2021年08月20日

中田翔、巨人に

いきなりの急転直下な出来事で、驚かされた方々も多かったことでしょう。
北海道日本ハムファイターズに所属していた中田翔選手が読売ジャイアンツにトレードされることになりました。移籍期間ギリギリの中で決まったこともさることながら、トレードの経緯もかなり異例なのです。

まずトレードというのは、基本的に1対1ないしは複数対複数が多いですけれども、大物選手を獲得したい場合は、1対複数という例も無くは無いです。ただ、日本でのトレードは、戦力外ないしは戦力としては不十分な選手の入れ替えという印象が強いですね。
そのためか、金銭トレードという方法もよく採られます。この場合は、選手を獲る代わりに一定金額を放出する球団に支払う格好になります。言葉は悪いですが、人身売買ですわな(苦笑)。
しかし、今回採られたトレードはいずれのケースでもなく、無償トレードというものに。選手は出すけど、対価はいりませんよという、非常にまれなケースです。当時ダイエーホークス(現在のソフトバンクホークス)に所属していた小久保裕紀さんや東北楽天ゴールデンイーグルス設立の経緯で出たくらいだよね・・・と思って調べてみたら、結構あるな(爆)。


じゃあ、何で無償トレードなんてことになったのかというと。
今年はオリンピック開催中はプロ野球が中断されていました。その間も選手勘を養うためにエキシビジョンマッチ、つまり練習試合をこなしていたんですよ(そんなことをやっていたのも初めて知りましたよ)。
そのエキシビジョンマッチで事件が起こりました。
8/4の横浜DeNAベイスターズ戦試合開始前に中田選手がチームメイトに暴行を振るっていたのです。被害選手の言葉に中田選手がキレたのが原因ではないかと言われてましたけれども、後の球団発表では被害選手には落ち度は無く、中田選手が突発的にキレたとのことだそうです。この日の試合では、ヒットを放っていたものの、代走を出される格好で途中交代になり、そのまま自宅謹慎処分となったのです。
その後の調査により、中田選手は野球協約などの規則に則り、無期限の公式戦(1軍・2軍の)試合出場停止処分とされ、チーム練習への参加は禁止、球団施設などでの個人練習は可能なもののユニフォーム着用はできないというかなり厳しいものになっていました。
公式戦再開後、栗山英樹監督が中田選手の今シーズンの復帰は不可能であることや来年以降も選手として復帰は難しいことを漏らしたため、今シーズン終了後に退団かとも言われていました。
そんな中で、巨人の原辰徳監督が獲得に意欲を見せ、急転直下で電撃的にトレードが成立したのです。原監督曰く、「(前略)過去、現在、未来全てを共有する覚悟で、ジャイアンツとしてはもう一度チャンスを与えるべき(後略)。(前略)(中田選手)自身の過ちにおいてしっかりと謝罪するところから始めよう」とのこと。そして今日、謝罪会見も兼ねた入団会見に至ったわけです。

ただ、謝罪会見はあくまで巨人の球団で行ったものであって、日本ハムで行ったものではないのです。そして日本ハムは今回の件に関しては、ほとんど語っていません栗山監督の反省の言葉しか出ておらず、ゼネラルマネージャーのコメントは未だ無し。いやはや、こんなに隠蔽体質な球団だったかなと結構訝しがって見ておりますわ・・・。一昔前に親会社の日本ハムが牛肉偽装事件で苦しんだ経緯を忘れてしまったのではないかと思わされていますよ。


実のところ、日本ハムには差別疑惑も挙がっておりまして・・・チームメイトに差別的な発言をしているのが、球団の上げた公式動画から発覚しまして、現在も絶賛炎上中これも公式のコメントが一切無いのよ。中田選手の問題共々、うやむやにされないか心配ではあります。そう、中田選手は巨人に移籍したことで、『無かったことにされる』可能性も無くは無いのです。


ただ、最悪の状況でスタートしている事実は変わらない背負わされた10という番号は、現在2軍で監督を務めている阿部慎之助さんの現役時代の番号だったもの。中田選手の入団会見で述べていた「本当に皆さんに迷惑をかけてしまったこと、本当に反省しています。(被害選手)本人にももちろんそうですし、ファンの皆さんに対しても裏切ってしまったということに対して、すごく後悔だったり、本当に反省しています」が本当にそう思っているのか、日本ハムのゼネラルマネージャーの前で泣きながら述べた「野球をやめる覚悟はある」というのも本当なのか。それこそ1軍昇格のために必死になってやるしかないでしょう。私自身は、今年1軍帯同までなら御の字だと思っています。それだけ酷い成績(.193 4本)なのですよ。


