2014年06月17日

「河合荘」の舞台探訪に行ってきた 後編

「僕らはみんな河合荘」の舞台探訪、後半は作品のモデルになった川原町からです。


SHL23_0377こちらは川原町のワンシーン。作中でも登場する赤ポストはこれじゃないかと推測されているものです。
この川原町は、太平洋戦争の空襲に偶然にも遭わなかったことから、昔ながらの家々が残されているところでもあります。その家々が並ぶ道も古くから街道として使われています。
それゆえか、生活道路として今でも生きている道なので、狭いながらも車がしばしば通り抜けるところでもあります。また普通の家も多いので、撮影の際には細心の注意を払って行いましょう



SHL23_0379こちらは美登里橋。作中のオープニングで使われている場所です。場所は川原町の街並みの左端にあたる部分にあると言えるでしょう。
奥にある山並みが反転してしているのと電柱以外は、ほぼ同じですね。



SHL23_0383美登里橋から実質Uターンするような感じで長良橋南の交差点に。そのそばにある橋の階段を降りたところから少し進んだ先にあるのが、通称ロボット水門
正式には忠節用水分水樋門と言うのだそうな。何でこんな形にしたんだろうねぇ・・・。親しまれやすいようにしたかったんだろうけど。
なお、近くには作中にも出てくる交番がありますけれども、下手に撮影すると職務質問を受けるハメになるので気を付けようね!<このバカ、見事に職質受けて免許証差し出すハメになったよ(ギャハ)。



SHL23_0384で、岐阜市内(現状)最後は、名鉄岐阜駅JR岐阜駅からは少し離れたところ(約500m)にあります。川原町からだと複数のバスルートで最寄りのバス停(長良橋ないしは岐阜公園前)から向かえます。
オープニングで登場した階段はこの駅の階段ですね。
・・・一応岐阜市内の駅で、JR岐阜駅の次に大きく、名鉄のターミナル駅なんだけどね、見方によっては人がいないようにも見られてしまう(泣)。



SHL23_0290おまけ。
河合荘に出てくる地図に似たものがJR岐阜駅にあった(笑)。



実のところ、まだ作品が続く(6月末まで)ので、今後もこれはというところが出てくる可能性もあります。ただ次行くとしたら、ゆっくりと行きたいので、青春18きっぷが使えて時間のある8月か9月になるのかしら・・・。
岐阜市内はいくつ回りたい場所ができたので、いずれレンタサイクルを活用して行ってこようと思っております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)

2014年06月15日

「河合荘」の舞台探訪に行ってきた 前編

先日のサッカー観戦の後で、ホームグラウンドとなっている長良川競技場の対岸にある川原町に行ってきました。そうです、現在連載中の作品で、かつ4月から放送しているテレビアニメでもある「僕らはみんな河合荘」のモデルになった場所がこの川原町周辺だからです。ゆえに、長良川の流れや先述の長良川競技場や長良川球場、そして岐阜城や名鉄岐阜駅など周辺もわんさか登場し、岐阜市民にとっては親近感あふれる作品なのではないのでしょうか。

さて、本来なら岐阜駅からレンタサイクルを借りて、長良川競技場の往来を兼ねてゆっくり行こうかな・・・と思ったら、午前10時半に付いた時には既にレンタルされ尽していたのだった(泣)。受付のおじいさんも、今日はサッカーの試合があるからねぇ・・・と申し訳なさそうに申しておりました。
ちなみに、レンタサイクルは午前9時からだそうなので、早く行くことにしよう。また平日なら岐阜市役所でもレンタル可能長良川うかいミュージアムなどでも借りれるとのこと。レンタル費用は100円ですが、初回申し込みの際には会員カード製作のために本人確認書類が必要なので注意が必要です。


詳細はこちらで確認願います。
SHL23_0363では、ここからは舞台探訪。最初は長良川周辺、中でも長良橋周辺ですね。
まずは、長良橋から見える金華山と岐阜城岐阜城に関しては作中でも何回か登場しているのでおなじみと言ってもいいかも。



SHL23_0364こちらは長良橋でも長良川競技場側から岐阜市街側を見る感じ
サッカー観戦の帰りということで、大勢の人が歩いておりましたが、普段は人通りはそれほどもない橋だったりする(苦笑)。かつては名鉄電車も走っておりました。
作中でも出てきているシーンじゃなかろうかと。



SHL23_0365こちらは岐阜市街側から長良川競技場側を見る感じ作中でも出てきたマンションが写っておりますな。もう少し歩道が完全に入るふうじゃないといかんかったな(汗)。



SHL23_0366こちらは反対側の歩道。同じく岐阜市街側から長良川競技場側を見る感じ。
こちらの方がしっくりとくるのかしら?エンディングでよく出てくるので、ご存知の人も多いのでは?



