2021年08月31日

ゲームは1日1時間アルヨ!

実は日本だけじゃなかったゲーム時間の制限。中国でも未成年(18歳未満)のプレイ時間を平日1時間半、土休日は3時間と定められていたのです。
ところが、来月からさらに厳しくなることが明らかになりました。国家新聞出版署という中国当局の一つが8/30に新たに定めたもので、それによれば、未成年のオンラインゲームのプレイ時間を金・土・日および休日の20時~21時までの1時間となったのです。さらにユーザーアカウント登録時は実名、ログイン要件の厳守も同時に定められます仮に守れなかった場合は、厳罰に処すとのことなので、中国当局がかなり本腰を入れていることもわかる施策です。もっと言えば、オンラインゲームと定めているので、通常のゲームのプレイ時間とは違うルールの下で運用(併用されるのかは不明)されるのですから、オンラインゲームにかなり警戒しているとも取れなくないわけです。

どうしてそこまで神経をとがらせているのかというと、中国でもオンラインゲームを不眠不休でプレイする人達が多く存在していることが社会問題になっており、未成年のヘビープレイヤー(依存症レベル)も結構いるのではないかと推測されています。中国当局もオンラインゲームをかつて中国で普及し、国家を蝕んだアヘンに例えるほど。アヘンの普及で労働人口が減少したばかりでなく、最終的にアヘン戦争に突入し、その敗戦後、中国が列強(欧米諸国と日本)により支配されたという苦い歴史をたどっているので、その二の舞を避けるためとも言えるでしょう。


正直、国によって管理されるというのは末期レベルだとも思うのですけど、日本でも香川県がほぼ同様の規制を打ち出して実施しているだけに、対岸の火事では済まないとも言えます。プレイヤー自身が自制心を持つだけでなく、教育の面でオンラインゲームひいてはインターネット閲覧(特にソーシャルネットワーク)の功罪と自制(程度を知ること)を伝えないといけないのではと思っています。


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Posted by alexey_calvanov at 22:36Comments(0)

2021年05月09日

中国じゃなくとも激怒案件

先日、中国で起こった出来事。
中国で販売されていた牛乳が排水溝に捨てられる動画が上がり、大きな問題になりました。まさか、以前社会問題になったメラニン牛乳がまた出たから捨ててるのか・・・とか思ったら、末恐ろしい理由だったそうで。
実は今回捨てられていた牛乳は、飲料メーカーがあるオーディションを受けたアイドル候補の人気投票に投票できるツールとしての役割を持っていたコラボ商品だったそうで、包装に印刷されたQRコードを読み取って、お気に入りのアイドルに一票入れるシステムなのだそうです。一緒にスクラッチカードも入っているから、もう明らかにそれ目当てで売ってるんじゃないかと思われても不思議じゃない。
で、問題になった動画というのは、とあるファンが大量購入して、業者に廃棄依頼をしていたシーンなのだそうな。いやね、捨てるくらいなら飲め(飲んでもらえ)と。無理なら買うなとも言いたいわ。

この一件、日本でいえば、「仮面ライダースナック」・「ビックリマンチョコ」・「プロ野球(Jリーグ)チップス」で同じようなことが行われていましたからね。あとは食べ物じゃないけど、AKB商法でCDが同じような扱いを受けていたし・・・。

当然ながら、この行為に避難轟々この動画を受けて中国政府も問題視し、当局の制裁もあって、このネット番組の最終回がいまだ流せなくなるという事態にまでなりました。ちなみに、この最終回というのは、例の人気投票の結果発表回だったそうですが、いい気味ですよ(苦笑)。


