2024年08月19日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その12 おまけ ヴァン飯!

・・・なんかしっくりくるなぁ(ニヤニヤ)。晩飯とヴァンラーレ八戸のスタメシに掛けてみたら、見事にハマったよ(爆)。
ということで、先日プライフーズスタジアムで行われたヴァンラーレ八戸×FC岐阜で頂いたスタメシの紹介です。


KYG03_20240817_173828588今回は、八戸のイベントで「ヴァン飯カップ~五穀味鶏激ウマグルメNo1決定戦~」が行われていました実は、2021年に行った時もそうだったけど、今回はチケットは無かった。
最初に紹介する商品と次に紹介する商品が対象商品だったので、一緒に紹介していきましょう。


最初は、mobile_fast_food_shop_area_117の「ジャークチキンカレー」
食べやすい大きさにカットされたジャークチキンを入れただけなんですけど、なかなかのインパクト。



こちら、カレーに関しては、ままスパイシーな味わいになっているのに対し、ジャークチキンは香ばしい風味が付いていて、カレーによく合います。個人的に、今回食べた中で一番美味しかった。


KYG03_20240817_175248139お次は、大澤商店の「ジャークチキン」「ヴァン飯カップ~五穀味鶏激ウマグルメNo1決定戦~」の第1回優勝店舗の「ジャークチキン」です。



この「ジャークチキン」は、まま癖のある味だなと。かなり香草が利いている仕上がりになっているので、好みが分かれるかなと。普通に炙った香ばしい味わいだったら、十分美味しいかなぁ。


KYG03_20240817_175239402ちなみに、以前頂いた「牛すじカレー」を今回も頂いております
パックライスから炊飯器で炊いたご飯に進化していました(苦笑)。



カレーが小麦粉の入った味わいとなっていましたけど、徐々にピリ辛になっていったのがよかったですね。いわゆる日本人が作ったカレーというふうに思いましたね。やっぱり、ここはカレーは美味いわ。


KYG03_20240817_185709943最後は、しもちゃ屋の「ぐるぐる」という商品をば。何のことは無い、日本ハムの「シャウエッセン」のロングタイプを丸く巻いたものですな(ニヤニヤ)。



味は、「シャウエッセン」なので、美味くないわけがない(笑)。ちなみに、醤油味になっていましたから、香ばしい醤油の味わいも楽しめました


気になる値段に関しては、昨今の物価高が、ここにも襲来していて、やや高めになっています。それでも「焼きそば」が400円で食べられるのは、なかなか無いですな。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)

2024年08月18日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その12 首が涼しくなったなぁ(泣)

FC岐阜、昨日は青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムでヴァンラーレ八戸と戦いました。


2週間の中断期間が明け、いよいよJ3も佳境に入ってきました。大宮アルディージャのJ2復帰はほぼ決定ではあるものの、2位とプレーオフに進むチームが団子状態。どこが昇格ないしはプレーオフに進んでもおかしくない状況です。
そこに伺おうとしているのが、今回対戦する両チームなわけです。ただ、中断前の成績を見ると、八戸は負けはあるものの、やや上り調子なのに対し、岐阜は2連敗中と状況的にもよろしくない。そこにホームでやられた八戸ですよ。百戦錬磨の石﨑信彦監督の前で、勝ち点を奪えるかどうか。その前に6ポイントマッチだということも忘れずに戦えるかどうかここで勝てれば、ホームにいい雰囲気で行けるでしょうし、再び上に向かってやっていけると思います。何とかなればいいのですが・・・。


KYG03_20240817_175151925この日は、八戸のマスコットであるヴァン太(右)の誕生日とのこと。生誕記念イベントも行われたようです。しかし、台車芸はマスコットの定番芸だったのか(苦笑)。
ちなみに、その台車を引いていたのが、八戸の生き字引ともいえる方でもあるティガーマスクさん(左)。こんなところでお仕事しているとは・・・。






KYG03_20240817_195501814試合を語るのもバカらしいほど、酷い(泣)。
この日の八戸の最高気温が23°Cという非常に涼しいけれども雨降る中で行われた試合は、八戸のペースで進んでいくことになりました。もはや蹂躙レベルで、もうどうしようもない。前半に3点取られたんですが、相手が上だったプレーかつ守備がザルといいところが全く無い。後半もキーパーのパンチングでこぼれた球を叩き込まれてしまったんですけど、ここはキャッチでよかったんじゃないのと言いたくなるくらいキーパーのミスも見え隠れ今回スタメンに入ったのが水戸ホーリーホックから期限付き移籍した中山開帆選手なんですけど、守備陣とのコミュニケーションが上手くいってないところを見ると、今回は少なくとも出すべきじゃなかったし、しばらく出さない方がいいレベル曲がりなりにも後藤大輝選手や上田智樹選手で行くべきだと改めて思ったわ・・・。
この後、ハンドも食らって5失点・・・となるかと思ったら、相手がふかしてくれて事なきを得るって、もう他力本願(苦笑)。
最後はコーナーキックを合わせた田口裕也選手の得点はあったものの、焼け石に水。4-1で惨敗です。



もう言葉が出なかったゴール裏。はっきり言って昇格やプレーオフに行こうって雰囲気じゃない残留争いの雰囲気になっていますね・・・。春先の勢いが貯金になってるから今の順位なんでしょうけど、春先もアカンかったら、今頃どうなっていたか。断トツで最下位だったかもしれないですよ・・・。

さて、次の試合とその次の試合はホームですけど、勝てそうな雰囲気は、まるで無し。どれだけやられずに戦えるか。どれだけ勝ち点を取れるか。もう勝てるのが奇跡レベルになってきた・・・。


なお、スタメシ紹介は次回になります(苦笑)。


残り試合は14。プレーオフ進出までの勝ち点差は9、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は14。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)

2024年08月17日

チーム状態が寒過ぎる(泣)

青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで行われたヴァンラーレ八戸×FC岐阜の試合は、4-1で負けました。
もう八戸の圧勝とも蹂躙ともいえる試合展開になっていました。序盤から八戸はペースを掴んで離さない。一方でウチは何もできないまま時間だけが過ぎていくスタメンだけでも3人くらい入れ替えてるのかなぁ。全く機能してないというのか悪くしてるだけのようにも思えるのよね・・・。

このままホームの試合に向かわないといけないという最悪な展開の中で、打開策を見出だせるのか。もう暫定監督さえも代えないといけないんじゃないのと思っています。


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Posted by alexey_calvanov at 20:12Comments(0)

2024年06月30日

FC岐阜観戦記2024 第9節 ブーストじゃなくて逆噴射?

KYG03_20240629_181323307FC岐阜、昨日はヴァンラーレ八戸と戦いました。この試合で、前半戦最後。以降は後半戦に突入します。
その試合前に、上野優作元監督が辞任しました。辞任後もフロント入りしているので、すぐに岐阜を去ることは無いのだけれども、何とも不可解な辞めさせ方ではあります。そのあたりは、こちらで確認をば。監督辞任後も、このように弾幕が張られていることを考えると、フロントに入っている(岐阜に残っている)からというのもあるのでしょうけど、『支持者』はいるということなんでしょうね。



KYG03_20240629_171240589この日の試合は、岐阜市民総力戦ということで様々なイベントが行われていましたけど、かさなるステージには、CCNのマスコットであるナガラーがやって来ていました
ナガラーは、ある日長良川の河原で見付けた変な形の石を長良川の水に浸して置いたら生まれたという「ホラー」(難波宏明アンバサダー談(笑))な設定があるんですけど、実はコイツ、ステージに登壇している市橋大輔さんが、広報関係にいた時に生み出したキャラなのだそうな。

当時ゆるキャラブーム真っ盛りということで、その流れに乗ろうと生み出したんだってさ。
途中ギッフィーのステージがあったんですけど、そこに入りたそうにしていたのが印象的。でも、そこに入ったら、生みの親に怒られると思ったのか、やや悲しそうな感じでウロウロしていたのを見逃さなかったぞ(ギャハ)。



KYG03_20240629_175132677そのかさなるステージで行われる選手トークショーには、庄司悦大選手(左)と山内寛史選手(右)が登壇
庄司選手は右大腿二頭筋肉離れで6/8のアスルクラロ沼津戦から外れていたんですよ。ただ、そのケガで、今回初登壇になったそうな。そういえば、J2時代にも復帰してからも一度もこのステージに来たこと無かったなぁ。難波アンバサダーが庄ちゃんと呼んでいたあたり、かなり親近感を持っているんだなと。昔の同僚が今でも選手をやっている(当時の庄司選手は若手から中堅になり、難波アンバサダーはベテランの域に入る選手になっていた)というあたりからもその思いが強いんでしょうね。
・・・というより、山内選手は、またケガしたんかい!せっかくこの前のガイナーレ鳥取戦で点を決めているのに、もったいない。山内選手の方が、安心して試合が見られる(理由は後述)のに・・・。






KYG03_20240629_205510709岐阜市民総力戦になったこの試合は、7503人と大入りだったものの、古橋亨梧選手がやって来た7805人には届かなかったのは、現在の岐阜の状況を見透かされているようで、将来が不安になる観客動員となりました。


その不安を煽るかのように、開始早々野澤陸選手が蹴り出そうとするところの隙を突かれ、なだれ込むような失点となりました。開始30秒で失点なんて今まで見たこと無かったぞ・・・。正直目を話していた隙に起こって、何が起こったかわかっておらず、今回ハイライトを見返して、驚愕するほどの状況だったんですわ(汗)。思えば、この1点が、この試合の結果となって現れてしまったのかなと思うと、野澤選手には大いに反省してもらいたいです。
それでも前半18分にその野澤選手が縦にパスを入れて田口裕也選手に繋ぎ、結果八戸の選手に崩されて球を奪われるものの、セカンドボールを荒木大吾選手が奪い、冷静に相手をかわして打ち込んで、同点に持ち込んでくれました。荒木選手は、ここまで5得点とミッドフィルダーながらも田口・藤岡浩介両選手に次ぐポイントゲッターとなっています。実は、ジュビロ磐田・京都サンガF.C.時代には(カテゴリーの違いはあれど)1点ずつしかゴールを決めておらず、去年京都での活躍を見ているサポーターからは、決定機を決められなかったのに、どうしてこんなに決めているのと言われているほど。これが昨年J1で活躍した選手なんだと思うと、やっぱりJ3だと化け物クラスの選手なんだね・・・。来年はJ2かJ1のチームに引っこ抜かれるかなぁ(汗)。

ただ、その後がいけない。積極的に前に出てシュートは放つものの、ゴールマウスに入らない。そうこうしていたら、少ないチャンスを八戸に決められてしまい逆転されることに。そしてそのままゲームセット。
あの30秒が無ければ、勝ち点は拾えただけに、何とも後味の悪い試合となりました。そして、やはり岐阜市民総力戦は勝てない試合の一つだった・・・。ウチは、大入りと岐阜市民総力戦と御前試合(いわゆるトップスポンサーがVIPで来る試合)では全くダメなんだよね。勝つという意味で、辞めようや、この企画(ギャハ)。