もし今シーズン十分な成績を残せなければ、かつ素行不良な面が垣間見られたら、即刻切られるでしょうね。「巨人軍は紳士たれ」という球団訓があるくらいですし、原監督自身も「仮に繰り返すようなことがあるならば、そこは私が断を下します」とも述べている。もう後が無いのです。


中田選手の今回の謝罪会見を日本ハムで開かなかったこと(この点は、球団がやらないように提言した可能性もある)、日本ハムの球団の対応のお粗末さにはファンとしてでなくとも非常に残念で、怒りと不満があふれそうになっていますけど、本人が新天地で変わると思っている限りは、その思いをぐっとこらえようと思います。


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2015年11月14日

野球日本代表、決勝トーナメントへ進出

世界野球「プレミア12」は台湾で1次ラウンド(リーグ予選)が行われ、日本はアメリカに10-2で逆転勝ち。これまで韓国・メキシコ・ドミニカ共和国に3連勝していたので、4勝負けなしで決勝トーナメントに進出を決めました。


試合は中田選手が好調なのが救いになっていますね。それに呼応するように筒香(つつごう)選手や松田選手が引っ張られてきていると思うし、投手陣が多少悪くても安心して投げられるのではないかと思っています。
何より、韓国・アメリカという強豪がいる中でトップ通過を決めたことは大きいですね。このまま勢いを持続して最終戦になるベネズエラにも勝って決勝トーナメントへ弾みを付けたいものです。そのためにも、中田選手が言っていた気を抜かないで全力で戦うという姿勢を見せることが大事でしょう。2013年のワールド・ベースボール・クラシックで優勝できなかったその思いをぶつけて。


ちなみに、Aリーグではカナダが日本と同じく4連勝で決勝トーナメント進出オランダもほぼ手中に収めたと思われるものの、まだまだ混戦の状況残り2枠を掛けて、台湾(チャイニーズ・タイペイ)・プエルトリコ・キューバが混戦模様となっています。ただ、本命と言われていた台湾・プエルトリコ・キューバが混戦だなんておかしいなぁ(汗)。どちらかというとカナダやオランダは本命じゃなかったのになぁ。でも、オランダは実力を付けてきたというのか、アンティル諸島(主にアルバ・キュラソー)出身の選手がいるからなんだろうけど・・・。


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2014年10月14日

日本ハム、下克上への一歩を踏み出す

クライマックスシリーズ・ファーストステージ第3戦、昨日の試合が台風の影響で中止になった関係上、予備日として組まれた今日行われました
先発はオリックスは西選手、日本ハムはメンドーサ選手と予想通りの展開に。


試合は1回裏に駿太選手がいきなり先頭打者ホームランを打ち込み先制。その回の表ではファインプレーを見せていただけに、このまま行くと『駿太、攻守で大活躍』という流れになるのではと思っていました。そして、日本ハムはこの1点の重みに苦しむことになります

しかし、取っ掛かりを掴む時は中盤にやってきました
6回表、この日というよりこのクライマックスシリーズで当たっている小谷野選手と近藤選手が連打すると、代打稲葉選手がタイムリーを放ち、同点にするという大仕事を果たしました。しかし、同点のままではオリックスがペナントレース2位で終わっているため、まだまだ真で喜べないふうでした。
引き分けでもファイナルステージ進出ができるオリックスはランナーは出すものの、あと一本が出ないというふう。これは日本ハムにも言えることで、6回以外は9回までオリックスの投手陣にことごとく抑え付けられていたのでした。双方譲らず1-1。緊迫感を持ったまま、試合は延長戦に突入します。

そして、遂にその重みを振り払う時が来ました。しかもあっけなく。
10回表、その前の回も抑えたオリックスの抑え平野佳寿選手がマウンドに立つと、この回の先頭中田選手が150km/hのストレートをバックスクリーンに叩き込む決勝ホームラン
その後、増井選手が何とか抑え、雌雄は決しました1-2で日本ハムはファイナルステージに進んだのです。