で、この廃棄牛乳問題が中国でこれほど加熱したのは、今年4月に可決・成立したフードロス法とも言える反食品浪費法の影響もあると思います。
きっかけは、昨年習近平国家主席が食べ物を無駄にしないようにという鶴の一声が発せられたから(それ以前からも、習国家主席は汚職追放運動の際に食べ物の無駄を無くすように提言していました)。この時、中国中部の長江では豪雨が発生し、三峡ダムが決壊するのではないかと言われるほどの猛威を振るいました。この大雨は周辺に大洪水を引き起こし、関東平野の2倍の耕作地に影響を与えたと言われています。この天変地異という面では、中国南部で発生したバッタの被害もありました。
また食料の一部は輸入に頼っておりながらも、昨今の米中問題で危機的状況が生まれるのではないかという危惧もあり、食料自給率の向上と共にフードロスの減少にも躍起になっているわけです。

この法制定によって、食べ残しをした際の処理代の請求が店側からできるようになった他、過剰な注文を促した客も店側も罰則が与えられるとのこと。さらにその煽りで、いわゆる大食い・早食い動画の配信も禁止され、違反した場合も罰則が伴います。実際大食い・早食い動画の中には、本当に食べているように細工したものもあり、食べたふりして近くに置いたポリバケツに捨てるという動画も横行していたため、因果応報・自業自得なわけですけど、法によって飲食の自由さえ縛ってしまう中国という国の恐ろしさよ・・・。


体制のやり方は別にして、フードロスに向き合う姿勢は大事で重要だと思いますし、中国では食べきれないほど食事をもてなすことが是とする習慣が残っているため、その習慣を変えるいいきっかけになるとも思っています。

ちなみに、今回の廃棄牛乳問題は反食品浪費法に違反するという見方もあります。今後、この動画の出た時期によっては、この法律で裁かれる可能性があるので、日本で報じられたら注目したいところです。同時に、食料を輸入に頼っている日本でも他人事だとか対岸の火事だとかで済ませてはいけないことを肝に銘じないといけないでしょう。同じような法律が成立しないためにも・・・。


ありがたみわかり機
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Posted by alexey_calvanov at 22:01Comments(0)

2019年11月14日

【ただの】殺し屋はつらいよ【マヌケ】

しかめっ面の青ダヌキが「ばかだねぇ、じつにばかだねぇ」と言い出しそうな話(笑)。


中国で、殺し屋が逮捕された。しかも殺し屋だけでなく、依頼人と殺し屋に下請けに出した元請けの殺し屋の計5人を道連れに・・・。つまり6人の大捕り物になったんですわ。

この話、依頼人の参加する企業に対して民事訴訟を起こした男に恨みをもって、暗殺してほしいという依頼を殺し屋A(以下A)に出したんです。その時の金額が200万元(約3100万円)。
そして、Aは100万元の中間マージンをもらって、殺し屋B(以下B)に依頼そのBも取り分だけ抜いて殺し屋Cに依頼・・・を繰り返し、殺し屋E(以下E)に至った時には、10万元(約155万円)にまで値下げされることに。
Eは一旦引き受けたものの、割に合わないと判断し、引き受けたことを後悔することに。そこで一計を案じたのです。何と、暗殺する男に会いに行って、殺されるふりをしてほしいと依頼するのです。結果的に男は引き受け、縛られる写真を撮ってもらい、その場は終わります。
しかし、『敵』もさるもの一定期間逃げておきながら、警察に今回の経緯を通報。すると、冒頭の逮捕劇になったわけです。
結果、依頼人と5人の殺し屋は、懲役5年~2年7ヶ月の実刑判決を受ける結果になったのでした。


・・・ばかだねぇ(苦笑)。こりゃ青ダヌキもしかめっ面だわ。いや「プー、クスクスクス」とあざけるのだろうか。いずれにしても、あの青ダヌキは鬼畜だ(ギャハ)!


