2021年07月10日

夏の新アニメ2021 その11 小林さんちのメイドラゴンS

冬の新アニメ2017、9回目は双葉社から刊行されているマンガ雑誌「月刊アクション」で連載されている「小林さんちのメイドラゴン」の続編になる「小林さんちのメイドラゴンS」です。
前期は、とてもよくできていた作品だと思っております。主人公よりもトールが主役の物語じゃないのかなとさえ思えたほど(苦笑)。彼女の人間への接し方の変化や仲間や敵(かたき)のドラゴンもトールに引きずられて変化していく(1匹だけ、同居人で遊び仲間、主人公の仕事仲間でもある男に引きずられているようだが(爆))あたりは結構きれいに描かれていましたね。その思いは、主人公がトールの父親を追い返すほどにまでなっていましたから・・・。

なお、この作品は、武本康弘さんが監督していたのですけど、京都アニメーション放火殺人事件に伴い亡くなられたため、別の方(石原立也さん)に引き継がれました新たな展開になるこの作品と共に、新たな人がこの作品を紡いでいくという点でも気になるところですね。


あらすじは続きモノなので無し。トールの父親を追い返し、これまで通りのメイド生活を送っていた彼女は、新しくできたメイド喫茶にライバル心を燃やし、偵察を兼ねた殴り込みを掛けようとするところから始まります。


いやぁ、相変わらずトール大丈夫か?アカン、アカンぞ(ギャハ)!メイド喫茶に殴り込んだら、暇を持て余していたことを理由にバイト生活を始めたそうで。しかも迷惑を掛けるどころか、コック長で頭角を現す(しかしメイドとして扱ってほしいと不満を漏らし、辞めようとさえ思っていたらしいが、仲間に引き留められ、残ることに)。おかしい、トールが役立ってる(爆)!
とまぁ、相変わらずなドラゴン達を見られてホッとする反面、新たなドラゴン登場で、不穏な空気を醸し出してくれましたね。しかも主人公を『男』にしてしまうというやらかしもしてくれたよ!トールの貞操が危ない!<大丈夫だ、薄い本でスピンオフ(以下自主規制)。


・・・まぁ、初回で飽きない作品に仕上げてくるあたり流石です。不穏な空気は気になるものの、次回以降も楽しく展開してくれるでしょう。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2020年04月28日

新たなる一歩、いつ踏み切れる?

昨年7月に起こった京都アニメーション・第1スタジオの放火殺人事件。事件の後、第1スタジオは解体されることが決まり、その作業が粛々と進められていましたけれども、今日完了したとのことです。
更地になったスタジオ跡は、高い囲いに囲まれたままになっており、上空撮影でないと窺い知ることができない状況になっています。


そして、この更地の土地に何ができるかが焦点になってきました
遺族は跡地に慰霊碑を立ててほしいという要望を出しています。京都アニメーションは現地にスタジオを再建することをあきらめ、公園にしたいという要望を出しています。ところが、現場のある町内会は、これらの動きに対して異議を唱えており、これらの動きを見せることを止めるよう要望書まで出したとのことです。
要望書の詳細がわからないので何とも言えないのですけど、止めてほしいと言うからには、対案があるのかという点を追及したいです。何もないままに止めてほしいと言っているのであれば、それは町内会のわがままでしかないと思うのです。

京都アニメーション側が公園にしたいというのは、スタジオを建ててもその時のトラウマを持っている生存者(社員)が仕事に支障をきたしかねないからという点と公共物として京都市に寄贈して経費(固定資産税が一番考えられる)を抑えたいという点もあるのでしょう。ちなみに、京都アニメーションとしては現場への慰霊碑の建立は否定的で、そこでも遺族との対立があるとも言えます。正直薄利になりかねないアニメ業界、その中でも京都アニメーションはまだ優秀な会社だと言えるのですが、それでも第1スタジオ跡を売ることも寄贈することもできないとなると、会社としての経営を圧迫しかねないのです。
さすがに会社が潰れてしまえばいいとは町内会側は思っていないでしょう。ただ、対案を出していないのであれば、同じことを言っているとも思えてならないのです。何とか落としどころを見付けて、一刻も早く双方の心の整理が付けられるように願うばかりです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:06Comments(0)

