2024年05月21日

26-0以来の衝撃

2004年のプロ野球再編問題で誕生した東北楽天ゴールデンイーグルス。近鉄バファローズがオリックスブルーウェーブと合併してオリックス・バファローズとなったことで起こったもので、楽天が旗頭になって新規加入した球団で、50年ぶりの新規加入となりました。
しかしながら、一から建てた球団だったこともあり、選手がおらず、主に合併元の近鉄とオリックスとの分配ドラフトによって選手が集められたものの、いいところを新生オリックスが奪い取る格好になったため、楽天にやって来たのは、言葉は悪いですが、1軍半の選手ばかり(計算できる選手がほとんどいなかった)になってしまいました。
それでも、2005年の開幕戦になった千葉ロッテマリーンズとの初戦は、新生オリックスへの移籍を拒否した岩隈久志さんの活躍もあり、歴史的1勝となりました。
ところが、開幕2戦目で暗転します。1回に2失点、2回には先発を早々とマウンドから下ろしたものの、その後投げた投手もパッとせず、ロッテの打撃陣にフルボッコにされ、一気に11失点となりました。無失点に抑えられたのは4回と7回のみで、終わってみたら26失点(ロッテにとっては球団記録になる26得点)となりました。一方で楽天の得点はゼロヒットも何とか1本打てたことで、ノーヒットノーランの記録だけは食い止めた格好になっただけというお粗末な試合になってしまいました。というか、当時の戦力なら、こうなっても仕方がないとも言われたほどです。


あれから19年経った今日、また楽天がとんでもない事態に陥ったのです。

みずほPayPayドーム福岡で行われた福岡ソフトバンクホークス戦、この日先発に立ったポンセ選手は1回こそ三者凡退に抑えたものの、2回に突如精彩を欠く大乱調となり、一気に7失点3回も失点したにもかかわらず、4回もマウンドに立ったものの、1つもアウトを取れずに降板。そして、後続の投手陣も打ち込まれ、一気に10失点となりました。5回と8回にも失点を重ね、終わってみたら21失点。あの時の記録に次ぐものになってしまいました。あの時を知っているファンやプロ野球フリークな方々からしたら、いったいどうしてこうなったんだと訝(いぶか)しがることでしょう。


当時とは戦力がまるで違うのに、この失点劇。野球は試合数が多いので、ただの1敗で片付けることも可能ですけど、なぜこの失点劇になったのかを総括できないまま次の試合に進めば、これほどの失点にはならないでしょうけど、また負けますよ。だから大いに反省し、次はどうすればいいのかを分析できるようにならなければいけないでしょう。繰り返しますが、戦力は揃っているんです。戦力を上手くコーディネートできない監督・コーチの責任がまず挙げられると思います。
その監督は、当時26-0の試合でロッテの選手として戦っていた今江敏晃監督。あの時どうしてこれだけ勝てたのかを逆に分析して、そこから大勝を食い止める策を練ってほしいものです。


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2024年01月31日

1軍と2軍で違うユニフォームを導入

千葉ロッテマリーンズの2軍のユニフォームが変わるようです。
ロッテのユニフォームと言えば、色々ありますけど、一番印象深いのは、ホームの試合で着るピンストライプのものでしょう。縦の線の入った、人によってはシュっとした感じのものなんですよね。
しかし今年から、ロッテの2軍ではピンストライプのユニフォームではない、ほぼまっさらなものに切り替わるのだそうです。実際見てみると、Mロゴ・スポンサー部分以外は首元と袖の部分にアクセントがあるくらいで、ホントに何もないシンプル極まりないものになっています。1軍もこれでもいいんじゃないの(苦笑)?


このユニフォームをデザインしたのは、吉井理人1軍監督。いわく、ピンストライプのユニフォームに重みを置きたかったとのこと。大リーグの経験もある方なので、ユニフォームを1軍と2軍で変えようと思い立ったのでしょう。


そういえば、2軍だけチーム名が違うからユニフォームが違うという事例はありましたね。2000年~2008年のサーパス神戸→サーパス(オリックス・バファローズの2軍)や2000年~2010年の湘南シーレックス(横浜ベイスターズ→横浜DeNAベイスターズの2軍)などがそれにあたります。しかし、同じチーム名なのにユニフォームが違うというのは、かなり異例のようです。


ところで、シンプルになったユニフォームでも残したものがあります。それはロッテの信条を象徴するラインデザインというもの。黒・白・灰のラインがそれにあたるのですけど、黒が勝利への挑戦(CHALLENGE)、白が勝利への熱狂(ENTHUSIASM)、灰が勝利への結集(UNITY)を意味しているのだそうです。これは1軍のピンストライプのユニフォームやビジターで着る黒一色のユニフォームでも表されており、今回着ることになる2軍のユニフォームにも首元と袖のアクセントの部分で採用されています。


吉井監督は、ピンストライプのユニフォームに袖を通すことを目指して2月の春季キャンプから頑張ってほしいと述べています。袖を通すことはもちろんですけど、それを着続けたいのなら、1軍で更なる活躍ができるように頑張ってほしいものです。


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2021年06月02日

与田「よし、勝った!」→井口「待つんやで!」→結果

何とも珍しい事態でひっくり返ることもあるんだなぁと思わされました。


今日行われた中日ドラゴンズ×千葉ロッテマリーンズの交流戦、テレビ中継をしていたので、副音声(里崎智也さんと吉見一起さんとのトーク実況)を聞きながら見ておりました

試合は9回表までに中日が2点リードした状況で、後は又吉克樹選手が抑えれば勝ち・・・というところまで来ていましたが、2アウトを取る間にマーティン選手と中村奨吾選手にヒットを打たれており、得点圏にはランナーを進められている状況でもありました。
そこで迎えた角中勝也選手。センター前にヒットを放ち、1点は取られたものの、中日の大島洋平選手の好返球が本塁に刺さって1塁から走ってきた中村奨吾選手がアウトになって試合終了何とか中日逃げ切った・・・と思ったら、ここで井口資仁監督がリクエストを要求しました。
実に長いリプレイ検証の末に、かざされた判定は、何とコリジョンルールの適用によってセーフに。
何でも1塁走者の中村奨吾選手が帰って来た際に、中日の捕手である木下拓哉選手のブロックが中村奨吾選手に対して危険なプレーと判断されたからです。恐らく一つは、正面でブロックしていても、足にタッチをする必要があり、ブロックのみでアウトにすること、もう一つは木下選手の膝がホームのライン上をまたいでいたこと、以上が危険行為というコリジョンルール違反になるという理由でしょう。

