2016年07月03日

FC岐阜観戦記2016 第10節 前半戦の終わりに

FC岐阜、今日は京都サンガとの一戦になりました。
この試合で、一部のクラブを除き前半戦が終了。来週から後半戦に突入・・・となりますが、今年の岐阜はよく健闘していると思います。この試合の前で11位。とりあえず、前半戦終了の段階で降格争いに怯えることがないというのは、2014年以来ですね。しかもその時よりもいい成績を挙げている。だからこそ後半戦に向けてギアをもう1段階上げてほしいのよ。そうすれば、もしかすると昇格プレーオフに残れるかもしれない。そう思えば、今日の京都戦は上位に入るチームゆえに、叩いておきたい相手でもあります。去年は互角、その前の年は勝ち星も挙げているのですから、この勢いも失いたくないですね。
しかも、京都は水曜日にロアッソ熊本と試合をこなし引き分けに終わっていることを考えれば、勝てるチャンスは無くはない。今年上位にいるとはいえ、脅かすことは十分にできるのではないのでしょうか。


SHV32_2616そんな勢いを付けたい時に、まさに水を差したのが、この大雨
名古屋は家を出る時には雨が降っていなかったのに、岐阜の長良川競技場に着いてしばらくしたら、KONOZAMA。午後4時くらいから降り始めて試合開始直前まで降っていました。テントの屋根に水がたまる・・・と言えば、その勢いがわかることでしょう。
ちなみに、この写真に写っている子供が、ずぶ濡れになることをいとわないどころか進んで濡れに行ってしまうわ、持っていたタオルマフラーを浸して近くにいた人に絞ってもらうようにお願いしているわ、やりたい放題でした(苦笑)。おかげで、雨の中でもちょっとほっこりしましたよ(ニヤニヤ)。
あの後、お母さんに怒られたんだろうなぁ(苦笑)。一緒にずぶ濡れになった子達と共に、この先幸あらんことを。



SHV32_2618そんなコンディション不良の中で行われた試合、直前に止んで、ピッチ以外はそれなりに悪くない環境だったのではないのでしょうか。動いている選手にはどうかわかりませんが、観戦している側には蒸し暑いことはなかったです(ただし、毎度夏の長良川競技場にはおなじみの羽虫が沸いておりました(泣))。

その試合、最初は京都に押され気味だったものの、前半の半ばから盛り返し、シュートの数は最終的に京都より多かったものの、通り一辺倒な感じが否めませんでした。
精度も上げないといけないし、相手から読まれるようなシュートを打っても仕方ないんだよねぇ・・・。難しいところなんですけど、相手が苦慮するところ、一番は右上ないしは左上隅のような飛びつきにくい角度へのシュートを放てる練習や密集時のプレーを研鑽すべきなのかなと思い見ておりました。


試合の方は、45(後半0)分に投入されたダニエル・ロビーニョ選手が49(後半9)分に決めた技ありの1点が決勝点上位にいるチームはこれで十分とも言いたげなくらい、岐阜のプレーをことごとく返し、またもやホーム敗戦(0-1)になりました。
まぁ、でも今回は最後までよくやったと思います。ラモス監督に言わせれば、どんなふうでも負けは負けという方のですが、普通は負けには2種類あり、前向きになれる負けとどうしようもない負けがあるわけで。今回は終始京都の牙城を崩そうと積極的に動いていたけれども、実らなかったという前向きになれる負けだったんですね。逆に先日行われた熊本戦は、私から言わせれば、どうしようもない負けなのであります。


しかし、昨年岐阜(ラモス監督)が欲しいと願っていたダニエル・ロビーニョ選手から点を取られるのは何とも皮肉なもので彼が肺塞栓症・肺高血圧症に罹ってなければ、どうなっていたんだろう。いや、その病気を知っていてなお岐阜が獲得に動いていれば、どうなっていたんだろうなぁ。ホントに運命ってわかんないや。



この敗戦で、3/26以来ホームで勝ちが飾れないまま、岐阜はアウェイ2連戦を向かることになりました。
後半初戦はV・ファーレン長崎戦。その後水戸ホーリーホック戦と遠方の試合が続きます(まぁ、さすがにモンテディオ山形や北海道コンサドーレ札幌までの距離じゃないけど)。次のホームは7/20(水)のツエーゲン金沢戦。平日とはいえ、学生は夏休みなので子供は行きやすい環境なんだろうねぇ。

