2025年04月21日

FC岐阜観戦記2025 第6節 奈落を食い止められる勝利になるか

FC岐阜、昨日はカマタマーレ讃岐と戦いました。
前節、岐阜は栃木SCと戦いウノゼロで負け。何とも言えない負け方をしてしまったため、本当に大丈夫なのかと心配になってくるふうでした。順位も19位とJFL行きになりかねない状況。入れ替え戦になるとはいえ、今の状況でJFLのチームと戦っても勝てないんじゃないかとさえ思っています。

一方の讃岐も戦力を揃えてきたものの、勝ち切れない状況が続き、3/15のFC琉球戦で勝ったのを最後に、引き分け(2分)を挟んで連敗中です。ただ、順位は11位とボトムハーフでも上の方一つ勝てばトップハーフに突入できるのではないかと思われるので、何としてでも勝ちたいでしょうね。


ところで、悲報が一つこの試合をもって、当分リーグ戦のデイマッチは終了となります(泣)。何と次節から当分の間ナイトマッチになるんですね・・・。しかも連休最終日とか日曜日とかの試合が多いのよ(大泣)。


KYG03_20250420_122904905そんな岐阜メモリアルセンターも変わったところがあります。
こちらは、長良川球場4月からネーミングライツを岐阜信用金庫が取得し、ぎふしん長良川球場となりました。長良川競技場は、いつネーミングライツを取得するのかのぉ・・・。



KYG03_20250420_125353446こちら、讃岐のサポーターがいるアウェイ席。
川西翔太選手や上野輝人選手もそうだけど、井林章選手もいるのか・・・ではなく、注目すべきは、早くも「全てを懸けて3掴むぞ」というお気持ち弾幕が出されていました



KYG03_20250420_120307654そしてスタグル。いつも買っているひだコロッケ本舗がいなかったので、中華料理しょうりゅうで「ベトコンラーメン」を頂きました



醤油と豚骨が入ったラーメンという触れ込みでしたけど、これはたぶん醤油だけじゃないのかな・・・味は悪くないんだけど、何か物足りないのは、「ハヤシライス」を食べていたからに違いない(ニヤニヤ)。





KYG03_20250420_155629293試合は、久しぶりに岐阜優勢で進んでいったかのように見えましたけど、讃岐もよく攻めていて、ゴールまで迫るシーンも数多くありました。それだけ双方の守備陣には課題が多いという現れなのかもしれません。
そんな中で、岐阜で奮闘していたのが、ゴールキーパーのセランテス選手。とにかく彼が冴えていた並み居る讃岐の選手のシュートを徹底的に弾き、窮地を救ってくれたんですね。守備陣がまだまだ活性化しない中で、孤軍奮闘していましたけど、最終的には精神力の問題で崩されてしまっていたようにも思います。ちゃんと守らないとアカンわな・・・と思わされましたよ。その点では、曲がりなりにも守備陣とキーパーが噛み合った試合だとも言えましたね。

この試合、決勝点になったのが、前半31分の北龍磨選手の得点センターサークル付近にいた野澤陸選手からドゥドゥ選手に回ったパスは、ワンタッチで北選手を経由して左サイドにいた粟飯原尚平選手に。粟飯原選手が大きくクロスを上げると、そのボールは讃岐の守備に阻まれた・・・かと思ったら、狙いすましたかのように北選手がペナルティエリアギリギリのところでミドルシュートを放ちました。恐らく奇襲になったのでしょう、讃岐の守備陣が全く動けないものとなり、得点に至ったのです。

その後も危ないシーンが散見されたものの、守備陣とセランテス選手が奮闘し、ウノゼロで勝利今シーズン初のクリーンシートになり、3/1のギラヴァンツ北九州戦以来の勝利にもなりました。



KYG03_20250420_160822095もちろん、MOMは北選手雄たけびを上げたかのように突き上げた拳が、彼の力強さを感じさせてくれました。これで5得点と自己ベストを更新。ミッドフィルダーなのにフォワードのような活躍をしてくれていますわ。



今回の勝利に伴い、岐阜はJFL行きの圏内から脱する18位に浮上しました。そして、しばらくJ3は中断期間に入ります。ただし、2月にホーム開幕を迎えられなかった一部のチームは、4/26ないしは4/27に第1節を行います。さらにその間には、大雪で中止になった福島ユナイテッドFC×アスルクラロ沼津の試合も控えていますここで沼津が勝てば11位まで浮上し、玉突きで、この試合で11位以下のチームが順位を下げることとなり、再び岐阜はJFL行きになる可能性のある19位に転落します。同じく引き分けの場合でも、19位になる可能性もありますが、差は縮まっているので、次の試合に勝てば何とかなると思っています。


その次の試合は、5/3に行われるアウェイのザスパ群馬戦沼津が勝つないしは負ければ、6ポイントマッチになり、引き分けの場合は沼津を挟んでの試合になります。どの条件であっても、重要な試合であることには変わらない。勝つことだけを前提にして戦っていくしかないと思います。

次のホームは5/6に行われ、岐阜と同じく下位に沈んでいる沼津との対戦。4/23・5/3の試合次第でどうなるかわかりませんけど、近しい順位での戦いになるかもしれません主力が抜かれてしまって、もどかしい状況の沼津を叩けないようでは、この先岐阜はやっていけるのか心配になります。沼津の現状をしっかり分析して、上回れるようにしっかりと練習を重ねてほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2025年04月01日

FC岐阜観戦記2025 第4節 必要なのは、一体感?

