2024年05月02日

金沢は遠くなったのか検証を兼ねて行った旅 前編

といっても、サッカー観戦がキモでしたからね(ニヤニヤ)。


というわけで、先日ツエーゲン金沢×FC岐阜の試合を見に行くために、金沢に向かったのですけど、これまでのルートとしては、特急しらさぎで向かうか高速バスで向かうかのほぼ二択だったわけです(ほぼと書いたのは、特急しらさぎを名古屋から乗るのか、名古屋では新幹線に乗って米原で特急しらさぎに乗り換えるか、はたまた「青春18きっぷ」使用に代表される普通や新快速のみで移動という細かな違いがあるため)

しかし、3月に新幹線が敦賀まで延伸すると、色々な選択肢が増えました
これまで通り、特急しらさぎで敦賀まで行って、そこから新幹線で金沢まで。同じく敦賀まで行って、第3セクターの乗り継ぎで金沢まで。そして高速バスで金沢まで。もちろん、細かな違いもあり、特急に乗るのが名古屋からになるのか米原からになる(この場合名古屋から米原まで新幹線)のか普通列車と新快速と第3セクターの列車で向かうという強行軍なんてことなど挙げたらキリがないです(苦笑)。
もちろん、特急や新幹線で向かえば、特急料金や新幹線乗車時に払うグランクラス・グリーン席・指定席・自由席のいずれかの価格がかさむわけで。必然的に高くなりますわな。

しかし、JR西日本は高くなる運賃を想定していたのか、ネット上なら割安にしますよというサービスを打ち出してきました。それが「EXサービス限定・乗継きっぷ」というものです。
この切符は、米原駅発着の新幹線の切符を持っていれば、乗り継ぎになる特急・新幹線の運賃を割り引いてくれるというものです。
例えば、名古屋~金沢の場合、特急(指定席)・東海道新幹線(自由席)と北陸新幹線(指定席)なら10,250円、特急(指定席)・北陸新幹線(指定席)なら9,480円掛かります。ところが、「EXサービス限定・乗継きっぷ」なら7,740円(EX(自由席)が3,100円、乗り継ぎ分(特急・北陸新幹線共に指定席)が4,640円)になります。前者ならおおよそ25%、後者ならおおよそ20%の割引になるので、まぁまぁいい割引です。
ただ、手続きが非常に煩雑なのが欠点で、特にJR西日本管轄外で申し込み、米原から北陸方面に向かう場合、米原駅の改札(在来線との乗り換え改札口に行ってはいけない)を一旦出て、在来線改札口そばにある「みどりの券売機」で手続きを踏まないといけないことが挙げられます。それ以外だと、JR西日本のサービスWESTERの会員にならないといけないこと・スマートEXないしはEX予約サービスの会員にならないといけないこと・EX購入当日に申し込まないといけないことなどがありますし、PCやスマートフォンから該当場所に向かうのも結構わかりにくいんですよね・・・。EXはサービス時間も制限があるので、夜中ギリギリの購入はオススメできません。できれば日中の明るい時間にゆっくりと手続きを踏んで下さい(ニヤニヤ)。



かなり煩雑なので、こちらの動画の説明を受け売り(爆)。



KYG03_20240428_074209477とまぁ、長々と今回買った切符の説明をして、すまんのぉ(ギャハ)。それだけ話をしておかないと、やっぱり高いんじゃないのと思われてしまって、はいおしまいになりかねないですからね・・・。やり方次第で安くなりますよという話をしたかっただけなのです。私もこの話を聞いて、目からうろこでしたもの(前述の動画がそう)。


さて、東海道新幹線で米原まで行き、先程の手続きを経て、特急と北陸新幹線の切符を出してから、特急しらさぎに乗り込んだところ。そういえば、同じ特急でもサンダーバードでは、この手段は採れないんですよね・・・(米原回りになった場合は知らん(爆))
座席の網掛けには、敦賀駅での乗り換え方法の書かれた紙が入っておりました。ここまで丁寧にやって下さってるとは思わなかったわい。