ということで、前向きになって、前に前に攻めることができるようになってはいるものの、それで入らないという状況とそこを見透かされた時に対策を打たれた場合、それを打破するためのいわゆるプランBが練られていないことが気掛かりになってきました。天野賢一暫定監督に変えてくれるようとしていると言って頼るのではなく、選手自身が自主的に何か変えたいと思い、それを監督に進言して互いにディスカッションしながら作り上げていくような雰囲気を作らないといかんわね・・・。
現状は、攻守のメリハリをしっかりと付けて、組織立った守備を展開するのが一番じゃないのかなとも。攻撃は元々今シーズンに関しては悪くなかったので、後は精度の問題。その象徴が、イ・ヨンジェ選手なんだよね・・・。全く決まらない。何度もシュートチャンスが巡って来ても、面白いくらいに決まらないのよ(苦笑)。
もうここまで来ると、他の選手に変えてほしい。実際鳥取戦では山内選手が久しぶりに控えに入って活躍しているんだから。そう思えば、山内選手がケガで出られないなら、他の若手フォワード選手、例えば上野輝人選手とか河波櫻士選手とか横山智也選手とかが出てきてほしいわけですよ。彼らが脅かせないから、(仕方なく)イ選手を出すという流れなら、それを断ち切らないと、自分達の手で。


これで、再び一からやり直しと賽の河原で石を積み上げているような展開になる岐阜一つ積んでは父のため・・・とか言いながら、鬼に崩される状況を打破するためにも、またアウェイになりますが、テゲバジャーロ宮崎戦で勝たないといけません。先程も言いましたけど、この試合から後半戦。この先を失うと、昇格争いもプレーオフ争いも厳しい展開になります。

正直天野暫定監督では昇格争いよりも残留争いになるんじゃないかなと思っていましたけど、そうなりそうで怖い。だからこそ、早く新しい監督を決めてほしいけど、フロントは天野さんをそのまま監督に据えそうで、もっと怖い・・・。


え、スタメシ?忘れてたので次回(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年11月05日

FC岐阜観戦記2023 第15節 柏木陽介の柏木陽介による柏木陽介のための試合

FC岐阜、昨日はヴァンラーレ八戸と戦いました。


SOG03_111201今回は、何をおいても最初は、この話をしないといけないですね・・・。
先日、柏木陽介選手が現役引退を発表しました。岐阜に来て3年。彼の成し遂げたかったことは、終ぞ叶わないまま迎えそうです。色々と思うところもあったでしょう。それでも岐阜に来てくれて、岐阜のために尽くしてくれたことに感謝しかありません
・・・もっといろいろと言いたいことがあるんですけど、今はその時じゃないな(苦笑)。全ての試合が終わってから、その思いを書くことになると思います。



SOG03_112124しかし、(全てではないでしょうけど)コアサポの面々は違っていたようです。
「引退反対!!まだまだ見たいぞ陽介」と彼自身に引退撤回を求めているようだったのです。
彼らの思いもわからなくはないので、邪険にはできない。ただ、プレスリリースを見た限りでは、確かにまだやれるんじゃないのとは思っていたものの、彼自身が決めたことですし、色々と思う中で決断したわけですから、残念ですけど快く送り出してあげたいと思いました。そう、この時までは・・・。



SOG03_112535この日は、わくわく受注会という今シーズン在籍した全選手・マスコット・GGG(トリプルジー)の記念グッズの販売会が行われていました。
今回受注会で展開された商品は、アクリルスタンド・ペナント・メタルグラフィの3種類。中でもメタルグラフィに関しては、限定ユニフォームを着用した選手が対象とのことなので、16人だけとのこと。見た時は、茂木秀選手がカッコいいなぁと思ったんですけど、やはり柏木選手になっちゃうんだよなぁ・・・。もう引退記念グッズ化しているわい(苦笑)。<そう言ってると、引退記念グッズを出すぞ、あのクラブのことだから(ニヤニヤ)。

なお、こちらはアクリルスタンド。



SOG03_112540そして、こちらはペナント。
メタルグラフィは購入することになったので、後日(12月下旬頃発送らしい)紹介予定。

なお、わくわく受注会は次節のカマタマーレ讃岐戦でも行われますので、迷った方は、是非11/12にお越し下さい!



SOG03_130723この日のかさなるステージ、久しぶりに登壇した難波宏明アンバサダーの「今日の見どころ」をやっておりました
ナンチャンが監督として率いている岐阜聖徳学園大学は、大学リーグの昇格を僅差で逃したとのことなので、少し悔しさをにじませながら話をしておりました。
なお、ホワイトボードに書かれた「型」ですが、今一度原点を見つめ直したらどうかという話の中で出てきたもの。確かに縦に破るサッカーができていないですからねぇ・・・。



SOG03_134836そして、選手トークショーには、茂木秀選手(中央)と松本歩夢選手(左)という贅沢な組み合わせになりました。松本歩夢選手はわかりませんけど、茂木選手は奈良クラブ戦でケガして、今シーズン終了のかなぁ・・・。
・・・あまりにイケメンでカッコよ過ぎたのが悔しいのか、最後っ屁のような発言をして、会場を沸かせていましたけど、そんなことを言ってはアカン(笑)。



SOG03_131903この日は、3連休の中日。
森本工房で「森のハムセット」と「プレミアムモルツ」(ビール)を買って、試合に備えておりました。こんな時じゃないと飲めんわい(ニヤニヤ)。






SOG03_165454試合は、例によってなのか、岐阜の足取りは重かったように思えました。ただ、今までと違ったのは、全員が何とかしようとしていた点と柏木選手が一人気を吐いているところでしょうか。引退会見で身がすっきりしたのか、往年の動きとも思えるような動きを見せていたのです。
それでも、八戸のペースに押し切られ、前半30分に見事なシュートで先制されることなってしまい、このまま意気消沈して試合が終わるのかと思いました。


恐らく、このまま終わっていいのかと上野優作監督か柏木選手に檄を飛ばされたのかもしれません後半になってから、かなり動きがよくなったように思えました。これなら今シーズン初の逆転勝利も叶うかも・・・と思ったら、早速その鏑矢を放ったのです。

後半3(48)分、柏木選手がキープしていた球を左サイドにいた村田透馬選手に回す。しかし八戸の守備陣を破るのは難しいと判断した村田選手は、再び柏木選手に預けます。ならば、と柏木選手が中央にクロスを上げると、ダイビングヘッドで飛び込んできたのが、ルーキーの萩野滉大選手!引退するベテランの思いが、若手を奮起させ、彼のクロスをモノにしようと必死さを見せたのではないのでしょうか。今までならあまり見られなかった動きでもありました。ルーキーの決死の思いのこもったゴールは、自身プロ初のゴールになり、恐らく一生残るものになるでしょう。

同点に戻した岐阜の攻撃は止まらない。後半25(60)分には、村田→山内寛史→村田→生地充慶と中央で回し続けて前に押し進め、最後に生地選手は右にいた柏木選手に展開。そこから再び生地選手に戻し、中央やや右にいた村田選手に再度回す。すると山内寛史選手に回ったパスは即座に前方に飛び出していた生地選手に展開スライディングしたかのような崩れた体制の中から放ったパスを高校で待機していた山内寛史選手は見逃さなかった。まるで生地選手がキーパーを誘ったのを確認したかのように振り抜いたシュートは無人のゴールに転がり込みました。これで逆転!11月になって初めての逆転劇になったのです。
さらに畳み掛ける岐阜。後半30(65)分には左サイドにいた柏木選手がスペースにいた村田選手に流し込む。トラップして受け取った村田選手は、硬い八戸の守備陣の隙を探すため、左から中央に走る。恐らく前方中央にいた田中順也選手に回そうと思ったクロスがシュートになったのか、隙を見付けてシュートを放ったのか、事の仔細はわからないものの、とにかく入ってくれと願って振ったと思う右足は、相手ディフェンダーの足に当たったようにも見えるけれども、村田選手のゴールとして認められ、これがダメ押しになりました。

その後も八戸の猛攻があったものの、冷静に対処し、3-1の逆転勝ちで逃げ切りました。



SOG03_170344こちらはJ初ゴールになった萩野選手。MOM級の活躍だったと思いますし、慣れない守備の中で点を叩き込んだことが、今後大きな糧になってくれれば幸いです。羽田一平・和田侑樹両選手とのルーキー争いの中で一歩でも二歩でもリードできる活躍を願っています。



SOG03_170513そして試合のMOMとしてやって来た柏木選手と本当なら逆転勝ちを演出したMOMのはずの山内寛史選手(苦笑)。
引退撤回を求めるサポーターの声に対し、苦笑いしながらも、もう決めた・引退撤回ほどカッコ悪いものはないなどと述べておりました。
当初は仕方ないかなと思っていた引退の件ですが、今日の試合を見て考えを改めないといかんとさえ思ったよ(笑)。是非とも引退撤回して続けて下さい(ギャハ)!
でもね、このように引退を惜しまれる声を掛けてくれるというのは、選手冥利に尽きる部分もあるんじゃないのでしょうか。それだけ偉大な選手に成長していたということなんですよ。そのことを柏木選手は噛みしめて、残りの試合を全力でぶつかってほしいです。まだまだやれるぞと思わせる動きを見せている限り、大丈夫。全ての試合に勝てるかもしれない。



この試合に勝ったことで、岐阜は昇格戦線に首の皮一枚の状況のまま生き残っています。試合前には今シーズンは終戦と言う雰囲気が漂っていたものの、柏木選手一人の力で、まだやれると思わせるのですから、まさに彼は岐阜の太陽だったと改めて感じさせました。絶望的な可能性なのは変わらないけど、最後まで抗っていきましょう!


次回も、わくわく受注会で書きましたが、ホームで讃岐戦になります。この試合はダブルの掛かった試合。今回のような逆転劇が仕掛けられれば、例え先制されても勝てるはずです。蹂躙することが一番ですが、今回のように追い込まれてからでも策無しなんてことは無いんだということを皆に示して下さい。やれるはずですし、やればできるじゃねぇか!と言われるように(ニヤニヤ)。


SOG03_113929おまけ その1
エコステーションにあった囚われのヴァン太。ヴァン太は、八戸のマスコットです。
わざわざ網で捕まえるあたり、スルメイカをモチーフにしただけある(ニヤニヤ)。しかし、これは、この日の試合を暗示していた(苦笑)?



