2022年06月22日

劇場版 異世界かるてっと ~あなざーわーるど~を見てきた

SOG03_175343先日、「劇場版 異世界かるてっと ~あなざーわーるど~」を見に行ってきました。写真は、入場特典でもらった冊子今回登場した人物の前日譚を描いたものになっています。



あらすじとしては、2組の生徒達(一部1組の生徒がいるけど、敢えて2組の生徒達と表現)が、ひょんなことから自分達のいる異世界とは違う異世界に飛ばされるというもので、荒れ果てた異世界には同じように飛ばされた2人の男女と謎の眼帯を付けた少女がいましたとさ。


この作品のキーワードは『ウソ』という部分なのかなと。それがきっかけですれ違いが起こって、取り返しの付かない行いが起こりそうになっているという中で、2組の生徒達がどう説得するか・・・というふうでした。

この作品お馴染みのコメディータッチの展開は、劇場版になっても色濃く・・・いや、パワーアップしてる(苦笑)。相変わらず爆裂魔法を打つことしか考えないアイツはトラブルメーカーをいかんなく発揮するかと思えば、謎の眼帯少女に意気投合(まぁ、同じ中二病患者だし(ニヤニヤ))するわ、スティール放てばパンツしか盗れないアイツは、異世界に迷い込んだ軍服の女子に怒りを買うわで散々だったりと、どうも「この素晴らしい世界に祝福を!」のキャラが悪目立ちしているのですけど、彼らの存在無しだとシリアスさが際立ってしまうのでいいエッセンスだったりする

でもね、なぜか目から汗が止まらなかったのよ(特に終盤)爆裂魔法しか打てないアイツは決めるところは決めるし、スティール放てばパンツしか盗れないアイツも最後カッコいいんだぜ。すごく強引だなと思わせるシーンもあるのですけど(苦笑)、2組の生徒達らしいといえば、らしいのよ。そして、異世界に飛ばされた2人の男女と謎の少女の3人が抱えていたわだかまりというのか溝というのか、残っていたしこりが、最後見事に邂逅する様はもう目汗が止まらない(ちょっとネタバレっぽい書き方になったのは申し訳ない)


単純にギャグコメディだったテレビシリーズとは一線を画した、劇場版らしい作りの作品になっています。コメディ作品としても面白いけど、感動ドラマ作品としてもよくできているので、制作会社の新機軸と思って見ると、より深みを感じられるのではないのでしょうか。


なお、1人でいた時間が長かったのにそんなこと微塵も見せていなかった謎の少女がかわいいというのに異論はないよな(ニヤニヤ)?


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Posted by alexey_calvanov at 22:54Comments(0)