これによって、ロッテが同点に追い付き、その後も中日打線を抑えて、2-2の引き分けに持ち込みました中日にとっては勝ち試合をするりと逃し、ロッテは負けがほぼ確定だったところを何とか引き分けに持ち込んだ格好になりましたね(いわゆる、中日サイドは負けに等しい引き分け、ロッテサイドは勝ちに等しい引き分けというふう)。


このコリジョンルール適用は、里崎さん曰く、今後の指針になるくらい重要なプレーとのことなので、すごい試合(すごいシーン)を見てしまったんだなと思わされました。あなたも歴史の証人になった、というやつですか(ニヤニヤ)。


これでロッテは勢いが付いてくれればいいのですけど、勝負は水物なので、過度に期待せずに見ていきましょう(苦笑)。今年も調子は悪くないんだけどねぇ・・・。


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2021年03月22日

ドラクエウォーク、パリーグとコラボする

Android・iOSで配信中の「ドラゴンクエストウォーク」。現在は「ドラゴンクエストⅦ」とのコラボイベントが開催中です。
そんな「ドラゴンクエストウォーク」が、パリーグ6球団とのコラボイベントを開催することが発表されました。唐突なコラボ発表にちょっとびっくりですわ(苦笑)。
各球団1試合ずつが対象になっており、5月~6月と長丁場になっています。丁度交流戦にも掛かるのね。

そのスケジュールはというと・・・、


5/8 千葉ロッテマリーンズ×オリックス・バファローズ(ZOZOマリンスタジアム)
5/16 オリックス×埼玉西武ライオンズ(京セラドーム大阪)
5/30 福岡ソフトバンクホークス×読売ジャイアンツ(PayPayドーム)
6/12 西武×中日ドラゴンズ(メットライフドーム)
6/13 北海道日本ハムファイターズ×横浜DeNAベイスターズ(札幌ドーム)
6/27 東北楽天ゴールデンイーグルス×ソフトバンク(楽天生命パーク宮城)



となります。


このコラボイベントでモンスターが各球団の臨時マスコット的な存在になり、以下の通りになります。


ソフトバンク:じごくのよろい
ロッテ:ミニデーモン
西武:キングレオ
楽天:ゴーレム
日本ハム:スライムナイト
オリックス:ヘルバトラー



その他スラミチを軸にしたコラボグッズも販売予定とのことなので、今後の情報に期待したいところです。


もうすぐプロ野球が開幕する中で、この話題が出てくるとは正直思いませんでした。まだまだコロナ禍の影響を受ける中での開催になりますが、盛り上がりの一助になることを期待しております。


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Posted by alexey_calvanov at 22:32Comments(0)

2020年08月20日

15年ぶりのリーグ優勝、10年ぶりの日本一に向かって

今年の千葉ロッテマリーンズは、とても調子がいい。昨日の時点で同率ながら2位に浮上し、いつでも首位にいる福岡ソフトバンクホークスを窺う状況になっています。
そんな中で行われているロッテ×ソフトバンクの6連戦当初は3位ロッテと首位ソフトバンクの争いだったのが、いつの間にやら首位決戦になってしまいました


今日の試合は、ソフトバンクが主導権を握り、7回まで0-2で逃げ切っている状況でした。
ところが、7回裏にソフトバンクの2番手投手の松本裕樹選手が捕まってしまい、中村奨吾・安田尚憲両選手の一発攻勢で同点となります。
このまま膠着状態で延長戦になったものの、ロッテは4番手投手のフローレス選手の調子が悪かったようで、10回表に栗原陵矢選手の勝ち越し打で4-2と再び2点差に突き放されます

そして、ロッテのラストイニングになった10回裏にドラマが待っていました
抑えで出てきたソフトバンクの泉圭輔選手は2連続四球を出しながらも、中村選手を3塁ゴロに仕留め、すわトリプルプレーで万事休すか・・・と思ったら、中村選手の必死の走りで何とか併殺打に収めます
そこに回ってきたのは、今日調子の悪かったマーティン選手。そんな彼が今日のうっ憤を晴らすかのような、見てわかる一発が出て、ソフトバンクの勝ちを消します
その後はソフトバンクは小刻みな継投を見せるものの、上手くハマらず、2連続四球で得点圏にランナーを進める格好になってしまいました。しかも2塁にはベテランながらも足には自信のある鳥谷敬選手単打でもサヨナラのチャンスになりました。
ここで、代打にルーキーの佐藤都志也選手が登場重要な場面でルーキーとはロッテは思い切った賭けに出た・・・と思ったら、ソフトバンクも外野を超前進守備で守らせて、意地でもサヨナラ阻止を狙ってきましたが、何と最後は椎野新選手の暴投!大きく逸れた球を見逃さなかった鳥谷選手が必死に走り、椎野選手のタッチをかいくぐり、本塁生還!ロッテにとっては大きな価値のあるサヨナラ勝ちとなりました。

というのも、今日勝ったので、同率ながらも首位に立つことになったからです。こうなると、明日以降の3戦が大変重要です。ロッテとしては何とか勝ち越して、ソフトバンクとの差を開けておきたいところ。3戦3勝ならソフトバンクとのゲーム差が2.0となり、今後の試合でも一安心できることでしょう。
しかし、ソフトバンクは非の打ち所がないチームだと思っていましたけど、今日は継投がゴタゴタだったなぁと。早いうちにスパッと替えたなぁと思ったら、替えた投手が準備不足じゃないかと思えるほどに悪い。工藤公康監督は気が重いでしょうし、何より暴投で負けるだなんてショックでしょうねぇ。投手出身監督ですから、この負けがチームに重くのし掛かってくるのは十分わかるでしょうに。


