秋の新アニメ、2回目は角川書店のマンガ雑誌「月刊コンプエース」で連載中の「えびてん 公立海老栖川高校天悶部」です。
この作品は、今年の7月にニコニコ生放送で先行放送されていますが、今回地上波で放送されるものは、オープニング・予告の追加とエンディングの変更、さらに本放送中の追加カットなどが加わったものになっています。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
公立海老栖川高校には『てんもん部』という部活がある。この部活は天体望遠鏡などを用いた夜空の星星を観測する、いわゆる『天文部』ではなく、いつ頃からかはわからないが、歴代の腐女子達が集いダベるだけの『天悶部』になってしまっていたのだ。
こんな部活に久方ぶりに男子生徒が入部するという事態になる。それを阻止せん(?)とトラブルメーカーの戸田山響子があれやこれやと妨害活動を行うのだが・・・。
というふう。
この作品、テレビアニメ版に際し、過去に放送・連載された作品のパロディが盛り込まれて放送されるのですが、あまりのストレートぶりに思わず噴いた(笑)。
「覚悟完了部活コメディ」と銘打っているように、各人が強烈な印象をばら撒いて飽きは来ないのですが、どうしてもトラブルメーカーの響子の存在が際立ち過ぎるからなのか、時に過剰すぎる面があるんですわ(時に引きかねないとも)。
特に気にして見たのが、金森羽片への扱い。身ぐるみをはがしたり、買ってきた同人誌を切り刻む等々、昨今のいじめ事情を思い浮かべるシーンがいくつかあり、いくらフィクションとはいえ、少々やりすぎで自重すべきではなかったのかと。少なくともフィクションであることは強調すべきだと思うし・・・。
バラエティ番組にも言えるのですが、面白いことをやるために、過剰な演出をよしとするのは少々考えものではないのでしょうか。昨今のアニメ作品にもこういう傾向があらわれてきているのが残念なところです。
放送局の詳細は「続きを読む」にて。
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