2013年06月15日

ただ長いだけで収穫のない試合

今日行われた交流戦の一つ、ロッテ×中日の試合。たまたま地元のテレビ局が落合博満さんの解説で放送していたので、雨も降ってて家から出たくなかったということも相まって放送が終わるまで見ておりました
この放送が行われている間は、完璧に中日のリードで進行しておりました。しかし、試合展開は放送終了後に急激に動いたようで・・・。
放送の終わった8回裏にロッテが猛攻を掛け、先発大野雄大選手を引きずり降ろし、変わった鈴木・小林・中田賢一3選手をもフルボッコにして同点に(大野選手が変わったところまでは放送していたと思う)。私が午後6時のNHKのニュースを見ていた時に同点に追い付かれているのを見て、慌ててラジオのスイッチを入れたくらいですからねぇ(苦笑)。ネット上なら、「よし、風呂入ってくるか」→「M6-6Dの途中経過を見て呆然」のアスキーアートが飛び交っていたのではないのでしょうか(笑)。

そのラジオ中継を聞きながら、試合の行く末を見守ることにしたのですが、何とも酷い試合だなぁ・・・というのが感想。
9回表には2アウトまで追い込んでおきながら、3塁今江選手の悪送球(その後角中選手も送球ミス)で逆転され、同点にした意味が全く無意味に・・・。まぁ、9回裏に同じく2アウトまで追い込んでいて、井口選手のソロアーチで追い付かれたんですけど、岩瀬選手もなぁ・・・。全く無駄なことをやってるのを9回に見せられて、延長やむなしとまで感じました。
その後延長になって試合は停滞モード。このまま引き分けになるだろうと思ってた12回表にクラーク選手のホームランで、中日の勝ちロッテはお粗末な結果で負けちゃったとも・・・。12回裏のロッテの攻撃が終わるまで実に5時間44分。恐らく今期の中で一番長い試合になるのではないかと思います。


ロッテに関しては、追い付いたまではいいけど、そこから勝とうとする意欲がどこまであったのかなと。9回の失策といい、12回のホームランといい、不用意なところがなかったかと対象選手は反省して頂きたいですね。
で、中日は勝ったからいいや・・・と思っているのでしょうが、こんな勝利は紙くず同然こんなことで万歳三唱しているのであれば、何ともおめでたいファンだなと。確かに1勝の重みというのは計りしれません。でも、今回の勝利は相手の失策で得たものだし、采配としては結構お粗末な部分もあると思われ、ある種運だけで勝っているもの。当たってた山崎武司選手を外して森野選手に変えるとか、万全ではないとはいえ谷繁選手は控えのままとか、先発の大野選手をそのまま引っ張るとか・・・。
特に投手の采配に関しては、大野選手に完投能力がないと思っていたのなら、8回はセットアッパーで岡田選手とか出せばいいのに、こんな時に限って酷使とか考えて使わないとかあり得ない日曜日の試合が終われば、4日間試合がないのですから、思い切って使うのも一つの手段。酷使と言われたって、4日間試合のないのを上手く使わない手はないはず。そうすれば中日快勝で終わってたのにねぇ・・・。正直前半の中日の戦いっぷりを見て教の成瀬選手はダメだなと思ったくらいなのに(笑)。


繰り返しますけど、こんな勝ちで大喜びの中日ファンはおめでたい人達勝てばいいというなら、何で落合元監督のクビを止めなかったのと言いたい。高木ジョイナス監督と一緒に休養して下さい。今日の試合を見てそう感じました。この人では中日は強くなるどころかおかしくなるばかりだなと。3位に残れれば奇跡と言っておきましょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月13日

2013年交流戦の展望

いよいよ明日(5/14)から交流戦が始まります。
初戦のカードは、巨人×ロッテ・ヤクルト×西武・DeNA×楽天・中日×日本ハム・阪神×オリックス・広島×ソフトバンクとなっています。
この約1ヶ月間は、セリーグないしはパリーグ同士の対戦がないため、直接差を詰めることはできないものの、じわじわ差を縮めることができるので、心理的圧迫は抜群にあります(笑)。


で、セリーグおよびパリーグの展望はというと・・・。

まずセリーグ。
今年は巨人の独走・・・と言いたいところですが、1強5弱ではあるものの、巨人に関しては開幕の時のような無双的な強さは無く、徐々に阪神に詰め寄られている感じですね。で、この時期には『定位置』ならぬ『低位置』にいるはずのDeNAは意外なことに(爆)、3位と大健闘。状況によっては阪神の尻尾を掴める可能性もあるだけに、今後の試合は重要になってきます。
あとは下位争いをしている広島と中日がどこまでパリーグとの試合に耐えられるか(要は負け越さないでいけるか)だと思います。投手が揃っているとされる中日が交流戦の日程を上手く使えば、エース級ばかりぶつけて勝ち越せる可能性もありますけれど、絶対的エースの吉見選手がいない今、どこまでやれるか・・・。
上位の球団は打線がいいんですね。巨人はロペス選手、阪神はマートン・荒井貴浩選手、DeNAはブランコ・多村・中村選手が好調を支える軸になっていますね。特にDeNAの打線は巨人よりも怖い時があり、一度繋がると手が付けられなくなります。注目しましょう。

パリーグはというと、今年も戦国状態・・・まぁ若干差が開きつつありますけれども、セリーグのような大きな差があるというふうではなく上位と下位の差は数ゲームとなっている状態です。
今年台風の目になりそうなのが、現在首位を走るロッテ。実は大きな戦力アップはほとんど行っていないと言ってもいいでしょう。若手の底上げだけで首位にまで上がってきました。丁度、中日の元監督である落合さんが行った「10%の底上げ」を地でいくような展開というとわかりやすいでしょう。
西武や楽天は総合力で勝ってはいるものの、若干不安定。これはロッテにも言えます。
そして上がりきれないソフトバンク・オリックス・日本ハム。特に日本ハムの不振は極めて酷く、糸井・田中賢介両選手が抜けた穴は大きいというのは、散々ここでも書いてますけど、ここまで響くか。そして連動するように投手陣にも飛び火。顔ぶれは変わってないんですけどねぇ・・・。打撃は好調(特にホームランはよく出ている)なのに、ここ一番で打てないのは重症ですよ。もう大谷選手の活躍を見られればいいや(ギャハ)。