SHL23_0367こちらは、長良橋そばにある「篝火の像」川端康成さんが初恋の人と共にやって来たエピソードを基に製作されたものです。
作中でも書生カフェの回でこの姿を拝めるわけですけれども、これがモデルになったのかもしれませんね。



SHL23_0368オープニングで登場する場所の一つ。よくできていると実感できますねぇ。



SHL23_0370こちらも作中のシーンでおなじみなのではないかと。
この時期は長良川の鵜飼いシーズンということで、船がたくさん停まっておりますな。
対岸に見えるのは、右から長良川競技場・都ホテル・長良川球場。



SHL23_0371こちらは、面倒くさいOL・吸引力の変わらないダメ男掃除機こと錦野麻弓との出会いのシーンになったところ。長良橋そばです。ホントそばです(笑)。
こちらも再現度は結構高い方。見ていて、彼女のダメっぷりを思いだせるほど(苦笑)。
ちなみに川のそば(川を背にして撮影することになる)なので、撮影に夢中になって川に落ちたとかシャレにならん事態も起こりかねないので、撮影の際には特に注意をして下さい



SHL23_0372同じく彼女との出会いのシーンで登場したところ。
最近の屋形船は屋根の上にソーラーパネルなんぞ積んでハイテクやのぉ・・・。



SHL23_0373これまた同じく(笑)。どんだけ錦野麻弓推しなんかい(爆)。まぁ、うっとうしくとも憎めないキャラなんですけどねぇ。
この長良橋周辺は結構再現度が高いんじゃないかなと思います。これから暑くなるので、涼みがてらで来てもいいんじゃないのかなと思います。



SHL23_0374そして、錦野麻弓を語る上で外せないのが、この階段。実在します(笑)。
CMでも流されたほどなので、結構有名になったんじゃないのかと。



SHL23_0376実際に滑ってみたい(ないしはマネごとをしてみたい)・・・と思っている人はいかほどいるのかわかりませんが(苦笑)、写真から見てもわかるように、結構急な階段です。悪ふざけで滑ろうものなら大ケガで済まんかもしれないので、ダメ絶対
ちなみに、普通に降りるだけでも結構怖いのに・・・。



この後は、長良橋から西に伸びる、作中のモデルになった川原町、そして長良橋南側にも行ってきました。次回はそのあたりを紹介していこうかと思います。


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2014年05月12日

春の新アニメ2014 ランキング ベスト

今回の春の新アニメのランク付けをしていこうかと思います。
今期に関してはいい作品が案外揃っていたので、選ぶのに迷いましたね。特にいい作品に関しては注目している作品もあったので、これまた困った(苦笑)。冬アニメと同じように小粒なのかなとも言えないし、これは大物になるとも言い切れない、不思議な展開を見ております。なお、今回もベスト3・ワースト3で見ていこうかと。


今回のベストは「僕らはみんな河合荘」
さすが、「恋愛(ラブ)ラボ」を描いた宮原るりさんだけでもあると実感。コメディ色が強いながらもストーリー性もしっかり持たせ、それでいて各キャラの存在感をきちんと際立たせている。なおかつ「恋愛ラボ」ではあまり出せなかった恋愛要素をじわじわ出してきているあたり(そしてそれを邪魔するお邪魔虫のうざったさ(笑))も、見ていて面白いですね。岐阜市内の情景も少ないながらも細やかに描かれているので、岐阜に行って実際に見てみたいとか思ったり(ニヤニヤ)。今回岐阜に行く機会が多いからなおのことなんだよなぁ・・・。

