先日、「青春18きっぷ」を利用して金沢まで行って来ました。在来線を乗り継ぐのは、今年なら東京や京都などに行く場合と変わらないのですが、北陸方面はめっぽうキツい。
大垣経由米原ないしは米原での乗り換えになるものの、その先の北陸本線の本数が少なく、乗り換え時間も10分以上あり、結構待たされる部類になります。これが行きでは米原と福井(始発で名古屋を出発したため)、帰りでは敦賀・近江塩津・米原(金沢を午前9時半に出発したため)であったんですよ。特に帰りの近江塩津駅では、何にもないところで待たされるわけですから、ある意味苦行・・・。

おお、今年も岐阜は中吊り広告を出したのね。今回乗った電車もさることながら、名古屋から岐阜へ行く電車でも見掛けたので、東海道本線ならば、米原~浜松でこの広告が見られるのね。中央本線や高山本線にあったかはわからないけれども、掲載されていたら、岐阜県内はほぼ網羅、中央本線なら長野県まで走っているかもしれないわね。はてさて、どれだけの効果があるのか・・・。

・・・おお、片町に純粋なポプラが生き残っていた!
ご存じの通り、ポプラは絶滅危惧種のコンビニになってしまい、生き残ったポプラも大概がローソンとの合弁という形になっております。それでも新規店舗を増やしているそうなので、完全に無くなることはないと思うものの、将来的にローソンがどう出るか・・・で、ポプラの行く末は決まっちゃうのかなぁ。
というわけで、このポプラ 金沢片町店はなんなのかというと・・・。

そのためか、隣の部分も併せて武家屋敷風な作りになっているわけで。

2022年までには北陸新幹線が敦賀にまで延伸。現状3~4割くらい出来上がっている感じですかね。それでも、もう福井駅なんかはレールが敷ける状況にまでなっています(実際、福井鉄道が仮設駅を設置したほど)。
ただ、新幹線ができると、問題になるのは並行在来線と呼ばれる並走している在来線の問題が持ち上がってきます。
新幹線が開業したら、並行在来線となる区間は第三セクターとして残ることにはなりますが、JRの管轄からは外れます。つまり、敦賀より先は「青春18きっぷ」で乗ることはできなくなるという意味でもあります。同時に特急も敦賀までになるのですが、敦賀からは新快速や快速が走っているため、最悪の場合、大阪から発車している特急サンダーバードは廃止になるかもしれません。かろうじて名古屋から発車している特急しらさぎが利便性の面で生き残りそう(北陸新幹線が米原ルートになっていた場合は廃止になっていた可能性アリ)ですけど、JR西日本が運営していくのか、JR東海に移管されるのか不透明ですわね。
で、北陸本線は石川県内(恐らく3本ホームのある大聖寺駅~金沢駅)はIRいしかわ鉄道に移管されることになっています。

ちなみに、特急が廃止されると困るのが鯖江市。鯖江市内には新幹線の駅が設置されないため、普通電車しか止まらない可能性があることから、JR西日本に対して特急廃止をしないように求めているとのことですが、現状新幹線を利用してほしいと思うでしょうから、厳しいんじゃないのかな・・・。もしあるとすれば、快速電車を走らせるという案ですけど、そこまで新しい会社が余裕を持てるかどうかと採算面で妥当なのかという問題が付きまとうんですよねぇ・・・。
そして、石川県内の北陸本線が全て第三セクターになることで、JR線は七尾線のみになり、採算面で苦しいと判断されれば、のと鉄道への移管も考えられ、もしかすると石川県は(元々JRの路線が無かった沖縄県を除いて)史上初となるJRの在来線が無い県になるかもしれません。現状は特急人気に支えられているので、当分は無いと思うのですけど。
あ、どうせポプラでメシ買ってきたんだろうって言いたげだね?大正解(ギャハ)。
そのあたりは次回に取り上げます。
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