さて、今年の交流戦、優勝するのはどこの球団でしょうか。不調の球団は調子を取り戻せるのか、校長の球団は調子を崩してしまわないか・・・色々見どころのある1ヶ月がまもなく始まります。
私は、明日・明後日の中日×日本ハム戦を見に行って来ますよ。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)TrackBack(0)

2013年05月09日

痛いサヨナラ

今日の野球はパリーグの3試合のみ。丁度大型連休が終わり、交流戦も来週に迫っていることから、このあたりがいい日程調整になっているんですよね。


この日の試合は、日本ハム×楽天・ロッテ×西武・オリックス×ソフトバンクとなっていましたが、普通に試合が決まったのは、日本ハム×楽天のみ大谷選手の活躍だけが見どころのどうしようもない試合でした(泣)。名古屋では滅多にやらないパリーグのラジオの野球中継聞いていたのに・・・。


残りの2試合はというとサヨナラゲームという終わり方でした。

首位攻防になったロッテと西武の試合、これはほぼ9割がた西武が勝ってしまうのだろうなと思える試合運びでした。しかし、終盤8回に井口選手がソロアーチで同点になると、試合は膠着状態に。
その終焉はあっけなく、11回の裏、投手の大石選手の大乱調によるもの。大石選手は、四球ないし死球でランナーを溜めてしまい、最後は暴投。渡辺監督は試合後に何やら抗議をしていましたが、大石選手にも怒りたいくらいの痛いサヨナラになってしまいました。
この試合でロッテは7年ぶりの8連勝。首位に立ちました。

一方、オリックスとソフトバンクの試合は、ファルケンボーグ選手があと1アウトのところで、川端選手に投じた球が危険球になり退場。その後、急遽マウンドに立った金選手が育成上がりの苦労人山本選手にサヨナラを決められてしまいました
この試合に勝ったオリックスはちょっと上位浮上への光明が見えてきたのかなと。逆にソフトバンクは日本ハムと同じく5連敗ということで、交流戦に向けて少し不安になってきました
ちなみに、この時投げたファルケンボーグ選手の球を見たのですが、寒気がしましたね。ストレート・・・いやド直球が川端選手のこめかみ付近に当たってるんですよ。ヘルメットはしているものの、ふらふらっとしてましたね。あれはヘルメットが無ければ重体、最悪の場合死は免れないなと思いましたね。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2012年10月02日

行くぞ我らと頂点へ!!

今日の西武×ロッテで西武がロッテに3-5で負けたため、西武の敗戦が決まった瞬間、日本ハムが3年ぶりのリーグ優勝を決めました


今シーズンは斎藤佑樹選手の華麗な開幕勝利で一躍栗山監督の采配のアグレッシブかつ奇のてらいぶりに驚かされたものですが、その後はもどかしい時期が続いていました。
特にシーズン序盤は4番に据えた中田選手の機能不全がファンの間でもどうすべきか、監督の采配は大丈夫なのか論議になったのではないかと思います。かくいう私も中田選手を4番から早いこと外して負担を軽くしてやるべきだと思っていた人だったので、栗山監督の粘り強さと意志の強さには正直脱帽です。そのことで夏の終わり、つまりはリーグ優勝争いの最中に結実したのですから、栗山監督の洞察力の強さにも驚かされます


決して下馬評も高くなかったです。あのガンちゃん(岩本勉さん)でも3位予想をしたくらい、他の解説陣は最下位ないしは5位予想をしていたほどチーム力は落ちているとみなされていました。
その理由は言わずもがなダルビッシュ選手の不在。この穴を埋めるのは誰かというので頭を抱えていた時期もあったのかもしれません。そんな中、「ダメならユニフォームを脱がす」とまで監督に言わせた吉川選手が奮起してくれたのが大きかったですね。見事に14勝(今日現在)を挙げ、埋めてくれました。もちろん武田勝選手やウルフ選手といった既存の選手も埋めてくれた他、終盤から出てきた中村選手もこれからの活躍を期待できるピッチングをしてくれました
中継ぎも宮西・増井・森内・谷元選手、終盤になってからは石井・モルケン選手が引っ張ってくれました。特に増井選手は抑えの武田久選手が不在の際にはストッパーとしても活躍し、まさに大車輪のような動きを見せた1年だったと思います。終盤打たれて苦労したと思いますが、来年以降の糧になったのではないかと思います。

打撃陣はスレッジ・田中賢介選手とケガ人が相次いだ中、先述のように主軸を1年担った中田選手はいい経験をしたと思います。監督の期待に応えるべく、バッティングフォームを変えたり試行錯誤した中で、終盤見事に結果を残してくれました。今の中田選手なら胸を張って『中田はハムの4番』と言えるようになってくれました。
さらに、ベテランの稲葉・金子誠・二岡選手も(稲葉・金子誠選手は途中離脱のあった中でも)1年よくやってくれたと思います。そして何より若手が大きく伸びてくれたことが非常にうれしいですし、来年も楽しみに思えるほどになりました昨年からブレイクしていた杉谷選手はもちろんのこと、ポスト飯山としても活躍が期待される中島卓也選手、俊足巧打の西川選手が特に大きく躍進したと感じています。シーズンの一時期に活躍した選手も含めると、ほぼ全員で戦ってきたとも言えるのではないのでしょうか。


