2024年02月12日

ちょっと金山に行ってくる!⑨

SOG03_151122この話もいよいよオーラス。最後は、カレーを紹介していきましょう。やっと食べられたのよ(苦笑)。


一つは、赤い屋根の喫茶店「駅舎」の「スリスリりんごカレー」
駅舎というお店は、五所川原市金木町にあり、太宰治さんと係わりのあるところでもあります。建物は太宰治さんの作品である「津軽」で登場し、名前の通り津軽鉄道芦野公園駅の駅舎として使われたそうです。なお、2014年には登録有形文化財に指定されています。
そんな喫茶店のカレー、青森県産のふじを1/2使用しております。今回は中辛ですけど、辛口もあり、実際後で見掛けた(泣)。



こちら、カレーというふうよりもりんごをすりおろしたものをぶっ掛けていると言ってもおかしくない(ニヤニヤ)。それでもかろうじて残っているスパイシーな味わいがカレーとしての存在感を示してるんです。りんごをすりおろしたものをぶっ掛けているだけだったら、ご飯に合わないだろうなぁ(汗)。ちゃんとカレーのレゾンデートル(存在意義)を残していたから、ご飯に合うんです。<何言ってるんだ、コイツ。
ただ、一度食べたら忘れられない味ではあります。現地に行って食べるもよし、今回のようにレトルトカレーを見掛けたら買って食べるもよしです。


SOG03_161933もう一つは、NEXT LEVELの「ファイターズスープカレー」。北海道といえば、「スープカレー」。そして北海道といえば、北海道日本ハムファイターズですよ(ニヤニヤ)。
こちらは、日本ハムと奥芝商店とのコラボ商品で、製造もベル食品と北海道に関連している北海道尽くしの商品になっています。もちろん、食材も北海道産で、鶏肉・にんじん・じゃがいも・利尻昆布エキスがそれにあたります。



スープカレーということで、シャープな辛さが印象的ではあったのですけど、昆布から出てくる味のまろやかさによって、単純にシャープな辛さというふうではなく、まろやかさと合わさって複雑な味わいに仕上がっています具材もしっかり味が染み込んでいて、どれも美味かったです。


東北は行く機会はあるんですけど、北海道がなかなか無い。エスコンフィールド行く目的でまた北海道に行ければいいんですけど、そうチャンスは巡って来ない(爆)。いや、狙えば行けるかな。狙えば・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2022年11月09日

エスコンフィールド、来年の開幕使用に黄色信号?

2023年のプロ野球開幕と合わせて運用開始予定の北海道日本ハムファイターズのホームグラウンドであるエスコンフィールド北海道。この球場は北海道北広島市にあり、札幌市からは少し離れたところにあります。また駅からも遠いということで、新駅の建設も予定されているとのことらしい。いずれにしても、札幌ドームよりも使い勝手のいいかつ選手にも優しい、天然芝で自動開閉装置の付くドーム球場になるのだそうです。


そんなエスコンフィールド北海道の開幕使用ができなくなるかもしれない事態に陥りました。球場の設計に問題があったのです。
公認野球規則にはいろいろな規定が定められているのですけど、今回問題になったのは、ホームベースからバックネット側のファウルゾーンの広さ公認野球規則2・10によれば、「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレーの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18.288m)以上を必要とする」という規定があります。しかし、エスコンフィールド北海道はホームベースからバックネットまでの距離が15mしかなかったのです。
どうしてこんな設計になったのかというと、設計に関わっていたのがアメリカの会社で、大リーグの球場設計を行っていたからです。昨今の大リーグの球場は、迫力をより見せるためにバックネットをせり出す傾向があったようで、しかも大リーグの規則では、同じようなルールの記載はあれど、『必要とする』ではなく『勧める』という文言になっているのだそうです。実は、日本の公認野球規則は、大リーグの規則を翻訳したものになっており、翻訳の過程で『誤訳』された可能性もあるのです。


とはいえ、北海道日本ハムが、公認野球規則を知らなかったわけではなく、設計業者にあらかじめ日本のルールを知らせていれば、今回のようなことにはならなかったはずです。その点では北海道日本ハムに落ち度があると思います。
しかし、公認野球規則が『誤訳』だったということになれば、この規格外球場でもOKということになり、無事開幕まで間に合うというふうになるでしょう。
直すにしても、95%まで建設が完了している中での修正は、かなり紛糾するでしょう。そのことを思えば、今回は不問にして例外を認め、今後公認野球規則を改訂して、『勧める』という文言に入れ替えるという手続きを踏むべきでしょう。


個人的には、球場の現状設計を認める代わりに、北海道日本ハムは何らかの罰則を負うというふうにすれば、一応解決になるのかなと思っています。これが一番の落としどころとして、日本野球機構と他の11球団と北海道日本ハムとの折り合いが付くのかなと。


北海道日本ハムは、今回の件は反省しなさいね。次同じことをやったら、たぶん許されないでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2022年09月29日

【さようならBIGBOSS】なるほど、そうきましたか【こんにちわSHINJO】

9/28に行われた北海道日本ハムファイターズ×千葉ロッテマリーンズの一戦は、札幌ドームとして行われる最後の試合になりました。来年からは、日本ハムは北広島市にあるエスコンフィールド北海道に移転します。開閉式の屋根を持った天然芝の球場ということで、維持管理が大変そうですけど、エンタテインメントを追及した新球場とのことなので、是非とも行ってみたいですね。
まぁ、こうなったのも札幌ドームの運営の怠慢に他ならないのですけど、この話は置いておきましょう(苦笑)。


今回札幌ドームでBIGBOSSこと新庄剛志さんが、重大発表するということをSNSで発表していました。今年の日本ハムの成績は惨憺(さんたん)たるものだったので、すわ退任会見じゃないのかと色めき立った人もいました


そしたら新庄さん、BIGBOSSの名の入ったユニフォームをマウンドに置いたんです。やっぱり退任か・・・と思ってたら、真新しいSHINJOの名の入ったユニフォームを着ているではありませんか。そうです、BIGBOSSの名は今年までで、来年からは本名で指揮を執りますよという意味だったのです。なーんだ、来年もやるのか。<このニュアンス、どう捉えればいいのですか?


