
旧南リアス線の駅数は10個。リアス線そのものがリアス式海岸の影響でトンネルが多く、旧南リアス線も例外ではないのですが、このような絶景も見られます。これは旧北リアス線・旧JR山田線でも同様。じゃあ何でそんな写真が無いのかって?先頭の方に乗ると車窓が見られないんだよ・・・。次回は車窓の眺められる場所にしよう。先頭は、座席が無いかつ座席の場所からだと見辛いのよね。たぶん盛駅から北上だと見やすいのかもしれないが。

最初の写真は、駅舎から見た景色。遠くに海が見えます。
恋し浜駅は、ホタテの養殖で有名で、駅名もブランド名から採っています。

この駅には、「ホタテ貝の絵馬掛け」の飾られた待合室もあり、恋愛成就の意味もあるのだそうな。
東日本大震災の時には、高台にあったことが幸いし、駅ホームなど駅舎は無事だったものの、周辺の路盤流出に伴って運休を余儀なくされました(運転再開は2014年)。

車窓から見えるその先は、セメント企業の関係路線とBRT(バス・ラピッド・トランジット)のバス。
この先のJR大船渡線は気仙沼駅までの区間が現在運休中で、BRTによる代行区間になっています。三陸鉄道が、この先、つまり気仙沼駅まで路線を復活させるのかは不明です。仮にそれを実行すると、敷設費用にかなりの金額をつぎ込むことになり、大変なことになるでしょう。個人的には、陸前高田市くらいまでは伸ばしてほしいと思いますが、並大抵のことでは難しいでしょうね。また気仙沼駅は宮城県にあるので、岩手県の三陸鉄道が、そこまでやるかとも思っています。ただ、その先には岩手県一関市があるんですよね・・・。
さぁ、ここまで無事に着けた。この日の夜にバスの予約を入れているので、どうしても仙台までは行かないといけない。BRTから気仙沼まで行ってそこからJRと新幹線を乗り継いで仙台まで行くか、高速バスで一気に仙台まで行くか。できるだけ早く帰れるなら・・・ということで、盛駅から少し歩いたところにある高速バスのバス停に。
次回は、そこから話していきます。何せ驚きの顛末になったのですから。