しかし、殺し屋にも下請けがあるのか5次請けのEにはお察ししますが、やはり殺人はダメ、ゼッタイ。人間の命はカネでは測れません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2019年11月12日

???「ゲームは1日90分!」

その昔、高橋名人こと高橋利幸さんが「ゲームは1日1時間」と述べていました。しかもゲームメーカーの社員がそんな発言をするもんですから、何事ぞと当時は言われたそうです。結果、日本におけるテレビゲームはサブカルチャーの一端を担い、いわゆる洋ゲーがメインになってきた今でも日本のゲームは一定の評価を得ています


さて、そんな中で中国では、政府が18歳未満の子供に対して、平日のオンラインゲームの利用制限を打ち出し、その制限時間を90分までと定めました。なお、休日の場合は3時間までと定められました
さらに22時~翌8時まではゲーム禁止(ログイン不可)・アカウント開設の際には実名登録必須・課金は400元(約6300円)/月まで(18歳未満に対する企業向けの対応という名のお達し)という規制も併せて設けられました
この手の規制は、カリスマのある人が言うから効果があるわけで、政府の人間が言ってしまっては、反発を招きかねないなと。ただ政府が本腰を入れてきたということは、それだけゲーム障害と言われるゲームのし過ぎによる日常生活の困難さが顕著になってきたとも取れるわけです。そんな人達が増えてしまったら、中国という国家が回らなくなってしまう。それを恐れての措置なんでしょうね。そう考えると仕方のない措置なんでしょうけど、きちんとやっていた人にとっては、何と窮屈な・・・と思われるでしょうね。
ゆえに、これらの措置は親の名義にしてしまえば一挙解決となるから、規制は困難だろうという見方が大半を占めています。昔の日本で起こったことが、オンラインゲームとはいえ中国でも起こるとは・・・。そういえば、韓国でもPC房(バン)に引きこもったプレイヤーが何十時間もプレーしていたため、最後には死んでしまうという事件が頻発していたなぁ。この時もIDカードの登録義務化で抑えたんだったっけか?


いずれにしても、国に規制を設けられるようでは、ゲームが文化として発展していくのは難しいでしょう。特に中国は社会主義国国によって都合が悪くなったら、規制で今は済んでいますが、禁止の方向に傾きかねません。1億7000万人いるとされる若年層のインターネット利用者の未来のために、表向きでもいいので、今回の規制は飲んだ方が身のためなんじゃないかなと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2016年04月24日

いえいえ、役所が崩壊したことは問題ですよ、中国の皆様

国民性の違いでは解決できないなと痛感。


先日の熊本地震では、役所が倒壊するなどし、復旧への妨げになっているケースがあり問題になっていますけれども、それに対し、中国のネット上では逆に称賛する動きがあるのです。
これは、中国のツイッターにあたる微博(ウェイボー)と同じくLINEにあたる微信(ウェイシン)で起こっているもので、日本の新聞などの記事が翻訳されて転載されているそうなのですけれども、庁舎の耐震性に問題があるとわかっていても学校の校舎の耐震性改善を優先させたり、被災者が子供の命を優先しているという答えを紹介したことで、それを読んだユーザーが「学校が壊れず役所が壊れるのは、社会が成熟している証拠」と称賛。さらに「(自国の)役所の建物が最も豪華なのとは大違い」と国の指導者批判とも取れる書き込みもありました。


そこまで書かれる理由は、ただ一つ。2008年に起こった四川大地震です。
あの時、街の中にあった学校の校舎が倒壊し、多くの子供が亡くなったため、校舎の手抜き工事が大きな社会問題になり、国に補償を求める動きも活発化しましたが、抑え込まれた経緯があります。


確かに、役人憎しで役所が潰れたことに対し、ざまぁ感が増したのではないかと思うのでしょうけど、役所が潰れるということは、その後の復旧に大きな影響を与えるのは否めないわけです。
まず、罹災(りさい)証明書が発行できないため、被害に遭った建物があっても、それに対する補償が算定できず、結果的に住民の生活復旧が遅れてしまうのです。そして、生活保護を受けていた人にとっては、その支給も滞ることになり、生活に支障が出ることになるでしょう。あまつさえ、その後の様々な復旧に対して迅速に動けないばかりか、役所に蓄積されたデータを引っ張り出すこともできなくなり、結果的には町のリスタートに大きな影響を与えることになるのです。