ただ、この試合紙一重だったと思っています。正直オリックスがほぼ7・8割がた勝っていてもおかしくない展開でした。
というのも、オリックスも打てないとはいえ、日本ハムも小谷野選手以外は正直打てる人がいなかった感が。特に陽選手は全くタイミングが合ってない何かしら故障を抱えているのではないかと思わせるほどおかしい。守備には支障がないので使ってるんでしょうけど、正直スタメンを外すレベルに差し掛かっているのは否めません
また大谷選手も、好調だったミランダ選手を外してまで起用すべきだったのか。できることなら代打のパイとして残すべきではなかったのだろうかと思えてなりません。仮にミランダ選手が当たらない時に替えるレベルでもよかったのに・・・。また大谷選手に関しては、投手起用をしないのも疑問。たぶん、相性の問題だと思うのですが、スクランブル登板もできるような体制をさせるべきだと思うのですが。


日本ハムはファーストステージで出てきた課題を明日という短い時間の間に修正できるかがファイナルステージのポイントになるでしょう。投手陣もほぼ主力を出し切っているので、やりくりも苦しいはず。そうなるとなおのこと打線の当たりが復活しないと苦しい展開になるでしょう。

対してソフトバンクは秋山監督が退任するということになったので、秋山監督のために一丸となって戦うこととなるでしょう。投打も十分休養をしているはずなので、ポテンシャルはフルに発揮できることでしょう。下手をすれば日本ハムを赤子の手をひねる感覚で倒してしまうかもしれません。
しかし、双方どちらにも言えるのは、失うものは何もないという点
日本ハムは3位というペナントの順位は変わらない点で、ソフトバンクは秋山監督が退任することから負ければ終わりなんだという点で。あとは、どこまで身を捨てられるかになってくることでしょう。


クライマックスシリーズ・ファイナルステージは10/15からソフトバンク1勝のアドバンテージが付いた状態で、最大5戦、福岡にある福岡ヤフオク!ドーム(福岡ドーム)で行われます。


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2014年06月09日

闘将会のメンドーサ推しが酷過ぎる(笑)

「何とかメンドーサ選手のために・・・」。この文言何度聞いたことか(苦笑)。


というわけで、セ・パ交流戦日本ハム×中日の最終戦が行われました。先発は、昨日の予告先発通り、日本ハムはメンドーサ選手、中日はカブレラ選手になりました。
今日投げたメンドーサ選手はいいピッチングをしていても勝ち星に恵まれず、3試合ぶりの勝利を目指すふうになりました。実は、メンドーサ選手は栗山監督が3年待って獲得した選手とのこと。ゆえに、並々ならぬ思い入れがあるんですね。どこから闘将会はその話を知ったのかは知らないが、栗山監督の思いでも乗り移ったか(爆)。


そのメンドーサ選手の立ちあがり、仕事帰りで実際見ているわけではないので何とも言えないですが、不安定っぽかったですね。1回表にカブレラ選手から取ったのに、その裏にすぐ取り返されてしまったほどその不安定さが際立っていました。

試合が動いたのは4回表、ミランダ選手のヒットが口火になりました。大引選手が送って北選手四球の後、満塁で迎えた大野選手がレフトへの犠牲フライになり追加点を奪取。その後も中島卓也選手が四球を選び、続く西川選手も四球を選んだことで押し出しになってさらに追加。結果論ですけど、この押し出しがボディブローのように効いてきました
この追加点でメンドーサ選手のピッチングが尻上がりによくなり、4・5回裏は三者凡退で切り抜けました。

そのメンドーサ選手も7回に捕まり、1点差に追い付かれ、窮地に陥ったところ(8回表)で中継ぎ陣にスイッチ。宮西・クロッタ両選手が苦しみながらも見事に抑えました。
その苦しみの中、9回の岩瀬選手からもぎ取ったダメ押し点は大きかった。中日の息の根を止める回になりました。
そのきっかけを作ったのは7回裏から守備固めで入った飯山選手。もはや打席に立つのがレア(苦笑)、応援歌が演奏されるのはさらにレア(爆)という選手。私個人的に大好きな選手だっただけにヒット打っただけでももう泣けてきましたね。そのヒットを皮切りに、中田選手のタイムリー、ミランダ選手のヒット、大引選手のこれまでの不振を打ち払ってくれた会心のタイムリーで一気に加点

9回裏からは増井選手が三者凡退に切り抜けて試合終了。5-2で勝ちました。昨日と同じく先制・中押し・ダメ押しが見事に決まった試合になりました。


メンドーサ選手はよく粘ってくれました。このまま崩れてしまうんじゃないかというところで踏ん張って、仲間が掛けてくれた信頼を裏切らずによく投げたと思います。その後の投手陣もよく頑張ってくれましたし、何より打撃陣も交流戦の過密日程の中よく打ってくれました
心配なのは陽選手の裂傷ですけれども、大事には至らないことだけ祈りましょう。