ただ何より、栗山監督の的確かつ、自分自身が黒子に徹し、そして選手を気遣っての采配というのが、優勝への大きな要因となっただけでなく、これまでの監督像を大きく変えたのではないかと感じています。コーチ陣のほとんどを留任させ、自分が表立って出ないながらも、選手の特徴や性格を分析し、適材適所に配分させる・・・、これは並大抵の監督ではできないことだと思います。さながら企業の会長的な役割(最終的に経営陣の施策を執行するのみで、その過程は経営陣にほぼ任せ、実行した施策が失敗した時には自ら全責任を被る)ですね。もちろん、言う時にはキチンと言うところや芯の強さは今までの日本ハムの監督異常に強かったと思います。それだからこそ、コーチ経験のない新人監督が優勝するという恐らく史上初めての出来事、元中日監督の落合さんでもなし得なかった出来事をやってのけたのだと思います。


しかしまだ終わりではありません。
ポストシーズンであるクライマックスシリーズ・日本シリーズが待っています。
クライマックスシリーズでは、西武であろうとソフトバンクであろうと、今シーズン苦手にしてきた相手と再戦することになります。足下をすくわれないよう、引き続き気を引き締めてやってほしいものと思っております。


リーグ優勝おめでとうございます。そして、栗山監督にはポストシーズンでも活躍を期待しております。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:22Comments(0)TrackBack(0)

2012年06月09日

神宮でヘッスラ、ハマスタで乱闘

きょうのプロ野球交流戦、関東圏の3試合は今日入った梅雨入りの影響で、東京ドームで行われた巨人×西武以外は、雨でノーゲームか雨天中止になりました。
その雨でノーゲームになったDeNA×日本ハム(横浜スタジアム)、同じく試合開始できるかどうか待って結局中止になったヤクルト×ロッテ(神宮球場)で試合に来たファンのために色々とやってくれました。


神宮球場のヤクルト×ロッテでは、雨天中止が決まると、ロッテの清田選手がなぜか登場。すると、いきなり雨天の最中、ベースランニングを開始、ダイヤモンドを一周して、2塁と本塁ではヘッドスライディングというファンサービスを行いました。

まぁ、ロッテの雨天時に行うベースランニングは、ある種『伝統』ですわな(苦笑)。特に今はフロント入りしている諸積さんが有名で、コーチ時代でも雨天時にコールがかかったら登場したそうで(爆)。それゆえに、西村監督も笑って送り出してたんじゃなかろうかと。
これから、清田選手が『伝統』を引き継ぐのか。胸熱(笑)。


そして、1回表だけやってノーゲームになったDeNA×日本ハム
この試合の模様は、TDNこと多田野選手が先発するとのことなので、niconico(旧称:ニコニコ動画)で見ていたんですけど、初回から大雨降る中、2点を取って幸先いいのに・・・と思っている中の中断これでノーゲームになるんだったら端から試合をやるなよ・・・と思っていたその最中に起こりました。

中断中からおかしな動きを見せていたのが、元日本ハム在籍だったDeNAの森本選手。何やら日本ハムベンチに『信号』を送り続けていました。
その『信号』を察知したのが、小谷野選手竹刀を持って登場した森本選手に対して、パイプ椅子を持参し、これに応戦してしまいました(笑)。ええ、乱闘ですよ、乱闘(爆)。ただし、決まりで出なきゃいけないはずなのに、誰も出て来ないサシの勝負に(ギャハ)。
さながらプロレスの場外乱闘っぽくなったこの『乱闘』、結局頭部近くを『殴打』された森本選手が小谷野選手引っ張る担架に運ばれて行き、その後身体中にサポーターをぐるぐる巻きにした森本選手が登場『今季絶望』かと思われる惨劇になりましたとさ(ニヤニヤ)。
これを見た双方のベンチが大爆笑。中畑監督だけでなく、栗山監督でさえも大笑いしておりました。

これは、双方物わかりのいい監督でよかったわ。特に中畑監督は、選手時代に雨天ヘッドスライディングしようかと言って、同じく監督だった王さんに止められた(半ば怒られたに近いらしい)そうですから、こういうことを率先して認可してそうだよなぁ。

なお、この動画が上がっていたので紹介。最後の方はないけど、これは面白いわ、何度見ても。



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月17日

2012年セ・パ交流戦を見に行く 中日×ロッテ第2戦

今日は正直負け試合。だからこそ最終盤からよう五分に戻した。


セ・パ交流戦中日×ロッテ第2戦、先発中日雄太(川井雄太)選手、ロッテ渡辺俊介選手で始まった今日の試合、勝負は1点を巡る攻防、そして1分を巡る攻防を繰り広げていました


昨日書いた予想通り(苦笑)、風のない俊介はどうもよくない。初回から今江選手のまずい守備もあってですが1点献上。その後3回に2塁打で出た荒木選手が、和田選手のゲッツーで生還しさらに1点を加えられることになりました。
正直、渡辺俊介選手はよろしくなかった要所はいいところもなくはなかったが、いつ大崩れしてもおかしくない状況でしたね


ISW11F_20120517_184524さて、仕事場から直行で(以下略)
今回買ってきたのは、宮保鶏丁(クンポーチーテン)丼(左)と揚げ豆腐の甘味噌味
千葉産の落花生(ピーナッツ)を使った宮保鶏丁をご飯にかけて食べるというもの。甘辛な風味とのことですが、ちょいとしょっぱいくらいの辛さ。これは酒のつまみだわ(爆)。
で、甘味噌味のはずの揚げ豆腐も少々塩気のある甘み。うん、これも酒の(以下略)。



試合は4回表にサブロー選手の同点アーチで追いついたものの、5回裏に荒木・森野・和田3選手の連打で逆転
この失点を受け、渡辺俊介選手は降板。以降、小野・中後・内3選手の継投リレーで9回に向かいます