人の命も大切ですが、やはり生き残った人達の安全を保障することはもっと大切なのだということを中国の人達にはわかってほしいものです。それこそより成熟した社会に繋がるのです。そして、憎むべきなのは、堅牢に作られた役所なのではなく、そこに資金を回そうとしなかった役人に対し行うべきなのです。堅牢な建物は、その後の復旧に重要で、そこを拠点に救援物資などの搬入・搬出や生き残った人達へのサポートに使えるのですから。


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2015年12月24日

にわかに信じられない

中国のとある研究院が、12/18に2015年の「定年退職後に住みやすい都市ランキング」を公表しました。これは、中国国内の38都市を対象に、健康や医療・交通の便の良さ・住環境・社会の公平性などからランク付けしたものです。


その中で、トップだったのは広東省にある珠海(チュウハイ)市2位は同じく深圳(シンセン。センは土偏(へん)に川)市、3位に首都の北京市が選ばれました。
ところが、この発表のあった2日後に深圳では人災と認められた土砂崩れが起こり、北京ではご存じの通り、深刻な大気汚染が起こっています。正直、とても定年退職後に住みやすい都市というのには無理があるのではと思えてならないんですよねぇ・・・。
もちろん、深圳に関しては今回起こった事故さえなければ、経済成長では香港を抜いて1位になった経緯もあるため、活気の面ではいい部類に入っていたのでしょう。しかし、北京に関しては、交通の便はよくても深刻な環境破壊が起こっている現状を考えると、3位というのは苦しいのかなと、門外漢な私でも思ってしまう。

実際、上海市の市民からは、「悪い冗談だろう」と思われる始末下手をしたら国の印象操作とも受け取られかねない内容だけに、もう少し明確な基準を知らせて、なぜこの順位になったのかを説明できるようにしないといけないですね。


ちなみに、日本で同じようにランク付けしたら、東京は1位になれるものなのかしら確かに交通は便利なんでしょうけど、環境面は夏の暑さで厳しい評価を受けそうな気が。同様に大阪も名古屋も京都もそうなるかもしれない。となると、札幌とか福岡あたりが上位になってくるのかいねぇ?いや神戸や横浜も捨てがたい・・・。うーむ。


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2015年10月27日

まーた野比玉子激怒な話題

私がよく引き合いに出す言葉の一つ、「ドラえもん」の野比玉子さん(のび太のママ)がよく言うセリフ「食べ物はおもちゃじゃありません」。今回も食べ物がおもちゃにされました。しかもギネスを狙うために


中国・揚州で開かれたイベントで、地元の名物である揚州チャーハンで世界記録を目指そうと4.19tのチャーハンを作り、見事世界記録を達成しました。
ところが、記録達成後に余ったチャーハンをゴミ収集車で回収しているという写真が中国版ツイッター「微博( ウェイボー)」で広まり、慌てた関係者が「残飯は食すには不適切な部分だったので、豚のエサとして処分した」と語りました、いや語ってしまいました
これを確認したギネスワールドレコード(ギネス記録を公認する組織)は、規約の中にある「食べ物は無駄にしてはいけない」に違反したため、その記録が取り消されるという異例の事態になりました。

ちなみに、この違反した分というのは、4.19t中150kg全体の約3%ほどですけど、調理方法(各調理場で少しずつチャーハンを作り、それを大鍋で合わせるというふう)を見ている限り、ちりも積もれば・・・ということなんでしょうね。また、中国の風習の一つでもある、たくさんの料理を振る舞った時には、美味しかったという意思を示すためにわざと残すというものがあり、それもあるのではと見る人もいます。


いずれにしても、食べ物を粗末にしてはいかんということです。特に皆で食べるという規定のあるギネスで、豚のエサにしたのは(結末はどうあれ)決して悪いことではないものの、規定をしっかりと確認しないといかんわね。