交流戦もいよいよクライマックス。巨人・ヤクルト戦を札幌ドームで迎えることになります。
巨人には東京ドームで連敗しているだけに、この連勝の勢いで何とか勝ちたいものですね。


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2014年02月06日

三塁→一塁→外野・一塁→再度三塁へ

昨年は日本ハムの4番として覚醒した中田選手。その中田選手が今年は三塁に挑戦しているとのこと。今月頭から始まった名護キャンプで同じポジション争いをしている杉谷選手などと汗を流していると先日の新聞で掲載されていました。


中田選手は高校時代は投手として活躍していたものの、類稀なるバッティングセンスを生かすため内野手として入団することになりました。その時、初めて守備に就いたのが三塁だったのですが、あまりにお粗末だったため、当時スタメンを張っていた小谷野選手になす術なしという有様でした。そのため2年目は一塁に、レギュラーに固定された3年目以降は外野(主にレフト)にコンバートされ、状況によっては稲葉選手の代わりに大勢に影響が少ない一塁の守備に就くこともありました。
しかし、この時の外野の守備が中田選手に大きくプラスになったのか、強肩を生かした守備で、2012年にはパリーグ最高の捕殺数を誇り、日本ハムの外野の要の一人として恐れられるまでに至りました


というわけで、過去に三塁を守った経験はあるのですが、以前と違って大きな自信を持って挑めるだけあって、以前のようなお粗末な守備を続けることはないのではないかと思っています。特に肩が強いので、ノーバウンドで速い球が投げられることから、俊足の選手を抑えられるケースが増えるメリットがあるのではないのかとにらんでいます。このコンバートにより、恐らくこれまで三塁を守っていた小谷野選手は一塁に回るのではないのかなと思いますね。


正直な話、昨年は守備の上手かった内野が総ザル状態になっていたので、その引き締めを中田選手が図ってほしいものですけれども、一緒に釣られてザルにならないようにお願いしたいものです・・・(苦笑)。


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2013年05月17日

何とか連敗を9で止めた

現在9連敗中の日本ハム、今日と明日は横浜スタジアムでDeNAと一戦交えます。
実は、DeNAも4連敗中とあまり調子のよくない状態。それでも、打線は日本ハムに比べるといいんじゃないのかなと思えてならないのですけど、やっぱり投手陣が壊滅的にダメなんだなぁ・・・。


そんな試合、序盤に中田選手の3ランで先制してもらったにもかかわらず、先発の鍵谷選手がいきなり連打を浴び、ブランコ選手のタイムリーで1点差。その後、変わった矢貫選手も連投の疲れからか投球に精彩を欠き、5回裏遂に逆転されてしまいます

もうこのまま一気に試合が流れるんじゃないかと思ったら、終盤に中田選手が1点差に追いつくホームラン、最終回に守備固めで入った今浪・陽両選手の連打で追い付き、最後は稲葉選手の時に起こったワイルドピッチで逆転。調整登板とはいえ、守護神の武田久選手までつぎ込んだ執念が実ったと言っておきましょう。

・・・言っておきましょうと言ったのは、内容はお粗末だったからです。
相変わらず内野の守備は最悪の状況を脱していません。小谷野・アブレイユ・西川選手をはじめ、途中交代の中島卓也選手、そして外野の中田選手にまで『伝染』。ちょっとここまでくると異常ですわね。特に守備要員の中島卓也選手がエラーをするというのは、信頼問題にも関わってくるので、絶対にエラーはしちゃいかんと思うんですが。それに外野にまで伝染するのは、今日勝てても明日以降また勝てるという保証も無くなってしまいますね。
それと勝ちパターンの投手までつぎ込んで勝ちにこだわってきてしまったので、しばらくは苦しい戦いを強いられてもおかしくないですね。交流戦なので休みやすい・エースを注ぎ込みやすい環境下ではあるものの、一度火の車に投手陣がなると立て直すのが大変です。明日以降なるべく休ませるようにしてあげても罰は当たらないでしょう。


とにかく勝ててよかった。課題はあるんですが、まずは勝てることで安心できますからね。


で、相手のDeNAは5連敗こちらは投手陣の早急な立て直しが必要ですね。抑えの山口選手に変わる抑えを誰にするのか、この部分が連敗脱出への大きなポイントになるのではないのでしょうか。


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2013年04月29日

北の国へ 再び①

先日(4/27・4/28)と北海道に行って来ました。今回も札幌と千歳(新千歳空港)だけになりましたけど、前回以上に濃厚な時を過ごしたのではないかと錯覚してしまいクラクラしてきました(苦笑)。