さて、まだまだ先はあるものの、何とかロッテはリーグ優勝してほしいです。実に15年ぶり(最後の優勝は2005年)になるんですよ。
そして、是非とも日本一にもなってほしい。こちらは10年ぶり(最後の日本一は2010年)になるんですね。
この時のセリーグの覇者は中日ドラゴンズだったので、ナゴヤドームで日本シリーズを見に行ってきたんですよね。第6戦と第7戦を見に行ってきたんですが、第6戦が白熱した試合で、午前様寸前だったんですわ(苦笑)。第7戦も死闘で、こちらも延長の末に勝ったんですよね。
あの時は、『史上最大の下克上』(2010年のシーズンは3位で、クライマックスシリーズを勝ち上って来ての日本シリーズだった)ともてはやされていたけど、今回は正々堂々優勝を勝ち取ったうえで日本一を目指してほしいと思ってます。今年のロッテならできると信じております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2020年07月10日

球団を責めるのも・・・

広島東洋カープと千葉ロッテマリーンズに所属していたジェイ・ジャクソン(ジェイ・ランディ・ジャクソン・ジュニア)元選手が、大麻取締法違反(所持)で今日(7/10)逮捕されました。
ジャクソン容疑者は、2008年にドラフト指名されたものの、2009年~2014年までは下積み時代を過ごし、2015年にやっと大リーグの舞台に立ちました
2015年に広島が獲得し、2016年~2018年までセットアッパーなどで活躍広島の25年ぶりの優勝に貢献しました。
その後、一旦大リーグに復帰したものの、すぐにマイナー行きを宣告されることになりましたが、2019年オフシーズンにロッテとの契約に同意し、今年は7試合1セーブ3ホールドを挙げています。
しかし、7/7から体調不良を訴え、翌日に登録抹消同じ日に自主退団を申し出て、球団から了承され、7/9には自由契約になっていました。この時には、奥さんとの離婚問題が取り沙汰されており、子供の親権が絡んでいるので、そのことでプレイに集中できなかったんじゃないかというふうに思われていました。その矢先に出たこの報道。広島時代のファンからもロッテのファンからも遺憾だという声が漏れていました。

この一件で、球団は謝罪をしたばかりか、日本人向けの反社会的行為の講座に外国人を通訳付で受けさせるのは、完全に理解できなかったのではないか、外国人だけで専門の講座を受けさせるべきではなかったかと反省の弁を述べていました
実は、ロッテは当時所属していたヤマイコ・ナバーロ元選手が銃刀法違反(実包(銃弾)所持)で逮捕された経歴があり、当時のフロントが処分を受けていたからです。また同じ過ちを繰り返してしまったことになり、今回のようなコメントが出たのかもしれません。


もちろん、繰り返すことはよくないのでしょうが、日本と外国で銃弾の取り扱いも薬物の取り扱いも違っているので、そのあたりの違いというのをしっかりと教えることをやるべきなんだろうなと思います。ただ、最後は本人のやる気なので、球団をこれ以上責めるのは、酷だなとも。
一方、ジャクソン容疑者は、日本で麻薬(大麻)は違法である認識をきちんと持っていたのかが気掛かりです。奥さんは日本人とのことなので、そのあたりの話はわかっていたのではないかなと。ただ、離婚と子供の親権問題で追い込まれていたとすれば、その寂しさを紛らわすために薬物に溺れたとも考えられます。そうなると、若干同情の余地はあるでしょう。それだからこそ、大麻を絶つ、少なくとも日本では違法である認識を持って挑むべきだったかなと。


外国人選手のケアは球団にとっても重要です。しかし一番は仲間内でフォローする関係を構築できるように、スタッフは気遣うべきではないのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2019年02月27日

40周年なら、あの人を呼ばねば(笑)

今年で劇場公開40周年を迎える「劇場版 エースをねらえ!」。こちら、テレビアニメ第1シーズン(1972年~1975年)をベースに、再構成を行わず新規描き起こしで制作・公開されたもの。ちなみに、劇場公開中は、リメイク版である「新・エースをねらえ!」(1978年~1980年)のオンエアー中でもありました。バイタリティすげぇ・・・。

今回40周年を記念して、ユジク阿佐ヶ谷という東京・阿佐ヶ谷にあるミニシアターで3/8~3/15まで公開されているとのことですが、どうせならあの人を呼ぼう。
野球ファンならお馴染みの、千葉ロッテマリーンズの岡大海(ひろみ)選手です。おわかりですね、主人公の岡ひろみと同じ名前なんですよ(ニヤニヤ)。
それにあやかって、ロッテに移籍が決まるまでの数年間、前奏に♪エースをねらえ!の主題歌(サビの部分)が演奏されていたんですね。ロッテ移籍以降は無くなってしまったものの、個人的には面白いよねと。本人は困惑していたみたいですが。



北海道日本ハムファイターズ時代の応援歌



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劇場版 エースをねらえ!



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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2018年09月25日

守備の名手がいなくなる・・・

プロ野球、千葉ロッテマリーンズの岡田幸文選手が今年で引退すると表明しました。併せて難病を克服し1軍のマウンドに上がった大隣憲司選手も引退を表明しています。


何より、私が驚いたのは、岡田選手の引退ですね。
岡田選手は守備のスペシャリストで足も速い選手。特に守備ではセンターに守っていながらレフトやライトの打球にも素早く反応してしまう、守備範囲のかなり広い選手だったんですね。果敢にダイビングキャッチをして窮地を救ったことなんて何度あったことか。先程も書きましたけど足も速く、代走でも活躍していましたね。
打撃に関してはあまりいいところが無かったのが泣き所ではあったものの、2010年の日本シリーズ第7戦で延長12回に放った決勝タイムリー(三塁打)は、そのイメージを払しょくするくらい素晴らしい当たりでした。生で見ていたので、それはよく覚えていますよ。

そんな岡田選手も、ここ数年は打撃不振で現在57打席無安打というプロワースト記録の58まであと1と迫っていました。なお、岡田選手は足は速いものの、ランニングも含めたホームランの記録が、これまで0というワースト記録も持っています。数年しか在籍していなかった選手ならまだしも10年プロを務めた選手が0というのもすごく珍しいですね。