FC岐阜、3/30に松本山雅FCと戦いました。
先日行われたガイナーレ鳥取戦で惨敗し、3連敗で最下位に転落イマイチ噛み合っていない中で迎えた松本山雅戦は、何としても勝たなければいけない相手でもありました。
というのも、松本山雅自体も調子が上向かないまま来ており、前節行われたSC相模原戦で、ようやく初勝利を挙げました。それだけでなく、開幕戦だった第1節の試合は、4/27に順延されただけでなく、先日行われる予定だったAC長野パルセイロとの信州ダービー(第5節)も大雪のため中止になり、5/14に開催されることになったことから、2試合少ない中で迎えることとなりました。とはいえ、3/26に行われたルヴァンカップの1回戦、J2に所属する北海道コンサドーレ札幌を破るジャイアントキリング・・・と言いたいけど、過去に同カテで何回も対戦しているから、素直にジャイアントキリングって言えるのかなと思うし、言いたくもないんだよなぁ(爆)。


KYG03_20250330_125337748ということで、この日は桜の花が咲きながらも寒い、花冷えの日となっていました。薄い色ながらも、ほぼ満開に咲き誇った桜を見て、ウチも早くこうならないかと思っておりました。
なお、写真を撮ったところは、岐阜県内ではなく、愛知県内になります。あしからず。



KYG03_20250329_133227970かつてはTOP OF 北アルプスと呼ばれるダービーマッチだったこの試合、今はただの隣県対決という位置付けになっていますけど、熱量の高さは相変わらず。その証左、土曜昼ということもあってか、松本山雅のサポーターが大勢駆け付けました
・・・といっても、過去と比べると目減りしているんじゃないかなと思える動員っぷりだと思っていましたよ。
・・・いいや違った、写真の右隅に写るメイン席に大勢サポーターが陣取っていたあの人達がアウェイ席にいたら、かなりのぎゅう詰めになっていたんだろうなぁ・・・。そうならなかったのは、雨対策?それともアウェイ席に行きたくない(苦笑)?



KYG03_20250329_114343985先程も言ったように、ただの隣県対決になったとはいえ、松本山雅の運営さんは、今回もブースを出してくれました。しかも「松本山雅カレー」など飲食も用意してくれましたよ。一緒にガンズくんも・・・おかしいなぁ、かなり小さいんですけど(ニヤニヤ)。



KYG03_20250329_124326902この日は、田中順也サッカースクールコーチ(左)とスタッフの庄司悦大さん(右)が、かさなるステージのホッケー体験でやって来ました。かなり押していたこともあって、駆け足での登場(笑)。



KYG03_20250329_131117687そんなかさなるステージからスタジアムに帰ろうかと思った矢先、ゲストで先日新加入したドゥドゥ選手(左)が登壇するとのことじゃないか。どんな人なのかを見てみたいこともあって、残って見てきました。なお、一緒にいたのは、長井結矢選手(右)です。
ドゥドゥ選手がいたのにもかかわらず、通訳一切無し(汗)。翻訳検索でポルトガル語に変換していた市橋大輔さん、ホントにお疲れ様でした。



KYG03_20250329_134940752今回は、始球式も豪華。
川崎重工業のヘリコプターから試合球が落下するとのこと。ほぼ毎年恒例の行事とはいえ、ここまでしっかり写真を撮ったことはなかった(爆)。しかも、運よく落とす瞬間の写真が撮れたので、載せておきます。



KYG03_20250329_134948122試合球は、風に流されながらも、フィールド内に無事落ちてくれました。いつぞやの時には、屋根に落ちて大騒ぎだったから、よかったよかった(苦笑)。






KYG03_20250329_160254098試合に関して言えば、かなり重症とも言える鳥取戦よりかは動けてはいるものの、不用意なプレーが多いねぇ。特に前半4分の甲斐健太郎選手のペナルティエリア内のファウルは、確かにPKになる、不用意なプレーの最たるものだったのではないかと。防ぐためとはいえ、あそこで裏から攻めるのはアカンやろ・・・。蹴り出した文仁柱選手のパスも弱いこともあって、相変わらず距離感も掴めていないんだよなぁ。なお、前半だけで少なくとも2本くらい不用意なプレーでファウルをもらってしまっていたように思いました。カードとかが出なくてよかったと思ってヒヤヒヤモノでした。
やはりルヴァンカップで勝ったことが功を奏しているのか、松本山雅優勢の中で迎えた後半8(53)分、松本山雅の野々村鷹人選手にレッドカードが出されました。これは結構なスライディング。出されてもおかしくないなぁとは思っていましたけど、まさかレッドになるとは思ってなかったですね。悪質だと判断されたのでしょうけど、主審の判定基準が何とも言えないので、心中お察ししますとも。
じゃあこれでウチが有利になったのかというと、さにあらず(泣)。松本山雅が11人の時もそうでしたけど、シュート打てども枠内に入らず・・・でして、バーに嫌われたり、相手キーパーのファインセーブで阻まれたりと散々な有様でした。勝てないチームの典型的パターンとも言えますが(大泣)。

それでも、少しずつ相手にプレッシャーを掛けたことが、最終盤に実を結びます
試合終了間際、途中出場で昨年は松本山雅に在籍していた中村仁郎選手がドリブルで相手を2人かわしたところで、フリーになっていた北龍磨選手に回すと、すかさず北選手はシュートを選択。松本山雅の守備が棒立ちになっていたのを確認したかのように放たれたシュートは、何もできずにゴールマウスの中に飛び込んでいきました松本山雅の守備陣が唖然としたゴラッソ!以前のフリーキックからのゴラッソもすごかったけど、今回は動いているボールをダイレクトに打ってのゴラッソなので、難易度は高かったはず。よく決めたと言っていいでしょう。


この結果、1-1の引き分けで試合終了となりました。松本山雅は、あと一歩のところで逃げ切れず。岐阜は、何とか勝ち点1をもぎ取った格好となりました。



KYG03_20250329_161311580試合後は、松本山雅に移籍した杉田隼選手がやって来ました。何かあったら、ウチに来るんだよ(ニヤニヤ)。



松本山雅の現状だったら、勝てる、いや勝たないといけない試合だったと思います。だのに、序盤でプレーを壊してしまい、ホントに最後ヤバいところで北選手が救ってくれたというふうになっていましたね。正直あのPKで勝負ありと思っていましたもの。
あとは、やはり松本山雅のサポーターの声量は段違い人が多いだけではなく、個々の声量のクオリティが高いんだろうね。そういった点では、チームに対しての想いや後押しという意味での一体感は、格段に上でした。
翻ってウチはどうだったか。ファン・サポーターが一体となっていたのかと。ウチのコルリが応援に対して不満を漏らしていたのを聞いて、一体感を感じられなかったんだなと思いましたね。どこかで一体感を阻害している何かがあったんだろうと思います。かくいう私も先述の言葉のようなことを思ってしまっただけに、反省しないといけないですわ・・・。


