2021年12月22日

勉強ばかりしないで、ゲームしなさい

こんなこと言われる日が来るかもしれない。私もそうあってほしいと思います。


先日、とある会社が出した全面広告が話題になりました。それが表題の言葉です。いわく、過去小説やマンガが毒と言われた時代がありました。しかし、現在では人々の糧になっている。同様に、ゲームもプレイ中の試行錯誤により自己成長ができ、オンライン(仮想空間)で全世界のプレイヤーと分かち合うこともでき、人生を豊かにできるのだと。

この全面広告を出した会社は、ゲムトレというところで、『ゲームのオンライン家庭教師』を生業としています。『ゲームのオンライン家庭教師』とは、ゲームプレイを子供達に指南するという、個人的な言い方になりますけど、結構変わった会社だなと思わせます。

この広告、東京メトロ丸の内線新宿駅のメトロプロムナードに掲載されている・・・だけじゃなかったんです。何と、四国新聞の全面広告で掲載されてもいたのです。この四国新聞というのは、香川県の地方紙、そう今年ネット・ゲーム依存症対策条例が施行されたあの香川県です。
なぜ香川県で掲載したのかは、この条例絡みという面もありまして、ゲムトレの社長さんが幼少期にいじめられていた際、ゲームで救われた(これが会社設立のきっかけでもあるのですが)こともあったから、ゲームを悪と定めた香川県の人達にゲームの魅力を伝えられればと思い、今年10月から掲載を考えていたそうです。
しかし、よく四国新聞で載せられたなぁ(四国新聞は香川県の肩を持つとばかり)・・・と思っていたのですけど、案外四国新聞の方々も好意的に掲載に動いてくれたとのことです。


少しでも今回の条例に対して、香川県の人達の認識が変わってくれればと思っております。中国での例も然り、正直よろしくない法律であることは否めません。節度なプレイを心掛けるようお互いが気を付けるようにするべきで、法で縛ることが是ではないと思うからです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)