やっぱり伝串ご飯は美味かった

鶏皮の素揚げしたものを特製のたれとスパイスを掛けて頂く「伝串」。この串、新時代という居酒屋（たいてい立ち飲み）で頂けるメインメニューになります。1本50円から頼める点も特徴で、20本くらい頼んでも1人でイケると個人的には思います。21本で構成される「伝串ピラミッド」でも案外ペロリとイケたのですから（ニヤニヤ）。
で、頼んだ21本のうち、5本だけ残してご飯を注文。残った「伝串」を串から引っこ抜いて、ご飯の上に乗っけるだけという非常にシンプルな物。マヨネーズを薦められたけど、こってりし過ぎると思ったので、今回は断りました。ただ、マヨネーズも合うのかもしれませんね。



私の見立て通り、ご飯に合った。たれの濃厚さとスパイスの個性的な味わいが、ご飯を進めるのに丁度いいのです。もちろん素揚げした鶏皮の美味さもご飯を進めるエッセンスになっているのですよ。
ただ、この時はお酒をたらふく飲んでいるのと、「伝串」を結構食べていたので、このごはんだけでもお腹いっぱいになってきた（爆）。それでも、これだけを食べていたら、2杯・3杯は確実にイケるかもしれません。


そういえば、「伝串」はテイクアウトできるんだった。酒を飲むことはそうないから、これだけ買って家で試してみようかなと思い立ったのだった。炊飯釜に放り込んで混ぜても文句は言われないだろうし（ニヤニヤ）。


  

お盆休みに入ったから酒が飲めるぞ

と、バラクーダの♪日本全国酒飲み音頭でも歌い出したいかのように、世間はお盆休みに突入しましたね。かくいう私も、お盆休みに入る前日、酒を飲むぞと意気込んで、金山にある伝串 新時代という店に飛び込みました（笑）。
・・・実は、伝串 新時代は金山駅周辺に3店舗（金山橋そば・市民会館そば・金山駅南口そば）あります。世界の山ちゃんも金山駅周辺に複数店舗あるので、人気店の証なのでしょう。店内は立ち飲みの店になっていますが、恐らく座る席（テーブル席の扱い？）もあると思います。


こちらは、看板メニューの「伝串」。焼き鳥（鶏皮）の一種ですね。写真のようにピラミッド（5本以上の場合）にして出してくれる店舗もあります。
特徴的なのは値段で、1本50円（税別）という破格値。さらにビールが190円（税別）、ハイボールが150円（税別）ともはやおかしいレベルの値段になっています（笑）。ただし、ビールに関しては銘柄が店によって違うらしく、例えば金山橋の店はアサヒスーパードライ、市民会館そばの店はサッポロ黒ラベルになっています。



これがホントに美味かった。
焼鳥と言いながら揚げているせいもあるのか、カリッとした皮の食感のよさにスパイシーな味付けの中に一緒に掛けてある甘みのあるタレの風味が合わさって、50円とは思えない結構複雑な味わいに仕上がっています。皮に関しては、脂身が多いと、カリッとせずにもっちりした食感になるのですが、それはそれで食べ応えの面で美味いと思いましたね。何よりたれとスパイスのおかげで何度も食べたいと思わせ、クセになる。


「伝串」には、一味唐辛子を掛けた「伝串 赤」というのもあります。



これは確かに悪くないんだけど、「伝串」のインパクトを知ってしまうと、イマイチ感は拭い去れない。やっぱり、ここは「伝串」一本でいいわい。


とはいえ、「伝串」だけでは飽きが来る・・・というふうに思ったのか、サイドメニューも結構充実しています。ただ、このサイドメニューは店舗によって全く違うので、注意が必要です。先述の「伝串 赤」も店によっては置いてないところもありますし。

ということで、「鉄板 とろろ芋ステーキ」をチョイス。ホントは「鉄板 とんぺい焼き」にしようかと思ったけど、とろろ芋を食べたい気分が抜けなかった（爆）。



こちらは、とろろ芋にだしが入っているせいもあってか、あっさりしていながらも風味のいいものになっています。とろろ芋だけでは物足りないのではと思われるかもしれませんが、一緒に豆腐も入っているので、食べ応えの面もフォローしています。また鉄板に乗ってくるので、ずっとアッツアツを頂けるのも、なおよしと。


人によっては、せんべろ（1000円でベロベロ）になれるかもしれませんね。とにかくここは「伝串」を軸にして、枝豆とかの定番を抑えるのがいいと思います。個人的には、「伝串」とご飯を頼んで〆にするという手段もアリかなぁ。お腹いっぱいでできなかったので、今度試そう（ニヤニヤ）。

あ、「伝串」はテイクアウト可能なので、お家で晩酌する人にも優しいです（爆）。

♪日本全国酒飲み音頭 / バラクーダー（EP盤）