2021年02月04日

冬の新アニメ2021 ベスト

冬の新アニメ2021、今回はベスト作品の紹介です。
今期は、結構いい作品揃い。正直セレクトするのが困難なくらい素晴らしい作品が多かったです。
個人的には、今期はほとんどの作品で1作品1作品の評価を改めてしたいと思わせるほどのハイクオリティな争い。色々言われている作品もありますが、それを差っ引いても作品としての面白さはよく出ていたのもありました。こんな展開は久しくないぞ。


では、見ていきましょう。今期もベストは上位3作品と次点1作品の紹介になります。


今期のベスト作品、迷いに迷って・・・と言いたいところですが、やっぱり頭一つ抜けた感を残していた「蜘蛛ですが、なにか?」でしょう。
主人公は最弱ながらも機転と知恵を生かして困難を抜けるという点とそれが見事にハマった時の爽快感、そして何より蜘蛛のアクティビティさでしょうね。アクティビティさは本編だけでなくエンディングにも垣間見えます。またオープニングもいいデキなんですよね。作品の展開も最弱ながら少しずつ強くなっていく展開が彼女に応援したくなる部分でもあります。
人間パートが蛇足という人もいますけど、世界観を示すためには重要ですし、蜘蛛の展開はダンジョンばかりという人もいますけど、それだけ気を抜いたら即死に繋がる場所を懸命に生き抜くというたくましさも見られます。個人的には「盾の勇者の成り上がり」がいい作品だと思った人にオススメです。

2位は、「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」
主人公は、それって何て野原しんのすけとかツッコみたくなったけど、魔法の素質は天下一品です。前世の記憶のおかげで完全無欠かと思ったら、前世の記憶に引きずられて一歩を踏み出せないという前世の後悔から自身を変えようとしたのに、その前世のトラウマに束縛されるアンビバレントさが、この作品のアクセントになっていましたね。そこを救った師匠(女性)の懐の深さは、魔法力で主人公に追い抜かれても、主人公は彼女のことを一生慕い続けるでしょうね。ええ、盗んだパンツをご神体にして(ギャハ)。
惜しむらくは、独白部分がどうしても「涼宮ハルヒの憂鬱」へ引きずられる点でしょうか。杉田智和さんもそのあたりをふまえてナレーションをしているのでしょうけど、どうしてもね・・・。

3位は、「俺だけ入れる隠しダンジョン」
クソアニメだとか見ていて腹の立つ作品とか悪評が多いですけど、ハーレムアニメの王道とも。
主人公のある意味ラッキーハーレムな展開は、逆に見ていてすがすがしい。しかもエロいわけではなくて、勝手に呼び込んでしまっているのだから罪はないと思うよ(ニヤニヤ)。
結論から言えば、頭を空っぽにして見られる、主人公とヒロイン達のキャッキャウフフは、傍から見ていて、うらやましいというよりも、もはやすごいレベルになってしまってますわ(爆)。そして、主人公が得た能力を上手く使って構築ないしは再構築していく部分とかは、視覚的になっているのでわかりやすい説明には時間を割いて詳細にやっているので、アニメとしての作りは結構丁寧だと思います。見た目はバカっぽいけど、アニメとしてのクオリティ(画質ではなく構成の面)は高いぞ。

次点は、「弱キャラ友崎くん」。ホント、続編も含めたらどれも評したいところだけども、次点候補の中で、いの一番にと言われたら、この作品でしょう。
ヒロインからレクチャーを受けて、陰気な主人公が陽キャラに不器用ながらも少しずつ変身しようとしていく様が、よくわかるように作られていましたね。しかし、この陽キャラにする過程、つまり彼女がレクチャーしている部分というのは、クラスに馴染むためのイロハ的なものとしてやっていますが、実は就職面接とかアルバイトの面接とかにも生かせる部分もあるんですね(例えば、見た目で決まるという話とか姿勢を正すと印象が変わるとか)。ゆえに、就活生とかアルバイトをこれからやろうと思っている若人は、彼女のレクチャーは結構有益なので、実践できたらしてみるといいかもしれない。ということで、作品の面白さと道徳的な教育素材に使えそうな部分を評価して次点に据えました


次回はワースト作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2021年01月10日

冬の新アニメ2021 その7 俺だけ入れる隠しダンジョン

冬の新アニメ2021、7回目は投稿小説サイト「小説家になろう」が原作で、後に講談社のライトノベルレーベルであるKラノベブックスから刊行されている「俺だけ入れる隠しダンジョン」です。
「小説家になろう」では四半期ランクで1位を取った実績のある作品。商業ベースになってもコミック化を果たし、マルチ展開も成功しています。前評判も高い作品ということで、どんなふうになるのか楽しみです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、司書に就職が内定していたものの、初出勤の日に上位貴族のコネで就職を奪われた貴族ランクとしては最下位で貧乏な立ち位置にいた。そこで、将来安定な冒険者になるための学校の試験を受けようと思ったものの、現状では合格まで程遠い有様だった。

そこで、自身のスキルでレアモノである「大賢者」を発動し、予知を行いたいところではあったものの、副作用(強烈な頭痛)で使い難い・・・はずだった。幼馴染みが『解決策』、キスをすることで緩和できるを持ってきたことによって解決したことで。
このおかげで、隠しダンジョンを発見。そこで出会った肢体を外すと死んでしまう鎖に縛られた女冒険者に新たなスキルを譲渡され、快進撃が始まることになる。



というふう。


・・・おい、何だよこのアニメ。これはひどい!ひどいぞ(ギャハ)!<ヤケ起こすなよ(ニヤニヤ)。
初回から幼馴染みにキスどころかベローチューだぞ(苦笑)。それを能力の開放(要は副作用の緩和)とかこつけて・・・(ニヤニヤ)。

あ、真面目に話すと、初回は世界観というのか主人公の使う能力に関する説明は非常に丁寧でした。
隠しダンジョンの女冒険者(師匠)から創造・付与・編集・LP(ライフポイント、いわゆるHP)変換を受け継いだのですが、LP変換以外はLPを消費することで得られるものなので、強力なものを行えば行うほどLPの消費もすごく、死に至りかねないわけです。で、LP変換が重要になってくるわけですけど、人間の三大欲求(性欲・食欲・物欲)を満たすことで得られるとのこと。
・・・もうおわかりですよね(ニヤニヤ)。主人公は幼馴染みと妹をダシにあんなことやこんなことをするんですよ(ぷんすか)!<だからヤケ起こすなよ(ニヤニヤ)。
これ、欲望にストレートなクズアニメですわ(ホメ言葉)!「School Days」の伊藤誠を連れて行けば、最強の冒険者になれるに違いない(ギャハ)!<何の役にも立たない気がするけど(ニヤニヤ)。


今後、もらったスキルを駆使し、レアモンスターの素材を持ってきたことで無事に合格はできるものの、今度は入学金を稼ぐハメに・・・。まーた幼馴染みと妹を(以下略)。


・・・ところで、師匠は肢体を縛られて動けないのに、『食指』がピクリともしないのはなぜだろう。200年封印されていたとはいえ、妙齢の美女。これは美(以下自主規制(ギャハ))。LP変換が低すぎるのかな(ニヤニヤ)!?<このゲス以下め。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 11:20Comments(0)