2013年08月22日

イチロー、前人未到の域へ

大リーグ・ヤンキースのイチロー選手が日米通算4000本安打を達成しました。
今日の試合の第1打席で三遊間(3塁手近く)を破るヒットで出塁したことで記録を達成しました。本人よりもその周囲で大きく盛り上がっていることを知ったイチロー選手はうれしくて半泣きしそうだったと言っているのが印象的でした。その目は純粋な野球少年の目と変わらなかったですから。


イチロー選手はオリックス時代に1278本、大リーグに移籍してから2722本打ち達成しています。この日米通算というものがクセ者で、日本では張本さん、アメリカでは同じ4000本安打を達成しているピート・ローズさんが価値はないと言って認めていないんですね。
確かにそれはわからんでもないと思うんですよ。張本さんに関しては日本野球単独で3000本打っているという自負から、ピート・ローズさんもアメリカ野球単独で4000本打っているという自負があるから、それぞれ認めていないと言っているのでしょう。それに、通算記録を認めてしまうと、今後様々なプロリーグの記録を認めていくことになり、価値観が薄れてくるという懸念を感じているからなのかもしれません。

でもね、ヒットを打つという技術はどこに行っても変わらないと思うんですね。アメリカと日本の試合数が違うとかそういった細かいところで食い違いが出てくるということなんでしょう。どこに行っても変わらずに打てるという点で私は別の意味で評価できるのではないかなと思います。


この記録は気に食わないという人もいるわけですから、彼らのぐうの音も出させないように、大リーグの中ではトップレベルにあたる大リーグ通算3000本安打を意地でも達成してもらいたいものです。いっそのこと日米通算5000本も狙っていってもいいでしょう。
しかし寄る年波とヤンキースでの起用方法で悩むことになるんでしょうね・・・。このままヤンキースにいればなかなかスタメンで起用されるチャンスに恵まれないでしょうし、逆にスタメンを求めて他の球団に行こうと思ったら、若手の育成を阻害すると言ったマリナーズ時代の発言に矛盾するので、難しいところにいるんでしょうねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)TrackBack(0)