ショッパーズ長浜店でしばらくいたものの、これ以上時間が潰せれない・・・。そう思って、別の場所に行こうかなとふとグーグルマップを見てみると、おお伊予大洲駅にあった長浜大橋が近くにあるようじゃないの。
ということで、ショッパーズ長浜店からだと歩いて5分くらい、伊予長浜駅からなら同じく20分くらいで長浜大橋に着きました。
地元民からは赤橋の通称で呼ばれることの多いこの橋は、2009年には経済産業省の近代化産業遺産に、2014年には国の重要文化財にそれぞれ指定されました。
流れる川は肱川という愛媛県を代表する川の一つ。ほぼ河口になるところにあります。
肱川は2018年に大規模氾濫が起きた川だよね・・・。ダムに水が溜まり過ぎて緊急放流を行ったんだけど、上手く伝わらなくて亡くなられた方が出てしまったようで・・・。
最初の写真ではよくわからないと思うので、少し寄ってみた。橋の右側のみを写しています。
この橋が近代化産業遺産だの重要文化財だのになった理由は、いわゆる跳ね橋(可動橋)である点。日本で現存している中で一番古い跳ね橋とのことだそうな。
時間になると、写真に写っている3つあるトラス橋のうち一番左端が跳ね上がるのだそうですけど、定刻になっても上がらねぇ(泣)。
恐らくその原因じゃないかなと思ったのは、塗装工事。写真に写さなかった左側の部分で行われていました。私が訪れた頃は、何度か塗るうちの最初の塗りが終わったところのようでした。
長浜大橋は、河口にほど近い新長浜大橋というコンクリート造りの大きな橋に主要幹線道路の役割は譲ったのですが、街中を走れる道ということもあってか、狭いながらも車の行き交いは多かった(広く快適な道のはずの新長浜大橋と遜色なかった)ように思えましたね。
この長浜大橋の近くには、冨屋金兵衛という人の家があります。この家は、幕末に土佐藩を脱藩した坂本龍馬が四国で最後に滞在したところだそうです。
資料館の他に宿屋の役割も果たしているのですが、現在は新型コロナウイルスの影響で1日1組のみとのこと。
せっかくなので、海にも行ってきた。
海水浴場が近くにあったものの、猫の額ほどの広さしかなかった(苦笑)。しかし、その先に見えるのは、周防大島をはじめとする山口県。瀬戸内はホントに隣岸が近いのかなと思わされる。
やっと列車が来たので、コイツに乗って松山・・・までは行けず、伊予市駅で降ろされるハメに(泣)。
でも、このように大海原をバックに車と競争するシーンも拝めるのです(笑)。これがホントの海線です。
伊予市駅から徒歩数分のところにあるのが、伊予鉄道郡中線の郡中港駅という起終点になる駅。とはいえ、入り口に少し迷った挙句、券売機に札が入らねぇ(大泣)。駅員さんのサポートで何とか事なきを得るものの、何でこうなるのやら・・・。
その郡中線の途中駅には、こんな名前の駅が。
『松前』と書いて、『まさき』と読むらしい。これは地元民じゃないと読めんわ。
その後は、松山市駅まで行って、バスに乗り換えてニンジニアスタジアムまで向かったという流れ。
3回にわたって書いていった中でわかったかと思いますが、一応「青春18きっぷ」を買ったものの、八幡浜~松山までだと1300円になり、途中下車して支払額が増えたとしても2410円を取り返すのは無理なのと伊予鉄道に乗り換えないといけなくなったということで、今回は使っていないんです。一応1回分のヤツを金券ショップで3400円で買ってしまった(爆)ので、9/10までに何とか消化しなければいかんのですが・・・。