SOG03_125357おまけ その2
ミナモダンスに興じるギッフィー。
写真を撮ったタイミングを見て、阿波踊りみたいだと言うなかれ(笑)。






残り試合4。J2昇格への勝ち点差は10。


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Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)

2023年03月27日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その2 百戦錬磨の監督に、してやられる

FC岐阜、昨日は青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムでヴァンラーレ八戸と戦いました。
先日のホームで行われた鹿児島ユナイテッドFC戦に今季初勝利し、ここまで1勝2分と負け無しで進んできた岐阜。堅守速攻が光り、順位はまだ下から数えた方が早いものの、大負けはしていないのが救いなのかなと思って見ております。

一方で八戸は、石﨑信弘さんが監督に就任し、アウェイ3連戦を1勝1分1敗とまずまずの成績でホームに帰って来ました。そして、この日がホーム開幕戦になります。ホームでの勝利を・・・と、前のめりで挑んでくる八戸イレブンを岐阜はどういなすかがポイントになってくるでしょうけれども、何せ石﨑監督は、J通算300勝(2022年現在309勝)を挙げている方ですから、ひよっ子同然(と見られてもおかしくない)の上野優作監督をどう対策するか、ある程度分かっているのではないのでしょうか


この日は、朝から雨が降る中での開催になりました。おまけに非常に寒い先々週から青森でも異様な暖かさだっただけに、結構身に凍みた方も多かったのではないのでしょうか。このあたりは、後日お話していきましょう。


SOG03_114222そうなると、自然に温かいものが欲しくなる。丁度おあつらえ向きに南郷そばが売られていた。この日だけの特別出店だったようです。今回は「ねぎそば」にしてみた。



ねぎに関しては、ラー油が染み込ませているので、ピリ辛ではあるものの、そばにラー油ってどうなのとは思った。やはり、ねぎはそのまま小口切りでよかったなぁとも。悪くないんだけど、そばの風味を楽しむなら、そのままがいいね。


SOG03_150116もう雨で寒いし、動きたくないというふうになってしまったので、今回紹介する残りのスタメシも、しもちゃ屋の「豚汁」(左)と「こんにゃく」(右)のみになってしまった(苦笑)。
どちらもオーソドックスなものですが、「こんにゃく」に関しては、おでんとして供されたため、しょうが味噌を付けて頂くものになっていました。同じ味噌だけど、名古屋の赤味噌に対し、青森は白味噌なので素での甘みが少しあり、しょうがの風味はほのかなものになっていました。



寒い・動きたくなかったとかもあったんですけど、傘をスタジアムに持ち込めないという事態が一番引っ掛かった。どうも傘を持ち込めないのは、Jリーグの規約らしいけど、初耳だし、スタジアムの注意事項でも聞いたことがないたいていのスタジアムで持ち込みはできるものの、差してはいけないというのが規約になっており、明らかに八戸のルールは独自でおかしいと今でも思っています。マナーを守れない人に対して注意をすべきだと思います。しかも今回は渡し間違いまで犯すという始末自分の傘を持ち込めさえできれば、こんな事態にはならなかったはずです。スタッフや運営がまだまだ未熟だから・・・ということで、納得(させられる形で)しましたが、本心としては、まだ腑に落ちない部分を残しています自分達が未熟というのは、言い訳レベルにしか聞こえないし、もうJリーグに参入して何年経ってるんだと。1年2年ならまだ納得できますけど、今年で5年目になるのですから、ノウハウはできているはず今回は動員の少ないチームだからいいものの、松本山雅FCや隣県のいわてグルージャ盛岡のような大量動員の可能性があるクラブで、同様の事態を起こせば、大混乱になりかねないとくぎを刺しておけばよかったと今になって後悔しています。どうしてもやりたいなら、サポーターに頼み込んで、並んでる段階でタグを付けてもらうようにしたらとは言いましたけど・・・。運営の方が仰っているように、今回の件を気付きとして生かしてほしいですねぇ(遠い目)。





SOG03_155605さて、試合の方ですが、雨というコンディションもあって、なかなかお互いに決め手に欠ける展開の中、前半37分、相手のゴールキックが見事に裏を取られ、止めにくい角度に入れられたのが決勝点になり、万事休す・・・になったと、今見ると思います。
後半になってからは、岐阜のペースになっていたし、シュート数やコーナーキックの数は圧倒的だったんですけど、決まらなかったらただのスタッツになってしまうのですよ。やはり経験深い石﨑監督の老獪なセンスは、長年監督業をやっているから出せるものなのかなと痛感させられます。今度ホームで戦う時、圧倒的に勝つためには、どうするのか。これを今後の長い試合の中で見出していくべきなのかなと思います。



その敗戦後の初の試合になるFC琉球戦が、4/1にやって来ます。嘘から出た実(まこと)という言葉がありますけど、ウチが勝ったんだよ・・・と言い続けていれば、本当に勝てるんじゃないかと思うくらいに、今は監督や選手達を信じて念じておきましょう


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Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)

2022年09月19日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その12 おまけ ヴァンラーレ八戸のスタメシ価格がおかしい

先日、プライフーズスタジアムで行われたヴァンラーレ八戸×FC岐阜の試合に行ってきましたけど、プライフーズスタジアムのスタメシは、規模の割に色んな種類が揃っています
しかしながら、一番驚かされるのが、販売価格ファミリーマートだけはコンビニ価格より高めの設定なんですけど、他は異常なほど安い。そして同じ種類の商品が出ているのに値段がバラバラなんですよ。早速見て行きましょうか。


SOG03_173821最初は、しもちゃ屋から「キムチ鍋」
寒いわけではなかったのですが、何気に惹かれるものを感じたので、コイツをセレクト(爆)。



こちらはキムチの風味の生きたものになっていて、ややピリ辛な感じ程よい酸味もあって、ウォームアップには最適な商品かも(ニヤニヤ)。なお結構具だくさんなのですよ。確認できた範囲で、キムチ・豚肉・豆腐・にら・しいたけ・大根・にんじんが入っていました。


SOG03_173836こちらが、橋向生活改善グループの「嶽きび」
こちらは、青森県弘前市の嶽地区で獲れたとうもろこしのことを指すブランド名でもあるんですね。嶽高原という標高が少し高いところで獲れる甘みの強いものなのだそうな。今回はそれを湯がいただけのシンプルなものです。
ちなみに、別の店でもとうもろこしは販売されていたのですが、別の店では250円(税込)だったのに対し、こちらは200円(税込)。いやね、値段は合わさせた方がいいよ、運営(苦笑)。

というよりも、この店の品物が、いちいち爆安なんですよ。採算って何だろうとかショバ代は加味しないのとか、こちらを心配にさせるかのような価格設定なんです(汗)。



ただ、この店の商品の味は保証付きです。去年も頂いてるんですけど、田舎のばっちゃん達が丁寧に作っているという印象の味わいなんですよ。
でも今回は、素材の味という点をフィーチャーしないといかんのね。何か悪そうな雰囲気の書き方ですけど、さにあらず。滅茶苦茶美味かったよ(泣)。
朝採れじゃないそうですけど、あの鮮度維持の難しいとうもろこしが、この時間(夕方)でも甘くてみずみずしさを保っているところで、まず嶽きみの凄さを感じた。そして水分たっぷりなのに、水っぽくないみずみずしいという形容がこれほど当てはまる一品は無いのですよ。
もうあまりの美味しさと安さにハーフタイムの時にもう一本買ったもの(ニヤニヤ)。

スーパーで買えば、もう少し安く買えるのでしょうけど、スタメシの価格としては異様に安い長良川だったらワンコイン(500円)設定されるはず。


SOG03_200003橋向生活改善グループからはもう一つ、「休みっこ」を紹介したいですね。
裏には「びりっこ」と書いてありましたけど、「こびりっこ」とも言うのだそうです。他にも「はさみっこ」・「こびる」・「ジャパンサンド」という名称があるようで、一般的な呼ばれ方は「せんべいおこわ」・「おこわせんべい」らしい
南部地方(青森県東部と岩手県の北部)でよく食べられるもので、こびる(小昼)という農作業中の時に食べる軽食が由来のようです。休みっこの名称も小昼と同義だと思います。

で、こちらは南部せんべいの中に赤飯を挟むという何とも奇抜な一品です(笑)。



その味は、異様にもっちりした赤飯と南部せんべいのしんなり感が合わさって、これまた美味しい赤飯はやや甘めの味付けなのは、東北地方独特のものなのかな。一般的に赤飯にはごま塩を振り掛けるケースが多いし。
そして、軽食なのに腹持ちがいい作り。これ数個食べたら腹膨れるぞ(ニヤニヤ)。
何より家でも作れそうな雰囲気を漂わせている。だって南部せんべいと赤飯を用意して挟むだけだもの(ニヤニヤ)。
なお、コイツは1個110円(税込)。やっぱりおかしい。


SOG03_174511こちらは大澤商店の「牛すじカレー」
・・・まさかのご飯はパックライスだった(ギャハ)。



カレーそのものは、中辛とうたっているだけあって、ややピリ辛な味わい。肝心の牛すじはいい感じに煮込まれていて、硬過ぎず柔らか過ぎない、存在感ある具になっていました。しかし、パックライスには驚かされた。


SOG03_180058最後は田村商会の「天カスやきそば」
実は、焼きそばは確認できただけで3店舗ありましたけど、他2店舗は300円(税込)なのに対し、こちらは400円(税込)なのよね。天かす100円か・・・。



味はオーソドックスな焼きそばで、天かすの味わいはそれなり。それなら大澤商店で売ってたジャークチキンの入った焼きそばにすればよかったかなと。でも、ここまで価格が違うのは、何とも。やはり運営が価格管理をしてほしいねぇ・・・(もちろん高くならない程度に)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:32Comments(0)

2022年09月18日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その12 ふしぎだ、せんのうチャントがきこえる

FC岐阜、昨日は青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムでヴァンラーレ八戸と戦いました。


で、表題。
その昔、「魁(さきがけ)!!男塾」というマンガ作品のファミコンソフト(「魁!!男塾 疾風一号生」)が発売しておりまして、作中プレイヤーに仲間が応援を送ると体力を回復できる機能(男塾名物大鐘音のエール)がありまして。その際のセリフで、遠くから念を込めて送っていることもあるからなのか、「ふしぎだ みんなのこえがきこえる」と言うんです。ところが、私はそのセリフを「ふしぎだ おんなのこえがきこえる」と読んでしまったんですよ。だもんですから、一緒に遊んでいたヤツらにゲラゲラ笑われてしまうという激しいトラウマを思い出させるかのような試合展開だったんですよ(大泣)!


