
このスタジアムは2017年に開場され、サッカー以外にもラグビーの国際試合が開催可能(席が個席になっているため)になっています。それ以外だとイベント会場として利用できる側面もあり、北九州でコンサートを開く場合、最もキャパの大きい会場になる模様です。
北九州は元々北九州市立本城陸上競技場(北九州市八幡西区)に構えていましたが、キャパの問題などJ2ライセンス維持およびJ1ライセンス取得には難しい・アクセス面でも厳しいと判断されたため、スペースワールド内・八幡駅北口などの候補を抑え、現在の場所に建設されました。
なお、スタジアムの名前になっているミクニはワールドホールディングスの傘下に入っている不動産会社で、ワールドホールディングスには、人材派遣会社のワールドインテックがあります。
もう5年経っているとはいえ、中は結構きれいで、潮風による浸食とかはまだ起こっていないようです。

このフェリーは石崎汽船の関連会社(子会社)になる松山・小倉フェリーが運航していて、小倉港から松山港に向かいます。(試合終了後の)21時に出発して翌日の5時に到着とのこと。ただ、一番安い大部屋でも8000円近くするらしい。うーむ。

スタンド最前列からタッチライン・ゴールラインまでの距離が8m、フェンスの高さも65cm(ピッチから 1.24m)しかないので、非常に臨場感あふれるものになっていますが、同時に練習の際にはボールがバンバン飛び込んでくるので非常に怖い(苦笑)。


Jリーグ鳥の会の会長・・・ならぬ怪鳥だそうで。愛想のいいイケメンでしたよ。
なお、後日再びご登場願います(笑)。

この試合も先制された岐阜、それでもすぐに盛り返したんです。
前半29分、畑潤貴選手から渡ったボールを吉濱遼平選手がペナルティエリア内にいた田中順也選手に縦ポンのクロスを入れます。胸でトラップした田中選手はすぐにシュート。キーパーを弾いて何とか押し込んだ1点が、移籍後初得点になりました。やっとTJに点が入った。前半戦最後になってやっとだよ。本人もそんなこと思いもよらなかっただろうなぁ・・・。
その後もさらなる巻き返しを図るものの、北九州が徐々にギアを上げてきているので、その動きに合わせるのがやっとというふうになってしまいました。

このPKで更なる失点かと思ったら、久しぶりのスタメンで、かつ先程失点したことを生かしたのか、大野選手が奮起。PKストップを果たし、勝利の女神を振り向かせようと躍起になったのです。
それでも勝負の女神は岐阜に微笑んでくれないどころか、残酷な仕打ちをしてくれます。
試合終了間際の後半44(89)分、フレイレ選手のバックパスが読まれ、一気呵成で攻めた北九州のイレブンに気迫で押し込まれてしまい、万事休す。2-1の逆転負けを喫しました。
でも、大野選手は責められない。実質失点は1点だけ。厳しいとはいえ、無用なPKを与えた時点で負け確定だったのかもしれません。だから、大野選手は落ち込まず、前を向いてほしい。とはいえ、キックの精度は向上させようね(ニヤニヤ)。
前半戦終了になるこの試合で、3連敗と非常に厳しい展開になっている岐阜。昇格圏内(1位と2位)との勝ち点差は13となり、もはやこれまで・・・の展開にもなってしまいました。恐らく終戦と言っても差し支えないかなと。
間違いなく言えるのは、この状況で後半戦に向かうことはとても怖い。連敗街道まっしぐらになるとは思わないものの、去年・一昨年の順位だった6位になれるかも怪しい。ホントに来年J3のチームが20になったら、JFLとの入れ替え戦に突入するでしょう。そこの候補になってもおかしくない。そう思えてなりません。
さて後半戦最初の相手は、カマタマーレ讃岐。三浦俊也元監督時代に逆転で負けた相手。勝たないといけない相手に勝てなかったツケが、ここまで響いているなんて、あの時には予想だにしていなかったですよ。今度こそ勝って、そのツケを少しでも取り戻そう。終戦とは言ったけど、最後まであきらめの悪いチームだと言われてもいい。思い切り引っ掻き回してやりましょう。銀河系集団のプライドに賭けてでも。
次回以降、スタメシの紹介とかをしていきます。