日本も残飯発生は大きな問題になっています。たくさん作ること・食べることをチャレンジした際には、ちゃんと最後まで残さず頂きましょう。そうしないと、また野比玉子さんがお怒りになりますよ。


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2015年08月29日

ボルトはやっぱり持っていた

世界陸上北京大会8日目、今日と明日は世界では花形種目として見られているリレー競技が行われます。
今日4×100mリレーの予選と決勝が行われ、今日と明日で4×400mリレー(通称マイルリレー。1マイルが約1600mのため)の予選と決勝が行われます(予選が今日、決勝が明日)
ちなみに日本はというと、女子は4×400mリレーのみ出場男子に関しては両方出場しました。しかし、男女とも予選落ちとなりました。特に男子4×100mリレーは有望だと思われていただけに、得意のアンダーハンドパスを最終走者で失敗したのが痛かったですね。失敗していなかったら3着は確実だっただけに。しかもサニブラウン選手を決勝のために残しておいたのも悪いふうに出てしまいましたね・・・。残念無念。


というわけで、日本代表がいない中での4×100mリレー決勝になったのですが、それでもボルト選手率いるジャマイカ代表とガトリン選手などを率いるスター集団アメリカ代表の『一騎討ち』になりました。このリレーで優勝すると、ボルト選手の金メダルは通算11個となり、伝説のアスリートでもあるカール・ルイスさんなどに並ぶとのこと。

その決勝は、大方の予想通りジャマイカ代表とアメリカ代表との争いになり、どちらが金メダルになってもおかしくない並走ぶりだったのですが、最後アンカーにバトンパスをする際、アメリカ代表がそれに失敗したため、ジャマイカ代表が抜け出す形になり、金メダルを獲得。ボルト選手に11個目の金メダルをもたらしたのでした。
この金メダル獲得で、ボルト選手は史上初の2大会連続(前回はモスクワ)の3冠(100m・200m・4×100m)を達成。限界説がささやかれていたボルト選手の時代は、まだしばらく続きそうです。本人が述べていた「引退するまでNO.1であり続ける」のは『有言実行』となるようです。

また、この4×100mリレーには大きな波乱も起こっていました最終走者とのリレーパス失敗の際、テイクオーバーゾーン(バトンを受け渡すために設けられた区域)を越えてしまったため、2位に入ったアメリカ代表が失格3位に入った中国代表が繰り上げで2位になりました(繰り上げ3位はカナダ代表)地元での開催ということで普段以上に力が入ったというのもあるのでしょうけど、アメリカ代表の失格で転がり込んできた銀メダル(恐らくアジア勢としては最高順位)だったので、北京オリンピックスタジアム(通称「鳥の巣」)は大いに盛り上がったことでしょう。


また、今日は男子50km競歩でもビッグニュースが飛び込んできました日本勢初のメダルが谷井孝行選手によってもたらされました。谷井選手は3位入賞でリオデジャネイロオリンピック出場も内定し、来年のオリンピックも楽しみになってきました。
ちなみに、優勝したスロバキアのトス選手は30km過ぎにトイレに飛び込んだものの、そのまま独走し優勝してしまいました(汗)。時折こういうハプニングを聞くのですが、優勝する例はそうないです(苦笑)。


泣いても笑っても、世界陸上は明日で最後。女子マラソンなどの注目競技が残っております。日本選手の奮闘を期待しましょう。


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2015年06月25日

中国のながら運転はひと味違う?