・・・まぁ個人的には、お試し期間は終わったよと言いたいですね。恐らく(育成選手を除く)所属していた全員を1軍で使ったのではないかなと思いますから、誰が使えて誰がレギュラーとして来年やっていけるかを十分に探れたんじゃないかと思います。そして、何が足りないのかもわかったと思いますから、ドラフトなりトレードなりで補強すると思います。たぶん過去の日本ハムの動向と台所事情からフリーエージェントを積極的に獲らないと思いますし、逆に出す方に一生懸命になる可能性もあります。昨年オフにはノーテンダー(再契約の場合は大幅減俸で臨む方式)を噛ませている球団なので、何人かいるんじゃないかなと思えてなりません。だって、来年の開幕投手を加藤貴之選手とはっきり言ったということは、エースなはずの上沢直之選手に何かあると思わない方が不思議(汗)。


ともあれ、来年にとって新庄監督にとっては正念場になるでしょう。ここで新庄監督が言っていた『2位も6位も同じ』という自身が言っていた順位になってしまったら、自身のクビがどうなるか。来年は新球場と共に目が離せなくなりますね。嫌な意味で(苦笑)。


・・・新庄監督には頑張ってほしいんだよ(泣)。変な雰囲気に流されたくないんだよ(大泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2021年08月20日

中田翔、巨人に

いきなりの急転直下な出来事で、驚かされた方々も多かったことでしょう。
北海道日本ハムファイターズに所属していた中田翔選手が読売ジャイアンツにトレードされることになりました。移籍期間ギリギリの中で決まったこともさることながら、トレードの経緯もかなり異例なのです。

まずトレードというのは、基本的に1対1ないしは複数対複数が多いですけれども、大物選手を獲得したい場合は、1対複数という例も無くは無いです。ただ、日本でのトレードは、戦力外ないしは戦力としては不十分な選手の入れ替えという印象が強いですね。
そのためか、金銭トレードという方法もよく採られます。この場合は、選手を獲る代わりに一定金額を放出する球団に支払う格好になります。言葉は悪いですが、人身売買ですわな(苦笑)。
しかし、今回採られたトレードはいずれのケースでもなく、無償トレードというものに。選手は出すけど、対価はいりませんよという、非常にまれなケースです。当時ダイエーホークス(現在のソフトバンクホークス)に所属していた小久保裕紀さんや東北楽天ゴールデンイーグルス設立の経緯で出たくらいだよね・・・と思って調べてみたら、結構あるな(爆)。


じゃあ、何で無償トレードなんてことになったのかというと。
今年はオリンピック開催中はプロ野球が中断されていました。その間も選手勘を養うためにエキシビジョンマッチ、つまり練習試合をこなしていたんですよ(そんなことをやっていたのも初めて知りましたよ)。
そのエキシビジョンマッチで事件が起こりました。
8/4の横浜DeNAベイスターズ戦試合開始前に中田選手がチームメイトに暴行を振るっていたのです。被害選手の言葉に中田選手がキレたのが原因ではないかと言われてましたけれども、後の球団発表では被害選手には落ち度は無く、中田選手が突発的にキレたとのことだそうです。この日の試合では、ヒットを放っていたものの、代走を出される格好で途中交代になり、そのまま自宅謹慎処分となったのです。
その後の調査により、中田選手は野球協約などの規則に則り、無期限の公式戦(1軍・2軍の)試合出場停止処分とされ、チーム練習への参加は禁止、球団施設などでの個人練習は可能なもののユニフォーム着用はできないというかなり厳しいものになっていました。
公式戦再開後、栗山英樹監督が中田選手の今シーズンの復帰は不可能であることや来年以降も選手として復帰は難しいことを漏らしたため、今シーズン終了後に退団かとも言われていました。
そんな中で、巨人の原辰徳監督が獲得に意欲を見せ、急転直下で電撃的にトレードが成立したのです。原監督曰く、「(前略)過去、現在、未来全てを共有する覚悟で、ジャイアンツとしてはもう一度チャンスを与えるべき(後略)。(前略)(中田選手)自身の過ちにおいてしっかりと謝罪するところから始めよう」とのこと。そして今日、謝罪会見も兼ねた入団会見に至ったわけです。

ただ、謝罪会見はあくまで巨人の球団で行ったものであって、日本ハムで行ったものではないのです。そして日本ハムは今回の件に関しては、ほとんど語っていません栗山監督の反省の言葉しか出ておらず、ゼネラルマネージャーのコメントは未だ無し。いやはや、こんなに隠蔽体質な球団だったかなと結構訝しがって見ておりますわ・・・。一昔前に親会社の日本ハムが牛肉偽装事件で苦しんだ経緯を忘れてしまったのではないかと思わされていますよ。


実のところ、日本ハムには差別疑惑も挙がっておりまして・・・チームメイトに差別的な発言をしているのが、球団の上げた公式動画から発覚しまして、現在も絶賛炎上中これも公式のコメントが一切無いのよ。中田選手の問題共々、うやむやにされないか心配ではあります。そう、中田選手は巨人に移籍したことで、『無かったことにされる』可能性も無くは無いのです。


