前期は、とてもよくできていた作品だと思っております。主人公よりもトールが主役の物語じゃないのかなとさえ思えたほど(苦笑)。彼女の人間への接し方の変化や仲間や敵(かたき)のドラゴンもトールに引きずられて変化していく(1匹だけ、同居人で遊び仲間、主人公の仕事仲間でもある男に引きずられているようだが(爆))あたりは結構きれいに描かれていましたね。その思いは、主人公がトールの父親を追い返すほどにまでなっていましたから・・・。
なお、この作品は、武本康弘さんが監督していたのですけど、京都アニメーション放火殺人事件に伴い亡くなられたため、別の方(石原立也さん)に引き継がれました。新たな展開になるこの作品と共に、新たな人がこの作品を紡いでいくという点でも気になるところですね。
あらすじは続きモノなので無し。トールの父親を追い返し、これまで通りのメイド生活を送っていた彼女は、新しくできたメイド喫茶にライバル心を燃やし、偵察を兼ねた殴り込みを掛けようとするところから始まります。
いやぁ、相変わらずトール大丈夫か?アカン、アカンぞ(ギャハ)!メイド喫茶に殴り込んだら、暇を持て余していたことを理由にバイト生活を始めたそうで。しかも迷惑を掛けるどころか、コック長で頭角を現す(しかしメイドとして扱ってほしいと不満を漏らし、辞めようとさえ思っていたらしいが、仲間に引き留められ、残ることに)。おかしい、トールが役立ってる(爆)!
とまぁ、相変わらずなドラゴン達を見られてホッとする反面、新たなドラゴン登場で、不穏な空気を醸し出してくれましたね。しかも主人公を『男』にしてしまうというやらかしもしてくれたよ!トールの貞操が危ない!<大丈夫だ、薄い本でスピンオフ(以下自主規制)。
・・・まぁ、初回で飽きない作品に仕上げてくるあたり流石です。不穏な空気は気になるものの、次回以降も楽しく展開してくれるでしょう。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