KYG03_20240428_081838482特急しらさぎは、新しく敷かれたレールに乗って、新幹線の下にある新駅に滑り込みました。

そして、こちらがオープン時に話題になった、だだっ広いコンコース下には、しらさぎとサンダーバードの乗り換えルート線が引かれています。ちなみに、基本的には33番線がサンダーバード、34番線がしらさぎに設定されているそうです。



KYG03_20240428_082942897北陸新幹線から見た敦賀市内の景色。こちらは港方面ですね。
北陸新幹線のホームがある敦賀駅は、12階建てビルに相当する高さがあるので、いい景色が拝めるんですね。



KYG03_20240428_083008940こちらは、同じところから西口方面から伸びる道路側の景色。
新幹線開業に伴い、西側だけだった出入口が東側にも新しく設置され、同時に西口をまちなみ口、東口をやまなみ口という愛称が付きました。また今回の駅舎新改築に伴い、西口が第3セクターのハピラインふくい、東口がJR西日本という棲み分けになっているようです(駅そのものはJR西日本の管理)



KYG03_20240428_095058364金沢駅に着いて、シャトルバスに乗ろうかと思ったら、試合開始3時間前からしか動いていなかった(泣)。
本来なら、IRいしかわ鉄道という第3セクターの列車に乗るべきなんですけど、本来はアカンのですけど、試合開始まで随分時間があったので、北陸鉄道浅野川線で向かうことにした。ちなみに、金沢ゴーゴーカレースタジアムの最寄り駅は磯部駅になります。
停まっている列車が、かつて東京メトロを走っていた03系という車両らしい。



5分も掛からず磯部駅に着き、そこから金沢ゴーゴーカレースタジアムに歩いて行った感想なんですけど、ツエーゲン金沢の公式サイトが案内する通り、ホームや道は狭いし、ホームそのものも無人駅なので対応できんやろうなぁ・・・。で、道の狭さは致命的で、駅から浅野川までの道も狭いし、そこから金沢ゴーゴーカレースタジアムまでの道は広くなったり狭くなったりを繰り返し安定しない歩道なので、大勢が歩いたらえらいことになりそうです。それこそ歩行者天国にしないとやっていけないレベル


ホント、やっちゃダメ(汗)。検証のためとはいえ、舐めて掛かっておりました。本当に申し訳ありませんでした。地元住民以外利用しない方がいい理由がわかりましたよ。
次回は大人しくIRいしかわ鉄道で向かいますけど、来年はJ2に行っている(はず)なので、そんな事態にはならないぞ!なってはならないぞ(ギャハ)!<オマエ、ホントに反省しているのか?


後編は、帰りの話になります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2023年03月24日

遂に新幹線から文字ニュースが消える

既にJR東日本(東北・北陸)・JR東海(東海道)・JR九州(九州・西九州)で無くなった文字ニュース。何もすることが無い時に無性に見てしまう、それが文字ニュースの魅力だったりします(苦笑)。最近は広告や天気予報が多いなぁ・・・と思ってたんですけど、文字ニュースが無いからなんだな。そう思うと、新幹線もつまらない乗り物になってしまったのかなぁ・・・。
そして、最後まで残っていたJR西日本(山陽・北陸)でも文字ニュースが廃止されることになりました。理由は、既に廃止になったケースと同じ。スマートフォンとタブレットの普及と車内の通信環境の改善が主な理由です。
今月いっぱいで終了とのことですが、4月になっても車両運用の都合で一時的に表示されることがあるそうです。


車内が無味乾燥になっても、今はスマートフォンやタブレットがある。通信環境がよくなったことで失われるものが大きいのか小さいのか、それは利用者によって様々なので何とも言えませんが、少なくとも一つの時代が終わったんだなと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年01月23日

やっぱり青春18きっぷが1日分余ったので③

SOG03_131417綾部駅から舞鶴線に入り、京都府を北上し、日本海に面した街である舞鶴市に入る舞鶴市には真倉駅・西舞鶴駅・東舞鶴駅・松尾寺駅(JRの駅のみ)とあり、このうち、西舞鶴駅はWILLER TRAIN(京都丹後鉄道)との乗り換え駅に、東舞鶴駅は小浜線との乗り換え駅になっています。なお、真倉駅は舞鶴線の、松尾寺駅は小浜線の駅になっています。
今回乗った列車は、東舞鶴行きだったので、終点の東舞鶴駅まで乗り通し。

