著名人の半生や自身の作品などのエピソードを執筆するコラム「この道」というのが、中日新聞・東京新聞・北陸中日新聞の夕刊(夕刊のない地域では朝刊)および一部他紙でも連載されているのですけれども、11/11より「アリオン」・「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などを手掛けた漫画家の安彦良和さんになりました。
実のところ、安彦さんの経歴を全く知らず、かつ(漫画家とアニメーター以外は)どういう人となりなのかというのも全く知らないので、今回の連載で色々とわかるのかなと思っています。
今日(11/14)現在、まだ彼の半生は描いていないのですけれども、初回から4回目までは「機動戦士ガンダム」の裏話的な話をしているので、まだの方、地方の大きな図書館なら置いてあると思いますので、是非読んで下さい。中日新聞系の販売店があるところなら、ストックがまだあると思いますので、お早めに。
これまで語られている以上にガンダムって奥が深い話なんだなと思わされるのと同時に、シャアとセイラとの関係に煮え切らない部分もあったんだなと。10年だと思ったら30年続くだなんて本人も想定外だったらしい(笑)。
さらに、シャアやガミラス(注:安彦さんは「宇宙戦艦ヤマト」にも携わっている)はあくまで悪役を徹してほしかったところがあるらしい。「負の存在に人気などで感情が乗り移って正の存在になるのは危険だ」と今日の連載の結びで書いているのが印象的ですね。
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