2016年09月25日

もはや大谷さまさま

今日、北海道日本ハムファイターズは札幌ドームで東北楽天ゴールデンイーグルスと、福岡ソフトバンクホークスは西武プリンスドームで埼玉西武ライオンズと戦いました


ソフトバンクはバンデンハーク選手を立てて必勝態勢で挑んだものの、そのバンデンハーク選手が大誤算5回6失点と散々な結果に。その後ソフトバンク打線が追い上げたものの、万事休す7-5で惜敗となり、これで日本ハムのマジックは確実に1つ減ることとなりました。

一方日本ハムは先発の高梨裕稔選手が粘投するものの、7回表にルーキーの足立祐一選手にタイムリーを浴び先制されます。しかし、8回裏に大谷翔平選手が楽天のミコライオ選手からタイムリーを放って同点。延長戦に持ち込みました。
このまま引き分けになるかと思われた11回裏、楽天の福山裕稔選手の球が暴投となり日本ハムが拾い物のサヨナラ勝ち(2-1)に。奇しくも先制点を取ったルーキーの捕手の足立選手が捕れなかったことで招いたものでした。


これで、日本ハムは自力でもマジックを減らし、3に。早ければ、9/27に行われる西武戦(西武プリンスドーム)で決められるのですが、そこまで上手くはいかないでしょう。負けたとはいえ、ソフトバンクは脅威ですし。

そして、ここ数試合で感じたのは、大谷選手が打者で出てくれた時は勝てると感じることが多くなったこと。昨シーズンは打者としての大谷選手は、それほど良くなかったけれども、今シーズンは打者として救われる場面がいくつもありました投手としての大谷選手も、マメを潰すまでは大活躍だっただけに、二刀流が結果としていい方向に働いてくれた、そう思ってならないですね。


残り試合も少ないので、できるだけ早く日本ハムは優勝を決めたいです。その後のクライマックスシリーズのことを考えると、早い段階でソフトバンクの勢いを削いでおきたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)

2016年05月29日

6番ピッチャー大谷

今日のKスタ宮城で開催された東北楽天ゴールデンイーグルス×北海道日本ハムファイターズの一戦、先発の大谷翔平選手がスタメンでも6番で名を連ね、指名打者制度のあるパリーグでは何十年ぶりとなるスタメンに名を連ねての出場となりました。恐らくなんですが、今年の大谷選手は打の調子はいいものの投の調子がイマイチだったため、カンフル剤的な役割でやってみたのと、この先に控える交流戦でのテストパターンとして行ったのかもしれませんね。まぁ、交流戦前に5割通過できたという余裕がなせる業という説も捨てがたいんですが(爆)。


投手の役割を果たしながら打席にも立ち結果を求められるというのは、プロ入団直後から課題となっていて、双方をこなすのは大変ということで、これまで行ってきていなかったんですよね。もっとも、投手としての役割を果たした後は数日クールダウンを経てスタメンに出る(それも指名打者という扱いで)というパターンを繰り返していたくらいですから。
で、今回初めて投打でフル活動となったのですが、ふたを開けてみると、今年の投手の不調を感じさせないピッチングをしており、7回1失点の好投を見せ、打者としては3安打と猛打賞を獲得投の不調を打でカバーした以上の結果を残してくれました。


これで、『二刀流』として真の目覚めを果たしたばかりか、交流戦でスタメン登場しても支障がないこともわかり、今後セリーグとの試合では打者に立ちながら投げる姿も見られるでしょうねぇ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)

2013年06月18日

本格的に二刀流デビュー

今日で交流戦が終わりになりますけれども、最後の最後に注目の試合がやってきました
今日の広島×日本ハム、日本ハムの先発は大谷選手投手ながらも5番での登場となりました。高校野球ではよくあるパターンですけれども、プロでスタメン5番というのはそうそうないでしょう。仮にあっても、偵察メンバーという投手が誰になるかわからないから敢えて置くというふうで使うことがあるくらいで、予告先発が一般的になった今、こういう使い方もそうはなくなりました

その大谷選手、投手としての成績は4回81球となり、残念ながら5回までは投げられませんでした(そのため勝ち星付かず)。どうも80球以上は彼にとっての『規定投球数』のようで、これを超えると基本的に投げさせない、ともすれば100球以下に抑えるというのが大谷選手に課せられた育成方針のようですね。今回の一件である程度見えてきた気がします。少なくとも1軍で100球はまだ投げさせない、身体ができるまでは双方使いながら慣らすという位置付けになっているようです。
その大谷選手は5回以降は外野手(ライト)で登場し、9回の打席でアブレイユ選手が送られたことでお役御免という形になりました。


