2013年09月25日

苦節16年



ねんがんのAクラスにはいったぞ!



そんな雄叫びが広島県中および広島出身の人達の中で飛び交っていることでしょう。


今日ナゴヤドームで行われた中日×広島の一戦で、広島が中日を破ったため、実に16年ぶりのAクラス入りが確定。それと同時に初のクライマックスシリーズ出場権を確実にしました
これまで投手がよくても打線がダメだったり、打線がいい時は投手陣にケガ人続出・・・と上手いこと実力を発揮できなかった広島。Bクラスに落ちていた間には主力選手(主に共に阪神に行った金本さんや新井貴浩選手など)が出ていったり、世代交代が上手くいかなかったり、監督が数年ごとに変わったりということが頻発していました。まぁ、さすがに最下位があのチーム(笑)のおかげでそう目立たなかったのですが、事態が深刻だったことには変わりありませんでした

しかし、旧広島市民球場からマツダスタジアム(現在の広島市民球場)に変わってから徐々に変化が起こっていたようにも感じます。
前田健太選手や野村祐輔選手をはじめとする若手投手陣の活躍、同じく堂林選手・菊池選手をはじめとした若手野手陣の活躍で徐々に改善の兆しが現れてきました懸念された得点力不足も今年途中から入団したキラ選手の活躍で解消され、かつ既に所属していた外国人選手にも相乗効果を与えるなどいい流れになって行きました
そして、長い間Aクラスに位置していた中日の精度疲労と内紛劇で弱体化したのも大きな要因だったでしょう。高木ジョイナス監督になってからちぐはぐでしたものね。中でも象徴的なのは浅尾選手。いやぁ、昨日も今日もまるで判を押したかのような失点劇。これはかつてのセットアッパーの輝きはもうないわ。


ともあれ、広島のファンも選手も監督・コーチ陣もこれで終わりとは思ってないでしょう
今後は初となるポストシーズンの戦いをいかに切り抜けるかに掛かっています。
まずは阪神をいかに攻略するかでしょう。少々酷な扱いをすることになりますが、前田健太選手を5試合いつでも投げられるような体制にして、要所を押さえられるようにしなけば、まず勝てないというくらい阪神打線は案外強力です。ただ、逆に投手陣は一部を除いてそれほどでもないと思う節も見られるので、打線の繋がりを重んじていけば十分に互角以上の勝負をやっていけると思います。


最後に、中日を倒してくれてありがとうございます(ギャハ)!是非とも下剋上を果たして下さい!


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広島ファンでまだの方、クライマックスシリーズ進出記念に1巻とセットで(ニヤニヤ)!



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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2013年03月18日

WBC2013 日本の野球って素晴らしい

本当は勝って、優勝してからこの言葉を言いたかったけど、最後まで戦った中なら、この言葉が一番だろう。


日本時間の10時から行われたワールド・ベースボール・クラシック準決勝、プエルトリコ代表×日本代表は3-1で惜しくも敗戦となりました。
日本代表は広島の前田選手で挑んだものの、立ち上がりに苦しんだことでプエルトリコ代表に付け込まれてしまい、1回に1点を取られてしまいました。その後は立ち直ったものの、7回表に前田選手に変わって出てきた阪神の能見選手がツーランホームランを打たれ、点差がさらに広がりました
最終盤の8回裏に阪神の鳥谷選手が3塁打を打ったのを皮切りに、中日の井端選手のタイムリーで1点返し、さらに追い風に乗ろうと思ったものの、巨人の阿部選手の打席の際に、山本監督が出したダブルスチールのサインがきっかけで痛恨のミス2塁の井端選手が無理と判断して自重したものの、1塁にいたソフトバンクの内川選手がオーバーランでけん制死になってしまったことにより万事休す。最大のチャンスが断たれてしまったことで、日本の敗戦が決まったと言っても過言ではないでしょう。
この状況はどちらが悪いとも言えるパターンで、正直何とも言えません。自重していまった井端選手もよくないが、状況もわきまえずオーバーランした内川選手も悪い連携プレーが上手くいかなかったことが最大の敗因なのかもしれません。でも、一番はそれだけ運がなかったということ。落ち着いて処理したプエルトリコの選手達の方が一枚上手だったとも言えるでしょう。


正直よく頑張ってくれました。国内組ばかりでメジャー選手が一人もいない(いたのは元メジャー経験者の楽天の松井選手のみの)中、ここまで勝ち上がれたというのは、日本野球の新たなる一歩だと思うし、メジャーに渡った選手達もよくやってくれたと健闘をたたえてくれることでしょう。それだけ日本の野球は世界の野球のレベルの中で見ても高くち密だったとも言えます。
そして何より、アジアの中で唯一残ったということは大きな誇りと思ってもいいでしょう他の3チームは実質カリブ海にある地域のチーム(注:オランダはヨーロッパで唯一残ったチームではあるが、選手の約半分がカリブ海に浮かぶアンティル諸島のキュラソー島出身者であるため)ということを考えれば、この意義は大きいのではないのでしょうか。
今後のドミニカ共和国代表×オランダ代表との対決次第だと思いますが、少なくとも3位は堅いと思います。そしてケガなく終われたことが何よりです。お疲れ様でした。胸を張って帰ってきて下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月29日

記録的無援護脱出も1点て・・・

これまで5試合連続無援護で敗戦投手という記録を作ってしまった日本ハムの武田勝選手。単純計算しても45イニング以上援護なしという傷心(焦心?)モード全開の中で迎えた広島との交流戦。しかも今回は本拠地の札幌ドームファンの多い状況の中でさらに無援護記録を作ろうものなら・・・と思うと、絶対今回負けられないわけですよ。


で、試合は膠着状態。相手の投手が前田健太選手(マエケン)ということもあり、打ちあぐねいていたのだと思います。このままだとホントに無援護が続きそう・・・とさえ思ったほどです。

ヒットは出ても要所で抑えられている・・・という展開が続いた5回裏、意外な人の活躍でその均衡が破られます
稲葉・ホフパワー両選手の連打で1・3塁になったところで、迎えたのが小谷野選手の登録抹消で上って来ていた今浪選手。この選手元々遊撃手だったんですが、内野なら二塁も三塁も守れるという器用な選手。ホント日本ハムってこういう選手多いよね・・・(苦笑)。
正直まだプロ数年の選手なので、打撃面では期待していなかった、しかも相手はこれからの日本を代表する投手になるだろう選手勝負あったなと正直思いましたよ。でも、結果はセンター前ヒットエースマエケンから貴重な1点をもぎ取ったのが、伏兵とも言える選手ですから、野球というのはホントわからない


しかし、その回以降はやはり点が取れない。それだけマエケンの調子がよかったのかもしれないですけど、普通ならここでポンポン打って引きずり降ろせる段階までいっているはずなのになぁ・・・(嘆)。
でも、武田勝選手も要所要所をきちんと抑えていたので、ここで大崩れしなかったのが大きいですね。今まで大崩れしてなかったから今回も大丈夫だと思ってはいたんですけどね。
7回まで投げ切った後は、増井・武田久両選手のリレーで虎の子の1点を守り切り、逃げ切りました。
とにかく、武田勝選手おめでとう。痛みに耐えてよく頑張った。
打線はもっと打てるようになってくれ。1点は厳しすぎる。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)TrackBack(0)