2018年12月26日

甲子園は、休養日を増やすことで打開の模様

先日新潟県の高校野球連盟が球数制限をすることを決めた話を書きましたが、甲子園(本戦)を管轄する日本高校野球連盟は、時間短縮と球児の酷使防止のため、タイブレーク制度とこれまで準々決勝終了後に設けられた休養日に加え、さらにもう1日休養日を増やすことを決めました。関係団体に調整中とのことです。

今年の高校野球を見ていた方はわかるかと思いますが、記録的な猛暑の中で行われ、試合展開を早くしていたにもかかわらず、熱中症でおかしくなる球児が続出しました。
さらに前々から言われていた過剰な投球数もやり玉に挙がったのです。今年北海道日本ハムファイターズに1位指名された吉田輝星選手は、通算で881球(地方大会からの分を含めれば、1,517球)投げているのですから、異常と言えば異常ですわ。昔は、これくらい毎日投げていたわと往年の野球選手は言いそうですけど、当時と今とでは環境が違い過ぎですよ。


休みを増やすことが最善の策とは言えないものの、少なくとも休養日を与えることで、球児の疲労を回復できるのなら、それもまたよしだと思います。ただ、休養日が土日など、集客の見込める日に当たってしまうともったいないですし、何よりプロ野球との日程にぶつかりかねないほど延び切ってしまった時にどうするんだろうと思いますね。
個人的には、雨天で中止になった場合は、休養日をそこにずらして・・・というふうになればいいのですけど、あまりそれをやって元の木阿弥になってしまったらいかんしねぇ。難しいものです。


なお、今回新たに設けられる休養日は、採用されれば3回戦終了後ないしは準決勝と決勝の間に設けられるとのことです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)