2日目の朝がやって来た。
試合そのものは14時キックオフなのだけど、少々早目に行こうと思い、朝8時にホテルをチェックアウト。午前10時のシャトルバスに乗るために篠ノ井駅を目指すことにしたのです。
写真は長野駅にあったAC長野パルセイロの応援横断幕。この写真自身は帰りのバスで撮ったものですが、篠ノ井駅にしかないと思っていたので、長野駅にも張られていたのは結構新鮮。
早速乗ろうと思ったら、9時半より少し前じゃないと列車が来ない(大泣)。しかもJRとしなの鉄道の列車が短いスパンで立て続けに来るという仕様。それでしなの鉄道の方に乗ればいいのに、篠ノ井駅はJRしか停まらない駅だと勘違いして、JRの列車で向かっちゃうというオチも(爆)。
という話の前、つまり9時半より少し前じゃないと来ないということを知ってから、駅構内を右往左往していたら、ナカジマ会館でそばを食おうと思い立つ。まだお腹は入るぞ(ニヤニヤ)。
ということで、信州そばを一杯頂く。今回は「信州きのこそば」、かき揚げを乗せて。<ちょっとフランス料理みたいなこじゃれた言い方するな。
このナカジマ会館は、戦後に鉄道局長の一言をきっかけに長野駅で立ち食いそば屋を営もうと思ったそうな。味にこだわったそばを売る立ち食いそば屋は1950年に営業を開始し、長野駅の改装による休業を経て、2015年に営業再開して、今に至ります。なお、創業は1888年と結構古い。今年(2022年)で134年なのね。
そのきのこは、信州中条産のなめ子に中野産のシメジがはいった地物そば。美味くないわけなかろうに。そこに汁を吸って味わい深くなったかき揚げがまたよろし。私は揚げ物はカリカリ派なんですけど、汁吸ってても美味しく感じられるならしっとりでもいい派です(ニヤニヤ)。
そう、ここはつゆが美味い。濃過ぎず薄過ぎずの丁度いい塩梅。優しい味わいでそばにも合うものに仕上がっています。かつおだしも入ってるんでしょうけど、自己主張し過ぎていないのよね。
こちら、篠ノ井駅にて。
「未来に向けて」というトーチを持つ男女の子供を彫ったモニュメントです。前にも来たけど、印象が全く無かったので、撮っておこうと思い撮ったものです。
そして、長野Uスタジアムのある南長野運動公園に到着。
ここには、「ポールdeアクティブウォーキング」というポールを使ったウォーキングを推奨するウォーキングコースが設けられております。
簡単にコースを説明すると、短いコースは長野スタジアムの周囲と聖火台の周囲を8の字のように回るものになっており、長いコースは南長野運動公園の周囲を回るものになっております。
このポールを利用したウォーキング、前方に突く歩き方と後方に突く歩き方の2種類があるのですけど、後方に突く歩き方は1930年代にフィンランドのクロスカントリーの選手が雪の無い時期のトレーニングとして編み出したのが元になっており、日本で普及したのは2000年代とのこと。つまり、ほぼ21世紀のスポーツになるんですね(ニヤニヤ)。
そして前方に突く歩き方は2005年に長野市の整形外科専門医によって生み出されたものだそうです。
ちなみに、ポールを使った歩き方は、ノルディックウォーキング(ノルディックウォーク)と呼ばれ、後方を突く歩き方はノルディックウォーク・アグレッシブスタイル、前方を突く歩き方はノルディックウォーク・ディフェンシブスタイルというのだそうな。前方を突くのにディフェンシブとはこれいかに。
さて、試合が終わり、すぐにシャトルバスに乗れたので、篠ノ井駅から長野駅へ向かう列車も予定より1本早く乗れました。一番ネックだったのが長野駅まで向かう帰路でして、ここでやってしまうと帰りのバスが乗れない事態になってしまいかねなかったのですよ。
長野駅にもバスの時刻よりも早く着いたので、駅前を色々物色。そして、バスの時間になりましたとさ。
・・・しかし、これが地獄の始まりだったとは思ってもみなんだわい(泣)。