まだまだやれると思っていたのですが、本人が家族と相談して決めたのですから、それを尊重したいですね。本当にお疲れ様でした。できることなら、ロッテの走塁と守備を鍛えてあげてほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2017年09月23日

井口、ロッテの監督に

今シーズンの最下位がほぼ確定状態の千葉ロッテマリーンズ。既に伊東勤監督の辞任が決まっています。
そんなロッテ監督の後任に、今年同球団を引退することになった井口資仁選手になることが明らかになりました井口選手は、8/27にヤフオク!ドームで行われた福岡ソフトバンクホークスに出場して以降、若手育成を進めるために、自ら身を引いたとされます。明日(9/24)の引退試合を最後にすることも明らかにしています。


正直なところ、まだ早いという意見もあるのですが、チーム事情を考えると仕方ないのかな。
というのも、伊東監督の辞任会見の時によく言われたのが、後任がいないのではという話あまりに成績が悪すぎるという点ロッテという球団がケチすぎる、ないしはここ数年の赤字運営でカネが無い点で成り手が出てこないと言われていたのです。
基本的にロッテはOBから監督をセレクトする球団として知られています。一時ボビー・バレンタインさんや今回の伊東監督のように外様監督もいたものの、今回は『先祖返り』した格好になりますね。ただ、井口選手は元々ソフトバンク(前身の福岡ダイエーホークス時代の入団だが)の選手ですけどねぇ。


前途は多難の中、引き受けることになったのは評価すべきでしょう。本当なら解説者やコーチ経験を経てから監督になってもらう・・・というのが自然な流れだと思うんです。
そして引退直後の選手が監督になってもいい成績を収められるかというと難しいと思っています。あの長嶋茂雄さんが引退直後監督になって最初の年は最下位でした。プレイニングマネージャー(選手兼任監督)でもいい成績になるのは至難の業なのですから、ファンは数年(3年契約という報道もあるので、その間)は我慢すべきだと思います。巨人の高橋由伸監督のような初年度でいい成績というふうにはいかないと思いますよ。あれは原辰徳元監督の貯金があったからだと思うので。
そしてフロントは井口選手に監督を任せるのなら、全面的なバックアップをお願いしたいところ決して見殺しにはしてあげないで。経営状況が厳しいのはわかるけど、やってもらうようにお願いしている立場なのだから、なるべく井口選手の要望は聞いてあげてほしいねぇ。それができなくなれば、身売りも止むなしだと思うよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)

2017年06月20日

1990年代を知るダイエー戦士、引退へ

1990年代の福岡ダイエーホークスを経験し、大リーグでも活躍した千葉ロッテマリーンズの井口資仁(ただひと)選手が今シーズン限りでの現役引退を表明しました。まだ交流戦も終わったばかりでシーズンは半ばだというのに・・・。


井口選手は1996年のドラフト1位で福岡ダイエーホークスに入団。当時のダイエーは南海時代から引きずる負け癖(万年Bクラス)の付いた球団になっていて、井口選手がドラフト会議に掛けられた年は、負けの込んだチームに怒り狂ったファンが、王貞治元監督の乗ったバスに生卵をぶつけるという出来事まで起こっています。

まさにどん底を漂っていた時期を知っている井口選手は、当初は確実性の無い選手として見られていました「恐怖の9番」と言われた時期もあったものの、下位打線を任されることが多く、上位やクリーンナップに座っても、すぐに定位置に戻る・・・を繰り返していました。
しかし、ダイエーの上昇機運が高まると同時に、井口選手も主力選手として成長します。中軸として活躍することもあれば、1番でも活躍することもあり、功・走・守の揃った選手になりました。2000年代前半のダイエー躍進の立役者でもあります。

かねてから大リーグでプレーしたかった井口選手は、球団との交渉の末に2005年に大リーグへ移籍します。ホワイトソックス在籍時にはワールドチャンピオンに貢献するなど活躍しましたが、その後は低迷し、ケガしたこともあり、2008年のフィリーズ在籍を最後に、日本球界に復帰します。

2009年から千葉ロッテマリーンズに移籍。二塁手としてだけでなく一塁手としてもプレーしていましたが、徐々に年齢による衰えが目立ち始めていました。それでもロッテの主軸・代打の切り札として活躍し、2013年に日米累計150本・同2000本安打を記録します。


とにかくしぶといバッティングと足が速かった印象を持っています。ロッテ時代には走のイメージはないものの、ダイエー時代は結構速い選手だったんですねぇ。それで長打力もあるので、怖いバッターでした。


今でも往時の勢いはないとは言えども、低迷するロッテには欠かせない選手だと思います。まだ井口選手に頼っているようではいけない、若手がもっと伸びて来いとも言いたいです。それでも、まだ現状を考えれば、井口選手はもう数年頑張ってほしいと思っていました。
残り半分近くあるシーズン、井口選手にはクライマックスシリーズまで進めるように道筋を作ってほしいものです。まだお疲れ様とは言いません。最後まで全力で挑んでほしいです。


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2017年05月16日

まるで一昔前の阪神みたい

と言うと、今の阪神ファンが怒りそうですね(苦笑)。今回紹介する球団は、いつもそうだと言ってもおかしくないもの(汗)。


今日行われた千葉ロッテマリーンズ×埼玉西武ライオンズの一戦で負けた(2-3)ロッテは、早くも今シーズンの優勝が消滅してしまいました。
今年のロッテはいいとこ無しですね。
打線はデスパイネ選手がソフトバンクへ移籍したことで破壊力が激減。新外国人も不発のようで、一人キャプテンの鈴木大地選手が気を吐いている状況。あれ、これってセリーグ最下位のあのチームにも言えるんじゃないのかな(ギャハ)。
しかし、もっと酷いのが投手陣涌井秀章選手がエースになって引っ張っているのに、勝てない。それに引きずられたかのように皆悪い。新人選手の佐々木千隼選手も勝てなくなってしまったわけで。

こうなってしまうと、伊東勤監督がどうなるか・・・なんでしょうね。このまま最下位独走状態になってしまったら、休養は免れないでしょうね。でも、厳しいチームを長い間率いてくれていることを考えると、簡単に休養とかクビとか言えないでしょう。ずっと下位をさまよってどうしようもない球団状況だったら、有無を言わさず通告できるのでしょうけどねぇ・・・。
せめてクライマックスシリーズに滑り込めることを目標・・・ってそれじゃ、いつものロッテじゃん(爆)!