対する中日は、雄太選手から山井選手に継投9回には岩瀬選手をつぎ込み、逃げ切りを図ろうとします。


ISW11F_20120517_193620ここで、交流戦の一コマ。

5回から高木監督が掲げるJoin usの掛け声でフラッグが振られるようですが、中日サイドにフラッグはあまり普及しておらず、逆に普段からフラッグを使っているロッテサイドはこのとおり。
ことさらロッテ戦に関してはビジターでもかなり多くのファンが来ます。それこそレフトスタンドの2/3が埋まってもおかしくないくらい
個人的には、西の阪神、東のロッテと思っているくらいです。



さて、試合の方は、9回表につぎ込んだ岩瀬選手が乱れ、根本・井口両選手の連打で1・3塁にすると、再びサブロー選手が今度は犠牲フライで同点に追い付き、試合は延長戦へ。

9回終了時点で残り30分。12回まで行くかと思ったら、ここで双方時間潰しにかかり始め、延長は10回のみ。
最後は益田選手が一打サヨナラのチャンスの窮地にまで追い込めれながらも谷繁選手を粘投で逃げ切り、引き分け


先程も書きましたが、渡辺俊介選手がよろしくなく、打線も雄太・山井両選手を打ちあぐねていただけに、負けてもおかしくない試合でした。中日サイドの先発を見た時、「ロッテ舐めやがって」とか思ったら、ロッテ打線が舐めてかかったでござるの巻でしたよ(泣)。
しかし、中日の精神的支柱だった岩瀬選手から同点に追い込んだのは大きな価値のある出来事
これからセリーグの守護神が出てきても打てる自信に繋がってくるのではないかと思うし、仮にマリンフィールドで岩瀬選手が登場しても問題ないことを打ち出せただけ、価値があるなと。もう今日は勝ちに等しい引き分けです。最後よくやった。
益田選手も新人離れした度胸を見せてくれているので、これから先が楽しみです。

逆に中日は山井・ネルソンという先発クラスの選手をつぎ込んでも勝てなかったことは精神的ショックが大きいなと思います。1日空いているので、投手陣は上手くリフレッシュできるのかがカギになるでしょう。
打線に関しては調子がよさそうなので、打線の繋がりを忘れなければOKでしょう。相変わらず怖い打線です。特に大島洋平選手は最警戒しないと、リーディングバッターなだけに、この選手を乗せると後が怖いですね。


交流戦は1拍置いて、土曜日から再開。まだ序盤ですが、休めるうちに休み、立て直さないと傷口が大きくなりますから、選手は早めの切り替えをお願いしたいものです。  
Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月16日

2012年セ・パ交流戦を見に行く 中日×ロッテ第1戦

今日からセ・パ交流戦が始まりました。天候にも恵まれたため、今日は全試合が行われました。
今日から約1ヶ月ほど、スケジュール的にも過酷な24試合が待っています。前にも書いた通り、投手陣のやりくり、打撃陣の組み方が大きくものを言うことになりそうです。


今日と明日は、中日×ロッテの試合を見に行きます。というか、今日はもう見に行ったんですが(笑)。
互いにリーグ首位、そして初戦ということもあって、どちらも勝利したい試合でもありました。
先発は、中日が中田賢一選手、ロッテはグライシンガー選手。試合は投手戦の様相を見せていましたが、初回にロッテの攻撃時に角中選手のタイムリーで取った1点が徐々に重くなっていく、俗に言う「スミイチ」の展開になりました。


ISW11F_20120516_182730さて、仕事場から直行で来たので、お腹が空いていたわけで。
そこで、お弁当を買おうということになり、買ってきたのは、「でら、うれしいがや!やりましたー弁当」
中日のODAこと小田幸平選手プロデュースの弁当らしい。ODAも巨人時代には考えられない活躍ぶりだな(ニヤニヤ)。



ISW11F_20120516_182654中身はこんなふう。
おにぎりとバラエティ豊富なおかずが入った目に楽しいものになっています。おにぎりののりはしっとりとした味付けのりですね。なかなか美味しかったですよ。
おまけで、弁当名と同じ文字の入ったステッカーが付いてきます。

ちなみに、おにぎりの具はこんぶと鮭でした。恐らく弁当個々で中身が違うんじゃないかと推測。



ISW11F_20120516_183412もう一つ買ってきたのが、飛騨牛の肉巻きおにぎり
タレの味が濃い目になっていて、柔らかめのご飯との相性は悪くないですね。



試合はというと、グライシンガー選手は5回までパーフェクトピッチング6回に大島洋平選手の2塁打で窮地に陥ったものの、次の荒木選手の打ったセンター前ヒットを受け取った岡田選手の好返球(レーザービーム)で大島選手を刺し、窮地を脱出。これがきっかけで、グライシンガー選手は見事に立ち直り、8回無失点

9回表にロッテは、福浦・塀内両選手のタイムリーで2点追加。その裏には薮田選手が登場し、1点を献上したものの、見事に抑えセーブ。グライシンガー選手は見事勝利投手になりました。


中日は、中田賢一選手の粘投むなしく、打線がグライシンガー選手に翻弄された感がありますね。決め球をもう少し狙い撃ちできるようになれば、もう少し変わっていたかもしれませんが・・・。
まぁ、今日の試合は岡田選手のスーパープレイが大きく明暗を分けた格好になったかと思いますし、今日の試合の結果を決めてしまったかのような感もあります。


明日は第2戦、先発は中日が雄太(川井雄太)選手、ロッテが渡辺俊介選手渡辺俊介選手は風の吹かない球場との相性が少々悪いので、そのへんが気掛かりですが、交流戦の初戦を取ったことで勢いに乗ってくれるでしょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月14日

