
元々担々麺というのは、挽き肉の乗った辛いスープが掛かった麺ないしは豆板醤系の味が付いた挽き肉の乗った汁なしで供されるものですが、川崎のタンタンメンは前者ではあるものの、挽き肉の代わりに溶き卵が掛かっているものになっています。なお、中国で担々麺が誕生したのは1841年と結構新しい部類に入るようです。天秤棒で担いで売り歩いて供してたものだそうなので、汁なし担々麺は先祖帰りとも言えるわけです。
食べた最初の感想としては、結構辛い味わい。ニンニクの風味もさることながら、唐辛子の辛さも結構インパクトとして来ています。溶き卵でマイルドになるのかなと思っていたのですけど、それほどでもないわけですよ(苦笑)。ただ、単純に辛いだけではなく、鶏のだしの利いた味でもあるので、辛さに慣れてくると鶏のだしの利いたスープが美味いと感じられるようになるかと思います。
川崎市にある店には行ったことがないですけど、この味を店舗で楽しめるのかと思ったら、ぜひ一度行ってみたいと思わせてくれますね。神奈川県に行くチャンスがあれば寄ってみたいと思います。

