実に関連(親)会社らしいスッパ抜き方だなとか思いつつも、もう一つの新聞である中日新聞にはそのことが全く盛り込まれてなかったのは、締め切り時間の違いだけではあるまいな(汗)。
その記事が大当たりですよ~とでも言わんがごとく、その日のうちに記者会見が行われ、中日の権藤投手コーチの退団が正式に決まりました。その日の夕刊には「全く悔いはありません」とか書いてありましたけど、ホントかねぇ(ニヤニヤ)?
いや、それ以前にやたら若手に投手コーチを一任させたいとか強調してましたけど、その前に高木・ジョイナス・守道監督(以下ジョイナス監督(笑))の代わりを招へいできるように総合コーチ職(という名の監督代行)を用意しておいた方がいいですよ(ギャハ)。
というわけで、大方の予想通り、権藤コーチが辞めました。そして大方が想像している通り、辞めたのではなく半ば辞めさせられたのだと推測できるでしょう。
その推測をしたくもなる理由、それがジョイナス監督との衝突。もう試合中にやるなよと言いたくなるほどひどいものでした(新聞の記事にもなったほど)。しばしば投手起用で大揉めに揉めた、それが理由だと思います。
たぶん決定打になったのは、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第5戦、あの巨人が劇的サヨナラ勝ちを収めたあの試合。ジョイナス監督は三振を取れる投手(誰のことを指しているのかは不明)と思っていたのですが、権藤コーチは巨人が後攻(つまりサヨナラを取れる展開)なので、山井選手と考えていたのだそうな。ところがその起用でジョイナス激怒。その後のインタビューでも「権藤に聞いて」と落合前監督も真っ青の『マスコミカエレオーラ』を噴出していたそうで。
投手起用で揉めたというのは、先述以外の起用法もありまして。
名古屋で中日関係の仕事をしている伊集院光さんが先日「深夜の馬鹿力」で述べていたことを引用要約(一部私の経験も加味)すると、権藤コーチは過去に肩を壊した経験から、投手には長い期間連投させないよう配慮を持って起用したとのことらしい。ところが、ジョイナス監督は野手出身で華麗なファインプレーでも「普通」・「これだけやれるのは当たり前」と言いのけてしまうほどのストイックな人で、どちらかというと型にはめがちで連投やむなしの人。そのために、3点差以上でも浅尾選手(ないしは岩瀬選手)という投げさせ方をしているのだそうな(実際不可解な投手起用はあったし、浅尾・岩瀬両選手の不振やケガは経年劣化だけでなく、ジョイナス監督の起用法にあるんじゃないかと邪推したくなるほど)。まぁ、伊集院さんがレギュラーがなくて苦労した時代にジョイナス監督から「お前が来ると負けるから帰れ」と言われたことを積年の恨みに持っていて嫌っていることから・・・だけのものじゃないとは思いたいけど(苦笑)。
いずれにしても、ストッパー役がいなくなり、ジョイナスの介護はこれから誰がやるのかが気掛かりでなりません。介護が上手くいって優勝戦線に残れる(もしくは優勝奪還まで至れる)のか、はたまた介護できずにチームが空中分解してしまうのか、近日発表される後任に期待が集まりますね。
とにかく、ジョイナス介護お疲れ様でした、権藤さん(爆)。

