2022年03月12日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その1 それぞれの想いが交錯する開幕戦

いよいよJ3が開幕しました。J1・J2に遅れること約半月、いよいよJリーグが本格スタートというふうになったのかなと。今年はカタールのドーハで開催されるワールドカップの影響で、11月中には全ての日程を終えないといけないとのことなので、かなり巻いた感じのスケジュールになってるようです。それでもJ3はチーム数が多くなった(今年は18チーム)とはいえ、きっちりサマーブレイクを設けておりますね。ここの過ごし方とここから先のスタートダッシュがきちんとできるかが大きな課題になるのかもしれません。もちろん、今日行われた試合に勝てるかどうかで今年の岐阜は大丈夫なのかもわかるかもしれません。


さて、今日は神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と戦いました。ニッパツ三ツ沢球技場に行くのは、随分久しいなぁ・・・。横浜FCの試合があった2019年以来か。コロナ禍になってからは初めてですし、もちろんY.S.C.C.のアウェイとして行くのも初めてです。


今日は「青春18きっぷ」が使える期間なので、朝一番の列車に乗って向かったものの、アカン、キックオフが13時からだった(泣)。着いた時には正午過ぎとかなりギリギリになりました。もうそんなんだから、スタメシなんて食えんかったわ(大泣)!ハーフタイムでいいかと思ってたら、結構混んでんだもの・・・。店も実質2つしかない感じだったし(店そのものは4・5店舗出ていたらしい)


今日の試合は2152人来ていましたけど、2/3くらいは岐阜のサポーターだった気がするくらい、大勢の人が来ておりました。いやー、ホームジャックってやつですよ(ニヤニヤ)。でも、Y.S.C.C.のサポーターの皆さん、ウチの動員で驚いてたらあきませんよ。次の試合になる松本山雅FC戦の方が、ものすごく来ますからね!ウチは方々に空きがありましたけど、松本山雅の場合は、空きを見付けるのが難しいくらい密になりますからね(ギャハ)!


SOG03_124556とまぁ、そんな感じだったので、写真は少ない(ニヤニヤ)。
とりあえず何とかY.S.C.C.のマスコットであるハマピィは撮った。
ハマピィは2020年に誕生し、2021年シーズンに本格的な活動を始めましたオカピとペガサスをモチーフにしたものだそうです。
・・・ドアラの出来損ないと言ったヤツ、そこへ直れ(ニヤニヤ)!<オマエ、そう思ってたろ?



今日の試合は、双方ともに何かしらの想いがあったのではないかと思います。もちろん、双方とも開幕戦だから勝ちたいという欲望に駆られたと思いますけど、それだけじゃありません。
Y.S.C.C.にとっては、今年加入したンドカ・チャールス選手は去年仲間だった選手。ルーキーイヤーだった昨年活躍していたので、今年も・・・と思ってたら、岐阜への移籍になったので、驚いたサポーターも多かったことに思います。ウチも過去にルーキーが引っこ抜かれた経緯がありますから、心中お察しします。
一方で岐阜にとっては、昨年までヘッドコーチを務め、2020年には監督も務めたことがある仲田建二さんが、Y.S.C.C.の監督に就任しています。選手が大きく変わったとはいえ、岐阜の特性を知っている方だと思うので、一筋縄ではいかないだろうなぁと思ってます。


SOG03_145501その試合は、前半に関しては岐阜は完璧とも言えるような華麗な動きを見せていました。ボール奪取も上手かったし、パス回しもしっかりしていた。何より相手に攻め込まれる時間帯が少なかったし、攻め込まれてもシュートを打たせなかった。もっと言えば、打つ前にボールが回収できていたので、何でここまでできて点が入らないんだろうという不思議が頭の中をよぎって仕方なかったんですね・・・。
しかし、前半終了数分前に起こったペナルティキックもどきのフリーキック以降、Y.S.C.C.の動きが少し良くなった気がします。あれがターニングポイントになったと思うし、このチームはホントにたった一つのプレーでガラッと変わるんだなと思わされます。怖い怖い。


後半に入ると、少しギアを入れてきたY.S.C.C.イレブン。岐阜のイレブンは疲れが出てきたのか、若干精度が落ちてきました。前半と後半に1本ずつバーに嫌われたシュートを放っている以外は、どちらかというとキーパー正面のひねりが少ないシュートだった気も。フレイレ選手が放ったペナルティエリア外からのシュートも悪くはなかったんだけどね・・・。やはり精度の部分で気掛かりになると、もう少しボールをこねて相手を翻弄してから放つとかシュート練習の時のようなサイドを狙うシュートを積極的に放つとか、ひねりを加えた方がいいかなと。