ただ、最悪の状況でスタートしている事実は変わらない背負わされた10という番号は、現在2軍で監督を務めている阿部慎之助さんの現役時代の番号だったもの。中田選手の入団会見で述べていた「本当に皆さんに迷惑をかけてしまったこと、本当に反省しています。(被害選手)本人にももちろんそうですし、ファンの皆さんに対しても裏切ってしまったということに対して、すごく後悔だったり、本当に反省しています」が本当にそう思っているのか、日本ハムのゼネラルマネージャーの前で泣きながら述べた「野球をやめる覚悟はある」というのも本当なのか。それこそ1軍昇格のために必死になってやるしかないでしょう。私自身は、今年1軍帯同までなら御の字だと思っています。それだけ酷い成績(.193 4本)なのですよ。


もし今シーズン十分な成績を残せなければ、かつ素行不良な面が垣間見られたら、即刻切られるでしょうね。「巨人軍は紳士たれ」という球団訓があるくらいですし、原監督自身も「仮に繰り返すようなことがあるならば、そこは私が断を下します」とも述べている。もう後が無いのです。


中田選手の今回の謝罪会見を日本ハムで開かなかったこと(この点は、球団がやらないように提言した可能性もある)、日本ハムの球団の対応のお粗末さにはファンとしてでなくとも非常に残念で、怒りと不満があふれそうになっていますけど、本人が新天地で変わると思っている限りは、その思いをぐっとこらえようと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2021年03月22日

ドラクエウォーク、パリーグとコラボする

Android・iOSで配信中の「ドラゴンクエストウォーク」。現在は「ドラゴンクエストⅦ」とのコラボイベントが開催中です。
そんな「ドラゴンクエストウォーク」が、パリーグ6球団とのコラボイベントを開催することが発表されました。唐突なコラボ発表にちょっとびっくりですわ(苦笑)。
各球団1試合ずつが対象になっており、5月~6月と長丁場になっています。丁度交流戦にも掛かるのね。

そのスケジュールはというと・・・、


5/8 千葉ロッテマリーンズ×オリックス・バファローズ(ZOZOマリンスタジアム)
5/16 オリックス×埼玉西武ライオンズ(京セラドーム大阪)
5/30 福岡ソフトバンクホークス×読売ジャイアンツ(PayPayドーム)
6/12 西武×中日ドラゴンズ(メットライフドーム)
6/13 北海道日本ハムファイターズ×横浜DeNAベイスターズ(札幌ドーム)
6/27 東北楽天ゴールデンイーグルス×ソフトバンク(楽天生命パーク宮城)



となります。


このコラボイベントでモンスターが各球団の臨時マスコット的な存在になり、以下の通りになります。


ソフトバンク:じごくのよろい
ロッテ:ミニデーモン
西武:キングレオ
楽天:ゴーレム
日本ハム:スライムナイト
オリックス:ヘルバトラー



その他スラミチを軸にしたコラボグッズも販売予定とのことなので、今後の情報に期待したいところです。


もうすぐプロ野球が開幕する中で、この話題が出てくるとは正直思いませんでした。まだまだコロナ禍の影響を受ける中での開催になりますが、盛り上がりの一助になることを期待しております。


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Posted by alexey_calvanov at 22:32Comments(0)

2020年11月21日

秋田でのあれこれ④

SHV47_0633さて、セリオンのエレベーターで標高100mのところまでやって来た
その展望台から見た景色が、こちら。沈みゆく夕日と秋田港にある風車とのコントラストが素晴らしい。晴れた日に行きたかったなぁ・・・。



SHV47_0634こちらは東側からの風景。
見てわかるかと思いますが、秋田港の貨物駅になります。今でも流通の拠点として使われているのです。
なお、臨時で秋田港に向かう列車が運行されることもあるそうな。常時運行で、セリオンの観光客を呼び寄せられんものかねぇ・・・。



SHV47_0635こちらのイーゼルは、去年(2019年)開催された「全国豊かな海づくり大会 あきた大会」に参加したさかなクンが描いたもの
あんな格好をして、ギョギョギョとか言ってますけど、東京海洋大学の教授なんですよ。しかもかなり専門的なことをやっているそうで。



SHV47_0636そして、思わぬ副産物、北海道日本ハムファイターズの吉田輝星選手が書いたサイン



SHV47_0637そのサインは、先程紹介した東側の秋田港の貨物駅から見える景色で撮れます
撮る際のコツも紹介しているので、誰もが簡単にベストショットが狙えますよ(ニヤニヤ)。



この後は1階に戻り、土産を物色して、そろそろ次の目的地に・・・と思い、近くのセブンイレブンで飲み物を買っていった以外は、ほぼ同じルートを通って土崎駅に戻ってきました
今度は、この駅から秋田駅を経由して、別の目的地に向かいます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2020年11月20日

秋田でのあれこれ③

SHV47_0628うどんを食らって、さて展望塔に・・・と思っていたら、こんなものがあった。
2018年に北海道日本ハムファイターズに入団した吉田輝星選手の入団記念サインが置かれていたのだ。実は、吉田選手は仮入団の会見をこのセリオンで行ったのだそうで。そういえば、高校は金足農業高校だったなぁ。あの年金足旋風で大活躍だったんだよ。



SHV47_06280ちょっと近付いてみた(笑)。
当時の模様が写真で残されています。



SHV47_0629さらに近付いてみた(爆)。
こちらは、仮契約の時に敷いていた布にサインをしたものです。



どうやら、吉田選手は展望塔にサインを残しているとのことなので、登ってみてみましょうか。これは思わぬ副産物ですわい。


SHV47_0631エレベーターの前にセリオンの模型があったので、思わずパチリ。

ここでセリオンの説明をば。
セリオンは、正式名称を秋田市ポートタワーといい、1994年に第3セクターが運営する塔として開業第3セクターの運営悪化に伴い、2007年から秋田市の所有になりました。
2010年から道の駅あきた港としての運営も開始し、2011年には周辺も含め、秋田県初の恋人の聖地として認定されました。