2012年セ・パ交流戦の展望 パリーグ編

2012年交流戦の展望、今回はパリーグ編です。
セリーグとは違い、ここ数年は戦国模様を呈しているパリーグ。昨年行われた交流戦に至っては、全ての球団がセリーグから勝ち越しをかっさらっているだけに、1つの試合でも取りこぼしようものなら、状況によっては一気に差を縮められたり、運が悪ければ順位を落とすことになりかねません。


さて、今シーズンの中で大きな番狂わせ・・・というのか意外に元気なのがロッテと日本ハム。正直ここまで健闘するとは思ってもみなんだ(爆)。


ロッテの場合は投手陣の充実が挙げられるでしょう。特に新人の藤岡・中後・益田の3選手が大車輪の活躍この3人から新人王が出るんじゃないかと思えるくらいにやってくれています。この交流戦以降、徐々に疲労が蓄積されてくるとは思いますが、逆にここを乗り切れば面白いことになりそうですよ。
打撃陣に関しては、サブロー選手の復帰でここまで打線が変わるのかと思わされましたね。彼がロッテの精神的支柱だったことが今回よ~くわかりました。正直あまり昨年と変わってないんですけど、一昨年のような総合力で粘り勝ちというパターンが増えてきているので、相手はそこをどう断ち切るかがポイントになってくるでしょう。

そして、今回最も番狂わせとも言える日本ハム(笑)。
私自身でさえ、栗山監督がここまで人心掌握をしてるとは思いませんでしたよ。コーチ陣のほとんどが梨田監督の頃と変わらないから安心してできるとか、個々のポテンシャルが高いから何とかなってるとか色々副次的要因もあるんでしょうけど、いずれにしてもここまでやっていること自体不思議。せいぜい3位までと思ってましたが、優勝あるで(ニヤニヤ)。
ただ、函館の2連戦を見てると、そろそろ栗山監督の『神通力』が切れてきてないかと心配になってきました核になる選手でいけば、抑えの武田久選手がいないところが気掛かり。あとは、いまだ絶不調の中田・小谷野選手をいつまで使い続けるか。このあたりも交流戦のポイントになってくるでしょう。中田選手に関しては、親会社の(以下自主規制)。


で、交流戦の核になりそうなのがソフトバンク
投打のバランスが相変わらずいい。杉内・ホールトン・川崎の3選手をFAで失っても、抑えの馬原選手がケガで出遅れても、ちゃんと上位に食い込んでいるのだから、素晴らしいの一言。
打線も若手・中堅・ベテランが見事にかみ合ってますね。若手でいけば今宮選手、中堅でいけば内川選手、ベテランでいけば松中・小久保両選手が個々の役目をしっかりと把握していますね。あとは怪物ペーニャ選手が怖いDH制が無い場合打撃面では落ちるものの、松中・小久保・ペーニャの3選手のいずれかが控えにいても怖いことには変わりない。投手陣は気が抜けないでしょうね。


で、下位3チームはというと、一長一短がある感じ。
楽天は一応貯金がある状態なものの、打線・投手陣が水ものすぎて星野監督の胃は交流戦も痛みっぱなしでしょう。一刻も早く田中選手が復帰してくれればいいんですけど、どうなんでしょう?間に合うのかしら?

西武も最下位は脱したものの、相変わらず投手陣が絶不調。中継ぎ以降で崩壊しかねない状況は勝ち越しへのアキレス腱になるんでしょうね。
打線は中村選手の復調いかんで大いに変わるでしょう。交流戦で思い切って休ませて若手を起用するというのもありでしょう。

最下位に沈んでいるオリックスは意外と悪くないんだけれども、投手陣がいい時は打撃陣の援護なし、打撃陣が絶好調の時は投手陣がバカスカ打たれる・・・というちぐはぐな状態なんですよね。状況的には楽天や西武の方が最下位争いしてもおかしくないのに(苦笑)、なぜかオリックスが最下位に沈んでいます。
打線では李大浩(イ・デホ)・バルディリス選手が当たっているので、そこを核にして繋ぎたいところだし、投手陣は金子千尋・木佐貫・西の3選手が軸になってくれれば、浮上のきっかけになるのかしら・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)TrackBack(0)

2011年09月30日

ズブズブ同士のズブズブな試合

今日から日本ハムはロッテとの3連戦。この3連戦は1位のソフトバンクがリーグ優勝を決める上での重要な試合になってきます(もちろん、ソフトバンクがそのまま勝ち進めば、この3連戦は無意味なものになるのだが・・・)。
なお、この3連戦がビジターでの最終戦の予定でしたが、先日襲来した台風15号のため、10/18に西武との一戦がビジター最終戦になりました。


閑話休題。


今日の試合は9連敗から立ち直った日本ハムと11連敗から立ち直ったロッテが直接対決するという、ある意味ズブズブと泥沼にハマった者同士の試合となったわけです。ここで勝ったチームが、その呪縛から早く逃れられるのではないかと思うのと同時に、一気に勢いが付くようになる可能性も秘めているかと。

そんな試合は日本ハム:斎藤佑樹選手、ロッテ:唐川選手の投げ合い明日のチームを背負う若手の先発の投げ合いとなりました。
が、試合展開も彼らのピッチングもチーム状況を反映したかのようにズブズブ(苦笑)。
斎藤選手のピッチングはしっかりしっくりこないもので、簡単に2アウトを取ったかと思ったら、ストライクが入らずに四球(フォアボール)を出したり、連打で点を取られたりと、「これはひどい」を地でいくようなふうになっていました(汗)。
対して唐川選手は初回に3点取られたものの、2回以降は立ち直った・・・とか思ったら、大野選手に頭(丁度耳のあたり)に死球(デッドボール)を出して危険球退場。後続もかわしきれずに失点をもらってしまい、見た目では日本ハムが勝っているものの、チームの勢いはロッテがじわじわと泥沼を這い出していた・・・というふうだったでしょうか。