SOG03_150933総じて下向き同士のチームが戦う試合。八戸は3連敗で迎えたホーム、岐阜はAC長野パルセイロ戦で引き分け、再開試合になった藤枝MYFC戦は0-3の惨敗と悪いところを引きずってアウェイ2連戦を迎えないといけないのかと危惧しておりました。

で、今回は八戸駅から。東口には八戸の球団エンブレムがデーンと。過去宣伝が派手になったり地味になったり安定してなかったのですけど、今年は結構大掛かりに思える
ちなみに、私は八戸まで飛行機と新幹線で行くルートでやって来ました。そのあたりの詳細は後日お話しできれば。



SOG03_170139プライフーズスタジアムの裏手には、津波記憶碑というものがありました。



SOG03_170204プライフーズスタジアムのある多賀地区には、震度5強、約6mの津波が襲い掛かり、218戸の住宅が被害に遭っています。
かつて、同じ八戸市にある厳島神社に行った時にも書いていますが、青森県でも南部地方を中心に東日本大震災の影響を受けており、何人か亡くなっていますプライフーズスタジアムも震災を教訓に建設された多目的運動場なので、この記憶碑も大変重要なものになります。



SOG03_164244さて、八戸というとアドトラック・・・と思ってたら、トラック型のステージも来てた
実際に上ってイベントが行われているわけではなさそうですけど、なかなか立派なものです。



SOG03_164257こちらがそのアドトラック。去年も来ていましたね。



SOG03_164356反対側と対になって選手紹介がなされており、背面にはマスコットのヴァン太が紹介されています(左側側面にもいるので、結構いいポジション取りしている(笑))。
・・・ヴァン太は生で見たのに、写真撮るのを忘れた。来年は必ず撮るぞ。<もう来年行く気満々かよ!
・・・だって、もうJ3残留はほぼ決定的でしょ(泣)。



SOG03_181008プライフーズスタジアムには、2021年に4基の照明塔が設置されていますが、稼働しているシーンを見るのは今回初めて。LED照明のようです。結構明るい。
ちなみに、この日の試合は八戸にとっては今年最後のナイトマッチになりました。



SOG03_185243驚くことに、多彩なカラーを放つカクテル光線の演出もある進化した照明なんですよ、これが。



SOG03_205634この日の最高気温は31.5°Cとやや暑いながらも、試合開始時は25°Cほどと名古屋にいる時や岐阜で試合を見ている時に比べると比較的涼しい中で行われたこの試合、台風14号の影響なのか、スコアボード側(恐らく東から西)にやや強い風が吹く中で行われました
その風を読んでのことなのか、岐阜は追い風(岐阜サポのいる方向)で迎えることとなりました。普段なら後半に迎えるサイドです。早い段階で風を味方に付けて、一気にリードしようと思ったのでしょうけど、その風は八戸に味方したようです。

向かい風になった展開にもかかわらず、前半25分にダイレクトでヘディングシュートを決められてしまいます。嫌な展開ですけど、もうあきらめた(爆)。それにあれは決められたら防ぎようのないもんだわ・・・。

それでも後半17(62)分、生地慶充選手が倒されたことで生じたフリーキック。柏木陽介選手がキッカーで始まったのですが、一旦相手がクリアしようとしたものの、クリアしきれずに藤谷匠選手が受け取り、さらにゴールマウスに近い位置に送り込みます。そこを途中交代で出場した藤岡浩介選手が蹴り込んで同点に追い付きますDAZNで見ると服部康平選手が蹴り込んで同点・・・と思ったら、藤岡選手になったのね。

しかし、その後の岐阜は特に守備がいけなかった向かい風で1点取れたことで安心してしまったんじゃないかという点と、やはり八戸は風を味方に付けていたのだなと。
後半27(72)分にはフリーになっていた左サイドにボールが振られ、さらにドフリーになっていた選手に右隅に流し込まれ、同じく33(78)分には混戦から抜け出されたボールを守備の甘かった右寄りに振られ、やっぱりフリーになった選手に左隅に打ち込まれるという守備の甘さが際立った失点劇を見せておりました。


藤枝戦の時と同じような惨敗。1点取っただけマシ・・・と思いたいけど、それでは留飲が下りんわい。



下位のチームに、ピッチコンディションが悪い中で負け、いいところもそんなにない。シュートは打てど精度が悪いのは相変わらずで、守備陣は数はあれど甘々。銀河系集団とは何だったのか・・・。宇賀神友弥・フレイレ・庄司悦大の3選手がいないから負けたという言い訳は聞かないですから。とにかく下の順位に勝てなかったことは、大いに反省しないといけない点ですよ。今年何回目の取りこぼしなんだと。


こんな調子で次のいわきFCのアウェイは戦えるのでしょうか。
相手は首位。同じ日に行われたFC今治戦は久しぶりの敗戦ですけど、J2ライセンス取得、ある意味昇格のために正念場の試合になるでしょう(もっとも、試合に頑張ったから取得できましたというほど甘いものではないが)。楽に勝たせてはいけないのはもちろんのこと、こちらが飲み込むような格好で勝たないといけないはずです。銀河系集団という名にふさわしい戦いをしてほしい、今はそれだけ言っておきましょう。


魁(さきがけ)男塾
魁!!男塾 疾風一号生



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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2022年09月17日

肉体は無事だが

精神状態は即死級です(泣)。
青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで行われたヴァンラーレ八戸×FC岐阜の試合は、3-1で八戸の逆転勝ちになりました。


先制されて追い付いたまではよかった。そこからさらにもうひと押しできなかった。それどころか、今回取られた3失点のうちの2失点は、運が悪かったでは済まされないもの。防ぎようがあったはずですよね・・・。守備陣はちゃんと相手をマークして、フリーにしない。この基本をしっかりやってほしい。


もこれ以上は何も言わない。各々が反省する点を見付けて。明日以降の練習で改善するよう努めて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:17Comments(0)

2022年06月06日

FC岐阜観戦記2022 第5節 勘違いしていないか?

FC岐阜、昨日はヴァンラーレ八戸と戦いました。
SC相模原・ガイナーレ鳥取・天皇杯1回戦になる中京大学との3連戦からのAC長野パルセイロとのアウェイ・天皇杯2回戦になるガンバ大阪を経ての3連戦の最後が今回の試合になります。1週間まるまる休みがあったのは、中京大学と長野との間だけで、ままタイトな日程だったと思います。しかし、負けたのはG大阪との一戦だけ。しかも前半は押していての敗戦だっただけに、横山雄次監督の有能さを感じさせるものとなっています。

対して八戸は、葛野昌宏監督が体調不良で休養を発表し、東純一郎ヘッドコーチが指揮することになりました。恐らくこのまま監督に就任というふうになるのではないかと思われますが、何とも言えないのがスポーツというもの。この試合に勝って勢いを付けたいと思っているのではないのでしょうか。


岐阜にとって八戸は嫌らしい相手で、通算2勝1分1敗だそうですけど、そんなにやすやすと勝ったかなという記憶があまり無いんですよね。無観客の時に圧勝があるくらいで、観客動員ができるようになってからは、ギリギリで勝ってるかスコアレスドローしかホームでは見ていない、アウェイに至っては実質ボロ負けだったものね・・・。


SOG03_140014実は、今日は関市ホームタウンデーだったことを知らずに、関牛乳の「関珈琲」をチョイスしていた。たまにはいいかレベルで買ってたんですよね(苦笑)。
19時キックオフのナイトマッチでったんですけど、この時間ということは陸上競技場で陸上大会があるのかいなと思ってたら案の定で、障害者スポーツ大会が行われていたようです。しかしながら、新型コロナウイルスの感染を恐れてか、入場はできなかったようです。長良川球場でも野球の試合をやっていたようですけど、これも観客を入れない試合になっていたようです。もしかしたら練習だったかもしれない。
ということで、かな~り長い時間が空いてしまったので、途中何度もコンビニに寄っていたのです。



SOG03_150943そして、ガールズデーでもあることも知ってか知らずか、ネタが無いなと思っていたためだけに撮っていた、中華料理しょうりゅうの「吸ぃ~つ杏仁」のFC岐阜バージョン
いつもなら杏仁豆腐のアイスだけのところを関市洞戸地区(旧洞戸村)で獲れたキウイのジェルを入れたものになっています。



キウイのジェルがなかなかに甘く、杏仁豆腐の穏やかな味わいに大きなアクセントを付けてくれました。元々の杏仁豆腐も美味しいので、今度はこれだけのバージョンも頂きたいところ。暑い夏あたりに狙いを定めるか(ニヤニヤ)。


SOG03_180922こちらは、難波宏明アンバサダーの選手トークの一コマこの日のゲストは、富樫佑太選手(左)と藤谷匠選手(右)の2名でした。
しかし、この日のナンチャンのトークがかなりダダ滑り藤谷選手に切り込んじゃいけないところまで切り込んだ感がぬぐえなかったですね。ケガは暗黙の了解!



SOG03_205418試合の展開もそんなダダ滑りというふうにも、途中から降ってきた雨(実は雨の試合は今季初)が梅雨の始まり(入梅)を知らせるかのように湿り気を帯びた攻撃陣になってしまったかのようなふうにも感じさせたのです。


岐阜は中3日ということもあって選手をターンオーバーさせたとはいえ、かなり苦しいやり繰りをしていることを感じさせました。まさか宇賀神友弥選手以外メインに据えている守備陣全員アウト(フレイレ選手もケガらしい)とは・・・。疲れも溜まってか動きの散漫・緩慢な部分が垣間見え、特に開始早々のバックパスミスは猛省レベル。あれで相手にコーナー与えてるもの。
あとは八戸にしっかり対策されていたのかな。監督が休養で(事実上)変わったとはいえ、時間は十分あって、岐阜の攻め方をしっかり練られたのでしょうね。結構岐阜のパスラインを消す動きがよくできていたようにも思えましたし。そんなこともあり、なかなか岐阜は思っている攻めを行えませんでした。
後半になってギアを上げたけれども、ことごとくゴールマウスに嫌われた感があり、中でも後半半ばの窪田稜選手のシュートやね・・・。あれは入っていたらなぁ・・・。入っていたんじゃないのとか思ったもの(苦笑)。


結果としてスコアレスドローとなりました。何か『八戸=スコアレスドロー』の印象が拭い去れない(泣)。



試合後、選手への不満を吐露している人がいたみたいですけど、それは違うと思うよ。
先述の通り、八戸が1週間まるまるあったのに対し、岐阜は中3日ターンオーバーばかりしていたので、戦術面での甘さが出た可能性はあるものの、試合に出られるかどうかで練習の時でさえピリピリしていると思われます。そんな日々を過ごせば、肉体的には疲れていなくとも、精神面での疲労は溜まっているはずです。その部分への考慮をしてあげないと、この先もっと大変だと思うよ。まるまる休めても夏場の疲労はすさまじいのに・・・。


勝てなかったことが次もホームになる鹿児島ユナイテッドFC戦にどう響くのか相手は上位なだけでなく、J2時代からの因縁の相手。忘れもしない10.30。J3に落ちる決定打になったあの試合を忘れることは絶対にできない。いつまで思っていてもいかんのですけど、あの時のトラウマは今も拭い去れない勝つことでしかこの思いを払しょくできないのかなと思おうと、少し切ないのを感じるのはなぜだろう。


なお、この試合に関しては、負けなくてよかったということだけは言いたい負けていたらもっと深刻な事態になっていたでしょうから。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2021年11月22日

