2013年10月08日

秋の新アニメ2013 その6 勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

秋の新アニメ、6回目は富士見ファンタジア文庫で刊行されているライトノベルが原作の「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」です。第23回富士見ファンタジア文庫大賞の金賞受賞作品です。
今期の中で長ったらしいタイトルの作品が2つあるのですが、そのうちの1つ。奇しくもどっちも名古屋では名古屋局ではない地方局発(苦笑)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


勇者と魔王がいる世の中、勇者は国家資格によって授けられたエリート職であり、その資格を得た者だけが魔王領に討伐のために乗り込めるというものだった。
ところが、主人公がその試験を受ける直前に魔王が討伐されてしまい、仕方なく主人公はとある街にあるマジックアイテムという魔法で動く家電を販売する量販店に勤めていた

ほどなくして、怪しい人が来店してきた。どうも新手のバイトとして来たらしいのだが・・・。



というふう。


タイトルが長いだけというふうでしか見ていなかった作品ではありましたが、見てみるとこれがよくできた作品で、現代社会に似たファンタジックな世界観になっていて、双方が邪魔していないんですね。それでいてきれいに1話がまとめられていて、主人公とバイトとして雇われる、実は魔王の娘という、世間知らず(笑)とのやりとりが、コミカルではあるものの、締めるところはきちんと締めているんですよね。
ちなみに、接客業の悲哀(「メンバーズカードどうですか?→いらん」のやり取り)がきちんと出されていて泣けてきた(爆)。正しく接客業あるある。
サブキャラもなかなか味がありますし、今後どういうふうに主人公に絡んでくるのか楽しみですな。あとは魔王の娘がどう世間を知って行くのかという過程も楽しみですね。お色気ばっかりじゃないぞ(ギャハ)。


放送局の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)TrackBack(0)