
イタヤガイなる貝の刺身(ボイルされた生食用)が売っていたので、これはと思って買ってきた。今回の物は、小柱の部分になります。
珍しい魚の刺身なら何回か紹介しているし、メカジキ・メバルといったものも刺身で食べた私ですが、イタヤガイは初めて。だからこそ気になったのですよ。
イタヤガイは、日本の沿岸各地(北海道南部~九州)に生息し、海外でも中国や朝鮮半島の沿岸部にも生息しているとのこと。水深10~80mの砂ないしは砂泥の底に住み、大量発生すると根こそぎ捕獲されるというのが一般的(ただし、一部地域では養殖もなされている)。この際、鳥取県では、♪貝殻節という新民謡が作られるほどだったそうな。
さて、頂いてみましょうか。
見た感じは、小さいホタテ貝(実際、ホタテ貝のような見た目である)かなと思わせる形。食べてみると、思っている以上に薄味ながら、徐々に甘みが広がってくるオツなヤツですな。柔らかいんですけど、柱の外側にある筋肉の部分が少し硬めになっているので、食感としては、その筋肉部分を楽しむとよろし・・・となりそう。個人的には、美味しかったと思っております。
これを買った次の日にも、値引きされてたのもあって、速攻で買ったもんなぁ(爆)。それだけに飽き足らず、冷凍コーナーにも生食可能なボイルイタヤガイが売っていたので、大型連休用に・・・と思って一つ買っちゃった(ギャハ)。