その後の結果、ギリギリのところで最下位を脱出したものの、まだ19位JFL行きになる可能性は、まだまだ高い。それでも積み上げた勝ち点を生かすためにも、次のアウェイである奈良クラブ戦も落とせない戦いになった。今度こそ勝つために一体感を持って挑まないといけない反面、煮え切らないチームの状況を見たら、次が未だ勝っていない関西圏での試合ゆえに大丈夫なのかというネガティブな要素が頭をもたげる。そんなアンビバレント(二律背反)な想いを抱いてしまう自分自身が何ともはや・・・。そこがアカンし、相手に付け込まれるのは十二分にわかっていても、です。人間の心というものは、かくももろいのです。これを読んでいる他のファン・サポーターの皆様、どうかお許し下さい。


次回は、本来なら勝てる試合に導いてくれるはずだったカレー祭りの話など。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2025年03月17日

FC岐阜観戦記2025 第3節 春、今、三月・・・

クッソ寒い季節(泣)!

・・・ええ、3月ってまだ夜になると寒いというのに、何で運営はこんな時期にナイトマッチを組むことにしたんだろうね?どうも陸上競技場でイベントがあったためなようですけど、日曜の夜、しかも寒いことがわかっている時期、日程を決める際にわかっていたのなら、Jリーグにお願いして日程の変更とかもできなかったものかねぇ・・・(汗)。そんなことを思いながら、ツエーゲン金沢の試合を見ておりました。
ちなみに、表題の元ネタは、♪旅立つ季節の冒頭の歌詞から。この曲は、卒業シーズンになると歌われる合唱曲で、合唱コンクールの曲として歌ったという人もいらっしゃるのではないかと。
そういえば、丁度この時期は卒業シーズン『所用』で岡崎・龍北に行った時、はかま姿の女子(一人は園児くらい、一人は大学生くらい)の姿を見掛けました。それを見て、そうかこの時期なのかと思わされた次第。
ということで、ご卒業を迎えた皆様、おめでどうございます。この先、皆様の先行きが明るいことを切に願います。


KYG03_20250316_183312091さて、今節は金沢との白山ダービー双方の試合の結果はもちろんのこと、双方の試合のアウェイ来場者数(今回の場合は、金沢のサポーターの来場者数)・ミニゲームなどの5番勝負で雌雄を決するという大掛かりなイベントになっています。
今回は、マスコット対決があるため、ゲンゾーが来場。ゲンゾー、ちゃんとヤッさん(ヤサガラス)の人形を持っているんだけど、アイツ首根っこ持ってるよ(汗)!



KYG03_20250316_153737180白山ダービーということで、普段ゴーゴーカレースタジアムに出展しているお店がやって来ました。今回は、TRAILER BAR HAKUから「のどぐろのフリット サワーソース添え」をば。



こちら、しっかりと揚がったのどぐろが、ホクホクとしていて美味かった。ただ、結構塩を振っているので、そのままで食べられる(苦笑)。サワーソースは、少しだけ酸味が利いているので、マヨネーズとほぼ変わらない感覚で食べられました。嫌に酸っぱいふうじゃなかった(苦笑)。


KYG03_20250316_154806203そして、ヴィアティン三重との練習試合で提供される予定だったコッペ亭の選手コラボメニューも、やっとお披露目。この日まで食材はどうしてたんだ(ニヤニヤ)?
上から、「やー甘ん餡コッペ」・「リンゴッペパン」・「モギシューマイコッペ」。それぞれ、山田直輝選手・佐々木快選手・茂木秀選手のコラボ商品になります。
・・・ヤーマン、甘党なんだ。佐々木選手のリンゴ入りのコッペパンは、何となくわかる。最後のモギシューマイは、どう考えても苦しいダジャレだろ(ギャハ)!



まずは、「モギシューマイコッペ」。こちらは、揚げシューマイの肉々しい味わいとコッペパンの甘みがよかったですね。辛子付きなので、そこで味変もできるし。

「リンゴッペパン」は、甘味漬けされたリンゴは食感のよさを生かしたものになっていて、一緒に掛かっているホイップクリームが甘く仕上がっていることもあって、甘いんだけどしつこくない仕上がりになっていました。これくらいの甘さならいいんじゃないのかね。

と思ったのは、「やー甘ん餡コッペ」を食べた時すげーずっしりと来る甘さだわ(ギャハ)。ホイップクリームやはちみつの甘さが霞むくらいにあんこの甘さがずっしりと来たわ。これはシーズン中に食べてはいけない(爆)。





KYG03_20250316_205938108日中雨が降る中での試合、止むこともあったけど、一貫して寒い。そんな中でウチは劣勢金沢が押し込む展開が続く中で、前半17分に掴んだフリーキック。キッカーの北龍磨選手が「日曜ナイトマッチに来なかったことを後悔させてやる!」とばかりに決めたスーパーゴラッソが先制点になりました。その後に迎えた前半最大の窮地も、甲斐健太郎・萩野滉大両選手で必死に掻き出していました。萩野選手が書き出した後、セランテス選手が飛びついたくらい感謝しているもんなぁ(苦笑)。
しかし、後半に入っても金沢が押す展開『嫌な予感がする』展開の中、やはり最終盤に悲劇が起こった代わり端の選手に同点弾を放たれ、そこからすぐに逆転弾。まるでフリージングされていく食べ物のごとく冷えっ冷えな展開で試合が終わってしまいました。気候も寒かったけど、試合展開まで最後に寒くなってしまった・・・。



KYG03_20250316_205627203そんでもって、この寒い仕打ちを運営が行いましたか(苦笑)。
よーく見て下さい。エンブレムがギラヴァンツ北九州のものになってますよ・・・。これはXでもいいからちゃんと金沢のサポーターに謝っておいた方がいいよ。