乗り換えの途中で見掛けた、「艦これ」のイラスト。そうか、ここは旧海軍基地があって、戦艦が待機していた場所だったんだ。今は海上自衛隊の駐屯地でしたっけ。



SOG03_131749そんな舞鶴市のもう一つの顔。それが、国際港としての役割
戦前は、ここから極東(旧ソ連(ロシア))や朝鮮・中国に向かう船が出ていました。そして、太平洋戦争終結後は、旧日本植民地だった満州・朝鮮および旧日本兵が抑留されたシベリア(旧ソ連(ロシア))からの引き揚げ港として、彼らを迎え入れました。
舞鶴市には、引揚記念館というのがあり、その歴史が学べます。なお、10/7は舞鶴引き揚げの日となっております。



SOG03_141114小浜線は、風光明媚な路線としても知られています。丁度路線そばには、三方五湖という景色のいいところを通りますからね。
この小浜線は、北陸新幹線が将来京都・新大阪に延伸しても、並行在来線にならないとのこと。路線にある原子力発電所のおかげとも言われていますが、はてさて。



SOG03_153443そんな雨降る小浜線に揺られること約2時間、終点の敦賀駅に着きました。以前にも来ましたけど、今回は以前撮れなかった写真をいくつか撮ってきた。
見てわかるかと思いますが、敦賀駅は北陸新幹線に関しては歓迎ムードを出しまくっております。だからこそ延期になったのは残念だったのかも。



SOG03_153521こんなパネルまで置いてある。



SOG03_154952駅の天井あたりにまで、デカいボードがあるものの、蛍光灯で全貌が見られない(苦笑)。



SOG03_153540最後は、カウントダウンボード。東京を始め主な駅からの所要時間も出せるようです。



ここで、まねきのそばと車内でつまむものを買った後は、北陸本線に乗って長浜駅までの列車に乗る。その後長浜駅で乗り換えて、米原駅まで。そこからは東海道本線の列車に乗って、最寄り駅まで帰ってきました最寄り駅に着いたのは、何と午後7時前。時間は掛かっているけど、普段なら午後9時とか10時とかだったりするので、早く感じたよ(ニヤニヤ)。


最後は、この道中で頂いたものを紹介していきますが、それは次回に回すのだ(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2016年02月09日

北陸新幹線の終点はいずこに

現在、金沢駅まで延伸した北陸新幹線。しかしながら、その先というのは敦賀まで決まっているものの、そこからが決まっていないのです。


これまで決まっていたルートは、米原まで向かい、そこから新大阪までは東海道新幹線を通る「米原ルート」JR湖西線を新幹線用の路線(フリーゲージトレイン)にして大津まで向かい、そこから先は京都まで東海道新幹線を通る「湖西ルート」小浜まで西に進み、そこから新大阪まで南進する「小浜(若狭)ルート」の3つがありました。そこに、小浜まで西に進み、そこから京都まで南進し、新大阪に向かう(京都~新大阪は地下路線)「JR西日本推奨ルート(小浜・京都ルート)」が最近提唱され、さらに舞鶴まで西に進み、京都まで南進し、そこから新大阪を経由して関西国際空港まで向かう参議院議員で延伸計画に関する与党検討委員会委員長でもある西田昌司さんが提唱する「西田ルート(舞鶴・関空ルート)」も現れました。

実際、この5ルートには一長一短があり、最も工費が安いとされるのが「米原ルート」なのですけれども、フリーゲージトレインになった場合は、在来線との兼ね合いや東海道新幹線との接続で問題をはらんでいるため、技術的には難しいとも言われています。同様の問題は「湖西ルート」でも言われています
そうなると、「小浜(若狭)ルート」や新案になる2ルートの方がメリットがある(特にフル規格で通せる点)とも言えますけれども、コスト面の問題や並行在来線の扱いをどうするかでひと悶着起こりかねません。特に並行在来線問題は、地元の足とはいえJR西日本にとっては赤字路線を残してまで新幹線を引きたくないと考えられるため、存廃問題に発展しかねません。そうなると、残す場合はどこが負担するのか、無くす場合は地元の同意を得られるかが課題になるでしょう。