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2017年04月16日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その4 壮絶な打ち合いの果てに

SHV32_0645FC岐阜、昨日(4/15)はアウェイで湘南ベルマーレと戦いました。
この日、朝早くの電車で目的地の平塚に向かうことになりました朝一番の電車を乗り損ないながらも、最寄り駅→浜松→熱海→平塚(東京方面高崎行き)という超トランジットのいい状況で着いたので、5時間半くらいで平塚に着きました(笑)。始発乗り継ぎと20分位しか変わらんやんけ!

ここからバスでShonan BMW スタジアム平塚(平塚競技場)の平塚市総合公園に向かいます。ええ、バスは町田ゼルビア戦でもお世話になった神奈川中央交通(Kanachu)ですよ(ニヤニヤ)。


なお、写真は帰る際に撮ったもの。駅前には湘南を応援する垂れ幕が。岐阜にもこれくらいの(以下略)。



岐阜はここまで町田と水戸ホーリーホックに勝ち、2連勝中。対して湘南はカマタマーレ讃岐に完敗、東京ヴェルディ戦には前半は優位に進めていたものの、後半に追い付かれ掛けるという苦しい勝ち方をしています。しかし、現在湘南は2位と2014年のJ2無双だったあの時とは違うものの侮れない相手。速攻を得意とする湘南の動きに翻弄されないことを祈るばかりです。


SHV32_0633今回やって来たのは、Shonan BMW スタジアム平塚。平塚市総合公園の中にある陸上競技場併設のスタジアムです。



SHV32_0632メイン入口のそばには、1998年にフランスワールドカップに出場した時の記念碑が置かれています。呂比須(ロペス)ワグナー・中田英寿というそうそうたるメンバーがいたんですよね。当時はベルマーレ平塚と言ってたんですが。



SHV32_0630この日、隣にあるバッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚球場)で声がするなと思ったら、実は13時からイースタンリーグの公式戦(横浜DeNAベイスターズ×千葉ロッテマリーンズ)が行われていたのです。
・・・試合16時からだったから、見に行ってもよかったんだけどね(苦笑)。ロッテの若手も見てみたかったし。



SHV32_0629ということもあって、DeNAのバスが停まっておりました。
センセ、大好きなDeNAの試合やってたよ(笑)。



SHV32_0637こちら、マスコットのキングベルⅠ世。子供達に大人気の愛嬌のあるおじいちゃんです。



SHV32_0639さて、スタジアムの中に入って、席は・・・と思って見回すと、まさかの立ち見(爆)。
確かにスタジアム案内見てたら『(立見)』と書いてあったので、そんなバカなと思ったら、そのまさかだった(苦笑)。
立ち見は人数にカウントされんやんけ(ニヤニヤ)!



SHV32_0641こちらスタジアムのピッチ。散水は無かったですけど、きれいですね。
写真には写ってないですけど、スタジアムを象徴する例のボードもありました。



SHV32_0640元々スタジアムとピッチとが間近だとは思っていたのですが、ウォームアップの場まで間近だったとは(笑)。
写真は終わった時の様子ですけど、ここまで近くに見られるのは長良川でもないわ。



SHV32_0643試合は、大荒れの展開。特に後半以降はノーガードの打ち合いになったと形容してもおかしくない試合展開でした。


この試合で最初に点を入れたのは湘南。前半9分に相手に合わされる形での速攻で決められてしまいました。これは防げないと思わされ、精神的ショックも大きいですわ。去年までの岐阜なら、この1点が致命傷になって負ける、ないしはその後もボロボロと点を取られ負ける・・・というのがパターンでした。

しかし、後半から岐阜は驚異の粘りを見せます。もっと言うならよく我慢したなと。
後半17(62)分に福村貴幸選手の鮮やかなヘッドで同点に。きれいすぎて魅入っちゃったよ(ニヤニヤ)。
その後後半26(71)分にはヘニキ選手のボレーシュートが決まり、一気に逆転します。これまたきれいすぎて・・・と思ってたのですが、後々映像を見てみると、ウンゴルさん(オウンゴール)じゃん(ギャハ)!ヘニキ儲けたな(ニヤニヤ)。

しかし、ここから湘南は驚異の粘りを見せてくれます。後半34(79)分に同点に追い付いてきます。
ただ、ここで追いすがる湘南は自らミスをペナルティエリア内で犯し(奈良輪雄太選手のハンド)、岐阜はチャンスをもらいますキッカーは横浜FC戦で決めた主将の庄司悦大(まさひろ)選手。皆が沈黙で見守る中、見事に決めてくれました。シューターではないけれど、決めてくれる時はきちんと決めてくれます。
ここで勝てればよかったんですけど、最後の力を振り絞った、上位に君臨するプライドが湘南を奮い立たせたのでしょう。その直後にジネイ選手にまんまとやられ、その後一進一退を繰り返してホイッスル。双方ボロボロになりながらも引き分け(3-3)という痛み分けに終わりました。



勝てなかったのは悔しいけれども、この試合をやって負けなかったことは最大の収穫。これで負けていたら、精神的にもキツいと思いますよ。
むしろ精神的ショックが来ているのは相手の湘南なんでしょうね。前半で先制して、そのまま守り切れると思っていたでしょうから、後半でこんな展開になるとは思っていなかったでしょう相手のホーム席はシーンと静まりかえっていましたし、選手の見送りも歓声とブーイングが半々のように感じましたね。サポーターの中でも楽勝ムードが漂っていたのではないのでしょうか。
何より2位のチームをここまで追い詰めたのはいい収穫。勝ち切れなかったことはもちろん課題ですが、相手を苦しめる試合をしたことは評価できますよ。


これで岐阜は負けはしなかったものの連勝は2で一旦ストップ。次もアウェイで讃岐と戦います。こう言っては何ですが、讃岐は勝てる相手だと思います。今日は一旦小休止。次の試合に向けて課題を見つけ出し、次の試合に備えましょう