日本でも問題になっている「ながら運転」。たいていの場合、自動車や自転車のながら運転を指し、近年では主なながら運転の対象は携帯電話をいじるないしは掛けながらというふうですね。もちろん違法で、罰金刑(自動車の場合は反則金)ないしは懲役刑になります。
しかし、中国では私達の想定以上のことをやってのけた人がいた(爆)。


高速道路を走っていた男の運転席から伸びていたピンク色の棒とその先にくっついていた小袋。よくよく見ると、何と点滴。そう、運転手の男は左腕に点滴をしながら点滴の付いた棒を握りつつハンドルを握り、あまつさえ右腕には携帯電話で通話中その状態で80km/hで走っていたのだから、速攻で警察は止めに掛かるわね(苦笑)。ちなみに、男の走っていた高速道路の法定速度は120km/hだったらしい。
結局、この男は携帯電話での罰則と点滴を打ちながら運転していた行為が危険運転にあたるというふうになって、それに対する罰則が科せられ、併せて150元(約3000円)の罰金刑になったそうな。それでも男は1万元(約20万円)になっていたら、二度とやらないだろうと懲りていない様子。隣町に急いで行きたかったからとはいえ、非常にお粗末。そして、世界中の恥さらしになったのに、だ。


そのうち、マージャンを打ちながらとかトランプでもしながらとか逆立ちしながらとかのアクロバティックな運転でもしないと懲りないんでしょうかね、かの国の人達は(ニヤニヤ)。うん、アメリカにいる某サイトの(以下略)


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2011年07月19日

日中で違う末路

日本でも中国でもケータイ市場は過熱傾向にあります。どちらもスマートフォンへの需要が急増しているのが背景にあります。

その一方で大きく違う動きを見せているのが、PHS中国では小霊通と呼ばれています。
どちらも安さをウリにして展開されていましたが、やはりエリア面とハイグレードなサービスな面で劣勢に立たされました中国の場合は、最盛期には約9350万まで伸ばしたものの、現在は約2000万と最盛期の2割ほどにまで落ち込んでいます。
そのため、中国政府がPHSへの電波の割り当てを注視することを発表し、2012年にはサービスが終了することになっています。
中国政府は今利用している小霊通ユーザーにケータイへの移行を求めているわけですが、一部には反発が起こっています理由は日本でも問題になったナンバーポータビリティ。
日本同様、中国でも小霊通からケータイへのナンバーポータビリティができないため、一から番号を替えないといけなくなります。そのため、ビジネス面で不利なるということで替えたがらない人が続出しているのです。また中国独特なのが、いわゆる「良番」(いい番号の意味。1111など)を高いカネを出して買った人達にとっては、不満の種になっており、補償を求めるケースもあるそうで・・・。


かくいう日本はどうかというと、日本でもウィルコムの破たんをきっかけに、400万もあったPHSもそこをピークに暫時減少をたどり、一時期は370万にまで落ち込み、終了の予感さえ漂っていました

ところが、ウィルコムを支援したソフトバンクが行った施策で状況は一変
「だれとでも定額」という基本料に月額980円のオプション料としてこれに加入すると、ウィルコム間ではかけ放題、他社のケータイを含めた国内通話でも10分以内の通話なら月500回までかけ放題というサービスを開始し、さらに「もう1台キャンペーン」で諸条件をクリアすると新規契約後にもう1台無料で契約できるというサービスも行っています。このサービスは現在最大2台まで増加し、さらに新規契約者への後押しになっています。
これらの施策で、一時期370万まで落ち込んでいた契約者数も2011年の声を聞くと同時にみるみる回復遂に今月400万台に回復したとウィルコムが発表しました(実際400万台を超えるのかどうかは8月初旬に発表されるTCA(電気通信事業者協会)の公表する統計でわかることになるかと)。
東日本大震災で、PHSのインフラの立ち直りが早かったことも話題になりましたが、当時約367万/約20万(全国/東北エリア。2011年2月末時点)なのですから、細かいエリア網があったとはいえ、負荷には十分耐えられる作りだったのではないのでしょうか(ちなみに、ドコモは約5752万/約375万、auは約3273万/約204万、ソフトバンクは約2491万/約115万)。