そのじわじわ具合はラッキー7で結実。カスティーヨ選手の2塁打をきっかけに、角中選手の犠牲フライで同点に追いついてしまったのです。ここのところ日本ハムにも追いついたロッテにも目立つようになっていた「打線と投手陣のちぐはぐさで追いつかれちゃった」展開です。

こうなってしまったら、今期特別ルールの「3時間半経過で次回イニング更新なし」で『逃げ切る』(これでも負けに等しい引き分けですが、背に腹は代えられません)体制を採りたかったのですが、抑えの武田久選手に襲いかかって来たのは、何とかして泥沼から抜け出そうと必死だったロッテ打線でした。
まーたカスティーヨ選手と角中選手にやられたよ。
9回裏、このイニングを逃げ切れば引き分けになるはずだったのが、カスティーヨ選手を四球・井口選手を敬遠し後の打者で抑え込もうとしたのが裏目に出て、塀内選手のライト前ヒットを打たれ、さらに当たっていた角中選手にサヨナラヒットを打たれて万事休す日本ハムは一気に奈落へ、そしてズブズブ状態に逆戻りへとなったのです。
何度も言うようですが、カスティーヨと角中の両選手にやられた
特にカスティーヨ選手は自分も1塁ゴロを自らゴロゴロ転がって獲ってアウトにするとか半ば珍プレーとも言えるプレーしているのにやりやがった(笑)。ちっとも当たってないやないかいとか言いたくなった時に確変するからなぁ・・・。


ともあれ、ロッテはこれで勢いが付いたでしょうね。一時期のお通夜とも言いたくなるような状況から一気に抜け出せそうです。対して日本ハムはまだズブズブ状態。このままでいくと2位の地位はおろか、猛追しているオリックスと西武にかわされ、一気に4位にまで引きずり込まれるんじゃないかと心配でなりません。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)TrackBack(0)

2011年09月18日

昨日も晋吾、今日も晋吾だよ

今日はどっちかというと乱打戦気味な今日の試合。ただ、初回点が取り返せた時、今日イケる・・・とか思ったのに

渡辺俊介選手もピリッとしないかと思ったら、もっと酷いのが7回に出て来たよ
そう、そうだよオマエだよ、晋吾小野晋吾選手。
一気に逆転されたもんね。昨日も今日も。

あまりにも怒れてきたので、もう途中で帰った(爆)。
そんな試合の中、マリサポの一部から「やる気あんのか!」・「1軍半の試合」・「ここは浦和じゃねぇ!(注:ロッテの2軍は埼玉県のさいたま市南区のロッテ浦和球場に本拠がある)」とヤジが飛んでました
・・・まぁ、「らき☆すた」の黒井さんあたりが見たら喜びそうなメンバーではあるんだろうけれども(苦笑)。


で、ギリギリゲームショウに滑り込んできたよ。ホント再入場ギリギリの時間。
・・・マリンフィールドからメッセまで10分かかるってどういうことよ(泣)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
  
Posted by alexey_calvanov at 16:25Comments(0)TrackBack(0)

2011年09月17日

9/17のロッテ×オリックス戦のハイライト

14:00から始まったロッテ×オリックス戦のハイライトをば。


ロッテの先発はプロ初先発の阿部選手。対してオリックスは木佐貫選手。そしてロッテのスターティングラインナップは『これはひどい』状態普通なら完敗ないしはボロ負けになってもおかしくない若手主体の試合になるはずでした。

ところが、ふたを開けてみると、阿部選手は5回まで無失点6回にワンアウトも取れないまま2失点(降板前に1失点、降板後に1失点)降板になりましたけれども、将来が楽しみな投手だということだけはわかりました。

打線は伊志嶺・角中両選手が活躍し、ボテボテのゴロからの泥臭いながらも2点上げてイケると思ったものの、6回以降覚醒したバルディリスとイ・スンヨプ両選手が2点(タイムリー2ベースとやはりボテボテのゴロの合間によるもの)、8回裏に再びバルディリス選手が今度はマリンフィールドの逆風をもろともしないソロアーチを上げてしまい万事休す。


899f9751.jpg写真は6回のオリックスがチャンスを迎えた時に行われるタオルダンス
ここで流れる応援歌は個人的に好き。



58417154.jpgこの日はとても暑かったので、久しぶりにかき氷を食らうことに。
写真は内野席側にある「BAR M(バル・エム)」のジャンボかき氷
あまりの盛り付け具合に、崩れそう(苦笑)。しかし、あまりの暑さに、外野のホーム席に戻る前に食らいきってしまった(爆)。



まぁ、ほとんどスタメンが出てない中よくやったよ。ホントに今年のロッテの打線は軸が生まれない。カスティーヨ選手は全力でやってるのはいいんだけども、それが空回りしてるんだよなぁ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)TrackBack(0)

何とも言えん今日の先発ラインナップ

715ab2ea.jpgこれをご覧頂きたい。



すごいな、今日の先発ラインナップ。知らない人が見たらカネ返せ言われてもおかしくない(苦笑)。
今日bayfmのラジオでパーソナリティを務めているKOUSAKUさんが仰ってた「9人のスタメンのうち7人がいない」という異常事態がこれを見る限りわかるでしょう。
今日先発もプロ1軍初登板の阿部選手。それだけ若手の底上げが必要なんでしょう。



若手はここで奮起して全力で挑んでもらいたいものですし、外れたベテラン選手は、ここでの糧を肥やしにして、若いもんにはまだ負けんと奮起してほしいものです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 14:55Comments(0)TrackBack(0)