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2016年11月18日

ZOZOっとする試合を見せてほしい

千葉ロッテマリーンズの本拠地である千葉マリンスタジアム。最近までQVCマリンフィールドと呼ばれていました(権利は11月末まで)。


元々千葉市の所有だった千葉マリンスタジアムは、球場の修繕費などに充てようと思って命名権を売ることを決めました。そして2010年、複数の企業の中から同じ幕張にある通販会社QVCが取得して、2011年より10年契約でQVCマリンフィールドとなりました。その後、命名権で得たお金を基にQVCマリンフィールドは修繕と大規模な改修を行い、今や大型ビジョンが3つもある見やすい球場になりました

ところが、2016年夏にQVCが突如契約解除を千葉市に要請。ゴタゴタの末、千葉市も同意し、QVCは違約金(契約解除料。契約途中での解除だったため)を払って契約解除を進めることになりました
さぁ困ったのは千葉市。大急ぎで後任業者の選定に取り掛かりました。すると、ファッション通販サイトの「ZOZOTOWN」を持つ同じ幕張にあるスタートトゥデイが取得。スタジアム名は12月からZOZOマリンスタジアムとなるそうです。
実はスタートトゥデイは2010年の時にも名乗りを上げていたものの、QVCに敗れた経緯があります。いやぁ、QVCがこうなることを知ってたら、最初からスタートトゥデイでもよかったんじゃないのとか思ったり思わなかったり(苦笑)。

なお、スタートトゥデイは地域貢献が盛んな会社で、千葉ロッテマリーンズ以外にもサッカーJ2のジェフユナイテッド市原・千葉、バスケットB1の千葉ジェッツに支援をしているそうです。変わったところでは、サッカー日本代表の本田圭佑選手の所属事務所(マネジメント契約によるもの)が運営するサッカースクールの命名権を購入することもあったそうです。


今回の命名権は2026年までの10年間で、3億1000万円/年だそうな。確かQVCと契約を結んだ時も、この価格だったはず。すごいなぁ。


しかしロッテは恵まれてる。地元、しかも幕張で2社も引き受け手がいるんですから。こうなるとイオンあたりにも頼んでみるか(ニヤニヤ)。<幕張にあるからって無理だろうが。


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2016年09月26日

日本ハム、遂にマジック1に

月曜日なのに、パリーグは試合が行われておりました。東北楽天ゴールデンイーグルスと埼玉西武ライオンズは試合が無かったものの、かつてのマンデーパリーグを思わせますね。
しかも今日行われた試合が、オリックス・バファローズ×北海道日本ハムファイターズと千葉ロッテマリーンズ×福岡ソフトバンクホークス優勝に向けて死力を尽くしている2球団の絡んだ試合だったのです。


先に試合が終わったのはオリックス×日本ハム。日本ハムは6回までに4点を稼ぎ、オリックスの投手陣が崩れたこともあり、楽勝ムードが流れていたものの、オリックスは徐々に追い上げ、一時は1点差になるかと思われました
しかし、6回裏の1点差になるかと思われたオリックスの1点は、ビデオ判定によりアウトとなり、再び2点差になりました。
このビデオ判定になったプレイは、鍵谷陽平選手が西野真弘選手の投ゴロをファンブルし、何とか捕手の大野奨太選手に投げたものの、少し送球がそれる事態に。それを大野選手が何とか抑えて、走者の吉田正尚選手をブロック→タッチ・・・という流れ。この時のタッチがホームインよりも遅かったのではないかということで、主審は得点にしたのでしょう。しかし、ビデオ判定で見たら、明らかに大野選手のブロックが早いしきちんと防いでいますコリジョン(衝突)ルールでもアウトになっていたでしょう。

このプレイが勝負の分かれ目になったのでしょう。その後のオリックスは1点を返すのがやっと。日本ハムの打線が復調し始めていたオリックスの投手陣に抑えられていたのにです。まさに、日本ハムは産みの苦しみを味わったかのように、3-4で何とか勝ちました


一方ロッテ×ソフトバンクはというと、松田宣浩選手のタイムリーで先制、本多雄一選手のホームランで追加点を挙げ、今シーズン調子の悪かった先発の攝津正選手が粘投を見せていたものの、3番手の岩嵜(いわさき)翔選手が捕まり、中村奨吾選手の2ランホームランで同点に追い付かれます
その後双方決め手に欠いたまま延長戦に突入。しかし10回裏に5番手のスアレス選手が乱調
岡田幸文選手がヒットで出ると、加藤翔平選手の送りバントを1塁の内川聖一選手が処理に手間取り、フォローしたスアレス選手も1塁に悪送球し、傷口をさらに広げます。角中勝也選手は敬遠、デスパイネ選手を遊ゴロに打ち取り、1アウト満塁になったところで、選手会長の鈴木大地選手がサヨナラヒットを放ち3-2今年のロッテの戦い方を象徴する劇的な逆転勝ちで、ソフトバンクの再逆転優勝への勢いを止めました。

これで日本ハムのマジックは1明日の西武プリンスドームで行われる埼玉西武ライオンズ戦で決められれば優勝。もしくは今日と同じカードになるロッテ×ソフトバンクでソフトバンクが負ければ、日本ハムが勝っても負けても優勝が決まります


苦しい試合は早く終わらせ、クライマックスシリーズに向けて調整を計りながらの試合をしたいものです。双方死力を尽くしての試合展開は、今後の選手の割り振りにも影響を与えることでしょう。できれば、明日決めてほしいものです。


頼む、吉川光夫選手、明日は先発で決めてくれ!