個々のプレーはよかった。でも、選手間の連携はイマイチ極まりないパスの距離感が未だ掴めていないし、相手に取られてしまうシーンが散見されるのは相変わらず。ただ、あれだけボコボコに金沢にやられていても立ち回って来れたのは、ノーモア・フクシマ(3/8に行われた福島ユナイテッドFCのアウェイ戦)を合言葉にしてたからかも。それでも金沢に負けたのは、最後まで気を緩めなかった金沢の気迫に尽きると思います。何せ金沢は前節高知ユナイテッドSCに負けた。勝てる相手だと思っていたでしょうから、ショックだったと思います。
だからこそ、ウチは最後まで負けないという気迫を出せていたのか。足が止まってしまわなかったか。だって、最後の失点劇は、見事に守備が割られていたんだよなぁ・・・。ノーモア・フクシマだったはずなのに、これじゃフクシマ・アゲインだよ(泣)。
とにかくこの負け方は、ものすごく尾を引く前回と同じく逆転劇での負けはサポーターも堪えているはず。雨が降り寒かった中で意を決して見に行った2618人(実際は金沢のサポーターもいるので、もう少し少ないだろうけど)の心は相当折れてるぞ・・・。


このまま引きずるようだと、次のアウェイになるガイナーレ鳥取戦で勝つのも難しい。ゆえに、今一度連携の再確認を図っていくべきです。そして90分間最後まで切れ目なく同じ方向を向いて戦えるような策を練ってほしい
鳥取戦で勝てれば、その次のホームになる松本山雅FC戦も苦しまずに戦えるはず。今年の松本山雅は調子がなかなか上がってこない。仮にウチと戦う時まで未勝利だとすれば、過去の試合の中で最も戦いやすいものになると思います。だからこそ、鳥取戦は重要です。勝って連敗を止めましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)

2025年03月09日

FC岐阜観戦記2025 アウェイ編 その2 魔の12分間

KYG03_20250308_112927792FC岐阜、昨日はアウェイで福島ユナイテッドFCと戦いました。
福島は、この日がホーム開幕戦。しかも3試合アウェイ(奈良・宮崎・沖縄)という過酷な日程を経て戻ってきました。しかも福島県は前日も夜に雪が降るという状況スタジアムの方々に雪(寄せて固めたものも含む)が残っておりました。
ちなみに、岐阜も福島も1勝1分1敗順位も岐阜が10位、福島が11位で、得失点差1の差しかない超密着な6ポイントマッチになっています。



KYG03_20250308_111522939今年の福島は、岐阜に所属していた選手が3人いるとのこと。
まずは藤谷匠選手2018年~2023年までウチに所属し、昨年は栃木SCに所属していました。



KYG03_20250308_1358268012人目は、上田智樹選手昨年の1年間所属し、期待されたものの、9試合のみの出場に留まり、契約満了となりました。
なお、選手紹介の時に気付いて、ハーフタイムの時に慌てて撮ってきた(苦笑)。ホントごめんね。



KYG03_20250308_100701910そして最後は、福島のレジェンドにならんとしている樋口寛規選手ウチには、2012年~2013年の間、当時所属していた清水エスパルスから期限付き移籍でやって来ています。その頃は若手で育成目的だったそうで。福島には2016年からなので、もうすぐ10年になろうとしているのね。
ちなみに、髪型がコロンビアのバルデラマ選手に似ていることから、彼の名をもじって『ヒグデラマ』というニックネームで呼ぼうとしている飲食店がありまして。後日そこの店は紹介します(ニヤニヤ)。



KYG03_20250308_104115582この日は、あづま総合体育館でBリーグの試合も行われるとのことで、B2リーグに所属している福島ファイヤーボンズのマスコットであるボンズくん(左から2番目)が来場してくれました。福島のマスコットである福嶋火之助(左端)・虎百(右から2番目)・家臣赤兵衛(右端)も一緒にパチリ。
・・・しかし赤兵衛さん、チョコのような小さいものなら、そのまま食べられるのか(汗)。てっきり、大とくさんのような中の人を見せて食べるのかと思ってたからビックリ(ニヤニヤ)。<中の人などいない!






KYG03_20250308_150000154大型ビジョンの下には残雪がある中で行われた試合は、互角から福島にやや押される格好で展開。しかしながらも、前半29分に放った北龍磨選手のミドルシュートが今シーズン初得点になり、先制。このシュートは、相手の隙を突いた素晴らしいものでしたね。その後も北選手が決め、前半終了時は、0-2と悪いなりにもいい形に持ってきて、よくなってきたところで終了になったなぁと思って見ておりました。

しかし、皆忘れていたのだろう。『2-0は危険なスコア』というサッカー界の格言を。
後半に入って、再び福島の動きがよくなってきて、押し込まれるような展開が見え隠れする中で、後半14(59)分~後半26(71)分に立て続けに失点福島の怒涛の攻撃とも取れるし、ウチの守備陣が大崩壊を起こしたとも。1失点目の樋口選手のシュートは、ある意味仕方ない。クリアミスではあるものの、掻き出すのに必死で、近くに位置取りされてしまったけれども、そこからの挽回は難しいと思う。問題は2点目以降で、2点目は守備陣が機能していない(無反応とも言っていい)3・4点目は裏を取られている。もう福島の攻撃陣に振り回されているのと2点目の失点が効果てきめんで、岐阜の守備陣が動けなくなってしまってるようにも・・・。
最終盤に途中出場の粟飯原尚平選手が意地を出して1点返したけど、そこまで。4-3で逆転負け。しかも状況違えど昨年のアウェイと同じスコア(スコアを決められた相手と点数まで一緒というオマケ付(爆))2023年まで負け無しでゲンのいいスタジアムだったはずのとうほう・みんなのスタジアムが一転、去年・今年と負けたことで、白河の関のような鬼門になってしまうのではないかという不安さえ感じたほどです。



まぁ、守備陣は間違いなく猛省してほしい点が取れないのも課題だけど、それなら守備で挽回するふうじゃなかったの?

