2022年05月01日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その4 チェンジ!?

FC岐阜、昨日は香川県丸亀市にあるPikaraスタジアムでカマタマーレ讃岐と戦いました。
岐阜は、先々週の松本山雅FC戦で逆転負け。しかしながら、一時は同点に追い付けた。あとは試合の締め方だとか実力差とかも絡んでくるので、正直よくやったと思ってる2戦目(アウェイ)では、その時の経験と今までの経験を積み上げていかせれば勝てると思った一戦でした。だから『二度目は無い』と書いたのに、結論から書きますが、まさか負けの意味の『二度目は無い』になるとは・・・(泣)。

一方の讃岐は、ヴァンラーレ八戸戦で久しぶりの勝利約1ヶ月勝ちの無かった讃岐ですが、調子は上向きとも取れ、警戒はしておかんとヤバいのかなと思ってはいました。


さて、表題の「チェンジ」ですが、もう14年前になるんですね、オバマ元大統領の1期目の選挙演説の時に「Yes We Can!(我々にはできる)」に次いでよく出てきた言葉です。当時のアメリカの大統領は、ジョージ・W・ブッシュさん。しかもアメリカ同時多発テロ事件から起こっていたテロとの戦いの真っただ中で、その状況を継続するか否かを問われた選挙にもなりました。オバマ元大統領は、ジョージ・W・ブッシュ体制(つまりは共和党政権)からの『変革』を訴えて、当選したんですね。
・・・まぁ、私が書いた「チェンジ」は、そこまで高尚じゃなく、電話するとおねーちゃんが来る店の、写真と違う人が来た時に発する言葉ですね(ニヤニヤ)。<今までの説明のくだりを読んだ人達に謝れ!


SOG03_113914そんな讃岐のスタグルは、ハレノヒ食堂の「大鶏排(ダージーパイ)」です。
去年話題になった台湾唐揚げですね。顔くらいある大きさの揚げ物ということでも知られています。今回はデビル味と称する激辛をば。



激辛と書いてあったので、構えておりましたけど、そんなに辛くない味はカレーの風味が利いたものでした。辛くない辛くない、ヘーキヘーキと舐めて掛かってたから・・・。

ちなみに、ここでは568の「カマコロ」も頂いていますここはもうこれ目当てで来てるようなもんですから(ニヤニヤ)。一番最初に食べたスタグルでもあるんですよ、実は。


そういえば、この日は去年いわてグルージャ盛岡戦で出会ったおばちゃんに出会う。あの試合の後も何回か出会ってはいましたけど、今シーズンは初めて。何でもペットロスで行く気が失せていたのだそうな。その気持ちわかりますわ・・・。でも、無茶苦茶元気そうでしたけどね(笑)。


SOG03_155556試合に関しては、終始ボールが上手く回っており、讃岐に主導権を渡さない、圧倒的な展開になっていました。しかし、『不特定要素』が試合の流れを大きく変えてしまいました

一つ目の『不特定要素』は前半17分、接触プレーでピッチから一旦離れていたフレイレ選手が復帰の際起こしてしまったパスミスがきっかけで、相手にボールが回ってしまい、あれよあれよと抜かれてループシュートを打たれて失点・・・ってオフサイドやん!
そうです、主審とラインズマン(副審)が見逃していたようなのです。これは説明が欲しい。何であれはオフサイドじゃないんだ・・・。
この失点で岐阜に動揺が広がります。あれだけ冷静なはずの宇賀神友弥選手が、失点直後、相手に激しく当たるプレーを見せていたのがその証左ではないかと。いずれにしてもその後しばらく岐阜のプレーは焦りと落ち着きのないものになっていて、いつ主導権を奪われてもおかしくないふうでした。

その状況から何とか脱すると、前半終了間際に藤岡浩介選手から回った球を石津大介選手が右隅に流し込んで同点に追い付きました
しかしよかったシュートは、これだけ。基本的にシュートまで至らない、最終防衛ラインを突破できなかったんですよね・・・。讃岐の粘り腰、ある意味うどんのような伝統芸が炸裂したのが、あの日の試合でした。

そんな膠着状態の中で、後半24(69)分に起こった讃岐サイドのコーナーキックの時に、2度目の『不特定要素』が・・・。
相手選手と揉み合いになっていたフレイレ選手がレッドカードで退場。これもよくわからん。ただ相手と揉み合いになっただけ、いや相手側からちょっかい掛けられてレッドはあり得ないよ・・・。
この一発退場が岐阜にとっては致命傷になり、何とかしのいでいたんだけども、最終盤に失点劇を食らい、万事休す。2-1の逆転負け。もう『惨敗』といっても差し支えない負け方を喫しました。



まぁ、酷い(苦笑)。ホントに苦笑いするか頭を抱えるか涙をわんわん流すかのいずれかしかできんわ。心から笑うことなんて一つもできんわ!
はっきり言ってしまえば、主導権は岐阜が握ってた。ボールは終始回っていたし、最初の失点までは落ち着きもあった。しかし、失点してから浮足立ち、落ち着きが無くなり、慌ててしまった前半終了アディショナルタイムで追い付いて、何とか落ち着くかなと思ってたし、実際落ち着いていたんだけど、フレイレ選手の退場でまたおかしくなって、慌てて守備に切り替えるも、結局数的不利を跳ね返すだけの力と落ち着きは無かったという結果ですわね・・・。あとは、いつもと同じくなのか、最後が破れないシュートまでが上手く持って来れないのは致命傷になっている。正面に打って入るなら、気を揉んで見ませんよ・・・。
そして、J3は審判のクオリティが悪いのは周知の事実。この『不特定要素』を跳ね返せなければ、J3はやっていけないことは、過去2年間の戦いの中で学んだと思ってたんですけど、選手がほぼ総入れ替えになってるから知らなかったのか?いや、それは言い訳だろうに。過去J3に所属していた選手もいるのですから、わからないとは言わせないよ・・・。でも正直、審判団は代えてしてほしい・・・がもう一つの『チェンジ』
で、この試合で3敗目野球でいうところの3アウトでチェンジですよ。もう攻撃のターンが変わる、つまりは危機的な局面に転換したとも取れるわけで。序盤でこれだけ負けが込むと、昇格に黄色信号が灯るのではないかと言われているようで、長良川競技場のスタジアムDJでのおなじみの平松伴康さんが挙げている動画で、そのような説明がなされております。





ここで、「もう2アウトですやん」とコメントしていますが、平松さんは「5アウト取られても後半ノーアウトで2位フィニッシュってこともあるのでわからないのがシーズン戦」とも答えてくれていますけど、このままじゃ5アウトで監督チェンジ・・・の可能性も否めないんですよね。


とにかく、この試合は悪い意味でのターニングポイントになるでしょう。ここで選手だけでなく、スタッフ(監督・コーチ陣)やフロントも総括ができないと、次のアウェイになる藤枝MYFC戦も非常に厳しい戦いになるでしょう。
ただ勝っても苦しい圧倒的に勝てる・90分の中で1分も負け要素を出さずに勝つくらいの気持ちを出さないと、サポーターは納得してくれないんじゃないかなと思います。せっかく社長がアウェイ席まで来てくれたんです。本気でやってるんだとは感じたんです。でも結果が伴わなければ、ただのガス抜きじゃないのと思われかねません。危機感を持ってやって下さい。次負けたらホントにヤバいことになるんだと肝に銘じながら。


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Posted by alexey_calvanov at 20:21Comments(0)