FC岐阜観戦記2021 アウェイ編 その10 耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・

いきなりですが、日本人と欧米人の間で第2次世界大戦の終わった日が違うことは、歴史を学んだ方々ならご存じかもしれません。
日本人にとっての終戦は、8/15。日本がポツダム宣言を受け入れ、玉音放送の流れたこの日(の正午)とされています。今では終戦記念日としてこの日までに亡くなった御霊を癒す日となっています。ちなみに韓国では、この日を光復節として、北朝鮮では、同じく祖国解放日として休日になっています。
欧米人にとっての終戦は、9/2。日本がポツダム宣言を受け入れ、戦艦ミズーリで調印式を行ったこの日とされています。


SHV47_1830一体何が言いたいのかというと、結論を話すことになりますけど、11/21に青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで行われたヴァンラーレ八戸×FC岐阜の試合に負けたことで、終戦となりました。いや、その前に行われたテゲバジャーロ宮崎戦で、事実上の終戦になっていたのかもしれません。


さて、この試合までの状況をまとめましょう。
岐阜は、この日の試合に勝つ以外は終戦となりました。しかし、この試合に勝ったとしても、ロアッソ熊本×Y.S.C.C.横浜の試合で熊本が勝つないしは引き分けになれば、岐阜は終戦となったのです。つまり、岐阜は勝っても、『哀しい勝利』ともなっていた可能性もはらんでいたわけです。そう思うと、負けた方が潔かった・・・というのはネガティブ過ぎる考えなのでしょうか。


このスタジアムまでは、名古屋から東京までは夜行バス、東京から八戸までは新幹線で向かいました。
その後は八戸が出してくれているシャトルバスでスタジアムまで向かったのですが、コイツが曲者だった(汗)。
定員が22名までというのは仕方ないにしても、定刻(この時は11時出発)より10分も早く出るのは、さすがにマズいだろう・・・。『バスが時刻表より早く出発してしまうこと(早発)は「旅客自動車運送事業運輸規則」(道路運送法に基づいて定められた省令)で禁止』されているのだそう(国民生活センターの文章より引用)路線バスではないとはいえ、この規定に当てはまる可能性があると思って、慌てて戻ったんだろうなぁ・・・。
新幹線の接続に合わせて・・・といきたいところだけど、在来線で来る人達のことを考慮すると、始発がこの時間になるのかなぁ。それか仙台から行けばよかったかなと軽く後悔(もうちょっと速くなったはず)



SHV47_1817スタジアムに着くと、デカいトラックが。選手の写真の貼られたデカいトラックだ。<語彙力落ちてるぞ(ニヤニヤ)。



SHV47_1827中はこんなふう。着いたのがキックオフ約1時間前だったので、試合中のものに。
この時期にしては、まだ青々した状態を保っていました。ボコボコというふうではなかったようで。



SHV47_1818この日の試合は、八戸のホーム最終戦ということもあり、いつも以上にスタメシが豪勢になっていたようです。「ヴァン飯カップ」と称して、プライフーズの五穀味鶏という鶏を使った料理でNO.1を競うものになっていました。
写真のように、投票券付のチケットを買うと、一綴り800円で1000円分のチケットがもらえます
・・・欲張り過ぎて2000円分のチケット買っちゃった(ギャハ)。



SHV47_1820そんなわけで、今回は焼きそばとかの定番料理を買えないので、全て「ヴァン飯カップ」対象商品になりました。


最初は、橋向生活改善グループの「力餅入り鶏汁」。ちなみに右は、無料でもらったお通しのようなもので、「キャベツの酢漬け」。ええ、「ザワークラウト」ですな(ニヤニヤ)。



具材は結構多く、メインの鶏肉と餅、そしてきのこにねぎが入っておりました。汁は少し薄めだったけど、鶏肉など素材の旨味が十分に味わえたので、よしとしよう。味に深みを加えたい場合は、上の瓶に入っている辛味噌を入れるといいですね。辛味と味噌のコクが出て、もっと美味しくなります。
なお、酢漬けも美味しかったです。ほどよい酸味で汁がより美味しく感じられますね。


SHV47_1824こちらはタイ料理アピの「せんべい汁」。タイ料理屋なのに「せんべい汁」とは・・・。
説明不要の南部名物料理ですね。



南部せんべいが汁を思いっ切り吸って、少々重い。でも重いからお腹が膨れるというふうでもなく、パクパク食えるんですよね。中身のない団子を食べている感。もっと言うなら芯の少しある餅とも。
先程述べたように、汁を思い切り吸っているので、薄い味なのに、汁の濃厚さを感じられます素材の味わいを思い切り吸い取ってるんですよね(ニヤニヤ)。こちらも鶏肉・きのこ・野菜類・南部せんべいと具は豊富です。汁は薄味なので、飽きの来ないものに仕上がっているんですね。


SHV47_1826で、タイ料理アピでは、こんなものも買ってきた。
「唐揚げ」(左)と「グリーンカレー」(右)です。
「唐揚げ」は結構時間が掛かるようで、でき上がった時にはキックオフギリギリになっていましたよ(泣)。
なお、この店は「パイカ角煮」が有名です。おい、ここタイ料理の店だよな(苦笑)?



今回買った「唐揚げ」は、衣が甘いタイ料理って辛いのもすごいけど、甘いのもすごいのよね。何で唐揚げの衣が甘いのかわからないんですけど・・・。まぁ、パリパリの衣に柔らかジューシー鶏肉がとても美味しい一品でしたけどね。

「グリーンカレー」は、タイカレーの代名詞、辛い味わいが利いておりました。とはいっても、ヒーハー言う辛いふうではなく、日本人でも美味しく食べられる程よい辛さになっておりました。


SHV47_1825最後は、TMコーポレーションの「肉団子入り鶏汁」
つくねの入った団子汁・・・という形容詞化できないのが、何とも(苦笑)。蓋を開ければよかったと軽く後悔。



この団子汁、他の汁物とは違い、結構甘めの味付けになっていました。ただ、具は鶏肉と肉団子と野菜類とやや少なめ。それでも味がしっかりしているので、少なさを感じさせない作りになっていました。


SHV47_1829試合に関して言えば、この日の試合を落としてしまうと終戦になる岐阜は積極的に攻めるかな・・・と思ったら、動きが硬いというのか、何ともチグハグなものに。宮崎戦の時、甲斐健太郎選手のコメントにあった「行くか行かないか、行ってもついてきていない、行こうというタイミングで行けない」が、この試合でも抜け出せていなかったなと。
むしろ、この日の試合のメンツを見て、柏木陽介選手の名が無かった時点で、安間貴義監督は何を考えているのかわかりませんでしたよ・・・。宮崎戦は負けだったとはいえ、少なくともスタメンはそのままでよかったんじゃないのかと。本気で勝たないといけない試合と感じ取れなかったのは、私だけなのでしょうか?
そんなチグハグ感は前半の八戸の得点で露わになったとも。
敵に見事なまでに翻弄され、そこでできた隙に、これも見事なまでに放り込まれた1点目。攻め上がったのはよかったけど、そのためにゴールまでのラインがきれいに見えてしまっていて、それを相手に狙われた2点目。なるべくしてなった失点劇でした。もっとも前半21分に川西翔太選手のシュートがオフサイドになっていなければ、試合展開は変わっていたでしょうね・・・。もっとも、あのオフサイドは取られても仕方ないかもしれないですけど。

後半も八戸が安定の守備を見せたというよりも、岐阜が攻め切れないまま時間切れ。最終盤に富樫佑太選手が決めたものの、宮崎戦と同じく決めさせて自分達でボール保持した方がやりやすいという作戦によるものだと思うので、2-1とスコアはなっていますが、実質2-0でしょう。いずれにしても八戸にとってホーム最終戦になったこの試合、八戸が見事な試合運びで勝ったのでした。



ほぼ同じ時間帯に行われた熊本×Y.S.C.C.の試合は、熊本が勝ち切り、岐阜が勝っていても終戦になっていました。冒頭でも似たようなことを書きましたが、負けて終わってくれたおかげで、潔く最期を迎えられたと思いますわ。


これに伴い、岐阜の今年のJ2復帰は無くなりました。残ったチームがどうなるかは、別記事でお話していこうと思います。


残りは2試合、この2試合で来年どう戦うかをサポーターに見せなければと思います。来年はサバイバルレースになるのは必至。そこに生き残れるような試合をしてほしいと、次の藤枝MYFC戦、最終節になる熊本戦を見て行きたいと思います。


八戸に関する話題は、次回以降に話す予定。


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Posted by alexey_calvanov at 23:23Comments(0)

2021年11月21日

紅に染まったこの俺を

慰めるヤツはもういない・・・。


というわけで、青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムで行われたヴァンラーレ八戸×FC岐阜の試合は、2-1で八戸が勝ち、同チームのホーム最終戦を見事に飾りました。最終盤にゴールは決めたけど、遅い、遅すぎる・・・(泣)。
堅いというよりもぎこちないという雰囲気で、前半2つの失点は、八戸の選手に見事にしてやられた感のあるものになりました。この試合の意味を知っていたから、動きが重かったのか、それとも別の理由で重かったのか、こればっかりはわかりません。ただ、柏木陽介選手をメンバーから外したのはわからんかったそれだけ八戸に舐めプで挑んだのなら、安間貴義監督の来季は無いな・・・。


これで今年の岐阜は終戦です。残り2試合は消化試合になりましたが、来季に向けての課題を洗い出し、今年出場していない、ないしは出場機会の少なかった選手を試してもいいと思うのです。来季は正直かなり苦しい年になります。次の試合から来季を見据え、苦しい年になるであろう来季に備えるべきだと思います。残る選手はわからないけど、判断材料として試すには十分です。


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Posted by alexey_calvanov at 16:20Comments(0)

2021年08月27日

何とも心境は複雑怪奇

明日からサマーブレイク後初の試合になるJ3。いよいよ昇格に向けた争いが佳境に入っていくわけです。


しかしそんな争いに冷や水が。きっかけは6/20に行われたJ1の試合、浦和レッズ×湘南ベルマーレにて。
この試合で、浦和がエントリー資格認定を受けないまま選手を試合出場させていたことが明らかになり、Jリーグから処分(2-3の負け試合から0-3の負け試合への扱い変更)が下りました浦和側のエントリー手続き不備のあった一方で、マッチコミッショナー側の不備(見落とし)もあったのではないかとされ、最終的には浦和が日本サッカー協会に不服申し立てを行い、Jリーグには意見書を出しています不服申し立ては、その御却下されたことから、今度はスポーツ仲裁裁判所に提出するという泥仕合になっています。


この一件をきっかけに、他にもないかと精査されたところ、5/16の福島ユナイテッドFC×ヴァンラーレ八戸との試合で、同様のことが行われていました
福島×八戸の時は、Jリーグの指定検査を受けられなかった選手に対し、福島が独自にPCR検査と抗原検査を別途行っていました。そして、その選手がその日の試合に出場可能かを試合前にマッチコミッショナーに確認したところ、問題無いとのことで出場させました。しかし、Jリーグは独断で出場をさせたという扱いとし、福島への処分(2-0の勝ち試合から0-3の負け試合への扱いに変更)を決めたのです。