ここまで来て思うのは、いつまでも実りの少ない窮屈な4バックに固執するか昨年躍進のきっかけになった3バックに戻してみるか。その分岐路に立ったのではないかと。攻撃陣に関しては、佐々木快選手の処遇をどうするか。彼にストライカーとしての重荷を背負わせたまま試合を進めるのか、それともサイドや中軸も点に絡む攻撃的な布陣を強化していくのか佐々木選手をスタメンで使い続けるか否かも課題になるでしょう。一度外から試合を眺めさせ、何が必要で足りて無いのかを知るのもいい勉強でしょう。

何より、このままだと大島康明監督の首が寒くなりかねないハネムーン期間も新体制発表会を初日と勘定したら、(同期間の終わりとされる)そろそろ100日になり、何らかの結論を出さないとサポーターが荒れるぞ・・・。実際荒れかけたし(汗)。


そんな次の試合は、ツエーゲン金沢との白山ダービーここで何かの結論を導き出せないと、2022年の悪夢再来か、2019年の悲劇以上のものを見せられるのかもしれない。


次回は、福島でのスタメシの紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 21:13Comments(0)

2024年12月11日

こ、これはフラグなのか・・・

FC岐阜は、ヴァンラーレ八戸から佐々木快選手を完全移籍で獲得したそうです。
今年、自身初の2ケタ得点を取ったことで大きな自信を得た上でのステップアップ移籍なのかな・・・。それとも先日監督に就任した大島康明さんの意向なのでしょうか。ちなみに、現在26歳ということもあり、若い選手にもなります。
その前にも、北龍磨・文仁柱・横山智也・與那覇航和の4選手の契約更新を発表しています。與那覇選手以外の3選手はスタメンやリザーブで名を残していたし、特に北・文両選手に関しては大活躍していましたからね。主軸になる人物だと思うので、残ってほしい選手ではありました。ちょっとだけホッとしています。

そうなると、ストライカーの意向が知りたくなるよね・・・と持っていた矢先に、この発表。佐々木選手をストライカーに据えてやっていくのか、トップ下に据えて、ストライカーを引き立てたいのか。
そういえば、右ウイングが固定されていなかったなぁ・・・ということを思い出し、そうなると彼を底に据えるのかとか考えたくなるんですけど、そうはならんやろなぁとも。左にしても然り。荒木大吾選手がいるので、彼は右ができたかなとか思っていますけど、あまり右はやっていなかったような・・・。
じゃあ、アレだよな。移籍へのフラグがストライカー様に点灯してしまったのかなと。もちろんそんなことは考えたくないですし、まだわからないと思いますけど、今年得点王を取ってしまったら、その可能性は十分ある残ってくれれば、心強いですけど、それは彼の心持ち次第。


12/14のイベント(新ユニフォーム発表イベント)で、彼の姿が拝めたら、9分9厘残留なのでしょうけど、はてさてどうなるか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2024年11月03日

FC岐阜観戦記2024 第18節 激しい雨の後で

FC岐阜、昨日はFC大阪と戦いました。


AC長野パルセイロ戦で劇的な逆転勝利を見せて以来、負け知らずで突っ走っています前節のFC今治戦も、序盤の苦しい状況がウソのように点を重ね、4点取る(4-1での)勝利となりました。一時はJFLに突っ込むのではないかという危機的状況だったのが信じられないくらいの勝ちっぷりと強さ。何でこれが今になってできるんだったら、もっと前に・・・とか言いたくなるけど、それは野暮なので言わない(ギャハ)。

一方のFC大阪も初のJ2昇格に向けて勢いが付いていたものの、前節のテゲバジャーロ宮崎戦で痛い敗戦を喫し、これ以上負けられない中で長良川競技場に乗り込んできます


ちなみに、アウェイでは引き分けただけに、どちらも勝ち点3を欲しいところでしょう。


この日は、台風から変わった温帯低気圧が東に流れてきたことで、秋雨前線を刺激し、季節外れの大雨をもたらしていました。そのため、東海道・山陽新幹線が一時ストップするなど大変な事態になっていました。同じ日にルヴァンカップの決勝が国立競技場で行われていたのですけど、そこに向かう名古屋グランパスのサポーターが巻き込まれたそうで、キックオフどころか試合そのものに間に合わないのではないかという事態に陥っていたそうです。


KYG03_20241102_124138026そんな激しい雨の中で、かさなるステージに中日ドラゴンズのチアドラゴンズとドアラが登壇してくれました。ドアラは、今回販売しているコラボ商品の一つ、フェイスタオルを持参しての登場です。
・・・サポーターの歓迎ぶりが、読売ジャイアンツの時と違う(ニヤニヤ)。

ちなみに、チアドラゴンズは、センターサークル応援団でも登場したのですが、その時FC大阪のサポーターは、チアドラゴンズ退場時に♪六甲おろしを歌って『歓迎』しておりました。おい、やめろ(ニヤニヤ)。



KYG03_20241102_125011650・・・って、コラ!ドアラ、股間にタオルを当てるんじゃない(ギャハ)!



KYG03_20241102_134845961こちらは、かさなるステージでの選手トークショー。今季途中で藤枝MYFCから期限付き移籍してきた水野泰輔選手(左)と同じくヴィッセル神戸から期限付き移籍してきた寺阪尚悟選手(右)です。
ただ、見てもらうとわかりますが、この時は雨の降り方がピークになっており、雨の線が見えるほどですよ(汗)。






KYG03_20241102_170153950とにかくすごい雨の中でキックオフになった試合、前半はピッチ上が水びだしになるところも出ており、さながら田ッカーと揶揄されるほどのコンディションになりました。昔の長良川競技場は、試合が終わるまで、こんな状況でしたからね・・・。
そんな状況だからだったのか、ウチの方はパスミス・キックミスがチラホラ見られ、そこを突かれたFC大阪のイレブンにゴール前まで攻め込まれる苦しい展開に。序盤の攻勢で入れられていたら、この日の試合結果は大きく変わっていたことでしょう。結果的には、何とか持ち直し、徐々に繋がりがよくなってきました。

前半は双方点が入らず、コンディション改善を図って、水びだしのエリアがセンターサークル付近と第2コーナーあたりまでで落ち着いた後半でも、やや膠着状態になっていたため、このままスコアレスドローで終わるんじゃないかと思っていた時、事態が大きく動くのです。