2018年01月16日

冬の新アニメ2018 その11 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

冬の新アニメ2018、11回目は京都アニメーションが手掛ける書籍部門KAエスマ文庫から刊行しているライトノベルが原作の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。
京都アニメーション大賞受賞作(しかも史上初)のこの作品、放送開始前から何回もテレビCMがイメージソングと共に流されました。また、そこから流れる映像は、ものすごくきれい。そんなこともあって、今期一番の期待作になっています。そんな作品が遂に始まります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


長い大戦が終わり、大陸には平和が訪れた。その戦果をくぐり抜けた一人の少女。彼女は『兵器』と呼ばれ、全く感情を表に出さす生きていた
物心ついたころから親を知らない彼女は、ある老婦の下に引き取られ、養子になるものの、全く馴染めずにいた。

何事も一緒にいた少佐の命令を待っていた少女は、彼の友人だった元軍人で、今は郵便会社を興した彼の下で働くことになり、そこで「自動手記人形」という代筆業に出会うことになる。
そして彼女は、少佐の残した「愛している」の意味を知るために、「自動手記人形」となるのだった。



というふう。


色々(特に批判的な目で見られることが多い)ありますが、個人的には結構心の琴線に触れた作品ですね。さすが長いこと引っ張ってきたなと思わされました。
何度も言いますが、絵はきれいです。地上波やBSで見ててもきれいなのですから、映像ディスクで見たら、びっくりするくらいきれいなんでしょうね。まぁ、それだけしかないという批評が多いですけど、主人公の中からにじみ出てくる切なさと少佐への一途な想いというのは、感情が無くともひしひしと伝わってきましたよ。だからこそ、引き取り人の一人になった少佐の友人も思うところがあったんだと。

まだまだ少女の硬い心は解きほぐされてはいないものの、今後自動手記人形になったことを通じて、様々な感情を知ることになるでしょう。個人的には期待しています。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2017年01月12日

冬の新アニメ2017 その9 小林さんちのメイドラゴン

冬の新アニメ2017、9回目は双葉社から刊行されているマンガ雑誌「月刊アクション」で連載されている「小林さんちのメイドラゴン」です。
この作品、今回携わるのが京都アニメーションということなので、原作から掘り起こすパターンなのね、たぶん。原作から掘り起こすパターンは、過去の例だとかなりの改変を行っていたりもしたものの、この頃はオリジナルを尊重する作りになったようです。できることなら、そちらの方が(基本的には)安心して見られますしねぇ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


ある日、主人公の家にドラゴンがやって来た。と思ったら、そのドラゴンは女性のメイド姿に変身した
いわく、助けてもらったお礼をしたいとのこと。どうしてこうなった・・・と自問自答していたら、道に迷って彼女に出会い、身体に刺さっていた剣を抜いた後に、家に来るかと言ったことを思い出したのだ。すっかり酒の勢いで言ったようなので、忘れていたわ(苦笑)。

最初は断ったものの、ひょんなことで同居することになった主人公とドラゴンメイドとしての技能は全くないので、一から教える始末。この奇妙な同居生活はどういうふうになるのやら・・・。



というふう。


第1話に関しては、主人公とドラゴンのトールが軸になり、そこから主人公の同僚とトールへのアドバイザー(笑)が登場するふうでしたね。ただ、トールは人間の世界をあまりにも知らなさすぎるわ、(主人公を除いた)人間に対して卑下しているわ、これは一筋縄ではいかんぞ(苦笑)。でも、そのギャップが面白いわけで、特に酒乱に陥った主人公がトールに起こした行動は胸がスカッとしたわい(爆)。あのトールでさえもドン引きだもんなぁ。


ジェットコースター的なノリだったけれども、要所要所は抑えていて、ちゃんと作品を見せていた点は、さすがの一言。今後もキャラが増えてくるようなので、面白くなりそうです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2016年01月08日

冬の新アニメ2016 その2 無彩限のファントム・ワールド

冬の新アニメ2016、2回目は京都アニメーションが手掛けるKAエスマ文庫のライトノベルが原作の「無彩限のファントム・ワールド」です。
この作品は、まだ刊行巻数も2つしかないため、原作のストックがない中で展開されるという異例の展開になっております(ただ、KAエスマ文庫そのものが若いレーベルなためそうならざるを得ないとも言える)。ただ、「中二病でも恋がしたい」・「境界の彼方」など秀作揃いでもあるので、上手く化学反応を起こせば面白い展開を見せてくれることでしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


