何より相手に攻め込まれる時間帯が少なかったし、攻め込まれてもシュートを打たせなかった。もっと言えば、打つ前にボールが回収できていたので、何でここまでできて点が入らないんだろうという不思議が頭の中をよぎって仕方なかったんですね・・・。
しかし、前半終了数分前に起こったペナルティキックもどきのフリーキック以降、Y.S.C.C.の動きが少し良くなった気がします。あれがターニングポイントになったと思うし、このチームはホントにたった一つのプレーでガラッと変わるんだなと思わされます。怖い怖い。


後半に入ると、少しギアを入れてきたY.S.C.C.イレブン。岐阜のイレブンは疲れが出てきたのか、若干精度が落ちてきました。前半と後半に1本ずつバーに嫌われたシュートを放っている以外は、どちらかというとキーパー正面のひねりが少ないシュートだった気も。フレイレ選手が放ったペナルティエリア外からのシュートも悪くはなかったんだけどね・・・。やはり精度の部分で気掛かりになると、もう少しボールをこねて相手を翻弄してから放つとかシュート練習の時のようなサイドを狙うシュートを積極的に放つとか、ひねりを加えた方がいいかなと。

結論として、どちらも決め手に欠けた格好になり、スコアレスドローとなりました。Y.S.C.C.としては命拾いしたかもしれません。岐阜としては動きは悪くなかったけれども精度が付いて行ってない。
まぁ、宇賀神友弥選手が結構いいプレーをしていたのが印象的だったし、庄司悦大選手もヘニキ選手も元気いっぱいだったのがよかった。藤岡浩介選手も精度の面とシュートの工夫ができれば、今年は得点王を狙えるところに行けますよ。総じて悪くはなかっただけに、シュートが決まらないのが甚だ気になります。



次の試合はホーム開幕戦になります。相手は愛媛FCで、J3を初めて戦うため、どうしようかと模索して岐阜に来るのではないかなと。愛媛とはJ2時代に幾度となく戦った相手。難敵なのはわかってる。それでもJ3の厳しさを相手に伝えるためにも、勝ちを得たいものですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)