今でも秋田港の観光名所として大勢の観光客がやって来ます。秋田駅からバスで行くこともできるのですけど、本数が少ない・電車より運賃が高いので何とも。ゆえに遠くにあっても電車がマシなのです。
でも、秋田港からフェリーが出ている関係上、深夜バスの起終点にもなっており、夜にここからバスに乗るのもいいかもしれません。というのも、セリオンからの景色もさることながら、セリオンのイルミネーションがきれいなんですね。



SHV47_0632セリオンの模型の中にあった、私立恵比寿中学のサイン色紙。何であるんだろうと思ったら、秋田県大使・あきた美の国ガールズなんだって。
2016年のものなので、当時のメンバーのサインが拝める貴重な場所なのかもしれません。



さぁ、この後いよいよ展望塔に向かいます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(0)

2019年09月25日

長期政権には必ず弊害が出る

つまり、今が辞め時


北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督が辞任の意向を固めていると報じられました。
栗山監督は2011年に監督に就任し、2012年から8年間指揮をしてきました。その間日本一1回・リーグ優勝2回、Aクラス入りは5回という成績を収めています。中でも若手の育成に定評があり、二刀流で名を馳せている大谷翔平選手(現ロサンゼルス・エンゼルス)をはじめ、中田翔選手・西川遥輝選手・中島卓也選手を主力に育てた監督でもあります。
今年もオリックス・バファローズから金子弌大(ちひろ。千尋から改名)選手や台湾プロ野球界から王柏融選手を獲得するなど上位を窺えるだけの実力は持っていたものの、投手陣を中心にケガ人が相次ぎ、8月の大敗をきっかけに再構築の出来ないまま下位に沈んでしまいました一時期は上位に上がってはいたけど、ケガで実力を発揮できないのが仇になったなぁ・・・。

ということもあり、栗山監督は辞任の意向を固めたものの、フロントは編成面での不備であり、球団側に責任がある、栗山監督の手腕は評価しているとの理由で慰留するとのことです。


・・・いやね、正直もう辞めてもいいと思います。本人が辞めたいと言っているのなら辞めさせるのが第一なんですけど、何より長期政権になっていることが心配なんですよ。一度や二度の落ち込みはあるとはいうものの、長期政権で何度も優勝を重ねていれば、まだ留飲は下げられます。しかし、Aクラス5度ではあるものの優勝を重ねたわけではないここ数年はAクラスとBクラスを行ったり来たりしている。戦力は安定しているのに順位が安定していないのは、やはり監督・コーチ陣の問題だと思うんです。
さらに長期政権の弊害としてメンバーが固定化されかねない懸念も出てくるんですね。つまり新陳代謝が上手く機能しない点です。日本ハムの場合は高くなった年俸と選手の活躍の度合いを分析してフロントが放出するか否かを決める仕組みのようですが、長いこと政権にいるということはそのあたりの人事権を握っていてもおかしくないわけです。つまり、自分の好みやイエスマンで固めてしまいかねない傾向が出てしまうのではないかと。打てないのに4番に据えられることの多い中田選手がその象徴のように思えるのです。私は中田選手好きですけど、活躍が見込めない選手を4番に据えるのは反対です。本気でチャンスに強い選手を獲るべきだし、育成すべきなのにね・・・。
投手陣の育成も難ありということも考えると、個人的には潮時だと思います。来年は投手の再建をできる監督にするかチャンスに打てる選手(一番はパワーヒッター)を育てられる監督を据えるべきだと思いますわ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)

2019年09月04日

寅さん「それをやっちゃあおしめぇよ」

阪神ファンに言われたくないわ!<煽らない!フーテンなあの方のセリフ!
そんな嘆き節を言いたくなるのは、今日行われた千葉ロッテマリーンズ×北海道日本ハムファイターズの試合

序盤に先制した日本ハムは、久しぶりの勝ちパターンの継投策で逃げ切ろうかな・・・としていた時に迎えた終盤8回裏に落とし穴が待っていました。まぁその前の6回裏、井上晴哉選手に外角の球を流し打ちでホームランされた時点でヤバい雰囲気は漂い始めていたんですけどね・・・。


さて、その8回裏1アウトで、去年日本ハムから移籍した岡大海(ひろみ)選手の打った当たりはボテボテの三塁ゴロ。しかし、それを横尾俊建選手がファンブル。嫌な選手をランナーとして出してしまった・・・。
そしてそこに鈴木大地選手のヒットで岡選手が三塁まで進み、守備としては最も嫌な1・3塁のポジショニングを取られてしまいました
ここで向かえたマーティン選手を遊撃ゴロで抑えたまではよかった。しかし、その球を受け取る二塁の渡辺諒選手がポロリこの間に三塁の岡選手がホームインを果たし、同点にされてしまいます。

8回裏は同点にされるところで終わり、9回裏を抑えれば、延長戦で逃げ切れるんじゃないかという甘い考えを持っていたかはわかりませんが、そんな考えを持ってたんじゃないかと思えるほど今日の日本ハムは甘ったるい雰囲気に。2アウトまで追い込んでいたにもかかわらず、下位打者である田村龍弘選手にサヨナラ2ランを浴びてしまいました。


うーむ、もうね、勝てると思っていたんじゃないのかな。だから気が引き締まらないで8回を迎えたんだと思う。その間に追加点を取れるチャンスがあったのに取れなかったのもそれが原因じゃないかと。試合は最後まで何が起こるかわからないのですから、最後まで気を抜かず、最後まで1点を取れるように、最後まで無失点で抑えるように頑張るべきなんですよ。それができなかったツケが9回裏に全部吐き出されたんだと思います。繰り返しになりますが、ヤバい雰囲気は6回裏から出ていたそこで抑えられなかったのが、ここまで響いたんだよ。
こんな試合をやってたら、日本ハムは最下位で固いと思うよ。オリックス・バファローズの方が強く思えてきた。8連敗するのも当然。投手も野手も張りが無いんだもの。