幽霊・妖怪・UMA(未確認生物)など、かつて人間が幻だと思っていたものが、ある出来事をきっかけにして見られるようになってしまった。主人公をはじめ、その能力を身に付けた者達は、ホセア学院という学校に通い、「脳機能エラー対策室」という対ファントム退治部署に所属してファントム退治に勤しむのだ。

しかし、主人公が所属しているチームは、成功することがほとんどない、仮に成功しても報酬をもらえることがほとんどないダメチームだった。成功率を上げるために、主人公は新たな仲間を探していたその時、掃除機のようにファントムを吸引する少女を見かけるのだった。



というふう。


この作品、当初はとっつきにくいのかなと思っていたのですが、可能な限り丁寧にこの世界の現状を説明していましたね。すごくわかりやすかったです。それでいて、アクションシーンも豊富で動きが滑らかですわ。特にヒロインの一人のおっぱい(爆)。あとはマスコット的に付いて来ている主人公のファントムがかわいいのなんの。時にお茶目で癒されます。

ただ、気になるのはキャストもそうなんでしょうけど、キャラの顔が京アニだからなのか、「中二病でも恋がしたい」のキャラ達とかぶるんですよね(苦笑)。逆を言えば、彼らがこの世界にいても違和感を感じないんでしょう(爆)。あの作品の主要人物がスピンオフでコラボしたら面白いかなとか思いつつも、見分けが付けられるのだろうかと心配する私がそこにいた(汗)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2015年04月14日

春の新アニメ2015 その8 響け!ユーフォニアム

春の新アニメ2015、8回目は宝島社文庫から刊行されているライトノベル「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」が原作の「響け!ユーフォニアム」です。
京都アニメーションが製作の期待の新作・・・ということで、前評判は高め前作にあたる「甘城ブリリアントパーク」も好評だっただけに、今作もかなり期待してもいいのかなと。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


黄前久美子は中学時代吹奏楽部に入部していたものの、同級生だった高坂麗奈の一言で、高校に入ってから吹奏楽部に入ろうか悩むこととなるその吹奏楽部は聞くに堪えないものだったのもその理由の一つだった。

しかし、クラスメイトになった加藤葉月と川島緑輝(さふぁいあ)に流されるがまま、見学することとなってしまった。そこで見掛けた中学時代の同級生麗奈。彼女は部の状況を知ってか知らずか入部を即決する。それにつられて、久美子は葉月と緑輝と共に入部することになったのだった。



というふう。


1回目ということで、各登場人物の詳細な紹介と、吹奏楽コンクールの仕組みが丁寧に語られていましたね。金賞を目指しても、そこから各地域の代表に選ばれなければ意味がない点は、この作品を語る上で重要な要素になるんでしょう。だからこそ、冒頭の麗奈が涙ながらにこれじゃダメなんだと訴えるシーンが際立つんですね。
そして、合唱部にもひとクセふたクセもある部員と秘密があるんでしょう。今後その合唱部がどういうふうな部活なのかが気になる展開になっていたと思います。京アニはいい仕事をやってのけました。
ちなみに提供バックは、「中二病でも恋がしたい 戀」の影響を受けてるんでしょうなぁ(ニヤニヤ)。


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2014年10月16日

秋の新アニメ2014 その14 甘城ブリリアントパーク

秋の新アニメ2014、14回目はKADOKAWA・富士見書房の富士見ファンタジア文庫で刊行されているライトノベルが原作の「甘城ブリリアントパーク」です。
原作者は、「フルメタル・パニック!」でおなじみになった賀東招二さんが手掛けています。久しぶりの長期連載になるとのことなので、完成までに試行錯誤を繰り返していたようです。
そして、今年夏に行われていた「夏サカス2014 デリシャカス」では、TBSアニメで初めて飲食ブースの参加を果たしています(それ以外では、「けいおん!」がTBS放送センター内に設けられた物販ブースで参加している)。それだけ、この作品への思い入れは強いようです。何せ京アニこと京都アニメーションが絡んでるからでしょうね。京アニにとっては久しぶりの原作付作品(2012年の「氷菓」以来。TBSアニメの場合だと2010年の「けいおん!!」以来)を手掛けるようです。
ちなみに、この作品は東名阪以外にもネットされているのですが、地上波の場合、富山を除いて全て非常に有名なテーマパーク(遊園地)があるところにネットされているんですね。以下の通りになってます。