長崎戦はつい1ヶ月前に打ち合いで負けた相手。長崎の地で敵は討ちたいところですね。そこで勝てた勢いで水戸戦に挑みたい。水戸はホームで勝っているので、相手も必死のはず。その出鼻をくじいて連勝と行きたいところです。そして水戸はアニサカ。好試合が期待できる一戦になるでしょう。
・・・そういうわけで、私は水戸戦は行こうと思っています(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)

2015年05月06日

FC岐阜観戦記2015 第6節 野戦病院状態

今日FC岐阜は、京都サンガとの一戦になりました。


SHL23_1511この日は、JR岐阜駅前の広場(丁度岐阜バスのターミナルがあり、ここから長良川競技場のある岐阜メモリアルセンターに行けるため)でギガフェス(ギフ・ガールズ・フェスティバル)が開催されていたということもあって、人がいっぱいいましたね。



SHL23_1510まだバスが来ていないこともあって、ここで「どて煮揚げパン ギュー牛づめ」なる物を買ってきた。
中は味噌味の牛すじ、つまりどて煮が入っているわけです。この商品、各務原市主催のフードバトルで1位を獲得したのだそうな。



味はと言えば、濃いめ味噌の味が非常に強く、どて煮にしては渋味が強めの味付けです。これはビールとかが欲しくなる味付け(爆)。パンに関しては、そのこともあり甘め(が強調されている)。ただ、これで300円は厳しいなぁ・・・。


SHL23_1514さて今日の試合、京都ということもあり、大勢のファン・サポーターが押しかけてきましたセレッソ大阪戦が雨にたたられて観客動員数が伸び悩んだこともあるので、ここで一気に1万・・・といきたかったところですが、8463人とのこと。
うーむ、今季は天候のせいもあるけど、観客動員がなかなか伸びない去年はラモス効果などもあって、すごく来ていたような感がありましたけれども、やはり成績面で厳しいか・・・。

ちなみに、今日対戦する京都、成績面でかなり厳しいふうで、ここ3試合で2連敗の後引き分けの19位と降格圏内ギリギリのラインにまで達しています。それゆえに岐阜としては勝てるチャンスではあります。去年は1勝1分けでホームでは勝っているわけですし。



とはいえ、岐阜もチーム事情は厳しい。
先日(5/3)に行われたギラヴァンツ北九州戦では2-1と競り負け、再び最下位に。上に控えるロアッソ熊本がもたついている間に何とか突き放したいふうだっただけに痛い敗戦になりました。

チーム内でも川口能活選手がひざのケガで離脱中なのをはじめ、関田寛士選手がトレーニング中にひざのケガ、4/29のV・ファーレン長崎戦では冨士祐樹選手と苅部隆太郎選手が共にひざのケガで、中でも苅部選手は手術のため全治不明という有様。あまつさえ、チームの要の難波宏明選手が腰痛を訴え戦線離脱・・・と某野球チームじゃないかと思えるほどの野戦病院っぷり。そこにカード累積4枚ないしはレッド退場という事態になったらば、お先真っ暗とも言える状況ですわね・・・。


SHL23_1517そんな中で行われた試合。厳しいスタメンの中、チームとしては健闘したかなと思っています。
主導権をそれなりに握っていたことはいました。ただ、パスが繋がらないし決定打が出ない。特に今回スタメン出場で得点も挙げた遠藤純輝選手はもっと自分が中心になって動いてほしいし、積極的に得点シーンに絡んでほしかった
対して、その役割を十分に果たしたのはレオミネイロ選手。ただ、不運すぎた決定打と思って放ったシュートがことごとくゴールポストに嫌われてしまった感があり、これで調子を崩さなければ・・・と思ったほど。だからこそ、フォロワーとして遠藤選手が重要なんだけどなぁ。

パスに関しては、終盤で繋がらないのと稚拙なミスが目立った気がするので、連係プレーの再確認が必要なのではと思います。特にケガ人続出なので、若手が積極的に声を掛けながらボールをもらうという意識を練習の中から植え付けてほしいです。もうリザーブ陣とスタメン陣の差はわかったでしょうから。