後半25(70)分、北龍磨選手からのコーナーキックから始まったセットプレー。鋭く蹴られた球は、遠藤元一選手のダイビングヘッドもむなしく当たらず、相手ディフェンス陣に跳ね返されてしまいます。明後日の方向に飛んで行った球は、待ち構えていた松本歩夢選手の下に飛んでいき、左足で振り抜いた!何としても勝つんだという気持ちの乗った球は、相手ディフェンス陣に当たったことで軌道が変わり、キーパーの軌道をもかわす飛び方となり、ゴールマウスに吸い込まれていきました
松本選手は、2022年のアスルクラロ沼津戦で大逆転弾を放った救世主(メサイア)でもあり、今年6月のFC琉球戦では、引き分けに持ち込むシュートを放ってくれた救世主でもあります。彼が得点した時は、確実に負けないことを過去の得点シーンで知っていただけに、これはイケるぞと確信したのでした。
そして後半30(75)分、相手のスローインを受け取ろうとした敵の選手が、トラップミスで甲斐健太郎選手のいる方向に飛ばしてしまい、甲斐選手がインターセプトを図ると、すかさず藤岡浩介選手がフォローに回り、粟飯原尚平選手に回すパスワークを見せると、粟飯原選手は前方に流し込みます。前方に点々と転がっていく球をFC大阪の選手と共に駆け上がり競り合ったのは、西谷亮選手。ボールをキープし、さらに前方に蹴り込むと、ペナルティエリアにギリギリ入るか入らないかのあたりからマイナスのゴロクロスで、これまた走り込んできた北選手に合わす。北選手は思い切り振り抜く!その振り抜かれた球は、ホップしてキーパーを避けるかのように飛んでいき、ゴールマウスに。貴重な追加点になりました。ここ最近大暴れの北選手。やはり結婚したことが、自身に大きな力を与えてくれているんだろうなぁ・・・。

その後は、FC大阪がギアを上げてきて、本調子になりそうだったものの、時既に遅し。岐阜が見事に逃げ切り、4連勝を果たしました。この試合に勝ったことで、結果的にJFLへの入れ替え戦に至る状況は消え、J3残留は果たしました。しかし、私達が望むのは、あくまでJ2昇格なのは、言うまでも無し。



KYG03_20241102_170743538試合後、そのまま帰ろうとしていた松本選手を北選手をはじめ他の選手達が囲み、ゴール裏に『強制連行』を図ります(笑)。



KYG03_20241102_170808798すごすごとゴール裏に行きながらも、トラメガ持たせたら、「サイコーでーす!」とか絶叫して、無茶苦茶元気やんけ(爆)!
オマエが決めたら、試合が決まることは、今回の件で皆に浸透したと思うから、次以降の試合でも、スタメンや途中出場したら、イケると思ったら遠慮せず行ってほしい。そうすれば、もっと勝ちを拾えるようになると思うので、是非とも。



もうブレーキの壊れた暴走特急のような感じの岐阜。この勢いをチャンスに変えて、次のアウェイになるカターレ富山戦に乗り込んでいきましょう。ビッグサプライズをJ3に巻き起こそう!そして、新チャントのように、俺らも共に走るぞ!


・・・ゴメンゴ、あまりにエキサイトした試合展開だったので、スタメシの紹介が、また後日にずれ込んじゃったよ(ニヤニヤ)。


残り試合は3。プレーオフ進出までの勝ち点差は3。


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Posted by alexey_calvanov at 22:20Comments(0)

2024年10月12日

FC岐阜観戦記2024 第16節 FRIDAY NIGHT J LEAGUE

金J!



FC岐阜、昨日はAC長野パルセイロと戦いました。
さぁ、金JことFRIDAY NIGHT J LEAGUE(フライデーナイトJリーグ)ですよ!3連休の前に行われる平日ナイトマッチ、平日なので行くのは大変ですけど、週末をフル活用できるので、アリといえばアリなんですよね。他のサッカーの試合を見に行ってもいいし、やりたいことをやってもいい。自由にやれるようになるのが金Jだと思います。ちなみに、長良川競技場で金Jが行われるのは、2度目なんです。初めて行われた金Jは、2023年の名古屋グランパス×サガン鳥栖戦だったんですね。


しかし、この日は何ともツキが無いふうで、会社から行かなければならないこともケチの付け始めだとすれば、JRに乗って行こうと思ったら、熱田駅で人が飛び込んでしまったため、対象者を確保中(しかも着いてすぐ)のため運行休止になってしまい、仕方なく名鉄で岐阜まで向かったことで30分のロス。着いたら着いたで、並んでいた出店でビールを買おうと思ったら、売り切れとか言われるわ、つまみ代わりに買った「飛騨牛生フランク」を焼いてもらうために待ってたら、順番を抜かされると散々でしたよ(泣)。正直怒り狂いそうになりましたよ・・・。





KYG03_20241011_205835780前節福島ユナイテッドFC戦で逆転負けを喫した岐阜と信州ダービーで松本山雅FCに勝ち切れなかった長野との試合、主導権を握っていたのは、負けるとJFL行きに片足を突っ込みかねない状況に陥る長野でした。いつ点を取られてもおかしくないくらいに攻め上がってきたものの、精度は欠いている状況でした。一方の岐阜も少ないチャンスをモノにするものの、フィニッシュまでなかなか決めきれない決められたとしてもゴールを捉えられず、もどかしい状況となっていました。
その押し気味の長野が前半28分に先制・・・と思われましたが、ここはオフサイドとなり、命拾い。しかし、それでも長野が先制することになります。後半10(55)分、多数置いているはずの岐阜の守備陣をいとも簡単に剥がしていき、翻弄して、空いたエリアに飛び込んできた忽那喬司選手が叩き潰す形でもぎ取っていきます。打ったコースもここしかないところだったんだろうけど、あんな嫌らしいシュートを打たれたらアカン。

この失点で気を引き締めたのか、岐阜の動きが少しずつよくなってきます。
後半18(63)分、前線で敵と格闘していた生地慶充選手が保持していたボールを後ろに控えていた西谷亮選手に回して難を逃れると、さらに後方の野澤陸選手→サイドにいた萩野滉大選手→前方にいた北龍磨選手→藤岡浩介選手が軽くタッチして、最後は抜け出そうとしていた西谷選手にキレイに回り、一閃を放つと、ゴールマウス右隅に決まって同点に。狭いところでパスを回して、敵を上手いこと翻弄したことで生まれた西谷選手の同点弾は、何と3/10に開催されたカマタマーレ讃岐戦以来の得点となりました。随分入ってなかったんだなぁ・・・。