2011年08月20日

土産代りに買ってきたDVDを見ようっと

千葉ロッテマリーンズ 20年史 [DVD]先日の休みの間、以前2011 マツダオールスターゲームに行った際、お土産代りに買ってきたDVDを見ようと思い引っ張り出すことに。
それが、「千葉ロッテマリーンズ 20年史」
これは、千葉ロッテマリーンズがロッテオリオンズとして活動してた1991年末、つまり『川崎劇場』と言われていた川崎球場からの移転から、2010年の3位から日本一に駆け上った、いわゆる『史上最大の下剋上』までの20年間を網羅したファンソフト的なもの。もちろん野球好きにも楽しめる作品です。



ロッテファンなら一度は泣き笑うようなシーンが随所に盛り込まれ、千葉に移転しても苦節を重ねたロッテの選手達のいきいきとした姿が今日によみがえります。

個人的に印象的だったのが、先日亡くなられた伊良部さんの映像
西武球場(現:西武ドーム)での清原さんとの対決や千葉マリンスタジアム(現:QVCマリンフィールド)での活躍、そしてコテンパンにやられた際に発した、故大澤さんの「伊良部クラゲにやられた」の名言など、伊良部さんのロッテ時代の全盛期を垣間見た時は、惜しい人を亡くしたんだなとつくづく思いました。

状況説明や当時の選手の詳細がない、あとは個人的にロッテのターニングポイントになる「悪夢の18連敗」の経緯が語られていないなど、少々不親切な部分はあるものの、千葉移転後のロッテを知るには十分な資料になります。


ファンの方は買っているでしょうけど、野球好きな人も一度見てほしいものです。
あ、ロッテの応援スタイルの変化も見ものです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:51Comments(0)TrackBack(0)

2011年07月29日

その人生は、持ち味のスピードボールのように早く・・・

元プロ野球選手で、ロッテ・阪神とアメリカ大リーグのヤンキースなどで活躍した伊良部秀輝さんが自殺したという報道が入ってきました。


伊良部さんは1987年のドラフト1位でロッテ(当時はロッテ・オリオンズ)に入団。当時は弱小だったロッテで、かつお世辞にもいい球場ではなかった川崎球場で投げていました。その頃は谷間の先発やリリーフで投げていたというふうで、速球選手という触れ込みはあったものの、安定した選手とは言えないふうでした。

大きく変わったのが、幕張の千葉マリンスタジアム(現:QVCマリンフィールド)へ本拠地を移した千葉ロッテマリーンズ時代
持ち前の速球に磨きをかけ、打者を翻弄する大投手になっていました。特に清原さんとの勝負は今でも語り継がれてますし、当時最高時速だった158km/hを投げ込むという『伝説』をも作りました(その後、156km/hのストレートを清原さんが打ち返すというオチまで付けましたが)

速球に見られるように、気性の荒い選手としても知られていました。
マウンドを降りるよう言われると、グローブと帽子をスタンドに投げ入れる、ファンに向かってつばを吐きつける(後に、審判に向かってやったことと本人が釈明)、引退後の暴行事件などなど。
しかし一番伊良部さんを有名にしたのは、1996年に起こったヤンキースへのトレード騒動でしょう。
当時、大リーグへの移籍を望んでいた伊良部さんはロッテと交渉ロッテサイドは外国人選手獲得のために、既にパドレスへ独占契約権を締結していました。ところが、ヤンキースへの入団を熱望する伊良部さんは代理人を立てこの入団を拒否し、その年のオフのちょっとした騒動になりました。
結局、伊良部さんは念願のヤンキースに三角トレード(プラス金銭)で移籍することになりました。

大リーグ時代は、様々な苦労をしたものの、先発とクローザー(抑え)として活躍しました。やっとクローザーとしての芽が出かけた時に肺血栓を患い大リーグを去ります。

2003年・2004年は阪神で活躍。中でも2003年の阪神優勝の際には先発ローテーションの一角として活躍しました。そして2005年の春、1度目の引退をします。


1度目の引退の後は、アメリカに再度渡り、高校時代よく味わったうどんを糧にうどん店を開く実業家になりました。人気店にはなっていたものの、リース契約が切れたという理由で閉店してしまいます


その後、投球フォームを改良したことで、もう一度プロへの道を進めるのではないかと思い、アメリカの独立リーグや四国・九州アイランドリーグ(現:四国アイランドリーグplus。日本の独立リーグ)を渡り歩いたものの、四国・九州アイランドリーグで患った腱鞘炎が原因で2度目の引退を決めることになりました。


2度目の引退後は、日本で解説者をしていた時期やアメリカで子供たちに野球を教えたり草野球に参加したりしたことがあったものの、基本的にはアメリカ・ロサンゼルスに在住し、何もしていなかったそうです。

そして、先日伊良部さんが、チームメイトに見つけられる形で亡くなっているのが確認されたそうです。首つり自殺ではないかと言われています。


現役時代や騒動を聞く限り、とてもそう言った結末をたどる人には思えませんでした。
ただ、こうなるかもしれない理由はあったのかもしれません面白い選手だという評価も仲間内からあったものの、気難しいところがあった点、2度目の引退以降何もしていなかったことが多かったという「燃え尽き症候群」的な面が垣間見えた点がその理由です。
亡くなる数週間前にも、週刊SPA!のインタビューにも答えていました(しかも別の目的で買っていて偶然持っていた)。
その中で、トレード問題はルールに則って行動したのにメディアコントロールに失敗したと嘆いたこと父親がアメリカ人だったことをアメリカに渡って初めて知ったこと、スライダーなど横の変化球がないと立派な投手になれない話、野球に携わるなら3軍のコーチになって長いこと選手を育てる立場になりたい話、日本に帰りたい話などをしていました。
もしかしたら、死ぬ前に日本に帰りたかったのかもしれません日本で野球に携わりたかったのかもしれません。そう思うと、なぜ死んでしまったのか、やるせない思いでいっぱいです。
彼なら、教え下手だったとしても、彼の生きたプロ人生は絶対に若い選手への糧になったと思います。特にこれからプロになりたい子供や社会人の人達にはいい教訓を与えられたと思います。