宮城 : 八木山ベニーランド
関東圏 : 東京ディズニーランド・富士急ハイランド・としまえんなど(この番組では、西武園ゆうえんちと東京サマーランドが制作協力で名を連ねている)
東海3県 : ナガシマスパーランド
関西圏 : ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(東海3県のナガシマスパーランドも有名で、MBSが同所でイベントを主催することもある)
福岡 : スペースワールド


あらすじはこう(PCではイタリック体で表記)。


主人公の可児江西也は頭脳明晰かつ運動神経抜群なルックスのいい高校生。それもそのはず、かつて子役として一世を風靡していた経緯があるからだが、今はそんなことを言いたがらず、ただ上から目線で見ているひねくれた性格になってしまっていた。

ある時、転校生の千斗いすずからマスケット銃を突き付けられあるところに向かう。そこは、甘城ブリリアントパークという非常にさびれたテーマパーク。その実情は西也が見るまでもなく悲惨なものであった。
そんな見どころの無いテーマパークに住む支配人ラティファに何とテーマパークの立て直しを頼まれ困惑するものの、このテーマパークの秘密を知り、引き受けることになる。そして、彼には人の心を知る魔法を授けられるのだが・・・。



というふう。


個人的にはちょっとテンポアップしすぎじゃないのと思ったりもしたのですが、話のスジはよくわかるのでまあいいかと。テーマパークの悲惨な惨状とモッフル(ボン太くんにそっくりではあるが、彼ではない(笑))の粗暴さだけはよく伝わった(ニヤニヤ)。
まだ本当の惨状を知らないのと、打開策が見出されていないので、これから話が盛り上がって行くのかなというふうですね。ただ、掴みはOKと言えるでしょう。


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2014年01月09日

冬の新アニメ2014 その5 中二病でも恋がしたい!戀

冬の新アニメ2014、5回目はKAエスマ文庫出版のライトノベルが原作の「中二病でも恋がしたい!」の第2期「中二病でも恋がしたい!戀」です。
前期も好評のうちに放送され、劇場版も上映館数が少なかったにもかかわらず高い人気を誇ったというこの作品。まだ注目作の少ないKAエスマ文庫の中でエース級の活躍を見せていると言っていいのかもしれません。


あらすじは続きモノなのでなし。
第1期の最後に富樫勇太と小鳥遊六花(たかなしりっか)と相思相愛の関係になったものの、確固たる恋愛観を持たない2人は相変わらず友達以上恋人未満のような関係を続けている有様。しかも小鳥遊家の引っ越しに伴うゴタゴタで六花は家の居住権が失ってしまったため、勇太と六花は図らずとも同棲をするハメになったところから始まります。


続きモノゆえに、前期を見ていないとキャラがわかりにくいのではないのかなと思っていましたが、それなりにキャラの説明は自然とされているような進行になっているので、何とかわかるかなと思っています(ただ、モリサマーと凸守がクソ真面目な振る舞いをする経緯は、さすがに前期を見ていないとわかりにくいか)
まぁ、あいつらみんな相変わらずだわ(ニヤニヤ)。どこか抜けているというのか、ひとクセもふたクセもあるキャラなんですよね。見てて全く変わってないので、彼らのやり取りが面白く見えました。恐らく今期から見ている人も楽しめたのではないのかなと思っています。


今期もいい具合にスタートできているので、今後新キャラ登場でどういう波乱が起こるのか気になりますね。


放送局・放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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2013年11月30日

京アニ主催のイベントに行ってきた

ISW11F_0272今日は朝も早よから、京都にあるみやこめっせ(京都市勧業館)で行われた「京アニ&Do C・T・F・K2013」に行って来ました。
先月、とあるサイトで紹介しているのを見て、ついカッとなって会場内で行われる「境界の彼方」イベント付入場券を申し込んだら見事に当たったので、行くことになったのだ(爆)。



このイベントは、京都アニメーションとアニメーションDo(ドゥウ)が共同で初めて主催するもので、イベント名は(「中二病でも恋がしたい!」を除き)今年放送された京都アニメーションないしは京都アニメーションの関連会社であるKAエスマ文庫制作作品の頭文字を取ったものCは「中二病でも恋がしたい!」、Tは「たまこまーけっと」、Fは「Free!」、Kは「境界の彼方」になるわけです。決して武本康弘さんのTじゃないのよ。山田尚子さんが泣いちゃいますよ(ニヤリ)。