その後、双方決め手と打つ手がない中で、アディショナルタイムに突入していきます。長野が必死に追いすがって、点を取らんとしていた中、大きなドラマが待っていました。
同点弾を放った西谷選手が途中出場した横山智也選手に回したものの、横山選手は敵に囲まれそうと判断したのか、即座に西谷選手に戻します横山選手が敵を引き付けたことで、右側にスペースができ、そこに西谷選手が大きく蹴り込むと、後ろから来た遠藤元一選手が大きく中央に展開。その球を横山選手が頭で打つと、敵の正面に当たってしまうものの、こぼれ球になったボールをそばにいた北選手が思い切り蹴り込んだ!ゴールマウスの前で一度バウンドした球は、ゴールキーパーを躊躇させる動きを取り、右側に逃げるように入っていきました。膠着した中で生まれた決勝点となって・・・。

そして、このまま試合終了。岐阜が長野から勝ち点3をもぎ取ったのです。今シーズンの中で、最も劇的な勝利だったと思います。



KYG03_20241011_210922723もちろん、MOMは北選手ゴール後には、ゴール裏に来てポーズを取ってたくらいですから、よほどうれしかったんでしょうね。残り試合が少ない中でも、全て勝つつもりで戦うので、応援してほしいと述べていました。



KYG03_20241011_211138599北選手と入れ替わるかのようにやって来たのは、浮田健誠選手。
現状チーム得点王で、J3得点王も夢じゃない状況にいるのですけど、チームがなかなか浮上できないので、点も取れなくなっているようです。しかも試合後に居残ったサポーターが選手達に檄を飛ばしていた後にやって来たのですから、本当に大変な中、来てくれてありがとうございます是非とも得点王になってほしいです。



これで岐阜の勝ち点は39となり、ほぼこれで残留圏に留まれるのではないかなと思っていますけど、まだまだ油断はできません。今後上位、特にプレーオフや自動昇格を掛けたチームとの戦いが控えています死に物狂いで挑んでくると思うので、生半可な気持ちで戦わず、こちらもプレーオフに飛び込むんだという気概を持って戦ってほしいものです。

その前に絶対に勝たないといけない試合があります。アウェイで戦ういわてグルージャ盛岡戦です。
現状最下位に沈んでいる盛岡、このまま行くとJFL行きが決まってしまう中での戦いになるので、少しでも勝ち点を積み上げようと必死になって戦ってくることでしょう。しかも、この試合と大宮アルディージャ戦は、地方開催(ウエスタンデジタルスタジアム北上)になります。陸上競技場なのですが、普段開放しないサイドを開放するとのことなので、大勢の観客が動員される可能性もあります。迫力ある試合が盛岡の選手達の後押しになりかねません。十分に警戒して、気を抜かずに勝ち点3を取っていってほしいです。


残り試合は6。プレーオフ進出までの勝ち点差は7、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は9。


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Posted by alexey_calvanov at 21:07Comments(0)

2024年10月07日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その15 ジンクスが終わる時

FC岐阜、昨日は福島県福島市にあるとうほう・みんなのスタジアムで福島ユナイテッドFCと戦いました。


この地に来るのは、3年連続。その試合全てで勝っています。何だったら、コロナ禍で入場できなかった2020年から、福島(2020年は郡山→福島で、雷雨による後半中止のため)での試合は、負け無しです。
今年は、ホーム開幕戦が福島でした。福島に先制を許し、嫌な空気が流れたものの、その後4得点を挙げ、大逆転勝利を挙げました。こちらは、今まで勝てなかったホームで勝てたというジンクス破り。以降、3月末まで快進撃が続いたのです。

しかし、現在の順位は、福島が6位、岐阜は14位になっています。あの敗戦で下位に沈むのではないかと思われた福島が、その後盛り返し、初のJ2昇格を目指し、邁進しているのに対し、岐阜は4月以降調子を落とし、監督交代を経ても上向かず、下位に沈んでいます
プレーオフ争いに負けられない福島、入れ替え戦阻止のために一つで勝ち点を積み上げたい岐阜。双方ベクトルは違えど、勝たなければいけないことは同じ意地と意地とのぶつかり合いになることは間違いありません。そして、福島は初めて岐阜戦のホームで勝つ、岐阜はジンクスを続けることに躍起になることでしょう。


KYG03_20241006_111024314とうほう・みんなのスタジアムは、ホーム側とアウェイ側の入り口は分けられているものの、結果的に中は往来可能(ただし、違う席種への入場は不可)。そんなこともあり、福島の選手紹介パネルを拝むことができました。
こちらは、樋口寛規選手今でこそ福島の在籍歴が長いですけど、過去に岐阜に在籍していた経緯があります。このことを知っているのは、かなりの古参サポになるでしょうな。






KYG03_20241006_145921031試合は、降りしきる雨の影響か、大荒れの展開になりました。

前半8分と11分に折り返してきたボールを合わせた樋口選手にまんまと恩返し弾を2発決められ、岐阜に嫌なムードが漂います。
しかし、前半30分に甲斐健太郎選手が蹴り出した球に寺阪尚悟選手がヘディングで飛ばし、松本歩夢選手が福島と競り合う中で前に出し、その球を藤岡浩介選手がスライディングショットで流し込んで、1点差に。その4分後には、左側にいた荒木大吾選手が後ろに飛ばした球を西谷亮選手が中央に大きく展開。その先にいた北龍磨選手がジャンピングボレーがゴールマウス右側に決まり、一気に同点に追い付きます
よし、これで何とか調子を取り戻したと思ったら、前半終了間際にまた福島の選手に決められてしまい、嫌な空気をまとったまま前半を終えてしまいます

後半は、その嫌な空気を払うために全身全霊を傾けなければならず、焦燥感を抱く展開になると思っていましたが、それどころじゃない展開に。
後半12(57)分に岡崎慎選手がボールを流そう(ないしは受け取り直そう)としたプレーが、相手への悪質なタックルと判断され、レッドカードとなり、以降10人での戦いを強いられることになります。これだけじゃないですけど、この日の試合は主審にも泣かされる格好になり、その象徴シーンとも言える部分ですね。妥当と言われても仕方ないですけど、あまりに主審のジャッジが酷かったので、妥当と言い切りたくない
それでも、後半17(62)分に、相手キーパーのチョンボを見逃さなかった藤岡選手がゴールマウス右側に冷静に流し込んで、形勢不利ながらも同点に追い付きます
その後は、膠着状態に陥りながらも、何とか点を取る機会を窺っていたものの、その機会を得たのは、福島になってしまいました
最終盤に途中交代の選手に、ここしかないルートに流し込まれてしまい、4-3で逆転負けとなってしまいました。ただ、このプレーの前からラインズマン(副審)がオフサイドの旗を上げていたんですよね。しかし、主審は無視したのかオフサイドじゃないと判断したのか、試合は続行。この部分が未だに納得いかない。なぜ主審は止めなかったのか。きちんとした説明が欲しい。これでは福島に勝たせたいという主審の独断と偏見がゲームコントロールを崩壊させたとしか見えなくなってしまう。