この責任は全て栗山英樹監督の長期政権がもたらした弊害の可能性が否めない。代えることでチームがよくなるのかという話も出てくるんだけど、そろそろ栗山監督は変わるべき時が来たと思う。きちんと監督の後釜を育てていないのも気掛かりだけど、来年も栗山監督でいったら、来年も最悪最下位、よくても4位だと思うわ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2019年06月23日

吉田輝星、ナゴヤドームで散る

北海道日本ハムファイターズの吉田輝星選手。先日札幌ドームで行われた広島東洋カープ戦でプロ初先発・初勝利と華々しいデビューを飾りました。
そして2試合目となった今日、ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズ戦で先発しました。敵地での初先発の中で、どんなピッチングをするのか期待していた方も多かったことでしょう。
この日は、CBCテレビとHBCテレビ(北海道放送)でテレビ中継が行われましたけど、吉田選手にとっては散々で、見てもらいたくなかったと思っていたのではないのでしょうか。


今回もストレート主体のピッチングでしたが、変化球がストライクになりにくかったのとストレートそのものも外れることが多かったので、そこを中日打線に狙われてしまったのかなとも思える部分も。序盤で失点し、最終的には5失点。周りの強力なバックアップも生きてこない形になり、独り相撲でマウンドを下ろされた格好とも言えるでしょう。

試練だね。高卒ルーキーだからって甘くはないんだぞというプロの洗礼を浴びた格好になるでしょう。
まずはストレートを生かすためのピッチングを組み立てないといけない。ストレートは素晴らしいので、それを生かすための変化球を早くモノにしてほしい。恐らく途中までストレートと同じ軌道を描くスライダーとスプリットがポイントになるんでしょうけど、早くモノにしろとは言ったものの、モノにするまでにはシーズン終わりまで掛かるんだろうなぁ・・・。

今後どうするかは栗山英樹監督は明言しませんでしたが、2軍での調整は考えているようです。
交流戦も終わり、強力な打線のパリーグとの試合が待っていることを考えれば、一度2軍の調整をしてもいいと思います。ジュニアオールスターを経て、8月の盆明けないしは9月以降にもう1回登板して実力を見極める・・・という流れで出してきてもいいかなと思います。
勝負は2年目。ここでローテーションの一角に谷間の形でも入れれば御の字だと思います。1年目で投げられたことで満足はしてもらいたくないけど、まず1年目で投げられたことを自分の中でいい評価として持ってほしいなとは思います。周りのサポートがあったとはいえ、きちんと勝てたんですから。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(0)

2019年06月12日

吉田輝星、輝かしい一歩を飾る

北海道日本ハムファイターズのドラフト1位ルーキーの吉田輝星選手が、今日プロ初先発を果たしました。2軍で調整をして、やっと1軍のマウンドに立ったのです。ただ、日本ハムのドラフト1位の投手は、必ずと言っていいほど1軍のマウンドに立つのだそうで。まぁ、ダルビッシュ有選手や大谷翔平選手のような超大物だったからなのかもしれないですけど。え、斎藤佑樹?そういえば彼も1年目でプロ初先発だったな(ニヤニヤ)。

吉田選手は、高校時代と同じくストレート主体の投球で広島東洋カープの打線に挑みます。初先発だったので少々緊張しているのか、まだまだ制球が厳しいかなと思えたものの、要所要所はきちんと抑える度胸のよさは、ルーキー離れしているなと思います。
打線は広島の大瀬良大地選手からなかなか点が奪えなかったですけど、1回裏の大田泰示選手の出会い頭のソロホームランと平沼翔太選手から西川遥輝選手までの4連打で稼いだ1点が広島に大きくのしかかってきました。実のところ、日本ハムの後続の投手陣に広島の打線は付け入る隙があった何とか吉田選手に勝ち星をと思っているので、日本ハムの後続の投手陣は相当なプレッシャーだったはず。そこを突いてやれば、1点をもぎ取れたのではないかなと。相手の気迫に飲み込まれて少々淡白な攻撃になってしまったのかもしれません。

結果、日本ハムが2-1で逃げ切り、吉田選手はプロ初先発・初勝利だけでなく、2001年生まれということで21世紀産まれで初めての勝ち星を挙げた選手という記録も残したのです。


よく頑張ったと思います。でも、今回は1人で勝ったわけではなく、皆の奮闘で勝ったんだという意識だけは忘れないでほしいと思います。次は継投する投手陣を楽にできるようなピッチングを行えるようになってほしいです。まだ1年目ではあるのですけど、この位のレベルはできると思っています。
それでもプロとして輝かしい一歩を刻んだんです。心からおめでとうと申し上げたいです。さらなる高みを目指して頑張れ!


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Posted by alexey_calvanov at 22:22Comments(0)

2019年05月23日

アイツやっちまったよ(棒読み)

今日札幌ドームで行われた北海道日本ハム×東北楽天ゴールデンイーグルスの試合。日本ハムが久しぶりに大勝し、連敗を4で止めた試合にもなりましたが、すごい試合になりましたね・・・。


この試合、中田翔選手の2ランも飛び出したんですけど、注目は伏兵の杉谷拳士選手スタメンにはなかなか定着できない中でもユーティリティープレイヤーとして存在感を発揮してはいます。しかし、打力の面ではお世辞にもいいとは言えず、打率.224(2018年までの成績の平均)がそれを物語っていますホームランも通算8本と長打力もあるわけではなく、年間で3本が最大なんですね。