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2016年09月25日

さよなら、サブロー

この時期になると、白熱した優勝争いの陰で、選手の引退が大きくクローズアップされるようになります。
その中でも、日本代表として出場したことのある千葉ロッテマリーンズのサブロー(大村三郎)選手が引退を表明し、今日引退試合となりました。


サブロー選手は1994年にドラフト1位で入団し、新人選手だった1995年から出場を続け、1999年から外野手としてスタメンを獲得しました。
アテネオリンピックで日本代表選手に出場した2004年に就任したボビー・バレンタイン元監督に、2005年から4番として指名され、『繋ぎの4番』という新しいスタイルでロッテの優勝と日本一に貢献しました。その後も主軸打者として活躍、2010年の日本一の際にも活躍しました。

ところが、2011年シーズン途中にフロントの確執により巨人に移籍親しまれていたサブローの名も捨て、本名の大村三郎で出場することになりました。巨人時代は48試合と出場機会に恵まれず、主に代打での出場となり、ロッテ時代の活躍を知っている人間には、わざわざ冷や飯を食わされるために出ていってしまったのかと感じたほどでした。しかし、その半年ほどの在籍でありながら、引退試合にはかつての仲間が駆け付けており、人望の厚さを感じさせるほどでした(現在巨人に在籍のクルーズ選手も駆け付けていたが、彼の場合はロッテ在籍が先)

2012年にロッテ復帰後は再び外野手として登場。しかし、年齢からくると思われる打撃不振が深刻となり、かつ若手や外国人選手に活躍の場を奪われ、主に代打での登場になりました。それでも2軍落ちすることが多くなり、今シーズンは1軍での活躍が見られないまま引退を表明しました。


この試合では、QVCマリンフィールドのウグイス嬢である谷保恵美さんにとっても感慨深いものになりました。彼女がQVCマリンフィールド(当時は千葉マリンスタジアム)のウグイス嬢になったのが、奇しくもサブロー選手入団と同じ1994年から。つまり新人の頃から引退の今日に至るまで、ずっとサブロー選手を見てきた数少ない一人なのです。
彼女の特徴と言えば、独特のアナウンス。特にサブロー選手には語尾を極端に伸ばすというアナウンスになっており、それがQVCマリンフィールドの『名物』にもなっていました。最後の試合になった今日は、アナウンス後感極まって泣いていたそうです。そりゃそうだわな。20年以上見てきているんだもの。


私にとってサブロー選手と言えば、先述の繋ぎの4番というシュアなバッティングを放てる巧打者という面奥さんがタレントの中嶋ミチヨ(美智代)さんなんですよね。ラジオを聞いていた縁もあって、よく知っていただけに、サブロー選手が巨人に移籍したりロッテに復帰したりという節目の時も応援しておりました


22年間本当にお疲れ様でした。今後はロッテの将来を担えるコーチや監督としての活躍を期待しております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

2016年06月14日

バス地獄

今日、中日×ロッテを観に岐阜市にある長良川球場、いつもFC岐阜の試合を観に行く長良川競技場の隣にある野球場、に行って来ました。
仕事場から時間がかかる上、仕事に追われ夕方6時半過ぎに出ることになってしまっただけでなく、あまつさえ試合のテンポが異様に早く、着いた頃にはもう終盤、8回表になっておったわい(泣)。サッカーだったら午後7時キックオフがほとんどなので、後半をじっくり見られるなというふうなのに・・・。


まぁ、試合に勝ったからよかった。でも帰りのバスはいつにも増して来ない&不案内誘導員をわかりやすいところに立てて案内しないと、サッカーの時と違う(今回は岐阜メモリアルセンター正門のあたりだった)から、アナウンスも含めもっと案内すべきだわ。
おかげでいつも行ってるのに迷った挙句、臨時バス乗り場の人の多さにがく然とし、慌てていつもシャトルバスが出ているバス停から路線バスで帰ったわ。人がサッカーの時の倍は少なくとも来ているからねぇ。

久しく見ていなかった乗客の取りこぼしを目の当たりにし、かつ乗れなかった人達がトボトボと歩く姿を見て、もうちょっと考えて運行しろよ岐阜バスと思ったのでした。
あと臨時バス出すなら、清流ライナークラスも動員してやれよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:08Comments(0)TrackBack(0)

2016年06月11日

どう見てもカープの試合(笑)

今日、QVCマリンフィールドで行われた千葉ロッテマリーンズ×東京ヤクルトスワローズの試合ロッテが千葉移転25周年を記念して、ALL for CHIBAと題して千葉県のために戦う日とされていました。
これまでもこれからも今シーズンの間に何度か行われるのですが、初戦だった4/9の埼玉西武ライオンズ戦は赤いタオルが配られていました今回紹介する赤いユニフォーム配布は5/7のオリックス・バファローズ戦で行われていたのですが、この時はCS(TBSニュースバード)での放送だったので、スポーツニュースで見ない限り、なかなかその姿をお目に掛かれなかったのではないのでしょうか。

ところが、今回の中継はNHKで放送されるということもあり、ほぼ全国で見られたわけですよ。見た方はわかるかと思いますが、ほぼ360゚真っ赤(汗)。ビジター席以外はホントに真っ赤(公式発表ではサンライズレッド)なんですよ。しかも、胸部分のロゴがChibaとなっているのですけど、その部分はまるでビジターユニフォームの時のCarpを意識したものに。まるでこの日の試合が広島東洋カープの試合じゃないかと見紛うくらいになっておりました。しかも、この日のNHKの解説は大野豊さんと小早川毅彦さんこれじゃあ広島の試合じゃん(ギャハ)!

この試合では、ロッテが交流戦になると行っている挑発ポスターの話題も出ており、なかなか面白かったですね。また、大野さんがロッテの応援を地鳴りが起こるかのような表現をしており、相当怖い思いをしていたのかなと想いを馳せましたね(ニヤニヤ)。


ちなみに、試合はロッテが昨日惜敗した借りを返す逆転勝ち(4-2)今年のロッテは粘り強いですねぇ。負ける時にも、ただで負けることは少ないですし。ソフトバンクに一矢を報いれるのは、現状ロッテが第一候補なのかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:36Comments(0)TrackBack(0)