激しい試合で、荒いコンタクトも多かったと思う。しかも、福島は中3日で挑んだ試合だったので、ほとんどの選手が疲労困憊の中で戦っていたはず。そこを突けなかったウチにも問題がある。
ただ、よくはやっていた。あきらめずに点を取る気持ちは十分に伝わっている。それでも、余計なシーンがあったのは事実。それが、前半の2点だったのか、前半終了間際の失点だったのか、最終盤の失点だったのか。個人的には、守備が手薄になった失点劇が一番アカンと思う(なので、前半終了間際の失点が一番痛い)のですが、いかがなものなのでしょうか。


とはいえ、このままさめざめとしていたって、何も得るものはない次の試合に向けて勝ち点を得ることを抱けに全神経を集中させてほしいです。


次は、ホームでAC長野パルセイロ戦になります。今回はウチでは恐らく初めてになる金Jになります。特殊な展開とはいえ平日開催なので、お客さんの入りが心配ですけど、昨年行われた名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合でも、ほぼ大入りだったので、大丈夫かな。<あれと比較してはいけない。


残り試合は7。プレーオフ進出までの勝ち点差は10、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は6。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)

2023年12月09日

2023年もFC岐阜クリスマスフェスタ in アクティブGに行ってきた

SOG03_135659今日、FC岐阜クリスマスフェスタ in アクティブGに行ってきました。少し前にイベントをやることを知ったので、今日はミッドランドスクエアシネマで映画を見たら家に帰る気満々だったんだよなぁ(苦笑)。


このイベントは、来年のユニフォームが見られるので、行っておいて損はないと思っているので、急遽に近い形でJR岐阜駅の中にあるアクティブGの2階にあるふれあい広場に向かいました

イベントのある広いスペースから少し外れたところに、先日引退会見を行った田中順也選手のバックパネルが置かれていました。
・・・ここまでやったら、いすと机を置いてTJ呼んで来い(ギャハ)!



SOG03_150505今回のイベントは3部構成。


第1部は、若手選手によるトークショーと写真撮影会で、来場したのは横山智也選手(左)と石坂亮人選手(右)本来は羽田一平選手だったのが、石坂選手に急遽切り替わったんですね。単純に体調不良ならいいんですけど、この時期に急遽変わるってことは、移籍交渉が・・・いやいや、考えないでおこう(汗)。

今シーズンの所感やオフの過ごし方、仲のいい選手や尊敬する選手とかの話が聞けたのですけど、中でも川上竜選手のマル秘エピソードがインパクト絶大だった(爆)。コワモテの顔なのに、実際はひょうきんな人で、風呂好きかつ風呂場で歌を歌ってご満悦になる人間だったとは・・・。


横山選手は、4試合ほどの出場でしたけど、ルーキーイヤーでよくやったと思います。石坂選手は、今年ケガをしてしまって活躍できなかったですけど、まだ焦る歳じゃない来年キャンプでじっくり身体を整えて、動きのよかった今年の調子を取り戻してほしいです。福井ユナイテッドFC戦の経験が必ず生きてくるはずです。

なお、衣装はクリスマスデートのコーディネートだそうで、石坂選手は黒で固めているほどの黒好きのようです。



SOG03_154624第2部は岐阜県のマスコットであるミナモの契約更改。今年も期限付き移籍の延長に同意してくれるのでしょうか。
そんなミナモは、ウッキウキのサンタ姿でご登場。



SOG03_154809MCの久世大輔さんと共に、契約内容の読み合わせ。何でも去年実現してほしかったミナモの顔の入った水が出なかったことでご立腹でしたからねぇ。だからこそ、契約内容の確認は慎重に・・・。



SOG03_155049ということで、無事期限付き移籍の契約が延長となりました。
ミナモ、来年もよろしく!



SOG03_161037第3部は、来年のユニフォームの紹介と来場選手のトークショー・写真撮影会。
このイベントに来場したのは、北龍磨選手(左)と藤岡浩介選手(右)でした。ということは、第1部の2選手と今回の2選手の残留は確定・・・ということでいいのかしら(ニヤニヤ)?



SOG03_161218そして、こちらが来年のユニフォームだ!
今年のユニフォームよりも緑色が明るいカラーリングになり、色は薄めに。側面には黒が入って、かなり選手がシュっとしているようにも。写真ではわかり辛いですが、縦のラインは12本入っているようで、12本の綱を使って行う漁である鵜飼いの手縄だけでなく、11人の選手とサポーターの12人が勝利に向かって強く繋がるという意味もあります。



SOG03_161956裏面も公開。
背番号の部分に少し変更があり、これまで数字の中に入っていたのは、Jリーグのエンブレムだったんですけど、来年からはクラブエンブレムに変更されるとのこと。



SOG03_170853来年のユニフォーム一覧。
1stユニフォームは緑、2ndユニフォームは白になるとのこと。白に関しては、毎年ほぼ変わらない作りと言えますね。
ゴールキーパーの1stユニフォームは青、同じく2ndユニフォームは赤になります。こちらは去年と同じカラーリングになりました。フィールドプレイヤーの2ndユニフォームからは襟が無い以外は同じじゃないかと思えるくらい同じカラーリングなんじゃないかしら(ニヤニヤ)。



2時間のイベントでしたけど、結構あっという間に感じましたね。
来年のユニフォームは、襟が無くなったのと緑の色合いが薄くなった以外は、ほぼ変わらないのね。デザインは悪くないので、後は背番号だな・・・。来年にイベントが絡んでくるだろうから、そこで決めようぞ。


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Posted by alexey_calvanov at 21:14Comments(0)