先日、ヴィアティン三重×レイラック滋賀の試合を見に員弁郡東員町に行ってきたのですけど、その時に三岐鉄道北勢線に乗ってきたんです。
以前にも紹介した車両ですが、今回のはほぼラッピングの無いもの。見てもらうとわかりますけど、ものすごく小さい。あと写真ではわかるかどうか難しいですけど、レール幅も狭いです。
三岐鉄道北勢線は、日本で数少ない特殊狭軌(ナローゲージ)で走る鉄道で、762mmと狭軌(1067mm)のほぼ2/3になります。三岐鉄道北勢線以外だと、同じ三重県にある四日市あすなろう鉄道内部・八王子線と富山県にある黒部峡谷鉄道本線が旅客鉄道として残っています(それ以外の用途の鉄道なら、もう少し多い)。
車両が小さいということは、車内も小さいということ。
背の高い人なら、縦に寝っ転がっても十分に届くんじゃないかというくらいの幅です(苦笑)。大柄の人が左右に座ると、足で通路が塞がれて通り抜けられないという話も。
三岐鉄道北勢線には全部で13の駅があるのですけど、こちらは、恐らくかなりの難読駅と思われ。
穴に太いと書いて、穴太(あのう)だってよ。これは読めない。なおパソコンの変換では、ちゃんと出てくる模様(ニヤニヤ)。
この鉄道にも、鉄道むすめがいらっしゃいます。三岐鉄道には楚原れんげという子が勤めているそうです。彼女の名前の由来は、同路線にある楚原駅と蓮華寺駅から来ているのだそう。
だのに、東員駅でメインを張っている。というのも、当初は東員駅で駅務掛(係)を務めていたから(後に運転士に)。しかも三重のサポーターとして週末に応援に行っているとのことなので、最寄り駅である東員駅に登場しているのでしょう。
この三岐鉄道北勢線は、大元をたどると北勢鉄道という会社として設立され、戦中の国策合併で三重交通に統合されたのを経て、戦後近鉄の支線となります。しかし2000年になって近鉄が経営改善という理由で廃線を求めると、沿線自治体が廃線に反対し、最終的には三岐鉄道に譲渡されることとなったのです。
仮にバス転換になるとしても、ナローゲージのせいでバスが走るには狭過ぎるというふうになって、路線としての存続も難しかったかもしれません。残したことで意義の出た数少ない路線になったとも言えます。
帰りは、近鉄で帰ることにしました。朝も早かったので、少しでも早く帰れないかなと思って乗ったわけです。
そこで買ったのが、寿恵広の「アイス饅頭」です。久しぶりに買ったなぁ・・・。
こちらは、全国にある「アイスまんじゅう」の一つです。寿恵広の「アイス饅頭」は、1998年に開催された第23回全国菓子大博覧会で金賞を受賞しています。
味は、ミルク部分はクリーミーな甘さ、小豆部分は上品な甘さに仕上がっています。甘い甘いと言ってはいますが、クドい甘さではなく、後味もすっきりとした甘さに仕上がっているのです。
なお、噛んで食べようとすると、まぁまぁ硬い(苦笑)。まったく、井村屋といい寿恵広といい、何でこうもねぇ硬いアイスばかり作ろうとするのよ・・・(汗)。