2015年12月24日

にわかに信じられない

中国のとある研究院が、12/18に2015年の「定年退職後に住みやすい都市ランキング」を公表しました。これは、中国国内の38都市を対象に、健康や医療・交通の便の良さ・住環境・社会の公平性などからランク付けしたものです。


その中で、トップだったのは広東省にある珠海(チュウハイ)市2位は同じく深圳(シンセン。センは土偏(へん)に川)市、3位に首都の北京市が選ばれました。
ところが、この発表のあった2日後に深圳では人災と認められた土砂崩れが起こり、北京ではご存じの通り、深刻な大気汚染が起こっています。正直、とても定年退職後に住みやすい都市というのには無理があるのではと思えてならないんですよねぇ・・・。
もちろん、深圳に関しては今回起こった事故さえなければ、経済成長では香港を抜いて1位になった経緯もあるため、活気の面ではいい部類に入っていたのでしょう。しかし、北京に関しては、交通の便はよくても深刻な環境破壊が起こっている現状を考えると、3位というのは苦しいのかなと、門外漢な私でも思ってしまう。

実際、上海市の市民からは、「悪い冗談だろう」と思われる始末下手をしたら国の印象操作とも受け取られかねない内容だけに、もう少し明確な基準を知らせて、なぜこの順位になったのかを説明できるようにしないといけないですね。


ちなみに、日本で同じようにランク付けしたら、東京は1位になれるものなのかしら確かに交通は便利なんでしょうけど、環境面は夏の暑さで厳しい評価を受けそうな気が。同様に大阪も名古屋も京都もそうなるかもしれない。となると、札幌とか福岡あたりが上位になってくるのかいねぇ?いや神戸や横浜も捨てがたい・・・。うーむ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)