2014年02月19日

首の皮1枚繋がった

以前お伝えした通り、経営問題が露呈していたRadio 80(岐阜エフエム放送)。ここに来て、その噂が白日の下に晒されることになりました。


やはり噂通り、債務超過に陥っていたRadio 80は2014年3月末で解散することになりました。しかし、TOKYO FM・FM AICHIともう一社(どこかは明らかになっていない)による新会社エフエム岐阜に譲渡される新旧分離方式で継続することが明らかになりました。この新会社は岐阜県に根差す会社になろうという意気込みが見受けられ、譲渡後、4~6月には第三者割当増資(特定の第三者に対して株式を募集し割り当て、増資を受ける方式)を実施する予定で動いており、その時点で岐阜県の企業の比率を50%以上にするとのことです。
新会社であるエフエム岐阜は2013年8月に設立されたことから、かねてから新会社による新旧分離で動いていたことを伺わせます。その新会社設立のメドも経ったので、2013年10月に臨時株主総会で解散・清算の決議を採ったのだろうと思われます。

今回の一連の動きによって、放送継続も決まり、かつ本社(事業所)・スタジオ・従業員もそのままの体勢で動くことも決まりました。とりあえず、総務省の許可さえ下りれば、最悪の事態は免れたと言ってもいいでしょう。


ホッとしました。
東海地方はRADIO-i(愛知国際放送。2010年9月30日廃局)の例があるだけに、どうなるものかとやきもきしていましたから。また、これで現在停滞中(オリンピック期間中は試験放送を自粛することになっているというまことしやかな噂が流れているが、詳細は不明)のInterFM名古屋にも動きが見られるのではないかなとも思っています。

ともあれ、新しい会社が岐阜県民に受け入れられることを祈ると同時に、岐阜県民は新しい会社をどうか支えてあげて下さい。あとできればでいいのですが、今でもうっすらながら届いている愛知県への電波をもう少し飛ばせれるようになればとも思っていますが、スピルオーバー(いわゆる漏れ電波。Radio 80の場合、放送事業免許は岐阜県のみになっているので、厳密に言えば違法行為)になりかねないので、無理は承知なんですけどねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)TrackBack(0)