初日に関しては、こちらにも書いています。主に野球観戦ものですけど、こちらでも少し触れます。


朝早く、格安航空会社(LCC)であるジェットスターのチェックインがどのくらいになるのかわからなかったので、2時間前になる8時半までには着いておこうと思い、8時前には家を出る。それでも(結果的には8時半過ぎていたので)遅かったのだが、おかげでのんびり構えられました。


ISW11F_0366まだフライトまで時間があったので、ここで朝ごはんを食べておく。
美濃味匠が飲食店「真打工房きしめん美濃味匠」を展開していたので、ここでどてきしめんを頂くことに。
みそきしめんなんですけど、みそはかつおだしのせいかあっさり目。それでもきちんと味噌のコクは主張しているので、名古屋らしい味といえば名古屋らしい



ISW11F_0367こちらが今回乗るジェットスターの飛行機
使用している飛行機はエアバスだそうな。銀色の機体にジェットスターのロゴがまぶしい(笑)。



10時半頃にフライトし、12時過ぎに新千歳空港に到着。名古屋(中部国際空港)は晴れていたのに、新千歳空港では曇り。雨じゃなくてよかった・・・と思ったのが、いかにバカらしいのか知らされるのだった。


ISW11F_0395空港に着いて、まず驚かされること。
ああ、ここは北海道なんだなと思わせる瞬間
ローソンが主体となって日本ハムのチケットを販売しているのですよ。それゆえに、のぼりにも日本ハム選手が登場してきます(いくつかパターンがあるらしい)。ちなみに、こちらののぼりに写っているのは中田選手だと思う(苦笑)。
そうそう、ローソンじゃないけど、日本ハムが公式に制作しているのぼりも札幌ドーム周辺の店で見られますよ。



バスで札幌ドームまで向かう途中に雨がザアザア降ってきた。結構激しいので参る(泣)。ちなみに、札幌ドームを含め、札幌市内は1000円と少々オトク(JRの快速エアポートで向かうと1040円だが、札幌駅までの金額なので、少々オトクと言えるわけ)


ISW11F_0369北海道に来てやっておきたかった目的の一つとして、北海道でしか食えないものを紹介するというものがありまして、コンビニものでも北海道限定のものがあるので、紹介できればなと思っていたんですよ。
そういったわけで、軽く食べておきたいのを兼ねてローソンで販売していた「厚切りかつサンド」を買ってきた。
・・・北海道限定かと思ったら、全国的に売られていたものらしい(泣)。しかし、この20mmの厚切りロースかつは食い応え満点ですな。



ISW11F_0377以前紹介した日本ハム×オリックスはローソンが主催して行っていたもので、こういった紙ボードを配っておりました(右上にローソンのロゴシールが貼られていた物を持っていた人には粗品がもらえたそうな)
そのため、B☆Bはローソンの制服を着ていましたし、ポンタも登場していました
裏面は、日本ハム主力選手が登場する5~7月のカレンダーになっています。



ISW11F_0373その札幌ドームで買ってきたのが、ホルモンの唐揚げ
前にも撮ったかなと思いつつ、紹介しておきます。結構珍しいですよ、ホルモンを唐揚げにするのは。
販売場所は外野席上部にあるドイツビールを販売する売店です。



こりこりした食感と程よい塩加減はビールのつまみに最高ですな。まぁ、私はウーロン茶でしたけど(ゲラゲラゲラ)。


その後、試合が終わってから今日泊まるホテルに向かうため、すすきのへ。
すすきのと言っても、豊水すすきのというすすきのの東端にあり、その駅のそばのホテルにしたんです。
かなりリーズナブルながらも、温泉が付いており、なかなかでした。
でも、シャワーしかないユニットバスは、開けっ放しで浴びてしまうと火災報知機が反応するという驚愕仕様(汗)。どうもシャワーを浴びる際に出る湯気が原因なのだが、それをやってしまっただけでも、「謝罪と補償を要求する!」となるのが(以下自主規制)。

まぁ、温泉があるのでそこでゆっくり・・・とか思ったら、入れ替え制(泣)。それを知ってはいたものの、急いで入ろうと思ったら、賞味10分も入れなかったわい(号泣)。入れ替え時間にしっかり女の人が入ってくるんだよね(汗)。こっちは素っ裸やっちゅうねん!どんなA(以下自主規制)。


ISW11F_0375そうなってしまった原因は、晩ご飯を食いに行くのに難航したから。
場所はすすきの中心部。ニッカウヰスキーの広告がまぶしい、札幌のイメージでよく使われるところです。