ところが、この日は大当たり。4打数2安打4打点と大勝に大きく貢献したのです。しかもド派手に。
2打席凡退(うち1打席は犠牲フライとなり1打点を挙げている)で迎えた第3打席、フルカウントで粘った10球目に打った当たりがスタンドギリギリで入った今季1号ソロアーチとなりました。この時打ったのは右打席。覚えておきましょう(笑)。
そして第4打席、3点差に迫られた中で放たれた強引とも言える引っ張った(恐らくインコースだと思う)当たりは、スタンド前列に吸い込まれました今季2号はチームを勢いに乗せただけでなく、自身左打席で打ったホームランとなり、史上19人目・42例目の1試合左右両打席本塁打という記録がおまけで付きました(ニヤニヤ)。


実のところ、この1試合左右両打席本塁打って相当すごい記録で、そうそうたるメンバーなんですよね(汗)。基本的には大打者が多く、1番バッターだったりクリーンナップを担うような選手が取るような記録なんですよ。杉谷選手が偶然で取るような記録じゃないんです(ホメ言葉)。
それでも気を良くしたのか、ヒーローインタビューの際には、かつて日本ハムにも在籍した同記録の保持者(9例、うち日本ハムで4例アリ)でもあるフェルナンド・セギノールさんをもじって、スギノールと呼んで下さいと呼び掛けるほど。2回共ホームラン後に他の選手達からハイタッチされなかった選手とは思えないコメントだね(ニヤニヤ)!ああ、かわいそう(棒読み)とか思った私がバカだった(ギャハ)。


でも、これで一皮むけてほしいですね。若手とはいえ、もう9年目の選手。そろそろどこかのレギュラーをゲットしてほしいです。守備に関しては悪くないと思うので、打撃の部分だけなんですよ。今回の両打席本塁打をきっかけにして勝負強さと確実性を増してほしいなと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2018年12月25日

珍しい引き方

北海道日本ハムファイターズの田中賢介選手が今シーズンの契約更改の会見の際に、2019年シーズンをもって引退することを発表しました。


田中選手は、2000年のドラフトで2位入団。主に二塁手として出場していましたが、レギュラーを獲得するのは2006年以降で、その頃から守備が安定し、持ち味だった打撃も生きてくるようになりました。
2012年オフに大リーグ挑戦を表明し、2013年・2014年と大リーグ(2014年はマイナー契約)に在籍していたものの、奮わなかったため、2015年より再び日本ハムに戻ってきます
ここ数年は、若手育成という大義名分もあって、代打での登場が多くなってきたものの、守備に衰えはあまり感じられなかったと思いますし、打撃のセンスも一時期ほどではないにしろまだまだ存在感はあったと思います。

総じて派手な選手では無かったものの、安心感と安定感を兼ね備えたいぶし銀のような選手だったかなと。二塁を守らせるなら田中賢介・・・そう言っても過言ではないでしょう。


しかし、契約更改後の会見の席で引退発言をするとは思っていませんでしたわ。大リーグではよくあることだそうですが、日本球界では恐らく早々ない。SHINJO(新庄剛志)さんの引退の時もそうですけど、日本ハムはサプライズで引退を表明する傾向が定期路線になりつつあるのか(苦笑)。


来年が最後の年になるということであれば、まず達成してほしいのが1500本安打(日本での通算成績のみで見たら)あと40本なので、ケガさえなければ達成できると思います。


もう東京時代を知っている選手は田中選手を入れても3人くらいしかいないのか。そう思うと東京ドームで試合を行う意味を知るファンも段々減ってくるのかなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2018年12月20日

さらば、スシボーイ

北海道日本ハムファイターズのレアード選手の退団が決定的になったそうです。
そもそもレアード選手は、今年の成績があまり振るわない(.233 26本 65打点)という点が契約上のネックになっていました。それで契約更新(金額面の交渉も含め)をしたいと言っても、難しかったのでしょう。
そして、日本ハムは(レアード選手の成績を考えて)新しい外国人にシフトしたいというふうに考えてもいたようです。その象徴が、王柏融選手。ポジションは外野手ですが、台湾球界では4割以上を打つ最強バッターの異名を持ち、日本でどのくらい活躍できるか期待が持たれています。まだ25歳(レアード選手は31歳)と伸びしろがあります。
王選手以外は全て投手で、1軍の外国人登録枠4人を超えて5人、先程の王選手を入れると6人になります。結構熾烈な争いになるでしょうし、ほとんど30歳以下です。


まぁ、日本ハムが選手に対してドライとも言える関係、かなり緻密なデータの下に導き出されているので、人気のある選手でも、成績がいい選手でも、突然おしまいとなることもあれば、もうダメだろうと思われる選手でも残っているんですよね(苦笑)。もちろん、功労者に当たる選手は残っているとはいえ。あ、もうダメだろうと思われる選手が誰なのか詮索しない(ニヤニヤ)。


まだまだレアード選手なら、他の球団でもう一花咲かせることができるんじゃないかと信じております。三塁が手薄になっているあのチームとか、どうでしょうかねぇ?