そんなわけで、今日は始発の電車に乗って、名古屋から在来線で約2時間半(始発の場合)掛けて、京都まで行って来ました。途中みやこめっせの最寄り駅になる東山駅のある地下鉄東西線に乗り換えるため、京都駅の一つ前の駅になる山科(やましな)駅で下車しました。


ISW11F_0261とはいうものの、一気に山科駅まで行けないわけで、途中大垣駅と米原駅で乗り換えています。しかも滋賀県に入ってから急に雨が降り出し、京都大丈夫かな・・・とか一抹の不満を抱えながら乗り換えていました

写真は米原駅で撮った関西国際空港へのアクセスになる特急「はるか」



ISW11F_0262その山科駅で降りてから、朝ご飯をあまり食べていないのと寒いので、身体を温めて空腹感を満たしたいのもあり、駅前のそば屋で一杯頂くことに
京都ということで、関西風の薄味のだしが身に染みますね



ISW11F_0264米原を過ぎた頃から急に天候が良くなり、京都市内に入ったらこんな青空が。
で、これは東山駅を降りた近くにある川のほとり。京都って写真に撮りたい、絵になる場所がいくつもあるんだよねぇ・・・。



ISW11F_0267会場になるみやこめっせは平安神宮のそば・・・ということで、でっかい鳥居が。



ISW11F_0268会場入口には、各作品のスポット画像がどーんとお出迎え



ISW11F_0269そのパネルの両サイドには角作品のメインキャラの等身大パネルが置かれていました。
右側は「境界の彼方」と「中二病でも恋がしたい!」のメインキャラ達。



ISW11F_0270そして、左側は「Free!」と「たまこまーけっと」のメインキャラ達ですな。
・・・あれ、モチマッヅイさんがいないぞ(ニヤニヤ)。チョイさんもおらんやんけ(泣)!



ISW11F_0271近くにあるメッセージボードには京アニ&DOスタッフや各作品のキャスト達の一言メッセージ(一部はイラストも)が寄せられていました。
写真は「中二病でも恋がしたい!」のキャストのもの。すみぺ(上坂すみれさん)目立ってるなぁ。



内容は、会場右半分では各作品の絵コンテと原画、京アニが関わった作品の宣伝ポスターなどの紹介、そしてグッズ販売(京アニショップの出張販売という形で展開されたため、京アニ第2スタジオにある店は臨時休業していた)が行われていました。東半分の一角にはステージが設けられ、誰でも見られるステージが行われていました(主に京アニスタッフおよび関係者の座談会)。
会場左半分は、抽選で当たった人のみが入れるスペシャルイベント(「境界の彼方」と「中二病でも恋がしたい!」のいずれか)が行われていました。ちなみに会場左半分のキャパが1000人以上ということを鑑みると、最も広い会場であると推測。


午前中に行われた監督対談では、スペシャルゲストで呼ばれた「たまこまーけっと」のキャラデザ堀口悠紀子さんがやってくれました。もうツイッターとかで拡散されているのかもしれないのですが、「たまこまーけっと」映画か・・・おや、堀口さんと山田監督が悲しそうな瞳でこちらを見ているよ。・・・っておいこら何をするやめれ(以下音信不通)。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


その後、このイベント何やってたか覚えてません(ギャハ)。はっきり覚えているのは、このイベントの通称は・・・。
堀口「皆の記憶なんか消し飛んでしまえばいいのに!」というふうだったかのぉ(ニヤニヤ)。


その後、急いで「境界の彼方」ステージイベントに行って来ました。
こちらはネットラジオの公開録音・朗読コーナー・スタッフトーク(今後の展開・・・という名目の第6話の制作秘話(笑))・茅原実里さんが歌うオープニングのライブなど色々盛りだくさんの1時間半でした。特にラジオの公開録音は茅原さんをはじめとするゲスト陣大暴発(笑)。この模様はネット配信された際聞いて頂くとわかりますが、これはひどい(ニヤニヤ)。


イベントそのものは結構よかったと思いますね。物販コーナーの列が凄いことになっていて、そのあたりは改善した方がいいのではないかと思いましたけれども、それ以外は悪くなかったですよ。