2位は「魔法科高校の劣等生」
前評判が高かったのも納得。毎回毎回ストーリーが急展開して、見るものの予断を許さないスピーディーさがいいですね。それでいて展開にメリハリがあるし、納得のいく結末を迎えられているのも高評価として見ています。何より主題歌がいい。弾けるロックと落ち着いたバラードの両対極が味わえる珍しい作品でもあります。

3位は「健全ロボ ダイミダラー」
もうバカすぎる(爆)。毎回アツい、それでいて隙のない作品。エロ・グロ・ナンセンスがお嫌いでなければオススメできますね。もっと言うと、頭の中を空っぽにして見られるので、脈略が無くても面白いって感じるのかもしれません。でも、そんなの無視しても面白いわ(爆)。何だろうなぁ・・・。

次点は「極黒のブリュンヒルデ」
原作を見ているので無難な仕上がり。スプラッタな表現(時に性的な表現)も(地域によっては夜に放送している)時間帯の割にはなかなかどうしてやっちまってる感が(汗)。ただ、尺足りるのという不安があるため、今後どう転ぶかがわからないという点で評価を低く抑えています
あとは、「一週間フレンズ」・「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」とかもよかったんですけど、今回はこれで。
次回はワースト3の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2014年04月18日

春の新アニメ2014 その16 僕らはみんな河合荘

春の新アニメ2014、16回目は月刊ヤングキングアワーズで連載中のマンガが原作の「僕らはみんな河合荘」です。
春の新アニメの中では一番の注目作になったのではないのかと個人的に調べていた時に感じましたね。
作者の宮原るりさんは「恋愛(ラブ)ラボ」といった4コママンガを描いているマンガ家ですが、今作は自身初のストーリーモノになっています(ただ、コメディマンガの要素はそのまま残っている)。また、作中の舞台も、過去の作品にならって岐阜市周辺になっているのですが、「恋愛ラボ」などで見られた作品間のリンクは行われていないとのこと(ただし、過去に特別編で繋がりを持たせたことはある。恐らく「恋愛ラボ」が芳文社、今作が少年画報社と販売元が違うためと推測)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で推測)。


主人公の宇佐和成は高校1年生。親は転勤になったものの、頼みこんで自身は岐阜に残ることになった。ただ、親が勝手に選んだ河合荘という平屋の木造下宿に住むこととなった。

河合荘は男女が共に住む下宿ではあるものの、男子は女子が住む部屋周辺に入ることは許されず、万一入ってしまった場合、竹刀・釘付バット・ペッパースプレー・スタンガンなどでキツい制裁を加えられることになってしまう。
また、そこに住むのも超の付くほど個性的な人ばかりが住んでおり、和成は隣人であるシロこと城崎の超ドMな変質者っぷりに入居を拒否しようとさえ思ったほど。ただ、それを思い留めたのは、和成の1年先輩で図書館室で出会った彼にとって理想の女子である河合律が入居していたからである。しかし、彼女はいわゆる本の虫で、それ以外には全くと言っていいほど感情は見せない・愛想もない、そして口数は異常に少なく、あまつさえ、いつも焦燥感に駆られたかのようにしか見えないそぶりしか見せないのだった。
それに加え、酒乱で男癖の悪い錦野麻弓というOLまでいて、もう和成の苦悩は尽きない。


まさに、和成の中学時代に見せた『変人ばかりが寄って来る不運』を見せ付けた格好になったのだが、律のことが気になる和成は、河合荘で起こる様々な障壁を乗り越え、率との関係を深めることができるのだろうか?



というふう。


前評判通り、作中の出来が一番と言っていいほどしっかりしています


舞台になる岐阜の町並みも再現されています(特に誰でもわかる金華山と長良橋のシーンはとてもよくできてる)し、河合荘玄関にはディティールの濃い岐阜市の地図が貼ってあって、地元民歓喜ですな。
登場人物も30分の枠の中で超個性的な人物像をきちんと出しており、かつメリハリの利いたコメディにもなっており、あっという間に時間が過ぎていく格好ですね。


まだもう一人登場人物がいるのですが、これ以上1話に詰め込むよりも、少しずつ見せていけばいいと思います。地元ということを差し引いてもオススメの作品です。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)