FC岐阜、今日は京都サンガとの一戦になりました。
この試合で、一部のクラブを除き前半戦が終了。来週から後半戦に突入・・・となりますが、今年の岐阜はよく健闘していると思います。この試合の前で11位。とりあえず、前半戦終了の段階で降格争いに怯えることがないというのは、2014年以来ですね。しかもその時よりもいい成績を挙げている。だからこそ後半戦に向けてギアをもう1段階上げてほしいのよ。そうすれば、もしかすると昇格プレーオフに残れるかもしれない。そう思えば、今日の京都戦は上位に入るチームゆえに、叩いておきたい相手でもあります。去年は互角、その前の年は勝ち星も挙げているのですから、この勢いも失いたくないですね。
しかも、京都は水曜日にロアッソ熊本と試合をこなし引き分けに終わっていることを考えれば、勝てるチャンスは無くはない。今年上位にいるとはいえ、脅かすことは十分にできるのではないのでしょうか。
そんな勢いを付けたい時に、まさに水を差したのが、この大雨。
名古屋は家を出る時には雨が降っていなかったのに、岐阜の長良川競技場に着いてしばらくしたら、KONOZAMA。午後4時くらいから降り始めて試合開始直前まで降っていました。テントの屋根に水がたまる・・・と言えば、その勢いがわかることでしょう。
ちなみに、この写真に写っている子供が、ずぶ濡れになることをいとわないどころか進んで濡れに行ってしまうわ、持っていたタオルマフラーを浸して近くにいた人に絞ってもらうようにお願いしているわ、やりたい放題でした(苦笑)。おかげで、雨の中でもちょっとほっこりしましたよ(ニヤニヤ)。
あの後、お母さんに怒られたんだろうなぁ(苦笑)。一緒にずぶ濡れになった子達と共に、この先幸あらんことを。
そんなコンディション不良の中で行われた試合、直前に止んで、ピッチ以外はそれなりに悪くない環境だったのではないのでしょうか。動いている選手にはどうかわかりませんが、観戦している側には蒸し暑いことはなかったです(ただし、毎度夏の長良川競技場にはおなじみの羽虫が沸いておりました(泣))。
その試合、最初は京都に押され気味だったものの、前半の半ばから盛り返し、シュートの数は最終的に京都より多かったものの、通り一辺倒な感じが否めませんでした。
精度も上げないといけないし、相手から読まれるようなシュートを打っても仕方ないんだよねぇ・・・。難しいところなんですけど、相手が苦慮するところ、一番は右上ないしは左上隅のような飛びつきにくい角度へのシュートを放てる練習や密集時のプレーを研鑽すべきなのかなと思い見ておりました。
試合の方は、45(後半0)分に投入されたダニエル・ロビーニョ選手が49(後半9)分に決めた技ありの1点が決勝点。上位にいるチームはこれで十分とも言いたげなくらい、岐阜のプレーをことごとく返し、またもやホーム敗戦(0-1)になりました。
まぁ、でも今回は最後までよくやったと思います。ラモス監督に言わせれば、どんなふうでも負けは負けという方のですが、普通は負けには2種類あり、前向きになれる負けとどうしようもない負けがあるわけで。今回は終始京都の牙城を崩そうと積極的に動いていたけれども、実らなかったという前向きになれる負けだったんですね。逆に先日行われた熊本戦は、私から言わせれば、どうしようもない負けなのであります。
しかし、昨年岐阜(ラモス監督)が欲しいと願っていたダニエル・ロビーニョ選手から点を取られるのは何とも皮肉なもので。彼が肺塞栓症・肺高血圧症に罹ってなければ、どうなっていたんだろう。いや、その病気を知っていてなお岐阜が獲得に動いていれば、どうなっていたんだろうなぁ。ホントに運命ってわかんないや。
この敗戦で、3/26以来ホームで勝ちが飾れないまま、岐阜はアウェイ2連戦を向かることになりました。
後半初戦はV・ファーレン長崎戦。その後水戸ホーリーホック戦と遠方の試合が続きます(まぁ、さすがにモンテディオ山形や北海道コンサドーレ札幌までの距離じゃないけど)。次のホームは7/20(水)のツエーゲン金沢戦。平日とはいえ、学生は夏休みなので子供は行きやすい環境なんだろうねぇ。
長崎戦はつい1ヶ月前に打ち合いで負けた相手。長崎の地で敵は討ちたいところですね。そこで勝てた勢いで水戸戦に挑みたい。水戸はホームで勝っているので、相手も必死のはず。その出鼻をくじいて連勝と行きたいところです。そして水戸はアニサカ。好試合が期待できる一戦になるでしょう。
・・・そういうわけで、私は水戸戦は行こうと思っています(ニヤニヤ)。