2015年05月05日

東北へ。2015② 仙台空港から陸前高田まで

SHL23_1440仙台空港駅からは第三セクターである仙台空港アクセス線(名取以降はJR東日本(東北本線)に乗り入れ)で仙台駅まで向かい、そこからは東北新幹線で一ノ関駅に。

仙台から朝イチで出発の場合は、バスで行った方が時間は掛かっても、効率の面で見ると利便性が高く、少し安いという場合もあるが、今回のようなパターンで行くと、どうしても本数の少ないバスは不便になってしまう。だからといって石巻経由は現状(少し変わるかもしれないあたりは後々語っていくかも)まだ不便なので、鉄道で行ってなおかつ石巻ではなく一ノ関で経由した方がまだマシなようです。新幹線というショートカットアイテムもあるので。
ただ、今回に関して言えば、在来線乗り継ぎでも十二分に対応可能だったと後悔しております。
写真は、一ノ関駅に置かれているポケモン像の一つ。



ここで2時間以上待ちぼうけを食らうことになる。在来線経由ならば、そこまで待たされることはなかったかと。


SHL23_1441その元凶(爆)が、この「ポケモントレイン号」一ノ関駅から気仙沼駅まで走るディーゼル車です。
前にも書いた通り、全席指定であり、かつ指定席券が無いと乗れないという完璧なまでのイベント列車でしたよ(泣)。



SHL23_1442仕方ないので、後から来た電車も暇潰しとネタのためにパチリ。

こちらは「ジパング号」というものだそうな。平泉などに行く時(その際は、「平泉ジパング号」など)にもこの列車が使用されています。こちらは指定席と自由席の混合列車(全席指定の場合もあり)



さすがに2時間以上待たされるので、ここでお昼を・・・と思い、(駅から)出られるのか尋ねたところ、100km以内なので、途中下車可能とのことらしい。でもねぇ、1時間以上待たされるのなら、そんなケチくさいこと言わずに途中下車ありにしてほしいけどねぇ。できない事情もわかりますけどね。


SHL23_1444そこで、駅中にある茶屋「芽吹き屋」一ノ関駅店に行ってきました。

「芽吹き屋」は岩手県花巻市に本店を構える食事処と和菓子屋を兼ねた店で、関東(東京など)にもあるそうですね。
その中で、東北らしい(?)ものとして、納豆おろしそばをまずチョイス。



味は、かつお節から採ったキレのあるだしに、納豆の風味がマッチしてるばかりか、大根おろしが入っているので、味をそれ以上濃く(前面に出)させない役割も果たしていますね。納豆のおかげか、そばのおかげか、ただお腹が空いているだけなのか(苦笑)、さらりと入っていきました。


SHL23_1445そして、「人気爆発」と書いてあったため、迷った揚句一緒に注文した「餅グラタン」なるものを頂くことに。頼む際には時間に注意(混んでいない時でも10分以上掛かる場合あり)。
餅の入ったうどん・そばは聞いたことあるけど、まさかグラタンって・・・。ドリアじゃないんだから合うのかねぇ?



その疑問を挟んだこと事態が間違っておりました(汗)。非常に絶妙な味でした。うへー。
クリームソースに餅って合うのね。米と違いベトっとした感覚がないので、この組み合わせはもっと流行らせるべき。正月に残った餅の有効活用としてもOKな気がする。
なお、一緒に写っているタバスコを掛けると、味が薄いなと感じた人にいいかもしれません。実は珍しくタバスコを瓶の中身が無くなるまで掛けていないんですわ(しかも全く)。クリームソースそのものは薄いわけではなかったのと、マッチしすぎてあっという間に食ったというのもあるんですが(ニヤニヤ)。
そんなことをしていたら、次の電車(正確にはディーゼル車なので汽車なのだが、面倒くさいので電車で統一)の時間がやって参りました。ここから気仙沼駅まで80分くらい掛けて向かいます。皮肉なことに、飛行機で名古屋(中部国際空港)から仙台まで向かうのとほとんど同じなのよね。


SHL23_1475そして気仙沼駅に到着
本来大船渡線は、その先にある岩手県大船渡市にある盛(さかり)駅まで伸びているのですが、震災の津波により路線および駅舎・ホームの一部が流失。それでも鉄道復興を望む付近住民の声は強く、何とかBRT(バス・ラピッド・トランジット)で盛駅までの区間を復興させました



SHL23_14751そして、これがBRT専用バス見た目は普通の路線バスと変わらないと言ってもいい。運行は岩手県交通とミヤコーバス(宮城県内を走る場合)が代行しております(車両はJR東日本所有)
このバスでは、ICカード(Suicaとodecaという専門のカード)が利用できます。一部のICカードであれば、区間内で利用可能になっています。



BRTは一部の区間で大船渡線のレールを引き剥がし、その上にアスファルトを敷いて専用線にしています。ただし、一般道に合流する区間もあり、専用道の出入口には車が進入しないようにポールが据えられております。また元々単線だったこともあり、信号機付の待避線も用意されています。一定時間停車すると対向車がいない場合は、青になるという感知式のようです。車載コンピューターが積んであるものと思われます。


バスに揺られて30分ほど。今回最初の目的地、陸前高田に向かいます。次回はその目的地の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2015年05月02日

これに乗るつもりだったンゴ(笑)

SHL23_1441一ノ関から気仙沼まで走る「ポケモントレイン号」。
こちら、臨時快速という扱いながら指定席券が必須というもの。指定券と勘違いしていたので、券だけ買えばOKだと思っていたらKONOZAMAだよ(泣)!
ものの見事に「乗換案内」に騙されたでござるよニンニン。<指定席券云々まで知るか。



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Posted by alexey_calvanov at 10:59Comments(0)TrackBack(0)