福島の件は、マッチコミッショナーの了承を得たうえでの出場とのことなので、かなり厳しい処分ではないかと疑問に思った福島は最終的にスポーツ仲裁裁判所に訴えています

なお、ここでは事実のみを記載しますけれども、J2の水戸ホーリーホックとモンテディオ山形でも同様の事例があり、処分(共にけん責扱い)を受けています


この事態を受けて、大きく変わったのが順位表(左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差)。左側に処分前、右側に処分後の順位を記載します。


1位 富 山(26) +6    1位 富 山(26) +6
2位 福 島(26) +6    2位 岐 阜(25) +8
============== 昇 格 ラ イ ン ==============
3位 岐 阜(25) +8    3位 熊 本(24) +5
4位 熊 本(24) +5    4位 宮 崎(24) +4
5位 宮 崎(24) +4    5位 八 戸(23) +5
6位 盛 岡(22) +5    6位 福 島(23) +1
7位 長 野(21) +11    7位 盛 岡(22) +5
8位 八 戸(20) ±0    8位 長 野(21) +11
9位 鹿児島(19) ±0    9位 鹿児島(19) ±0


この一件で、FC岐阜が2位に、ロアッソ熊本が3位に、テゲバジャーロ宮崎が4位に、八戸が5位にそれぞれ玉突きで上がった一方、当事者の福島が6位に、いわてグルージャ盛岡が7位に、AC長野パルセイロが8位にそれぞれ下がりました


岐阜はサマーブレイク前には1点差で3位に付き、この意味を噛みしめろと言っていたのが一転、1点差で2位になってしまいました。ある意味棚ぼたの2位ですよ。もちろんうれしくないわけがないのですけど、状況が状況だけに素直に喜べませんわ。この一件は、どのチームにも時限爆弾的に出てきかねないですからね。今後エントリーを出す際に、独自の検査だからOKとか言う甘っちょろい判断で動かず、あくまでJリーグの検査でOKの出た選手だけを出すという方針で動くべきなのかなとも。その点では福島の運営の脇が甘かったのかなとも思います。そんな選手を頼らないといけない状況というのも甘さを際立たせていますわ・・・。もちろん、福島の運営を責めることが正しいとも思っていませんし、福島のお怒りもごもっともです。ただ、過去の福島の運営に気掛かりな点があったので、その甘さが出てしまったのかなとも。

もちろん、今後この情勢が変わる可能性も十分ありますスポーツ仲裁裁判所の裁定でおかしいとなれば、左側の順位をベースに新たな順位を組まれることとなるでしょう。棚ぼたはあくまで棚ぼた。いつ変わるとの知れぬことを肝に銘じ、後半戦を戦っていくしかないでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)

2021年03月14日

FC岐阜観戦記2021 第1節 こんなチャンス、滅多に無いんだからね!

「マクロスF(フロンティア)」のヒロインであるシェリル・ノームの有名なセリフの一つが今回の表題になっていますけど、今年のJリーグでの昇格争い、中でもJ3の昇格争いは限りなく無風に近い状態になっています。J2に関して言えば、上から落ちて来ないのは一緒でも、昇格枠が2しかありません(例年なら2.5)。そう考えれば、J3は上から落ちて来るチームが無いだけでなく、U-23の3チームも無くなった。さらに、JFLからの参入も1チームのみなことも手伝って、去年より試合数も少ない試合数の少なさは好条件ではないのかもしれないけど、それでもこれまで以上に楽な試合スケジュールになることを暗示しているわけです(現状平日の試合が組まれていない)
つまり、今年昇格争いに勝ち抜かねば、それこそ♪ポリリズムの歌がよく似合う、あのチームのようになってしまうんですよ(爆)!<まもなく、蘇我行きの列車が参ります(ギャハ)。
さらに、今日の試合の相手はヴァンラーレ八戸昨年はダブル(ホーム・アウェイ共に勝ちないしは負けになること)を取り、なかなか勝てなかったJ3の中で安定して勝ち点3をゲットできたのです。だからこそ、この開幕戦で勝って、次の試合に最善のコンディションで臨みたいんですよ。


SHV47_0941というわけで、長良川に帰ってきた。3ヶ月ぶりか・・・。この間の様々な出来事によって、オフシーズンが長いようで短くも感じましたわ。


それはさておき、今回初っ端のスタグルは、1DAY出店のBeringei cafeから「飛騨牛すじ大根(丼)」をば。
値段は600円なのに、(牛すじながらも)飛騨牛をたくさん使ってる、ちょっと贅沢な一品です。



いやはや、よく煮込まれております。
大根にも牛すじと醤油メインの味わいのだしが芯までしっかり染み込んでいただけでなく、柔らかくて美味いと実感。もちろん牛すじも、同じように柔らかくて美味いと実感したのは言うまでもないです。単品よりも丼の方が絶対に相性バッチリだと思ったの。


SHV47_0942もう一つは、中津からあげ ぶんごやのからあげを買ってみた。
左側が鶏皮で、右側がヤゲン(軟骨)になります。



これはオーソドックスだね。味は塩のみですけど、脂が乗ってる鶏皮のジューシーさに対し、ヤゲンのコリコリとした食感が美味いと実感させますわ。個人的には普通の鶏肉のからあげより大好きだったりする(ニヤニヤ)。


SHV47_0943そして、毎度お馴染みCCNの市橋大輔さん(左端)とFC岐阜アンバサダーのナンチャンこと難波宏明さん(右端)の凸凹コンビ(笑)がお届けする選手とのトークショー。今回は関ヶ原町のサンクスマッチだから足軽姿。うん、斬られ役じゃないんだね(ニヤニヤ)。
実は今回はかなり注目されていたのです。そう、柏木陽介選手が出演するんじゃないかと、皆やきもきしていたんだと思うんですよ。
で、実際にやって来たのは、パウロン選手(左から2番目)とレレウ選手(中央)だった。
・・・え、メイン級の選手だと思ってたし、レレウ選手なんかトレーニングマッチでいい動きしてたんじゃないのかい?こんなところに立たせて大丈夫なの?



SHV47_0946結論から言えば、2人はピッチにいてほしかった・・・(泣)。明らかに安間貴義監督の采配ミスなんじゃないかなと思わせる試合運びになりました。


この試合、去年活躍したミッドフィールダーの大西遼太郎選手、町田ブライト選手、粟飯原尚平選手といったフォワード陣がスタメンおよびベンチから外れた一方で、去年冷や飯を食わされたフォワードの村田透馬選手がスタメンを張りました若手を積極的に起用する安間監督がその代表格として彼に賭けたんでしょうね。村田選手に関しては、結果的には悪くなかったけど、もっと自我を出してほしかったなと思っていました。
そう言いたくなるくらい、受動的というのか選手一人一人の動きが重い。まるで相手の動きに合わせたかのような重さ相手に合わせることで打開しようとしたのか、逆に相手を舐めて掛かっていたのか。いずれにしても非常に悪い動きになっていました。個人技だけで何とか切り抜けようとしたあたりは、昨年の悪い癖を抜き切ることができなかったわけですし、連携も全くダメパスがほとんど繋がらないのにパスサッカーみたいなことをやってる。大木サッカーの劣化版を見せられている格好と言ってもいい。はっきり言って雑です。ホント、悪い部分を言えばキリがない・・・

後半25(70)分に生地慶充選手と山内寛史選手を投入して少しスピーディーになったかな・・・と思ったのもつかの間、気が付いたら元の木阿弥ですわ。
終始いいところが無く、相手の凡ミスに助けられた格好で、スコアレスドローに終わりました。



で、冒頭の言葉に戻ります。『滅多に無いチャンス』をみすみす逃したばかりか、近年まれにみる無風状態のJ2昇格争いという『滅多なチャンス』な意味を分かってないんじゃないかと思いましたよ。とても昇格を狙っているチームの仕上がりじゃない。どう切っても、とりあえずJ3もいいやというチームでしたよ。

こんな試合をやられたら、選手を鼓舞したくでもできなかったというのが正直な感想。逆に安間監督に説明が欲しいくらいで、コロナ禍じゃなければブーイングですよ、こんなお粗末な試合。まさかとは思うけど、柏木選手の入団経緯がクリーンじゃないから、安間監督の言葉を信じてきていた選手達がサボタージュを起こしてるんじゃないかと邪推してしまったくらい。そんな子供じみた選手達じゃないと思ってますけどね・・・。


ともあれ、過ぎてしまったことに駄々をこねていても仕方ない。緊張していたんだとか思って、負けなかっただけよかったと思って、やり過ごすしかないのかねぇ。でも、次の試合で同じことを繰り返してたら、今年の昇格は無い(もうこの試合を見て、昇格は無いと言い切りたいレベルだけどね、下手したら)!

で、次の試合は藤枝MYFCになります。今シーズン初のアウェイ、この試合に出ていない選手が出てくるのか、はたまた今日の試合と同じメンツで敢えて進めるのか。安間監督の試練とも言える場面が、もう来週に来てしまうのか・・・(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2020年12月10日

FC岐阜観戦記2020 最終節 奇跡は起こるよ、何度でも!

・・・思わず、♪魂のルフラン(高橋洋子さんの歌)を歌いそうになったよ(ニヤニヤ)。


FC岐阜、昨日はヴァンラーレ八戸との一戦、ホーム最終戦になりました。
ここまでギリギリの4位で踏み留まり、この試合も含め、残り3試合を勝たなければ、そこで終戦になってしまう状況。もう下手なミスは許されない。一挙手一投足が勝利と敗北の分水嶺になることを選手達はわかって頂きたいと思いながら、やって来ました。気になって仕方が無かったので、無理強いをして年末の忙しい中ですが、有休をもらって行きました。まぁ、コロナ禍だからできた芸当だと個人的には思っていますけどね(苦笑)。


SHV47_0750いつもなら、サブグラウンドで出場できなかった選手達が練習をしているのですけど、時間が遅かったのか、工事の関係か誰もいなかった
その代わりにいいショットが撮れたので紹介。必死になって接客中のギッフィー(笑)。この写真では終わった後ですけど、袋詰めを必死になってやっておりました。契約更新が迫っているので、自身を猛アピールしているんだと思う(ニヤニヤ)。



SHV47_0749この日の試合は、平日ナイトマッチという側面もあったので、平日夜メニューが多く用意されていました。
その中で、グーテライゼ(マンテルカレー)の「幸せの黄色いカレー」を頂きました
以前、別の試合で提供されていたのは知っていたんですけど、チャンスを逸していたので、この時を待っていた(笑)!

なお、祭nine.の野々田奏さんのお父さんである野々田万照さんが作っているこのカレー、あまりに凝り過ぎて毎日カレーだったこともあったそうな。さらにそれがきっかけでお姉ちゃんが帰って来なくなったことがあるとは、奏さんの弁。このカレーを巡る闇は深い(爆)。
しかし、この日は息子および弟のために『家族総出演』だったそうで(ニヤニヤ)。父兄参観日かよ!