一番の問題は、この問題が関西圏で大きな綱引きを起こしていることで、滋賀県の県知事は「米原ルート」で固執し、京都府知事は「西田ルート」を支持しています。関西の経済陣も基本的には京都経由の2案を支持しており、とにかく関西圏の間でも統一性がない状況。そして米原・大津経由の場合、JR東海が東海道新幹線への乗り入れには難色を示しておりますこの決まらない事態によって、延伸がさらに遅くなるというふうでは意味がないわけで、新幹線の速さ並に事態を解決させないと、対象地域の『地盤沈下』が加速する可能性もあるわけです。


本当にどうするんだろうなぁ。このまとまりのない事態。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2015年03月14日

グランクラスに乗ったった

いよいよグランクラスで北陸新幹線に乗って行って参ります。心配されていた天気もハレの日に合わせてか持ち直し、青空が広がっております。


SHL23_1240グランクラスの入口は加賀友禅を思わせるような壁面になっており、車内は小豆色をベースにした落ち着いたものになっております(車内の写真は次の写真参照)。



SHL23_1241座席は本革で電動リクライニングシートになっています。



SHL23_1242リクライニングシートの説明書(表面)。
座席内には結構色々なものが詰まっているのね。



SHL23_1243同じく説明書(裏面)。座席でやれることは案外多彩。



SHL23_1245専用のアテンダント付かつ軽食のサービス付。
この日のメニューは、鴨入り団子・鱈子昆布巻・出汁巻玉子・焼き魚(鮭)・中華山菜イカ・はしかみ・治部煮(鶏肉・椎茸・生麩)・くじゃく巻・蒲鉾・季節御飯(桜の塩漬けの乗った御飯)小さい箱の中に北陸の旨味がぎっしり詰め込まれたかのよう。



その味は、一つ一つの味がしっかりしていて、どれを食べても驚きの連続でした。正にグランクラスだからこそを体現できる部分ですわ。


SHL23_1248ちょっとした軽食(「加賀棒茶×大納言」というグランクラスオリジナル)とかわきものも付いてきます。



SHL23_1244さらに酒を含めたドリンク飲み放題で、呑ん兵衛大歓喜(笑)。ヤッター!<普段酒なんて飲まんくせに。



長野までの1時間ちょっとですが、十分堪能したいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 13:14Comments(0)TrackBack(0)

こんなにフィーバーしてるとは思わなんだ

現在、北陸新幹線の金沢駅11番ホームにおります。
金沢駅は朝から待ってた人達が大勢いたらしく、ごった返しています。5000~10,000近くはいるんじゃないかと。
入場券を買うにも階下(地下)の通路まで最後尾が伸びてる有様。えらいこっちゃ。テレビ・新聞各社も鈴なりにやって来ており、ホームで中継もやってましたね。恐らく、7:30からNHKの東海・北陸地域で放送される「ウィークエンド中部」のインタビューに使われるだろう一番列車に乗る祖父母と孫が緊張した面持ちで望んでましたね(ニヤニヤ)。


一番列車出発の模様が撮れればいいかなと思っております。それにしても北陸地域民待望の路線だったんだねぇ。


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Posted by alexey_calvanov at 05:48Comments(0)TrackBack(0)

2015年02月14日

朝早くから並んで買いに行って参りました

ねんがんのきっぷをてにいれたぞ!