行きたかった海鮮居酒屋が予約でいっぱいということで難航し、結局のところ、ススキノラフィラの寿司屋に落ち着いたわけで。まぁ、北海道物産展でも食べていたので、味がわかっていたのいうのが最大の要因ですけど。



ISW11F_0376そして、どうしても食べたかった北海道でしか販売していないコンビニフーズがこちら。
北海道のセブンイレブンでのみ販売しているホットスナック「サクサクろーる」です。
魚のすり身と豆腐を混ぜた具材をパンで巻き揚げたものです。北海道名物と言ってもいいのかしら。
ちなみに、北海道のローソンでも似たような商品があります(名前失念)。



外はカリカリで中はふわふわ。何個でもイケそうでした。敢えて言うなら、しょう油かソースがあると味に変化が付いてもっとイケるかも(ニヤニヤ)。


そうこうしているうちに札幌の夜は更けていき、奇しくも北海道の室蘭で放送された「今夜も生でさだまさし」を見ながら一泊を過ごしたのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)

2012年06月25日

2012年のオールスターはハム8人

今年(2012年)のオールスターゲーム・ファン投票の最終結果が発表されました。
中でも目立ったのがパリーグ、北海道日本ハムファイターズの選手で、12人(注:投手は先発・中継ぎ・抑えで。残り1人は指名打者制があるため)のうち、8人が今回選出という形で選ばれています
以下、投手の先発では斎藤佑樹選手、抑えでは武田久選手、捕手では鶴岡選手、一塁手では稲葉選手、外野手では中田選手・陽選手・糸井選手、指名打者でスレッジ選手というラインナップ。中でも稲葉選手は最多得票での当選かつ別のポジションで3度目の選出(通算8度目。過去に外野手・指名打者での選出経験あり)になりました。
しかしながら、これはそうそうたるメンバーですねぇ(ただ、必ずしもそのスタメン通りで登場するわけではないが(苦笑))

パリーグその他のポジションは、投手中継ぎではオリックスの平野佳寿(よしひさ)選手、二塁手はロッテの井口選手、三塁手はソフトバンクの松田選手、遊撃手は西武の中島選手となっています。どの選手も功走守で名を挙げているので、活躍が楽しみですね。


ちなみに、セリーグの選手は以下の通り。
投手は先発が広島の前田健太選手、中継ぎが巨人の山口選手、抑えが阪神の藤川選手、捕手が巨人の阿部選手、一塁手がDeNAの中村紀洋選手、二塁手が阪神の平野恵一選手、三塁手がヤクルトの宮本選手、遊撃手が阪神の鳥谷選手、外野手がDeNAのラミレス選手・巨人の長野(ちょうの)選手・巨人の高橋由伸選手となっています。


ところで、その日本ハムから選出された8人ですけれども、本当にオールスターに出られるのが何人なんだと(汗)。
既にひざの故障で帰国しているスレッジ選手をはじめ、再度ケガで調整中の武田久選手、そして6/24のソフトバンク戦で左足首のねんざをしてしまった稲葉選手が当日までに間に合うのかどうか・・・。あまつさえ、残りの選出者のうち2人は選出されるのには厳しい成績だったために、オールスターでの奮起は必至でしょう。


マツダオールスターゲームは、7/20(京セラドーム大阪)・7/21(松山坊ちゃんスタジアム)・7/23(岩手県営野球場)の3日間開催されます。


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2012年06月10日

2012年セ・パ交流戦を見に行く 中日×日本ハム第3戦

正直勝てた試合だった。逃げ切れたはずだった。
しかし、中日の気迫と『武田久劇場』で全てが狂ったと言っていいかもしれない。


今日の中日×日本ハム第3戦、この試合と明日の試合でナゴヤドームでの交流戦の試合は終了。残り2試合(中日の場合)はビジターでの試合になります。中日サイドにとっては、いわばホーム最終戦に繋がる大事な試合でもあります。


で、肝心の試合展開がもうひどい。
6回までは互いにお付き合いする状態。
例えば、中日が盗塁失敗したかと思ったら、日本ハムもお付き合いで盗塁失敗。投手戦とは言えども、非常につまらない投手戦、ピリピリしたものというよりもむしろいつ打たれてもおかしくない感じの薄氷のピッチングを繰り広げていました。
ただ、何かが起こるのではないかという予感めいたものは起こっており、6回裏の中日の攻撃時、小笠原選手のバント失敗(フライゲッツー)を見た時には、今日はもらったないしは0-0の引き分けだろうと思ったほど