そんな愛情のこもったカレー、意外にもスパイシーではなく、誰もが食べても美味しいと思わせるまろやかな味でした。ターメリックが利いてるなと思ってたんですけどね。ただ、ちゃんとカレーの味がしているので、ツボは抑えていると思いました。
チキンが少々硬いかなと思ったけど、食べ応えという面なら問題ないと思います。


SHV47_0751さて試合。
岐阜は、この前のガイナーレ鳥取戦ほどではないものの、まだちょっと硬いかなと思えましたが、前に攻めていくことができていたので、まぁ大丈夫かなと思って見ておりました。あとは、八戸の精度があまりよろしくなかったですね。とても上位いじめをやってのけたチームとは思えないほどに精度が悪かった。要はチョンボが多かったわけです。

そんな中で、わずかなチャンスをつかんだ岐阜は、前半21分、中島賢星選手のコーナーキックから始まったこのシーン、相手ディフェンダーに当たってこぼれた球を川西翔太選手は逃さなかった。地面に落ちる前に振り抜いた左足のボレーシュートが、ゴールマウスに突き刺さった!
無事岐阜が先制点を挙げました。あとはもう1点・・・といきたかったのですが、緩慢で元気のないはずの八戸に苦戦。もどかしい展開のまま後半に突入します。

その後半、八戸は岐阜の陣地に勇猛果敢に攻め込み、危ないシーンも続出したものの、ここぞの時に出た精度の悪さに救われて、ホントにギリギリで勝ったというふうになりました。
後半の岐阜は、いいところがあまりなかった。個人のテクニックで何とか持ってた感じでした。特に粟飯原尚平選手は、後半37(82)分と後半48(90+3)分にイエローカードをもらってしまい、退場処分に。2枚目はもったいないプレーだぞ。たぶんスライディングをしなくても防げたプレーだったと思うので、いいとこ無しのプレーになってしまったかなぁ。
それでも、何とか勝ちました。不安の残る勝ち方ではありますが、勝たなければならないところで勝ったことで、首の皮がまた厚くなったかなと。



この後、サンクスセレモニーが行われました。
例年なら、ジュニアからセカンドまで選手勢揃いなんですけど、今年に限って言えば、新型コロナウイルスの影響でトップチーム・監督やコーチ・スタッフ・岐阜を応援してくれる人達のみになりました。少し寂しいセレモニーになりましたけど、仕方ないと言えば仕方ない。
このセレモニーの中で、日本特殊陶業の方が来年もトップパートナーとしてスポンサードしてくれることを発表しました。この状況下で手を挙げて下さって誠にありがとうございます。その他スポンサーも、宮田博之社長曰く継続に向かって交渉中とのことなので、それを信じて待ちましょう。


さぁ、結果はどうなったのか。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(72) +40 ☆
2位 長 野(58) +21
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(57) +7
4位 岐 阜(55) +12


AC長野パルセイロはガンバ大阪U-23とのアウェイで勝ち、岐阜や長野の1時間前に行われたSC相模原もアスルクラロ沼津に勝ったため、3チームとも勝ち点3を積み上げました。


このチキンレースともサバイバルレースとも取れる過酷なレースは、次の節も続きます。とりあえずターニングポイントを切り抜けた岐阜は、残る2戦をアウェイで迎えます。

最初のアウェイは、ある意味最終決戦となる長野。ここで負けても引き分けても本当におしまいです。勝っても得失点差の影響で3位までがやっと。ただ、状況次第では最終節までもつれ込む、久しくない展開になります。

そして最終節は、ガンバ大阪U-23ここまでもつれ込めば、希望はあると思います。長野の相手が、いわてグルージャ盛岡、しかもホームですけど、長野がプレッシャーに押し潰されるかもしれない相模原がアウェイでFC今治に苦戦するかもしれない。まさに、他力本願・敵失頼みになりますけど、奇跡は起こすもの、何度でも起こすものだと思って、次の長野戦を戦い抜いてほしいです。


さぁ、帰ろう。約束の地J2へ!


残り2試合、自動昇格への勝ち点差は3。


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2020年12月09日

お通夜のような雰囲気にならなくてよかった(苦笑)

サッカーJ3、FC岐阜×ヴァンラーレ八戸の試合は、1-0で何とか勝ちました
その後行われたサンクスセレモニーが終わって、今帰路に就いたところです。色々とあった2020年シーズンも、残すところアウェイ2試合になりました。


とりあえず、日本特殊陶業がメインスポンサーに残ってくれることと残り2試合応援に行くよ(執行役の方)と言って下さったことですね。これが何と力強く聞こえたことか。コロナ禍の中で本当にありがとうございます。その他スポンサーも継続に向けて残るようなことを宮田博之社長は述べているので、その言葉信じていいんだなと思いつつも、日本特殊陶業が残ってくれたので、たぶん信じていいと思います。


ともあれアウェイ2試合、不安だらけですよ。勝てるのかという心配で一杯ですよ。特にAC長野パルセイロ戦。これに負けたら間違いなく終戦+長野の昇格が(ほぼ)決定となるでしょう。番狂わせという言葉は嫌ですが、そうしてやらないと岐阜は上がれないのよね・・・。


で、今日の試合は明日、最終盤の状況は後日アップする予定です。だって今日はホント疲れたし、底冷えしたもんなぁ(泣)。


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2020年09月13日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その8 この勝利はラッキーではない

FC岐阜、今日は青森県八戸市にあるプライフーズスタジアムでヴァンラーレ八戸との一戦になりました。
アウェイ2.5連戦(『.5』となっているのは、福島ユナイテッドFC戦が後半部分のみの試合だったため)の最終戦。アスルクラロ沼津とは引き分けに終わったものの、福島には2点のリードを守り切って勝ち抜きました。そして初対決の八戸。JFL時代から実力はあると思われるので、下の順位とはいえ気を抜いてはいけない相手です。
八戸は岐阜のサポーターならご存じの人も多いでしょう。天皇杯で名古屋グランパスと中断を交えて戦ったという印象深い姿を見せていることもさることながら、9年間(2009~2016。特別指定選手として2008年8月にも登録されている)在籍していた野垣内俊選手が1年間在籍いていたチームでもあります(現在JFLのヴィアティン三重の選手)
八戸のサポーターのティガーマスクさんもよく知られていますね。マスコットのヴァン太も愛嬌のあるキャラです(笑)。


さて、今回も雨の中で行われた試合(何か今年の岐阜は雨に祟られてるなぁ(泣))ですが、アウェイの連戦とは思えないほどしっかりとした動きを見せていました。そしていきなり好機が訪れます。
前半8分、高崎寛之選手のフリーキックは失敗に終わるものの、翌9分のコーナーキックに繋がります。そこで竹田忠嗣選手がシュートをするもまた不発。しかし『不発弾』を橋本和選手がノールックながらもヒールで合わせた一発が、大きな弧を描いてゴールキーパーを越えてゴールマウスの中に入ってしまいます橋本選手いわく「ラッキー」と言わしめたこのシュートが岐阜の先制点になるのです。昼飯食べた後で寝ぼけ眼になっていたワイも思い切り目が覚めたわ(ギャハ)。
普段なら、ここで地団駄を踏む展開になっている岐阜ですが、この日は積極的に攻めていました。
前半17分には、相手の球をインターセプトした粟飯原尚平選手が相手陣内のスペースにいた川西翔太選手に回し、一気に切り込んだと思ったら、右サイドから駆け込んできた高崎選手へパス。しかしキーパー含め3人に阻まれていたため、急遽同じく右サイドから上がってきた、この日スタメンの町田ブライト選手が少々崩れ気味の中シュートを放ち、これがゴールマウスの左隅に決まってくれます!うれしいうれしい町田選手のプロ初得点が追加点となりました。

その後も全く危ないシーンが無かったわけではなかったものの、終始安心して見られる展開。一方八戸は後半に入ってから勢いを取り戻したかと思ったら、後半19(64)分に中谷喜代志選手が2枚目のイエローカードをもらい、もうボロボロ。それでも勇猛果敢に攻める姿は、JFLという過酷なアマチュアリーグを潜り抜けてきただけのことはあると思わされました。岐阜もJFLを経て来ていますけど、当時とは比べ物にならないくらい過酷ですよ・・・。
岐阜は後半31(76)分にも左サイドで八戸の守備陣を振り回した後、粟飯原選手が上げたクロスを高崎選手の滑り込みのダイビングヘッドでダメ押し点を決め、勝利確定。福島戦に次ぐクリーンシートを収めました。


反省点や課題も無くはないですが、苦しいアウェイの連戦で勝ち点を全て拾ったのは大きな収穫になりました。町田選手もボールの受け取り等に課題はあるものの、まずは点を取れたことが大きい。熾烈なフォワード争いに何としても生き残ってほしいものと思います。

しかし、八戸のボロボロっぷりだけじゃなく、実況のボロボロっぷりも参った
今回担当した下山由城アナウンサーは、何と宮城県の仙台放送からやって来た人。青森県にもテレビ局なら曲がりなりに3局あるっていうのに、全く派遣されないっていうのも問題じゃないのか。テレビ中継もされることがあるっていうのに、仙台から来たアナウンサーに頼らないといけない地元も少々問題があるなぁ・・・。よく聞く津軽と南部の関係が尾を引いているんじゃないかと勘繰りたくなりますけど、そんなことはないよね・・・。


今回の勝利は実力で掴んだものだと信じて、いよいよ上位に付けるAC長野パルセイロ戦を迎えます。その後もカターレ富山との前半最終戦を挟んだ後、沼津と再び相まみえます
いよいよ落とせない相手との戦いが続きます。そのタイミングで再び3連戦も厳しいのですけど、今回のアウェイ連戦を乗り切れたことは大きな自信になってくれることでしょう。ICHIGANと総力戦で上位進出を狙っていきましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 20:40Comments(0)

2020年08月10日

まるでスカパー時代の日程に

先日、J3の日程が追加発表されました。今回は9月・10月の日程部分が決まっています。残りは10月に発表だったかな。その頃までFC岐阜は昇格戦線に生き残れるかどうか・・・。


さて、その日程を見ると、日曜開催が多いなぁ・・・。私が見始めたのは2014年で、その頃は衛星放送(CS)のスカパーが主催だったんですよね。今でこそルヴァンカップの主催で生き残っていますけど、往時の勢いは無くなった印象。それだけDAZNの配信がすごいということを意味しておりますが、DAZNになって録画をできないという不評も・・・。