あとは不可解なジャッジが相変わらず付きまとってましたね。後半20(65)分の大黒将志選手のゴールはミスジャッジというのか不可解な中途半端とも取れるジャッジメントで岐阜イレブンが困惑した結果もたらされたので、京都にとっては引き分けが転がり込んできたというふうにしか見えないですね。何と言えばいいのか、審判陣は岐阜に恨みでもあるんですかねぇ?そこまでして岐阜をJ3に落としたいのですかと恨み節を言いたくなりますが、何か。だからこそ、改めて言いましょう。審判は12人目の敵ですわ、現状の岐阜にとっては。



もどかしい状況とケガ人続出の中で苦行の行進をせざるをえない岐阜ですが、次(5/10)もホームで愛媛FCを迎えます相手の愛媛は中位にいる状態なので、調子は悪くないはずです。何とか勝ち点を積み重ねて、今は熊本の背中を眺めつつ、その次に控えている直接対決で抜かしたいところです。


FC岐阜、ここが踏ん張りどころです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)

2013年12月08日

共に初昇格達成

サッカーのJ2プレーオフとJ2・J3入れ替え戦が共に行われました。


J2プレーオフに関しては、3位の京都サンガと4位の徳島ヴォルティスが対戦国立競技場で迎えた決戦は、前半終始京都ペースで進行していたものの、数少ないチャンスをものにした徳島が39分・43分に加点
後半は前半の勢いが影響してか徳島ペースで進行していき、京都はそのパワーに圧倒され点を取り返すことができず、2-0で試合終了徳島が悲願の四国初のJ1昇格を果たしました。


同日、鳥取で行われていたJ2最下位(22位)のガイナーレ鳥取とJFL2位だった香川県にあるカマタマーレ讃岐とのJ2・J3入れ替え戦第2戦が行われました。既に第1戦が先週丸亀市で行われていましたが、その時はドローとなり、ホームになる鳥取は勝つか引き分けるかでJ2残留という有利な中で決戦を迎えていました
しかし蓋を開けてみると、昇格に燃える讃岐優勢で試合が進み、20分に先制。このまま行くかと思われましたが、後半に讃岐はイエローカード累積2枚によるレッドカードで退場した選手が出たことで、人数の少ない中で対戦する羽目になりました。それでも劣勢の中何とか鳥取の猛攻を抑え込み、1-0で試合終了讃岐はJ2昇格を達成。逆に鳥取は来年新しくできるJ3降格になりました。前年の町田ゼルビアに続き、J2から下部リーグ降格(町田はJFL。現在はJ3に加盟)になるという下克上が発生するという事態になったのです。


J1昇格を果たした徳島・J2昇格を果たした讃岐は、共に現在いる他チームとのかけ離れた戦力の補強にかなり苦労すると思います。また讃岐に関してはスタジアム整備・観客動員・運営などの問題を抱えて中での昇格になっています。ライセンスはく奪の憂き目にあわないように、地元に根付いたチーム作りの徹底を図っていくべきだと思います。


J1の徳島は現在所属するJ1チームとの戦いぶりが気になるところですね。特に強豪の横浜Fマリノス、サンフレッチェ広島、鹿島アントラーズなどが控えているので、これらのチームから勝利をもぎ取れれば、来シーズンの台風の目になると思います。一生懸命昇格を果たしたのに、大分トリニータや湘南ベルマーレのような結末だけはたどってもらいたくないものです。

J2に昇格した讃岐はまずは隣に控えるファジアーノ岡山が当面のライバルになるでしょうね。隣県同士でテレビで試合の見られる関係(注:岡山と香川はテレビ局のエリアがまたがって設定されている)を考えれば、盛り上がってしかるべきでしょう。さながら瀬戸内ダービーでしょうか。また同じ四国にある愛媛FCもいいライバル関係になるでしょう。こちらは四国ダービーとして盛り上がっていくことでしょう。いい意味で刺激を受けて、J1昇格ももしかしたら早まる可能性が出てきますね。


共に、来年の今頃悪い話題で挙がって来ないことを祈るばかりです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)TrackBack(0)