結論として、どちらも決め手に欠けた格好になり、スコアレスドローとなりました。Y.S.C.C.としては命拾いしたかもしれません。岐阜としては動きは悪くなかったけれども精度が付いて行ってない。
まぁ、宇賀神友弥選手が結構いいプレーをしていたのが印象的だったし、庄司悦大選手もヘニキ選手も元気いっぱいだったのがよかった。藤岡浩介選手も精度の面とシュートの工夫ができれば、今年は得点王を狙えるところに行けますよ。総じて悪くはなかっただけに、シュートが決まらないのが甚だ気になります。



次の試合はホーム開幕戦になります。相手は愛媛FCで、J3を初めて戦うため、どうしようかと模索して岐阜に来るのではないかなと。愛媛とはJ2時代に幾度となく戦った相手。難敵なのはわかってる。それでもJ3の厳しさを相手に伝えるためにも、勝ちを得たいものですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2020年09月25日

やっぱりゼム爺さん辞めるってよ

FC岐阜は、ゼムノビッチ・ズドラブコ監督を双方合意の上で契約解除し、仲田建二ヘッドコーチが正式に監督に就任する人事を発表しました。
やっぱり解任だったか、とほぼ皆思ったことでしょう。シーズン当初から不安だったと思う人が多く、実際試合になっても引き出しの少なさに驚愕した、何をやりたいのかわからない人だったとも言われました。ただ、守備意識を植え付けたということで評価する人もいるので、どの監督でもそうですけど、功罪相半ばというふうでしょう。
個人的な意見としては、日本語が堪能だったので、コミュニケーションの面では問題なかったんだろうけど、選手との意思疎通はきちんとやってたのかなという点交代の面でやはり手札というのか変えるメンツが固定されていたのが気掛かりでしたね。私が当てられる交代なんて大丈夫なのとか思ったり(爆)。ただ、選手の好き嫌いは無く、ドライだなとは思いましたね。懲罰交代とか懲罰で外すということはあまりしていなかったように思います。

新監督になった仲田さんですが、正直私はわからない(爆)。長年ヴァンフォーレ甲府にジュニアチームながら在籍しており、かつ2018年~2019年には水戸ホーリーホックのヘッドコーチを務めており、スーパーサブとしては非常に有能ですけど、監督としては甲府のU-15だけなので、非常に未知数。ただ、先日のカターレ富山戦を見る限り、緊急対応能力はありそうだなとは思います。選手の特徴もよくわかっているようで、交代の仕方も悪くはなかったかなと。
まぁ、全ては9/27に行われるアスルクラロ沼津戦でわかるかなと思っていますので、そこで改めて評価できればと思います。


ただいずれにしても、J2復帰までの残り試合数は半分程まだ首位にいるブラウブリッツ秋田との一戦が終わっていないだけに、ここをどう乗り切るかでJ2復帰が現実的になるか絵空事になるか決まると思っています。なお、秋田戦は10/7に代替戦が決まりました(アウェイは11/14か11/15)
厳しい戦いが続く中での監督交代劇が吉と出てほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2020年09月21日

ゼム爺さん休養だってよ

まぁ、事実上の解任だと思います。


FC岐阜のゼムノビッチ・ズドラブコ監督が9/21の練習から休養に入ると公式サイトで発表されました。監督代行は仲田建二ヘッドコーチが務めることになります。休養がいつまでなのかは不明です。ゆえに、私は事実上の解任だと見ているのです。
ファン・サポーターとしては、そんな見方はしないでほしいと思いたいのでしょうけど、7勝4分4敗の7位で、2位との勝ち点が10に開いてしまっている現状を考えると、ここで手を打たないとアウトだとフロントが判断したのでしょう。意地でもJ2に行くという選択肢をチョイスしたのねと思いましたよ。
まぁ、メインスポンサーの日本特殊陶業のサンクスマッチであの惨敗劇ですから、当然だわなという見方もできます。来年もスポンサードしてくれるのか心配になりましたから。

これで、来年のビジョンがどうなるのか。今年J2復帰に失敗した場合、予算は大きくガタ落ちするでしょう。銀行の融資などカネの無心を受けてまで選手維持を図ってJ2復帰を目指し直すのか。分配金が減ることを見越して資金プールを図っておくのか。減った予算内でやりくりするのか。その時にならないとわからないでしょうけど、少なからずネームバリューのある選手と岐阜で活躍した選手は(引退も含め)流出必至でしょう。そうなると岐阜は10年経ってもJ3から脱出できないばかりかFC町田ゼルビアの時よろしくアマチュア落ちの可能性もはらむことでしょう(これは今後のJリーグの方針次第ですが)。


思うに、新しい監督はメンタル面で鍛えられる人じゃないとダメでしょう。鉄拳制裁止む無しという前時代的な行為は望んでいませんけど、それくらいの勢いでメンタル改善を図らないと逆転勝ちのできるチームは育たないのかなと思いましたね、今年の先制された後に勝てない事情を見るにつけ。
そう思うと、パワハラ問題で解任された曺貴裁(チョウ・キジェ)さんを引っ張り出さないといかんなぁ。指導法に問題アリと言われているけど、人を育てる部分では、これ以上に適任な人はいないと思うよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)