
・・・そう思っていたワイがおりました(笑)。青ダヌキに「そのりくつはおかしい」と諭されてますけど、実際に飛行機と新幹線以外にもルートがあったんですわ。
今回サッカー観戦、しかもナイトマッチだったので、名古屋からなら仙台まで夜行バスで行って、さらに八戸まで高速バスが出ているルートがあるらしい。昼行便のみではあるのですが、これで本八戸駅まで行って、そこからヴァンラーレ八戸のシャトルバスに乗る・・・というルートもあるようなのですわ。何とか2本しかないシャトルバスに乗り換えできるようなんですけど、市役所のあるところまで歩かないといけないのがネックなのよね。
このルートなら、まぁまぁ安い値段で行けるようになるのですよ。それでも片道2万以上は確実なので、やっぱり名古屋から青森まで行くのは大変なのだ・・・。

その青森便、FDA(と日本航空のコードシェア)便になるので、県営名古屋空港からしか行けないのですわ。そうなると、あおい交通のバスはほぼ避けられない。ただ、このあたりは後日しっかり書こうと思います。行くルートによってはあおい交通じゃなくともいいんですわね。
というわけで、台風14号が迫っていた中、定刻通りフライトした青森便。県営名古屋空港を飛び立つと、ぎゅーんと旋回するので、ちょっと怖い(苦笑)。

この飛行機は、日本海側を飛ぶルートなので、日本海を眺めることになります。その中でひょこっと出てくるのが、秋田県男鹿半島そばにある八郎潟。かつては琵琶湖に次ぐ大きな湖だったものの、大規模な干拓で大きな田んぼが出来上がり、アメリカ式の大規模農業ができる・・・まではよかったものの、その後すぐに起こった高度経済成長と減反政策によって、無用の長物と化してしまったのです。それでも今でも八郎潟では大規模農業が行われているようで、他のところよりも農業での収益は高いそうです。
ちなみに、伝説では(湖である)八郎潟は八郎太郎という男が竜に変身して作ったとも言われています。私が知っているのは、国語の教科書に載っていた「八郎」というお話ですね。秋田魁新報の元記者が作った創作民話ですけど、それでは大男の八郎が日本海の荒波を抑えるために自己犠牲で八郎潟と寒風山を作ったとされています。

約1時間10分のフライトで青森空港に到着。ここからは青森市街に向かうのですけど、元浪岡町に属してたこともあり、青森市街からは結構遠い(バスで35分)。その代わり、何もないところから市街に入るので、景色は結構いい。見ていても飽きの来ない作りだと思いました。

もちろん青い森鉄道という旧東北本線を第3セクターにした路線もあるのですけど、時間が合わなかったので、今回新幹線と相成ったわけです。
今回「えきねっと」であらかじめ予約したものの、青森~新青森はICカード未適用区間。そのため、切符を買って、新幹線の改札に入ってすぐにICカードにタッチするという『高等テクニック』を要します(苦笑)。
で、新青森駅には、青函トンネルの案内が。正確にはもう少し先になりますし、北海道新幹線(JR北海道)のエリアになるのですけど、青森県にあるのですから、まぁいいか。

手前から、「青森ねぶた」・「五所川原立佞武多(ねぷた)」・「弘前ねぷた」・「土偶ねぶた」。
一番最後の「土偶ねぶた」は、かつて東京駅に飾られていたものだそうです。
この後、八戸駅まで新幹線に乗って行き、そこからはシャトルバスでプライフーズスタジアムに。帰りは、そこから再び八戸駅まで戻り、駅から5分ほどにあるホテルで一泊となりました。
FC岐阜のあまりの負け方に頭の痛い試合だな・・・と思ってたらホントに頭が痛くなり、ホテルで頭痛薬をもらったけど、持っててよかったよ。もう箱ごと渡そうとしていたのを考えると、あれで最後だったのかもしれない。次の日のハードさを考えるとヤバかったなと思うと同時に、(車中泊も含め)一泊する時は、常備薬じゃないけど懐に忍ばせておかないといかんなと思わされたのでした。
次回は、そのハードな2日目です。