まぁ、来年以降はできればキャパの大きい会場でやってほしいものです。


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2013年10月03日

秋の新アニメ2013 その1 境界の彼方

今月から新アニメが始まりました。本格的な開始は来週以降になるのでしょうけれども、今期はかなりの数が登場して、かなりの数を見ることになるでしょうね(苦笑)。面白い作品も結構出てくるみたいなので、ちょっと注視したいと思います。


記念すべき秋アニメの1回目はKAエスマ文庫から発売されているライトノベルが原作の「境界の彼方」です。ちなみに、この作品の名を冠した曲(歌うのは茅原実里(ちはらみのり)さん)がオープニングで流れています
この作品は京アニこと京都アニメーションが手掛けており、原作自身も京都アニメーションが主催する賞の小説部門で佳作を受賞しています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公の神原秋人は妖夢の父と人間の母との間に生まれた半妖の子。しかしそのことは一部の人を除いて知られるところではなかった。

ところが、ある日屋上から飛び降りようとした女の子を救おうとしたところから、事態は大きく変わる。何とその飛び降りようとした女の子から放たれたブラッドソードで一刺しされてしまったのだ


その女の子、栗山未来はメガネの似合う子だが、どこか抜けてるおっちょこちょい。あの一件以来、何度も秋人に勝負を挑むが、次第に互いの関係に関わる重大な出来事に巻き込まれ・・・



というふう。


初回は、ほぼボーイズミーツガールに終始し、2人の心理的な描写を深く描いているなと感じましたね。特に未来の間抜けでおっちょこちょいなところと天然すぎる面がかわいいと感じさせるほど深く丁寧に描かれています。何か勢いで主人公をブスっとやってしまうのではないかと危なっかしくさえ見える(笑)。それでいて2人に関わる妖夢という存在もちらほら出て来て、恐らく未来が妖夢を退治していくようになっていくと思うのですけど、その過程が2話で上手く描かれれば、いい作品になってくるのかもしれませんね。
1話1話を無駄遣いしてでも丁寧に描いてほしいです。13話だから詰め込もうとか考えずに。今後の展開が楽しみです。


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2013年01月10日

冬の新アニメ2013 その5 たまこまーけっと

冬の新アニメ、今回は京都アニメーションが手掛けるオリジナル作品「たまこまーけっと」です。
『たまこ』とは主人公の北白川たまこから取ったもので、残る『まーけっと』は恐らく商店街から来ていて、同所が舞台であることを示唆しているのだと思いますが、まだ何かあるんじゃないかと邪推(笑)。
監督は「けいおん!」を手掛けた山田尚子さん、シリーズ構成に吉田玲子さん、キャラクターデザインに堀口悠紀子さんと、やはり「けいおん!」が関わった人が軸になっています。しかも主軸が女性というのもまた珍しいんですよね。
で、この作品を手掛けるのはTBS。しかし東京ではTBSで放送せず、TOKYO MXで放送するという方式になっています(前やっていた「中二病でも恋がしたい!」と同じ形式。放送時間の詳細は「続きを読む」にて)。並々ならぬ力の入れようというのは感じ取れますね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


北白川たまこは、もち屋「たまや」の娘。いつも新作の餅作りに余念がない根っからの餅好き。彼女の住むうさぎ山商店街は、近年見られるシャッター通り化はせずお客と人情の絶えない明るい店の集うところである。

ある日、その商店街の花屋に現れた一羽のしゃべる鳥がたまこになついてしまう。その鳥の名前はデラ・モチマッヅイもち屋になつくには少々縁起の悪い名前だが、たまこの与えた餅のおかげで無類の餅好きになってしまい、ぶくぶくと太り、かつ南の島に帰ろうとする決意さえ鈍らせてしまった
マッヅイは高飛車で傍若無人な振る舞いをしながらも、徐々に商店街の生活になじんでいく。そして気持ち悪いと言っていたたまこも徐々にマッヅイの見方を変化させていく



というふう。


序盤ということで顔見せ程度というふうだったものの、結構キャスト多いね。数話程度しか出てこない人達もきちんと人物設定がなされているように感じられましたね。それゆえに少々散在するのではないかとも思っていたのですが、メインで出てくるのはたまことそのクラスメイト、ライバルのもち屋、そしてマッヅイだと思います。そうやって見れば無駄のない作りをしているとも。
ただ、現状では掴みどころがなかなか見つけにくい、もう数話見ないと面白いポイントのわかりにくい作品になってしまったのが少々残念です。まぁ、マッヅイの存在がずば抜けているのは大きく評価したいですが(笑)。


放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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2012年10月04日

秋の新アニメ2012 その1 中二病でも恋をしたい!