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)

2018年06月12日

残念だけど、もうあきらめよう

しっかり見なくとも、この内容は酷いなぁ・・・。


今日行われたプロ野球交流戦、北海道日本ハムファイターズ×阪神タイガースの試合、日本ハムは先発が斎藤佑樹選手とのことなので、皆が注目したのではないのでしょうか。
意外にと言うと失礼なんでしょうが、今回先発は2回目前回は千葉ロッテマリーンズ戦だったのですが、3回と2/3をノーヒットながら8四死球といういいのか悪いのかわかりにくい内容だったのね。ノーヒットなのはいいんだけど、8四死球というのはコントロールが定まっていない証拠。今回は、この流れが改善できているのかというのがポイントになってくるんでしょうね。

そんな試合は、斎藤選手の独り相撲という最悪の結果に。自分のパスボールで塁にランナーを溜め、内野安打を放たれて失点。確かに内野安打での失点は不運だけども、止められる失点でもあったはず。パスボールを出さなければ防げた失点でもあるんですよ。
4回表には2本のホームランを浴びて5失点を食らい、ここで万事休す。このシーンも独り相撲が招いた結果なので、もうどうしようもないです。最初のホームランの際に彼を変えなかった栗山英樹監督をはじめとする首脳陣にも責任があるでしょう。そうすれば、もう少しプレッシャーを感じずに逆転劇を演じれたかもしれないのに・・・。厳しい言い方になりますが、全て斎藤選手の独り相撲が招いた敗戦だったとも言えるでしょう。あなたの投球が、選手のやる気を削いだんです。


もう吉井理人(まさと)投手コーチが引導を渡さないといけないところまで来ましたね。斎藤選手に引導を渡すよう栗山英樹監督に進言する、または吉井コーチ自身が引導を渡して下さい。まだ認めているとのことですが、もうダメです。
今まで私はどちらかと言うと斎藤選手には頑張ってほしいと擁護的な言動をしていましたけど、30歳になってこの投球なら、今までもこれからも変わらないのでしょうと言うしかないでしょうね・・・。


これはDAZNで詳細を確認したいなぁ・・・。こういう時にDAZNに入っていると見られるからいいのよね(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2018年05月09日

これからもセリーグでも、大リーグでもありません、パリーグです!

今日のプロ野球は、すごいことが立て続けに起こっています。どちらもパリーグの試合なのが印象的です。


まずは、メットライフドームで行われた埼玉西武ライオンズ×福岡ソフトバンクホークスの一戦内川聖一選手の2000本安打が掛かった試合になりました。
しかし前日まで11打席連続無安打の中で迎えたこともあり、今日の試合も3打席凡退になっていました。
それでも第4打席にドラマが待っていました。西武2番手の武隈祥太選手から右への流し打ちがセンター前ヒットになり、見事2000本安打に。王手を掛けてから15打席目でやっと達成、そして史上51人目の達成者になりました。

2000年のドラフトで当時の横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)に入団。1年目から1軍に帯同しながらも、レギュラーを得るまで苦労が続き、8年掛かってやっと得られる格好になりました。そこからはワールド・ベースボール・クラシックに出場するなど強打者として定着し、遂にはフリーエージェントを行使して、故郷大分に近いソフトバンクに移籍することになりました。
ソフトバンクでは2017年にケガで出場数が少なくなった以外はほぼフル活動で、チームの中堅として活躍しています。そんなこともあり、今回の記録はDeNAのラミレス監督、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督に次ぐものとなりました。
まだ35歳、今後もレギュラーに定着できれば、2500本や3000本も夢ではないと思います。ケガだけに気を付けて頑張ってほしいものです。


そしてもう一人、未来のヒーローになる選手にも大きな話題が飛び込みました。
北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手が、京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ×北海道日本ハムファイターズの一戦で、プロ初のホームランを放ち、原辰徳さんの記録を破る7試合連続安打となりました。
1軍デビューから1安打ずつとはいえ、着実に積み重ねられる点や1年目なのにクリーンナップを任されるというところでも、これまでの選手と違う、大物になるのではないかと感じさせるものを持っています。
まぁ、1本出れば、この先楽になるでしょう。気張ることなく、次の試合でベストを尽くせば、おのずと記録やホームランは出るものと思います。切れてしまっても落ち込まない。逆に気にすることで調子を崩しかねないので、先程も書いたようにベストを尽くす、平常心を保てば、いい結果が出ると思いますよ。チームを引っ張る若手となって活躍してほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2018年04月20日

清宮、覚醒へ

北海道日本ハムファイターズに所属している期待の新人、清宮幸太郎選手。そのあまりに過度な期待が仇になったのか、開幕1軍を逃し、腹膜炎の治療も兼ねて2軍暮らしを強いられていました

そんな中行われた千葉ロッテマリーンズとの一戦この日の清宮選手は、第1打席から鋭い当たりを放ち、何かをやってくれると思わせるものを持っていました。
すると、第2打席には2軍戦ながらプロ初となるホームランを放ちました。しかも最初に放ったホームランはルーキーの放つそれじゃない落ちる球を見事にすくい上げる技ありの一発。あんなのをルーキーにやられたら、たまったもんじゃないな・・・。
それに対して、第4打席に放った2本目のホームランは、引っ張っただけのスイングで運んだ力技の一発。これは技術はそういらないので、誰でも打てるとはいえ、最初の一発で気が楽になって、本来のスイングができるようになってきたのかなと。


実は日本ハムは貧打に悩んでいるところがあり、得点数は昨日の試合までリーグ最下位になっているのだそうな。今日のホームラン2発は、1軍昇格に猛アピールとも取れるわけで、状況が許せば、清宮選手の1軍での姿も早々と見られるでしょう。
しかし、清宮選手そのものは、ちゃんとやっていきたいようなことを言っていたので、2本放っても浮かれていないようで何より。すぐに上がるのもいいけど、2軍で実績十分と判断されてからでも遅くないかなと思います。私の見解ですが、交流戦あたりで昇格ができればいいかな。それまでに実力と体力を付けて、1軍に上がっても他の選手に遜色ない姿を見せてほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2017年12月18日

栗山監督が戻って来いとでも言ったのかな・・・

元北海道日本ハムに在籍し、フリーエージェントで福岡ソフトバンクホークスに移籍した鶴岡慎也選手がフリーエージェントで日本ハムに帰ってくることになりました。人によっては、ソフトバンクに行っていた5年間は何だったんだろうと言いたくなるでしょうけど、ひとまず帰って来てくれてよかった。おかえりなさいと私は言いたいです。


