2022年06月20日

こりゃライセンス問題もヤバい方向に振れるかもな・・・

JFLに所属する鈴鹿ポイントゲッターズ。以前、片八百長疑惑・持続化給付金の不正受給・告発者への金銭の提供など様々な疑惑が浮上したことで、Jリーグ百年構想クラブの資格停止処分を食らっている状況です。確か今月いっぱいに何とかしないとJリーグ百年構想クラブの資格停止が継続されるんじゃないかと。
その告発をした人間というのがいたのですけど、その方が捕まったそうです。罪状は恐喝未遂とのことで。もちろん本人は否認しております。毎日新聞には「(チームは)私に迷惑をかけないと約束していたのに迷惑をかけてきたので、不正行為について公表するか、お金を払うかどちらかだと要求した」とも話しているようで、恐喝ではなくチーム存続のためなら金を出せという文言なんでしょうね。まぁ、これは恐喝とも強請(ゆすり)とも言えるのですけど。

ただ、この一件で鈴鹿が救われるのかというと、さにあらず下手したら窮地に陥るかもしれないなぁと。
鈴鹿が百年構想クラブに復帰するためには、ガバナンス体制の改善とステークホルダーからの支援継続がなされることが条件になっています。そして今回の逮捕劇。このことで鈴鹿のガバナンスの改善はなされるのかというと、少々難しいのかなと。逮捕されるような人を経営陣に迎えていた罪は大きいですよ。
そしてステークホルダーとの関係も怪しくなるでしょう。いわゆる利害関係者ということなんですけど、スポンサーや地域に見放される可能性も出てきたわけです。三重県にはヴィアティン三重というJFLに所属しているチームがあります。同じ三重県にJリーグを目指すチームがあるなら、そちらに・・・という流れもできなくはないからです。ただ三重にもコンプライアンス違反の問題があったため、諸手を挙げて迎えられるということもないかもしれないです。


この逮捕劇が、鈴鹿に計り知れない影響を与えるのか、それともJリーグ百年構想クラブに復活できる道しるべとなるのか。シーズンの順位も中庸にいるパッとしない中、カズ効果もそろそろ息切れ・・・。これは注目されるための新たな燃料投下だったのかなぁとか邪推してしまう(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)