いよいよ3/14に長野新幹線が北陸(金沢)まで延伸し、北陸新幹線となります。丁度1ヶ月前になる今日、全国のJRみどりの窓口等で初日の切符が販売されました。
実は、かくいう私も滅多にないイベントなので見に行こうと思い立ち、朝早くから最寄りの駅に行って参りました。まぁ、名駅のような大きな駅ではないので、朝5時半近くに行っても誰も並んでなかったわい(苦笑)。
なので一旦家に帰って8時半頃に再度来ても、金沢駅のような並ぶ客にお目にかかれず。結局それと思しき人が来たのは、9時過ぎ~9時半位の間。それでも何とか取れたんですよねぇ・・・。受け付け開始からわずか25秒で一番列車の切符が瞬殺九州新幹線の開始15秒には及ばなかったものの、地元(とファン)の間で盛り上がっていたことを示していますね。


で、どう頑張っても一番列車の切符は取れなかったので、順繰りで検索してもらった結果、午後1時だってよ(泣)。でも取れただけよかったわい。それに初めて乗るんだからとグランクラスにしたったった(爆)。
・・・長野までしか乗らんのに総額2万弱するとです(泣)。恐るべし、ラスボス・グランクラス!<誰もラスボスだなんて思ってない。


とりあえず、金沢まで向かう券は押さえた。新幹線の切符もこれでOK。長野から名古屋までは特急しなのだけど、基本いつでも取れる(笑)。
・・・あとは宿だけか(汗)。<コイツ、昔長野であったことちっともわかってない、懲りてねぇなぁ!


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Posted by alexey_calvanov at 13:54Comments(0)TrackBack(0)

2014年08月27日

来年のホワイトデーは北陸新幹線の開業日

現在長野まで伸びている長野新幹線の延長線上に建設が進められている北陸新幹線。とりあえず、長野から飯山・上越妙高・糸魚川・黒部宇奈月温泉・富山・新高岡を経由し金沢までの区間を先行開業させることは決まっていました。将来的には福井・敦賀まで順延が決定し、その先は3つのルート案が示されているものの、いずれも米原・京都・新大阪といった東海道新幹線の駅に繋がる形になっています。


その北陸新幹線の長野~金沢の開業日が2015年3月14日と発表されました。丁度世間がホワイトデーという頃の開業になるんですね。
そして、新たに乗り入れる車両の停車駅と時間も発表され、最も早い車両になる「かがやき」(東海道・山陽新幹線では「のぞみ」、東北新幹線なら「はやぶさ」にあたる車両)は、東京・大宮・長野・富山・金沢(一部上野の停車もあり)にのみ停車となり、同区間を最速で2時間28分で運行するとのこと。
それ以外の車両の運行スケジュールも決まり、「はくたか」は基本的に北陸新幹線の全駅に停まることとなり(ただし、飯山のみ停まらない場合あり)「つるぎ」は金沢~富山のピストン輸送となりました。なお、既に走っている「あさま」は長野新幹線の区間のみを運行することになりそうです。


いよいよ、北陸地方の念願だった新幹線の順延が果たされることになり、北陸地方の人達にとっては関東圏がぐっと身近になることでしょう。


しかし、これに伴い変わる部分も出てくることを忘れてはいけません。

まず、これまで長野新幹線と呼ばれた部分も、北陸新幹線の開業日以降は、その区間も北陸新幹線と呼称されるようになるため、長野新幹線の名称は消滅することになるようです。

また各地方を走るJRの路線(いわゆる並行在来線)も北陸新幹線の開業に伴い廃線となり、第3セクターとして再開業(移管)となります。
信越本線の長野~妙高高原は既に篠ノ井~軽井沢を運行しているしなの鉄道に移管され、同じく妙高高原~直江津と北陸本線の直江津~市振は、新たに設立されたえちごトキめき鉄道に移管されるそうです。
同じように富山県内の北陸本線(石動~越中宮崎)はあいの風とやま鉄道(運行区間は石川県にある倶利伽羅~新潟県にある市振)に移管、石川県内の北陸本線(倶利伽羅~金沢)はIRいしかわ鉄道に移管されることになります。将来北陸新幹線が順延する区間で、石川県内を走る北陸本線はこの会社が管理していくことになるのでしょう。
いずれの路線にも言えることですけれども、しばらくの間はJR時代と同じ運賃で運営されるものの、将来的には独自の運賃体系を組むことになり、値上げは必至だと思われ、地域の足を守るためとはいえ、経費のしわ寄せが県民に来る可能性は否めません


輝かしい開業の中で、地域住民の足の維持がいかに大変なのか、これから新幹線開業が決まったことをきっかけに観光で訪れたいと思っている方々は知って頂きたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)TrackBack(0)