で、投手としてどうだったのかというと、あまりよくなかったのかもしれないなというふうに映りましたね。ただ悪いなら悪いなりに緩急付けて抑えるということができるのは高評価。相手が広島だからできたとかそういう見方ではなく、しっかりと相手を研究していると取れるわけです。
相変わらず2回が鬼門になっているようで、運もここで一旦悪くなるとも言えます。過去2回は守備陣が引っ張ったことで少し崩れていますけれども、今回は自身が出塁したことで投球練習ができない(とどのつまり、後続の選手が打てなかったことに起因する)ので、投球が乱れて少し崩れた・・・と。その後上手いこと軌道修正しているので、あっぱれなんですけどね。
ちなみに、エルドレッド選手に死球を出した後、不運な2点を献上してしまいましたが、そこで崩れずかつ交代になっても腐らず試合を進めたのは立派だと思います。非常にメンタリティは強いですね。

それが打者としての勝負強さとして生きているのだなと改めて感じています。パッとした部分は今日ありませんでした。運のよかった2塁打と一生懸命さで得た内野ゴロの間の1打点くらいだったので。しかしながら、球はよく見ている印象はありますし、何より投手として登場してへたばっている可能性もある中、きちんと仕事をしているのですから、本当に立派だと思います。


今後、こういった使い方というのはパリーグという立場上、なかなか実現しないと思います(打撃が好調なら可能性はあるものの、指名打者制が使えなくなっているため、仮に替えてしまうと、その後投手に代打をつぎ込む可能性があることから、延長になった場合非常に厳しい)。それでもなお、少なくとも数年は投手と打者双方でやっていくのだと思います。今回の件を見るにつけ、上手いことやっていけなくはないと思っています。あとはケガをさせないように球団のサポートが必要だと感じています。それが上手くいけば、今後同じような選手が飛躍できる可能性を生み出せると思っています。


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Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月23日

及第点で勝ち負け付かずのデビュー

入団直後から投手と打者の二刀流で挑んでいる日本ハムの大谷翔平選手(登録は投手)。
大谷選手は、開幕戦からしばらくは打者(外野手)で登場し、15試合のみの出場ながらも3割(.307(5/22現在))をキープしています。
これまでは2軍(イースタンリーグ)で投手の経験はあったのですが、いよいよ今日、札幌ドームで投手としてのデビューを果たしましたシーズン中には足のケガもありましたから、まだ40試合くらいですけど長い道のりだなぁと感じてしまいましたよ。


そのピッチングはというと、5回までマウンドに立っていたのですが、投げた80球ほどのほとんどがストレートで、終始平均150km/h(最高157km/h)と結構速い球をボンボン投げているというふうでしたね。時折スライダーやカーブをかませていたものの、まだまだストレート頼み何だなという印象でした。でも若いのでそれで今はいいのかもしれないですし、ある程度抑えてはいた、5回までバテずにいたので及第点だと思います。

まぁ課題としては、今はいいとは言ったものの、もう少し変化球を効果的に使えればいいピッチャーになるなと思いますね。
そして不用意な点の取られ方だけはしないように心掛けてほしかったですね。運もありましたが、2回の2失点は抑えられたものだったと思います
あとは、この試合を放送していたGAORAの解説をしていたガンちゃんこと岩本勉さんは「終速の差」と称していましたが、私自身は球が軽かったんじゃないかなと思っていました。ホームラン性の当たりこそなかったものの、狙われると前に飛びやすいなと思って見ていました。

今回はパリーグ主催試合で初登板ということもあり、投手のみでの登場でしたけど、状況によっては指名打者制を外して登場するかもしれません。


ちなみに、試合の方は大谷選手の取られた2点が重くのしかかったばかりでなく、中継ぎの石井選手が崩れてさらに失点今年の日本ハムにとっては大きな2点差(実は2回裏に鶴岡選手のタイムリーで1点返している)だったものの、中田選手の先輩の意地とも言うべき値千金の2ランホームランで同点に追い付き、そのまま引き分けに終わっています

またこの試合、入場者のほぼ全員(35,000人)に「観戦記念証明書」、先着30,000人に「大谷二刀流クリアファイル」、ファンクラブ会員には抽選で大谷選手のサインボールやポスターがもらえたそうです。ああ行きたかったなぁ・・・(嘆)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(0)TrackBack(0)