この復帰劇には、栗山英樹監督の意向が働いていたのだろうと思います。というのも、記者会見の中で、「絶対に帰って来てくれると信じていた」・「弱いところから強くなる過程を全て知っている選手」と大絶賛した以外に、2015年にソフトバンクに勝てない時に、マネージャーを通じて鶴岡選手に日本ハムに何が足りなかったのかを聞き出そうとしていたのです。結局その時は、ソフトバンクの選手なので本当のことは言ってくれなかった(本当のことを言ったら言ったで大変なことになるのだが(苦笑))のでしょうけど、それだけ栗山監督が信頼していた、一目置いていた選手なのでしょう。


もしかすると、鶴岡選手の望んでいたレギュラーは難しいのかもしれません。ただ、日本ハムで4回・ソフトバンクで3回優勝に導いた、まさに「優勝請負人」という何物にも代えがたいものを持っています。もちろん、レギュラーを獲ってほしいですけど、どうなんでしょうか。まだ老け込む歳ではないからねぇ。課題だったバッティングもソフトバンクに行ってからよくなったように感じますし、もしかしたらレギュラー行けるのかなぁ(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2017年07月31日

えっ!?えーっ!?

まさに電撃的なトレードとは、これのこと。
北海道日本ハムファイターズに所属していた谷元圭介選手を、中日ドラゴンズに金銭トレードされることになりました。トレード期限ギリギリの、本当に滑り込みセーフ案件ですよ(汗)。


谷元選手は2009年に入団。ドラフト下位指名ながら、中継ぎとして活躍ここ3年は50試合以上(2014年に52試合・2015年に61試合・2016年に58試合)登板しており、今シーズンも既に36試合登板しています(交流戦で中日との試合でも投げている)。また、今年は初めてオールスターにも選出され登板しております。
そんな選手が、金銭でとはいえ、いきなり移籍になるのですから、驚くも何も。栗山英樹監督は何考えてるの・・・と問い詰めたくなりましたわ(苦笑)。

ただ、中日サイドも切羽詰まった事情があるわけです。
今年の中日は、投手陣(中でも中継ぎと抑え)が崩壊状態。先日の東京ヤクルトスワローズ戦では、10-0からひっくり返されて、最後はサヨナラに持ち込まれてしまう屈辱的な負け方もするほど。そうなると、谷元選手のような安定したリリーバーが必要なのも否めません
しかし、谷元選手の役割はもう一つあるのです。谷元選手は三重県鈴鹿市出身で、地元の高校を卒業後、愛知県の中部大学に進学し、社会人を経て日本ハムに入っています本人も幼い頃から中日ファンと述べているように、『地元』の選手なのです。ご存じの通り、巨人戦や阪神戦でも観客動員数が2万を切っているナゴヤドーム。少しでもお客を呼ぶには・・・という意味で、『地元』の選手である谷本選手に白羽の矢が立ったのでしょう。彼は運営(興業)面でも期待されている選手なんですね。


とはいえ、中日はこれで安心できない。というのも、谷元選手は今年取得した国内のフリーエージェント権を行使していない中でやって来ています中日の状況が燦々たるものということを知ってしまったら、日本ハムへ復帰するための選択肢として、この権利を行使するかもしれません。もちろん他の球団へ行くための選択肢に使うこともできるでしょう。成績を少しでもよくしておかないとヤバいぞ(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2017年06月15日

野球って難しい

プロ野球の交流戦もいよいよ終盤、金曜日から日曜日までの3連戦で終了になります。
そんな中、野球の難しさを感じさせる出来事を見たので紹介。


最初は、東京ヤクルトスワローズ×東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦
楽天の今日の先発は則本昂大(たかひろ)選手。これまで大リーグ記録に並ぶ8試合連続2ケタ奪三振を奪っており、今日の試合で2ケタ取れば新記録という試合でもありました。
ところが、今日は前半はよかったものの、6回以降プレッシャーからなのか、思うようなピッチングができず、7回で6失点の乱調に。奪三振数は8となり、連続2ケタ奪三振記録は8でストップしました。
梨田昌孝監督が温情で投げさせることも無く、きちんと投手交代をしてくれたので、これ以上の炎上も無かった(試合に負けても最低限の損傷で済んだ)のだと思いますが、もし投げていたら、2ケタの記録は達成していたのではないかと思うと、少し残念ですわね。時に状況が悪くとも、完投させるケースもあったので。

もう一つは、中日ドラゴンズ×北海道日本ハムファイターズの一戦
前日同様シーソーゲームで展開されていた試合、昨日は延長12回に田島慎二のワイルドピッチが致命傷となって勝ち越され、中日が負けたのですけど、今日の幕切れのきっかけも意外な展開
8回表、1アウト2・3塁で松本剛選手が打った当たりがファーストへのファウルフライになりました。ファーストを守っているダヤン・ビシエド選手は、正直守備はそんなに上手くない。それでも一生懸命追い掛けてよく捕りました。しかし、そこからタッチアップを掛けた代走の大累進選手が本塁帰還に成功この1点が決勝点(その後もう1点挙げてはいるが)となり、日本ハムが勝ちました
先程も書きましたけど、守備の悪いビシエド選手にしてはよく捕ったと思っています。しかしながら、大累選手が走ることを想定していなかったのか、そこから慌ててしまったんでしょうね、本塁への送球が大暴投になってしまいました。これが決まっていたら、日本ハムへの1点はなかったんだろうなぁと思います。「捕っても捕らなくても怒られるビシエド」というネットでの一言を見て、さもありなんと思ってしまいましたよ。そう思うと、今日のビシエド選手の立ち位置はかわいそうですね。暴投は確かにいかんけど、捕ったことは誉めてあげよう。


つくづく、野球は難しいサッカーやバスケットはルールで難しい部分があるけど、野球はプレーで難しい部分があるからね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0)