10月に入り、秋の新アニメが始まりましたが、地域にもよるものの、本格的に稼働するのは第2週(3連休明けの頃)からかと。それでも今回のように一部作品が満を持してスタートしております。
記念すべき第1回目は、ライトノベルが原作の「中二病でも恋をしたい!」です。
中二病(厨二病とも)というのは、思春期特有の痛い妄想や言動を病気の症状のように表わしたもので、ラジオ内で伊集院光さんが発した発言が大元のきっかけとされています。
積極的にプロモーションが流されたりなどして、非常に印象の残っている作品ではありましたが、はてさてどうなんでしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は中学時代に重度の中二病を患い、クラスの中でも浮いた存在になっていた。その消し難い過去のために、高校は中学時代のメンツのいないところをわざわざ選び進学したのだが、なぜか自身の過去を知っているかのような女子がクラスにいたのだった。その女子は、主人公の上の階に越してきた現役中二病患者入学式の日から、彼はその彼女と半ば強制的に一緒にさせられてしまう(彼女いわく契約される)のだった。


というふう。


見ている人にはピーンと来たのかもしれませんが、作中「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズをオマージュしたところもあるものの、全体としてはかなりうざったいヒロインの紹介に特化されたものになっていましたね。しかし、うざったいと思えるヒロインも、それほどアクの強くクセのある人ではないかつテンポのよさも相まって、30分が苦痛に感じることはなかったですね。
後は京アニこと京都アニメーションのディティールの凝ったグラフィックが今回もなかなかで。また聖地巡礼地が増えるのか(笑)。


思った以上に面白く、今後の展開を期待できそうな作品になっています。


放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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2012年04月28日

春の新アニメ2012 その8 氷菓

春の新アニメ2012、今季最後の作品になりそうなのは、米澤穂信(ほのぶ)さん原作のミステリー小説「〈古典部〉シリーズ」が原作の作品「氷菓」です(「氷菓」のタイトルは原作の第1巻から)
この作品も前評判が高く、制作陣が「フルメタルパニック」シリーズを手掛けていたことを考えれば、納得できますね。
さらに、この作品は岐阜県高山市を舞台にしているとのことなので、地元の高山市も観光面で力を入れていこうとしてるようです。ちなみに、メインの舞台になっている神山高校は精霊流し(卒業式の際に制帽の白帯やセーラー服のスカーフを結んで一本の帯のようにし、近くの川に流すもの)で有名な斐太(ひだ)高校


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


折木奉太郎は神山高校に通う高校1年生。自らの信条を省エネと称すほど余計な事には首を突っ込まない、仮に何かを行わなければならない場合は最小限の力で動くのだそうな。

そんな彼が姉の手紙(姉は逆らえない存在のため)をきっかけに廃部寸前の部活古典部に入ることになった。
どうせたった一人しかいないだろうとタカをくくって部室になる地学講義室に向かうと、なぜか美少女が1人中にいるではないか。話しているうちに彼女も古典部部員なのだという。
内側も外側も施錠方式になっているこの教室。完全密室状態だったのになぜ彼女はいたのか?その謎を解くことで、彼の隠遁とした生活は一変するのだった。



というふう。


パッと見ですが、同じ角川の小説シリーズ・京都アニメーション制作という先入観からなのか、「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズを思い浮かべてしまったわけですね、あの主人公が第三者的なナレーションを行うと特に。しかも、ほぼ無気力な部分もよく似てて。
唯一違うのが、ボーイズミーツガールの演出あたり。主人公がハルヒに引っ張られるのに対し、この作品は主人公が千反田に引っ張られたり引っ張ったりという相互を引き立てる感じになっていますね。腐れ縁の福部がそのアクセントになっていい味を出してるとも言えるんですけど。


どちらかというと、ミステリーというのは副次的なものであって、メインはこれから登場する人達も含めて彼ら神山高校の生徒達が繰り広げる青春群像劇だと思います。地味ながらも素晴らしい作品になる予感がしてきましたね。


こりゃ、高山に行ってみたいわ(笑)。名古屋からなら特急で2時間もかからないし。


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