で、日程を再確認。9月アウェイのアスルクラロ沼津戦(9/6)もヴァンラーレ八戸戦(9/13)も日曜開催かね。
八戸は前乗りで行けたら行きたいけど、コロナ禍の影響もあるから、まだ行けるかもわからない下手に予約打ってアウトだとキツいもんなぁ・・・。対して沼津はコロナ禍で行けなくなっても電車一択なので、そこまで痛くないんですよね。その点ではよかったかも。
そして残った9月アウェイのカターレ富山戦が、何とシルバーウィーク最終日(9/22)の夜(泣)。・・・アカン、そんなの帰れんやん!
富山は直行便ならワイドビューひだや高速バスもある。加えて米原・金沢経由でも行けないわけじゃないんだけど、ナイトマッチになってしまっているがために、車で行くという手段しか無くなってしまった(大泣)。昔富山を車で行ったことがあるけど、高速で行っても4時間近く掛かるんですよね・・・。おまけに夜の東海北陸自動車道は暗いから怖い(汗)。

10月になったらなったで、日曜と平日のダブルコンボ(爆)。もう平日になるのはわかってたFC今治戦、どうしてこの日程にした(大泣)!
残りの日曜開催は、ロアッソ熊本戦(10/4)といわてグルージャ盛岡戦(10/25)
熊本は、ギリギリ帰れるわ。17時に終わって18時台に熊本市内に帰れれば、余裕で最終の新幹線に乗れます。それどころか、17:17に最寄り駅になる光の森駅から出る列車に乗れれば、博多駅まで在来線で帰れるというオトク仕様(ギャハ)!まぁ、正味3000円相当の違いだけなんですけどね・・・。
対して盛岡は、飛行機は事実上アウト開催場所は北上になるからというのが最大の理由。となると、新幹線になるのですけど、新幹線の方が安いという衝撃の事実(苦笑)。まぁ、時間は掛かるんですけどね・・・。新幹線でもおよそ4時間45分。熊本といい、どっこいどっこいの時間(苦笑)。

ナイトマッチは先程紹介した富山戦が最後・・・と言いたいところだけど、まだ日程の決まってないホーム最終戦の八戸戦があった(ギャハ)。何で12月の水曜開催なんていう拷問試合が最終戦なんですかねぇ・・・。


あと、ついでで順位も出しておきましょう。左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差となります。


1位 秋 田(27)+16
2位 鳥 取(19)+6
--- 昇格ライン ---
2位 熊 本(19)+6
4位 長 野(15)+5
4位 岐 阜(15)+5


相変わらずブラウブリッツ秋田が無双状態。熊本でも止められなかったか・・・。
そして仲良くガイナーレ鳥取も八戸に負けたため、少なくとも次の試合まで変わらなさそうです。
あとAC長野パルセイロと同率状態ながらも4位に浮上!やったぜ!鹿児島ユナイテッドFC様ありがとうございます。見くびってすいませんでした。
・・・ただね、敵失で4位になったではいかんのよ。ホントに勝って4位じゃないと厳しいんだよねぇ。鳥取と熊本の背中が近付いて見られただけになおのこと。
次のSC相模原戦で追い付けるわけじゃないけど、非常に重要な一戦になったのは否めません。疲労のピークになるけれども、ここを切り抜けられれば、昇格戦線に大きな一歩になるんですよ。ICHIGAN力が試される機会になっていると思って戦って下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 22:36Comments(0)

2020年01月23日

毎度のことながら、ここでやるだけのことをやっておかないといけない

この前、Jリーグの全日程が発表されました。毎年半ばまではキックオフ時間も発表され、たいてい9月以降の詳細は夏場の発表になります。今年はオリンピックがあるので、開催期間中は休止になるんですよね。


というわけで、初めてのJ3となるFC岐阜の試合の全日程が発表されたわけですけど、最後が因縁の鹿児島ユナイテッドFCとは・・・。12月なのでさすがに寒いと思うけど、南の方だから酷く寒くはないでしょう。試合も恐らく夕方までの間でしょうし。
そんな中で、序盤の試合日程を見ると、何と東北アウェイがいきなり2連チャン3/29にヴァンラーレ八戸戦、4/4にブラウブリッツ秋田戦が控えています。いつも5月に東北に行くんですけど、今年は青森と福島に行くので、この遠征が兼ねることになるのかな。ちなみに、福島ユナイテッドFC戦は5/31になります。
とりあえず、最初のアウェイになるSC相模原戦は、「青春18きっぷ」の期間にはなるものの、日曜のデイマッチになるので、夜行バスで行って、帰りは新幹線がベターなのかな・・・。

で、問題は先述の八戸戦行きの飛行機は取れた。ただ帰りの飛行機がまだ販売していないので、来週の火曜(1/28)まで待たないといけない早く取れれば安く上がるだろうけど、問題は最終の飛行機が取れるかという点もあること。新幹線で帰ることができれば問題ないけど、飛行機より掛かるのよね・・・。

その次の秋田戦もかなりの難航ルート。当初飛行機で・・・と思ったら、ANA(全日空)しかなく、高いのよ。片道3万はキツイ。そこで何とかならんかと思って検索したら、行きは夜行バスで仙台まで行って、そこから新幹線で秋田まで行くというルート仙台には朝早くに着いて、新幹線の乗り換えもスムーズ。しかも始発とまではいかないものの、早い時間(午前8時)に乗れて、秋田に着くのも10時半頃に着くことから、スタジアムまで行くのも間に合わないということもない。あとは観光の時間が取れるかどうか。試合後なら少し取れるのですけど、行ける場所が限られるだろうなぁ・・・。
というのも、帰りは夜行バスと高速バスの乗り継ぎになるからです。午後8時過ぎに秋田を出発して、翌朝東京(バスタ新宿)に着いたら、名古屋行きに乗り換えるというもの。お昼過ぎには着くので、少し家でのんびりできるけれども、随分長い(恐らく半日掛かり)ルートになりそうだ・・・。ちなみに、これで1万円掛かるかどうかで行けるのだから、夜行バス・高速バスってすごい(苦笑)。


とにかく、八戸戦の帰りと秋田戦の行きが取れれば、現状のミッションはコンプリートできそう。あとはゴールデンウィーク以降の予約が取れれば万事OKなんだけど、いよいよ定期的に高速バスや飛行機の運航サイトを巡回する日々がやって来るのか・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2019年05月03日

平成最後の東北に向かう① 三陸鉄道に向かうまで

4/28に宇都宮から東北に向かい、4/29の1日は三陸鉄道を利用して南下するという旅に出ておりました。『旅』とは書いていますが、私自身は『旅』という認識ではなく、東日本大震災の被災地を見て、震災とは何なのかを考える行脚のようなものだと思っております。そうじゃない主旨のケースもありますけどね。ただ、『旅』と言った方がしっくりくるのかなとも思っております。日本語は難しい・・・(苦笑)。

今回は栃木SC×FC岐阜の行われた栃木県宇都宮市から宿泊先になる岩手県久慈市までの出来事をまとめました。実は結構タイトなスケジュールだったんですよ。まぁ、毎回そうなんですけど(汗)。


栃木県グリーンスタジアムからシャトルバスで宇都宮駅まで。あまりバスが出てないんじゃないかと心配だったのですが、とりあえず満員のバスには乗れた。
その後は新幹線で八戸駅まで向かうのですが、その時心配だったのは席の確保。実際、指定席は満席で、自由席を何とか確保宇都宮駅ははやぶさが停まらないので、やまびこで仙台駅までやまびことはいっても、東海道新幹線のこだまとは違い、各駅停車ではない(今回乗ったのは、栃木県で停まるのは宇都宮駅だけのやまびこだった)ので、仙台駅までは1時間と15分で到着。ここから臨時列車のはやぶさに乗り換えます。


SHV39_4831はやぶさは全車指定席なのは以前話した通り。この時期だから、立ち席覚悟だったのですが、無事に指定席を獲得できて一安心。これで八戸までゆったりできます。
乗り換えまで少し時間があったので、仙台駅内のNewDaysで晩ご飯・・・と思ったら、「藤原総料理長監修 ナポリかつ」なるたるものが・・・。
これは、2016年に一旦閉店したものの、その後再開の要望が高まったため、2017年に再開されたマルカンビル大食堂(閉店当時はマルカン百貨店大食堂)の人気メニュー「ナポリカツ」を再現したものです。特製のナポリソースを28%使用しているとのこと。
・・・ああ、時を越えて、あの時食べられなかった「ナポリカツ」をこんな形で頂けるだなんて(泣)。



なるほど、これは人気になるはずだわ。
甘酸っぱい、昔懐かしいとも言えるトマトソースが映えますね。薄手のカツもトマトソースと合わせると、あっさりとして美味しくなります。これは本物の「ナポリカツ」が食べたくなってきた。だからといって花巻に降りるわけにもいかない(ニヤニヤ)。


SHV39_4832せっかくなので、NewDaysでは「磯部餅」を一緒に買っていた



甘いタレの味なのかな・・・と思っていたら、後からピリリと来たぞ、これ。どうやら一味唐辛子入りの醤油ダレ味だったらしい。個人的には、この味は好きなのでよしとする。


SHV39_4833およそ1時間半で八戸駅に到着。東京駅からだとおよそ3時間ほどで着きます。
やはり八戸といえば、ヴァンラーレ八戸昨年見事にJ3参入を決め、現在12位ではあるものの、新規加入チームとしては結構奮闘していると思います。ただ、JFL時代(2016年)の頃より大人しくなっちゃったかな・・・。この掲示板くらいしかなかったのは少々残念。頑張ってくれよ。来年お世話になるかもしれないから(ギャハ)。



SHV39_4835ここはやっぱり、鮨市でしょう。
今回は「貝づくし六貫」をチョイス。
普通は、ほっき貝(ボイルと活)・活あわび・赤貝・つぶ貝・ほたて貝の6種なのですが、ほたて貝が切れていたので、マグロの中トロに変更された。普通なら、そこで売り切れですとしなかったところが粋だよね、活(いき)な魚介を取り扱うだけに(ニヤニヤ)。<誰が美味い(上手い)こと言えと。



鮮度のいい貝が揃っているのを実感。どの貝も身が締まって甘みもある。ここは鯖寿司も美味いけど、普通の寿司も美味しいねぇ。時間があったら絶対ここで寿司食べよう。


SHV39_4836午後8時過ぎの八戸駅を出発した八戸線の列車は、午後10時過ぎに終点の久慈駅に到着。ここでJRの路線が切れて、第三セクターの三陸鉄道に切り替わるのです。
そんな久慈市は、朝ドラ「あまちゃん」のロケ地として非常に有名



SHV39_4837「いんや~ほにほに遠いところ良くきてけさったなす」と地元の方言で歓迎。
恐らく、「いやいや本当に遠いところから良く来て下さいましたね」という意味でしょう。



久慈駅に着いた時、駅前は駅舎以外はほぼ真っ暗。三陸鉄道で明日買ったらいい切符を聞いて、その後はホテルに直行。まだ久慈市は寒く、息が白かったのが印象的。温かいものが恋しかったわい。
明日は早いので、着いたらすぐ寝よう・・・と思ってもなかなか寝られなかったのは内緒(笑)。


次回からいよいよ三陸鉄道に乗って岩手県を縦断します。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)