2016年04月29日

全てにおいて規格外

今日のQVCマリンフィールドで行われたロッテ×日本ハムは試合以外にもなかなか楽しませてくれたそうで。


日の試合は同じ日に隣の幕張メッセで行われていた「ニコニコ超会議」とのコラボで、「ラスボス」こと小林幸子さんが元ロッテOBの里崎智也さんと共に来場始球式ならぬ『始球バズーカー式』を敢行し、キャッチャー役の里崎さんを吹き飛ばす999km/hを記録するという『珍事』を巻き起こしました。後にも先にも、そんな始球式はないわ(笑)。
そして、こどもの日ではなかったものの、ゴールデンウィークということもあって、QVCマリンフィールドには鯉のぼりが掲げられていたそうですけれども、同球場名物の強風が襲い掛かります。しかもこの日はQVCマリンフィールドにしてはかなりの強風である10m/s以上の風を観測お父さん鯉と子供の鯉が哀れ飛ばされてしまいました・・・。その後、試合途中に子どもの鯉は見つかり、生き残った(笑)お母さん鯉は試合終了後勝利したロッテナインと一緒にセレモニーに参加することになりましたが、お父さん鯉はいまだ行方不明とのことだそうです。見つけた方は、お早めに千葉ロッテマリーンズの事務所に連絡を(苦笑)。
ちなみに、この顛末はCS(TBSニュースバード)の放送中にも展開されたようで、解説の小宮山悟さんが飛ばされた鯉を慮(おもんぱか)る(その後、子供の鯉を確保という報告をしたレポーターに確保じゃないだろうと苦笑することに(笑))実況も。またネット上では鯉のぼりの行方にやきもきしたり、一家離散や家庭崩壊に当てはめたり、超会議の日にいいネタが出来たと楽しむ者まで現れました


ちなみに、試合は先述の通りロッテの逆転勝利。終盤に追い上げられたものの、お母さん鯉のように粘って勝ったようです。


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2016年03月25日

2016年プロ野球開幕

今年は色々と問題や騒動の起こっている中での開幕になったプロ野球。一番は全力でプレーしてファンを喜ばせることだと思いますが、それ以上にもう騒動を行さないということを心に誓い、ただただプレーに集中することだとも感じております。


さて、今日は6試合行われたのですが、私自身は、千葉ロッテマリーンズ×北海道日本ハムファイターズを仕事帰りにラジオ(radikoプレミアム)で、家に帰ってからはNHK BS1で見ておりました
試合はロッテ涌井秀章選手、日本ハム大谷翔平選手の投げ合いとなるのかと思ったら、大谷選手が序盤に大荒れ球筋が定まらずにデスパイネ・井上晴哉両選手にタイムリーを浴びて3点を失う展開になりました。その後は尻上がりにピッチングはよくなっていったものの、結局はこの3点が大きく響く結果になりました。奇しくも、伊東勤監督が試合開始前に述べていた「立ち上がりに若干付け込むところがある」というコメント通りになったとも。
対して涌井選手は1回から危なげないピッチング7回までほぼ完璧でした。同じ開幕投手なのに、こうも違うのは、年齢と経験の差というものなんでしょうかねぇ・・・。

それでも、日本ハムは8回2番手で投げた大谷智久選手の変わりっ鼻を付け込み、2点は返したものの、時既に遅し。その後ロッテが送り込んだ内竜也選手→西野勇士選手のリレーでシャットアウトにされ、逃げ切りました。


そういえば、今年からQVCマリンフィールドの電光掲示板が一新されていましたね。それまでは中央に4:3の画面が付いた物だったのですけど、今年からLEDで全画面が構成されたカッコいいものになっていましたね。レフト・ライト双方にもサブスクリーンが設置され、恐らくホームベース側の電光掲示板も変わったのではないかと。すごくきれいで見やすかったですし、細かいデータ(最近だと札幌ドームでも行われていた)も掲載されるようになったので、コアな野球ファンもそうでない人も楽しめるようになったのではないかと。これは見に行きたい。


他の試合もソフトバンクの攝津正選手が楽天打線にフルボッコにされたり、中日と阪神が点の取り合いになったり、西武が本拠地で劇的なサヨナラ勝ちを収めたりと早くもドラマが起こっていますね。やはり全力でプレーすれば、ファンは見捨てませんよ。


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2016年03月18日

スキンヘッドランニング・エリーゼ復活!

千葉ロッテマリーンズの応援といえば、他球団からは脅威の的であります。通称マリサポことマリーンズサポーターの熱狂的応援は、統率が取れたもので、基本トランペットや太鼓が無くても十分に迫力あるものになっております。特にボビー・バレンタイン元監督就任時(第2次ボビー政権となった2004年~2009年)の応援のすさまじさは今でも語り草です。

しかし、その応援も主流となっていたMVP(Marines Victory Productions)と旧応援団が起こした軋轢によって崩壊。2010年からは迫力ある応援は引き続き行われたものの、応援歌に関してはMVP時代に作られたものはほぼ封印され、2015年まで新しい応援歌が主流になっていました。チームはといえば、その応援の力が得られなくなったからなのか、2010年に3位で日本一になった、いわゆる「史上最大の下克上」と2015年の「下克上の挑戦」(最終的には1位のソフトバンクに敗れる)以外は低調な成績に終わり、他の球団が観客動員数を増やす中、ロッテだけが観客動員数を落とすという結果になっていました。様々な理由があるので、一概に応援のせいとは言えないのですが。
そして、旧応援団時代を知り、MVPと旧応援団が軋轢を起こし追放された後、路頭に迷った応援団をまとめ上げたジントシオさんが2015年に応援団を引退理由は応援団を一人前にするのには5年掛かるという発言にあるように、5年でまとめ上げられたと感じての引退なのでしょう。


ジンさんがいなくなった応援団は、決断しました。MVP・旧応援団時代に生み出された応援歌を一部復活させることになったのです。



新応援歌復活の模様。



中でも絶大な人気を誇った2つのテーマ曲も復活となりました。
一つが、スキンヘッドランニング。通称スキランと言われるもの。チャンステーマの際に使われます。



もう一つが、エリーゼ。得点後に流れていたあの曲です。個人的には最も好きな曲の一つ。盛り上がります(笑)


MVP・旧応援団時代から封印されて6年ほど経ちますが、うれしい復活です。
ただ、人によってはいい思い出が無いなど賛否両論あるのも事実でしょう。またMVP・旧応援団の一部から反発の動きも出ているということで予断を許さない状況でもあります。それでも、盛り上がる楽曲であるのは過去の応援を見て明らかです。千葉ロッテマリーンズ応援団の新しいステップに踏むためにも、この復活が意義あるものになってほしいです。再び、いや大きく一つにまとまるために。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)