その試合が急にもつれ出したのが7回表。
田中賢介選手がヒットで出塁。ここで中田選手が登場。カウント3-0から打った球がレフトポール際に・・・。
この当たり、結局のところファウルになったものの、日本ハムベンチがビデオ判定を求める事態に発展その判定でかなりのすったもんだが起こり、約10分中断。
このビデオ判定でも覆らなったばかりか、その後の試合展開に微妙な影を落としたとも言えたかもしれません。直接的な影響はないのかもしれないものの、その後の試合展開を見てしまった後だと、この『疑惑の時間』がいかにもったいなかったかが見て取れるものになりました。

ちなみに、このファウル、たまたまワンセグを見ていた人の映像を拝借させてもらって見たのですが、ああ、これはアカンわ(泣)。まずポールの内側から左側に抜けてるわ。そして打った時の中田選手の表情が全てを物語ってたわね・・・。

気を取り直した9球目(カウントは3-2)、勢いよく伸びた当たりはあわやスタンドインしそうだったものにフェンス最上段に当たるシングルヒットになりましたが、1・3塁に進められました。
仮にこの当たりがスタンドインしてれば・・・と言いたいところです。そうなれば、この後ああいった展開にならなかったとも・・・(嘆)。しかし、もう少しで入らなかったというこの当たりは、今シーズンの中田選手を象徴するものになってしまいましたね・・・(嘆)。

その後、陽選手の犠牲フライで1点をもぎ取り、7回裏以降は継投リレーにこの虎の子の1点を守っていければ・・・という思いを抱きながら、危なっかしい継投陣に嫌な予感を抱きながら、そして8回表にブランコ選手が魅せたスーパープレイ(普段守備が極めて悪い選手なのに(苦笑))を見て、さらに嫌な予感を感じながら、いよいよ運命の9回裏にやって来るのです。


もちろんクローザーは武田久選手。しかしながら、今シーズンはクローザーを長いことやっていた蓄積疲労からかピシッとしない状況で、かつケガ明けというのもあって、どうも心許ない。でもこの状況下でも〆てくれたのが武田久という選手なんだと信じて見ていたのですが・・・。

登場してから四球とヒットで塁を溜め、一死満塁になったところで荒木選手。


・・・よし、ボテボテのゴロ。ゲッツーだ、勝った!

6-4-3の・・・ゲッツー崩れぇ!?



遂に最後の最後で追いつかれる。後続の藤井選手はライトフライで試合終了。

既に3時間半は経っていたので、日本ハムの勝ちはないという事態は・・・と思っていた時にハマった落とし穴。日本ハムは勝てた試合をスルリと逃し、負けとも言える引き分けになってしまった。逆に中日は落としかけていた試合を見事に拾い上げ、勝ちある引き分けに持ち込んだわけです。


色々言いたいですけど、この展開はホームゲッツーで仕掛けた方がよかったんじゃないのかなとも。次のバッターが藤井選手のままということを仮定しても。
そして、武田久選手のクローザーは一旦下ろすことも検討する段階に来たのかもしれない。増井選手とのダブルストッパーでもいいんじゃないかなと思うわけですが、増井選手も『劇場型』だしなぁ・・・。いっそのこと宮西選手も加えて3枚看板でいってもいいんじゃないかと。競わせることで何とかなるんじゃなかろうかと。

そういえば、中日の采配も不可解なものがあって
先述した6回裏、小笠原選手がバント失敗した時、ここはセオリーでいくなら代打を出してもいいんじゃないかと思ったのですが・・・。
切り札の山崎選手なり、堂上直倫(なおみち)選手なりいい右はいるし、(セオリーから外れるものの)不調でも森野選手を出すという手段もあったはず。勝ちにこだわるのだったら、ここで勝負を仕掛けてきてもよかったんじゃないかと。中日は野手陣が手薄な代わりに、投手陣が豊富だし。この采配は正直よくわからんです。


まぁ、クヨクヨしててもいかんのだよ。
明日は、6/9のDeNA戦で登板予定だったTDNこと多田野選手が登板するとのことだから、うれしいうれしい。
多田野選手が投球する時は、ムエンゴになりがちな武田勝選手(苦笑)と違って、バカスカ打ってくれるんだよなぁ。実際、6/9の試合はそうだったし。
もしかしたら、生でただのボールが見られるいい機会になりそうだ。過去に何回か当たったけど見たことないんだよなぁ、生で。


