2022年09月22日

八戸に行くとなると青森県横断になった③

今回は、前回の予告通り、青森市街を散策してきました。バス待ちの約50分ほどなので、そう遠くには行けませんでしたけど、コンパクトシティの先駆けとして街全体が改良されたこともあってか、主要施設が駅周辺に集まっている印象でした。
なお、表題詐欺みたいになってるのは内緒(ギャハ)。<今回青森市だよな!


SOG03_073412最初に紹介するのは、柳京ホテル・・・じゃなくてアスパム(笑)。<青森県民に謝れ!
こちら、青森駅からは徒歩10分ほどにあり、どちらかというとバスで降りて行った方が早いかもしれない、青森港沿いにある青森県で一番高い建築物になります。正式名称は青森県観光物産館アスパムといい、アルファベット表記だとASPMとなり、Aomori Sightseeing Products Mansionの略になるのだとか。しかもこれ、一般公募で決まったんだってよ。名前を付けた人、結構センスあるわ・・・。

山型の建物になっていますが、これは青森県のAを表すためにそうなったのだそうで。やっぱり柳京<もう一回青森県民に謝っておこうか。



SOG03_074318こちらは、「青森市ヒストリーサークル」青森駅から歩いてすぐのところにあるので、比較的訪れやすいスポットだと思います。
2億年以上前の青森大地の誕生から2010年の東北新幹線の新青森駅延伸までの壮大な歴史を37枚の銅板にしてサークル状に置いたものになっています。銅板は現代具象彫刻家の峯田義郎さんがデザインし、このサークルの監修も行っています



SOG03_074556青森駅から北に数百m歩くと、機械遺産になる「青函連絡船及び可動橋」(「青森桟橋記念碑」)というモニュメントが現れます。青森駅そばに保存されている青函連絡船は、十和田丸という船になります。
青函連絡船は1908年に始まり、青函トンネルの運営開始になる1988年まで続きました。鉄道を運ぶ運行を始めたのは、1925年になってから本格的に始まったそうなので、案外遅いのね。
青函トンネルが運営されるまでは、北海道に行くには、この船に乗って行くか、飛行機で行くかの2択に迫られたものです。



SOG03_074628長い歴史の中で、避けられないのは第二次世界大戦(太平洋戦争)との係わり。「青函連絡船戦災の碑」に詳しく書かれています。
第二次世界大戦(太平洋戦争)の終盤には、この連絡船もアメリカ軍の標的にされ、13隻の船が犠牲になっています。そして今でも3隻の船が津軽海峡に沈んでいるとのことです。
特に1945年8月10日にアメリカ海軍の攻撃により撃沈された亜庭丸では、船員養成学校の生徒(14歳~15歳)も犠牲になったとのこと。
当時の情勢の風化を避けるために建立された碑ですけど、戦争の影が再び濃くなりかねない昨今の情勢を鑑みれば、戦争の愚かさを伝えるためにも後世に残したいものです。



SOG03_074914こちらは、「津軽海峡 冬景色 歌謡碑」です。石川さゆりさんが歌う名曲の一つで、作詞家である阿久悠さんの代表曲の一つですね。正確な書き方は、『津軽海峡・冬景色』なのだそうですが、何で『・』を入れたのかのいきさつはよく覚えていないのだそうな。
全歌詞が掲載されているのですが、青函連絡船や青森駅に関わってくるのは1番だけ2番部分は竜飛岬になり、実際に竜飛岬にも2番部分の書かれた碑があります
竜飛岬は行きたかったんですけど、青森市からでも遠いんですよね・・・。竜飛岬には階段国道という有名な国道もあるので、そこも行ってみたいのよね。



午前8時10分に青森駅からバスで青森空港に。午前8時45分に着・・・と思ってたら、10分早く着いた(笑)。朝早いフライトに乗りたい人が多いのか、想像以上に混んでいたけど、まーた最前列の席が取れた(ギャハ)。<あの事故を教訓にしないバカは最前列がお好き(ニヤニヤ)。
少し時間があったので、フライト中に食べようと思って「イギリストースト」とお茶を買い、お土産も少々、手荷物で持って行ける範囲で買った。そう、「獄きみ」買ったよ(ニヤニヤ)。


SOG03_094022帰りのフライトで見えたのは、たぶん十和田湖。形から見て間違いなく十和田湖(爆)。青森県と秋田県の県境にある湖です。



午前9時25分に青森空港にフライトし、午前10時50分に県営名古屋空港に到着。ここから名古屋駅まで帰るわけですが、ここでいくつかのルート選択を迫られます。


名古屋空港まで行くルートは3つ。
まず最も一般的なルートが、あおい交通の名古屋駅~県営名古屋空港のダイレクトで行ける便同じあおい交通で行ける名古屋市内便は栄もあるのですが、あの事故の影響か、9/26から運休になり、近くまで行けるとよやまタウンバスというコミュニティバスが代替便になりそうです。
で、名古屋駅~県営名古屋空港便は、名古屋高速で早く行けるのがメリットですが、渋滞にハマるとうんともすんとも動かない、今回紹介するルートの中では最も高い700円になります。

もう一つは西春駅~県営名古屋空港のルート。こちらは名鉄で名鉄名古屋駅まで向かうルートになりますね。こちらのルートは路線バスを走る名鉄バスになり、名鉄との合算で650円(名鉄300円+バス350円)と案外安い。しかしながら、乗り換えの時間が読めない点と本数が少ない点、おまけに路線バスなので大きな荷物が乗せにくいというデメリットがあります。手荷物程度なら考慮してもいいかなと。

しかし、一番安いルートがまだあるのです。それがあおい交通の勝川駅~県営名古屋空港のルート一番遠回りなルートではあるのですが、JRとの合算で540円(JR240円+バス300円)と最も安いのです。乗り換えの時間が読めない点はあるものの、安く行きたい点とバスが案外空いているメリットも享受できます。なお、名古屋駅から来るバスの延長線上でやって来る便もあります。

なお所要時間は、名古屋駅~県営名古屋空港が30分、名古屋駅~西春駅~県営名古屋空港が45分、名古屋駅~勝川駅~県営名古屋空港が54分になります。


恐らく来年も行くのでしょうけど、日程次第でどうなるのかわかりません。最も安いルートが時期によって変わるからですね。新幹線で行くルートも最近は予約日時によっては安く行けるようになったので、選択肢に入りますし、飛行機は最も高いものの、時間さえ合えば、早く快適に行けるルートということもわかりました昼行便に限ってですが、仙台から行くルートもあるので、今後の参考になりそうです。
・・・と、来年も行くことを算段することが、来年もJ3行きを覚悟したということなんだけどね(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:01Comments(0)