仮に越えたとしても、ドーピング的な施策である「もう1台キャンペーン」が終わった後、「だれとでも定額」に変えてくれるかどうか正直ここへの変更は相当な苦労をさせられると思います。もはやデータ通信(特にPHSを介したもの)に対しては半ばあきらめともとれる展開を行っているだけに、PHSでの純増はこれ以上苦しいと思います。来年以降、緩やかに利用者の減少を再びたどるのではないかと思います。果ては中国で起こっていることと同じ問題が起こるのではないかと推測しています。

要はウィルコムが『ソフトバンク』という『薬』で延命措置を取っているだけのようにしか思えないのです。そしてソフトバンクは虎視眈々と400万ユーザーを自社のケータイ部門になるソフトバンクモバイルへの移行を促進させていくでしょう。この前例は、auがツーカーユーザーの巻き取りに利用した経緯があるので、決してないとは言い切れないでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)TrackBack(0)

2011年01月31日

上海始まったな

今日NHK BS1で放送された「きょうの世界」での一コマ。


中国・上海を縦横無尽に走る地下鉄は、その長さで現在アジア1位、将来的には世界1位にならんとしています。その上海地下鉄が路線ごとに擬人化されているのです。しかも勝手にやっているのではなく、『上海地下鉄の公認』でやっているのだから、案外上海地下鉄の方々はわかってらっしゃる(笑)。

上海地下鉄の擬人化された人達は、路線ごとに兄妹付けされているのはもちろんのこと、性格も付けられており、かなり個性的です。例えば、4号線は環状線であることを生かしてドジっ子になっていたり、最近建設された路線は双子という設定になっていたりというふうに。
市民にも概ね好評で、いいんじゃないのという声を多数頂いているようです。


イラストに関してはまぁまぁ。口悪く言えば同人誌レベルの絵ですけど(苦笑)、腐女子が好みそうなイラストにも見えなくはない
さすがにヘタリアみたいな作品を中国で流したら発狂されそうですけど(爆)、そういう擬人化がウケる土壌はあったというわけだ
おまいら、擬人化商機ありだぞ(ニヤニヤ)。


あと、中国国民は、変ちくりんなガンダム作るより、こっちにエネルギーを注げよな(苦笑)。  
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2010年12月24日

生ものを自販機で売ると、動物愛護団体が黙っちゃないわな・・・

日本も伊勢エビだか何かの生き物(それが食用か否か関わらず)を自動販売機やUFOキャッチャーの景品にして売っていることもありますけど、あれは動物愛護団体から怒られないんですかねぇ・・・とか思いながら見ていたのは、先日NHKのニュースでやっていた中国での話


中国でこの時期旬の食材の一つといえば、上海ガニ。モクズガニの一種で、10月~12月くらいまでが旬中のカニみそと内子(卵を持った部分)が美味とも言われています。
そんな上海ガニ、産地の一つである中国の南京では、自動販売機で25元ほどで売られているのだそうな。この25元ほどというのは、市場で売られているものより安いということで、中には4・5杯買っていく人もいるそうな。
あと、やはり珍しいのか、観光客と思しき人が自販機の前で写真を撮っていく人もいるみたいですね。

その自販機の中には、カニが縦にされた状態でぎっしり整列して詰まっていて、個体一つ一つが傷付かないように、プラスチックの容器に入れられて売られています中はカニの鮮度を保つため5゚C~10゚Cに保たれているのだそうです。そして補充員がカニ補充の際、死んでいないかをチェックして、もし死んでいたら活きのいいものと交換するのだそうな。
しかし、それでも万一死んだカニが出てきた場合は、活きたカニ3匹と無償交換してくれるという中国では珍しいんじゃないかと思われるサービスを行ってくれます(案外粋だよね(苦笑))。

たまたま映像があった(笑)。日テレの「news every.」で放送されていたもの。




物珍しいのは認めるんですけど、実は私、カニの味噌とか内子って好きじゃないんだよねぇ(ギャハ)。
・・・やっぱり、カニは脚や爪の肉だろ!上海ガニなんてないじゃん(泣)!


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Posted by alexey_calvanov at 23:16Comments(0)TrackBack(0)