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2011年07月31日

今回の3連戦でソフトバンクの優位が決まった

今回の首位攻防、後半戦の一つ目のヤマ場になったソフトバンク×日本ハム戦
この3連戦、仮に日本ハムがビジターながらも3連敗になれば、今シーズンの優勝はソフトバンクが大きく手繰り寄せることになることになるだろう・・・と思っていたら、悪い予感は当たるもので、3連敗になってしまった

初戦はテレビで、2・3戦はスポーツのハイライトを見ていたんですが、悪い内容ではないが、それ以上にソフトバンクがいい内容で戦っていた点、日本ハムが好機で全く打ててないというのが気になって仕方ない


まずソフトバンクはダルビッシュ・武田勝・ケッペルの3選手(これにウルフ選手の計4選手が今の日本ハムの先発ローテーション)を打ち崩したのは大きい。それだけ前半戦最後に揃ってなかった打撃陣がやっと揃ってきたということもあるのかもしれないです。
投手陣は、馬原選手の長期離脱は痛い(ひょっとすると、森福選手の離脱もあるのか?)ものの、他の選手が十分にフォローしてくれているかと。その中でファルケンボーグ選手が抑えに入ることで、確実に抑えられるようになってきている唯一付けいる隙は投手陣(日本ハムの投手陣に比べると、先発が薄い感じがする)なのだが、今回は日本ハムの打線が繋げなかったことと、好機で打てなかった中田選手の責任は重い
そろそろ日本ハムの打線も誰を抑えればいいかというのを研究されていると思うので、大胆な打線の入れ替えも悪くないと思う
中田選手を育てたいなら4番維持でも構わないものの、優勝を狙いたいのなら、調子が戻っていることが絶対条件になるが、小谷野選手を4番に戻し、中田選手を5番にするというのもありなんじゃなかろうかと。4番のプレッシャーをなくし、のびのびとやらせることで、調子を戻し打撃力のさらなるアップを計りたいところ。


今回は福岡、日本ハムにはビジターな場所ではあったので3連敗を喫したとも言えるが、もし札幌で3連戦が行われ、3連敗ないしは2勝取られてしまった場合、ソフトバンクの優勝は揺るぎないものになるかもしれない
日本ハムにとっては優勝を狙う正念場、ソフトバンクにとっては突き放すいい機会。どちらも譲れない試合が続くことになるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月11日

何とも華はないが、人によっては醍醐味あふれる試合

昨日・今日とKスタ宮城で楽天×日本ハムのカードが行われています。
日本中が台風1号から変わった熱帯低気圧と日本列島を渡っている前線の影響で大雨の中、宮城(仙台)はほとんど雨の影響のなく試合が進められました


初戦は岩隈×ダルビッシュという好カード。そして今日も今日とて永井×武田勝というこれまたなかなかの試合でした(だというのに、客席はあまり埋まっていないとは・・・。平日ゆえか)。

初戦は月間MVPまで取った岩隈選手の好投むなしく、中田選手へ投げた一球がホームランになってしまい、かたやダルビッシュ選手は15奪三振の好投で日本ハムの勝利(0-2)
互いに決め手に欠ける中、1つの失投で決まった試合でした。

・・・と思ったら、今日の試合も、結果は1-0で楽天が勝ったものの、流れはまるで昨日の生き写し同じ内容の取材ビデオ(DVD)を見せられているかのようでした(苦笑)。
楽天は永井選手が終始好投。緩急がズバズバ決まっていました。
かたや武田勝選手も変化球のキレが非常によかったです。しかし、6回に鉄平選手に投げた一球を上手いこと持ってかれてしまってスミ1(1点のみ)で負けになってしまいました(なお、スミ1は初回の1点のみで勝ち負けが決まるケースが大元)。
鉄平選手はホント最後は片手打ちでスタンドインさせてしまったのですから、あっぱれとしか言いようがないでしょう(某スポーツコーナーじゃないですけど(苦笑))。


とにかく、この2試合の投手戦
華はないけど、野球好きにはたまらなくメシウマな(しかも勝てば、もっと酒が美味く感じられる(笑))試合ではあります。こういう試合は年に何回も見られませんよ。しかも今日なんか8時半で終わっちゃいましたから(爆)。


さぁ、1勝1敗のタイブレークな中で、明日は楽天がルーキーの塩見選手で仙台初凱旋日本ハムも去年終盤に先発で破竹の活躍を見せたウルフ選手。これもどういう結果が出るかわからない試合になりそうで面白くなりそうだなー。
ますます明日の試合が楽しみだね(ニヤニヤ)!<残念、明日は仙台も大雨だ(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:38Comments(0)TrackBack(0)