ご冥福をお祈り致します。あの世で往年の選手達と楽しく野球をやって盛り上げて下さい。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)TrackBack(0)

2011年07月05日

何でこんな選手をクビにしちゃったの、某球団(苦笑)

今日のQVCマリンフィールドで行われたロッテ×日本ハムの初戦。今日日本ハムが勝ってソフトバンクが負けると、日本ハムの首位浮上・・・となる大事な試合でありました。
しかし試合は波乱含みの展開壮絶な乱打戦の末、8回裏の福浦選手のタイムリーで勝ち越し。その後は薮田選手が〆て万事休すこの日の首位浮上はならなかったどころか、ソフトバンクは勝ったため、再びゲーム差を離される結果になりました。


今日は中継ぎ陣に乱れがあったのも原因でしたが、注目すべきはこの日ロッテの4番に座ったホセ・カスティーヨ選手ロッテが打撃陣不振とケガ人が相次いでいる(主に荻野貴選手・清田選手など)ことから、急遽獲得した『新外国人選手』です。

・・・と、言ってもただの新外国人選手ではなく、実は昨年まで横浜に在籍していた選手(主に2塁を守っていた)守備がザルとは言われていたものの、打撃面では打率.273・ホームラン19本とまぁまぁな成績普通なら残留でいいんじゃないのと思ったんですが、なぜか解雇(自由契約)。守備のザル具合が気に入らなかったんでしょうね。他の球団も守備のザルさが不安だったのか中途半端な成績が気に食わなかったのか、どこも獲得に乗り出さず、メキシカンリーグに行くことになってしまいました。

ところが、ロッテがサブロー選手(現巨人)のケガを皮切りに、荻野貴・清田両選手と主力のケガおよび統一球の影響による不振が相次ぎ、とりあえず内野を守れる外国人選手・・・としてピックアップされたのがカスティーヨ選手だったわけです。

そして、初舞台になった今日の試合では、1塁でスタメン4番という破格の扱い。その起用に応えたのか運がよかったのか、4打数4安打3打点1四球(敬遠)と大暴れ先発唐川選手の調子の悪さを霞ませただけでなく、ロッテナインの奮起にもつなげてしまったのだから恐ろしい。何でこんな選手をクビにしちゃったの、あの球団は(苦笑)。


そのあの球団は、同じ年に解雇した某選手(投手)を復帰させたかと思ったら、やっぱダメだったということで即刻解雇投手事情が悪かったとはいえ、カスティーヨ選手と違い、昨年全くもってダメだった選手を迎え入れないといけないふうだったとは・・・。『選球眼』どうなってんの(ギャハ)?


こんなことがわかっていたなら、この日の試合の解説の初芝さんの言葉を借りるわけではないですが、「最初からいてほしかった」わけです。だから野球はわからない。


ちなみに、もう応援歌(?)が製作されておりまして(カスティーヨの連呼だったんですけど(笑))。とりあえず、かつて所属していたオーティズ選手(現ソフトバンク)の応援歌じゃなくてよかった(苦笑)。そしてTシャツを物干しざおに挿して、そのTシャツに「ホセ」とか書いてある応援スタイルも出てこなくて本当によかった(爆)。<昔ナゴヤドームでそういう応援していた人がいたんだよなぁ(苦笑)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2011年06月29日

え、うそでしょ?

ビックリした。ホントビックリした。
ロッテのサブロー(大村三郎)選手と巨人の工藤選手が金銭も含めた交換トレードに出されるとのこと。


サブロー選手は、ロッテの中軸として大活躍し、オリンピック日本代表の経験もあるすごい選手です。今年も開幕から4番を任されるなどベテランと呼ばれる時期に差し掛かっていてなお活躍をしようとした矢先、5月に薬指を骨折。その後は2軍でくすぶっているという状況(後述)でした。

一方工藤選手は、日本ハムで2008年まで在籍主に外野の守備要員や代走要員で活躍していました。これからレギュラーも固いんじゃないかと思った矢先、2008年シーズンオフに巨人への移籍が決定。しかし、巨人では熾烈な外野競争に勝ち抜けずにいました日本ハムファンからには、「返せ」コールが起こったとか起こらなかったとか(苦笑)。今回のトレードで、工藤選手は3年ぶりにパリーグに復帰することになります。


ところで、サブロー選手が干されるのは意外だわ。
だって、実績十分・人気十分なロッテの顔とも言える選手が突然のトレードですもの出されそうな選手が他にもいたはずなのに、サブローだけが狙い撃ちされるのは、年俸なのかなとも。
まぁでも、今シーズンは伊志嶺選手・岡田選手・清田選手といった若手が台頭して来たばかりでなく、大松選手といった大型バッターがいることを考えると、いずれ外野手の誰かが・・・とは思っていました工藤選手は外野しか守れなかったはずなので、これまた移籍先でも熾烈な外野競争に晒されてかわいそうに・・・としか言えません。このまま腐っちゃうんじゃないかと心配です。
・・・外野の弱い球団って結構合ったよな。阪神とか楽天とか(苦笑)。


ちなみに、ニックネームの登録が巨人ではできないので、サブロー選手と書くのは今回で最後でしょう。これからは『大村(サブロー)選手』と書くんでしょうなぁ。
で、何、サブロー改め大村選手は二遊間のどちらかでも守らせようって思ってるの、原監督(汗)?


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月27日

マートン、ポポポポーン

偶然にもデイリースポーツの過去の記事タイトルにほとんどかぶってしまったけど、偶然ですよ、ぐ・う・ぜ・ん(爆)。


昨日の試合のこと。
8回表ロッテの攻撃。バッターは清田選手。打ったのはいいが、平凡なライトフライライトを守っていたマートン選手は何事もなくキャッチし、これで2アウト・・・
・・1塁側にボールをスタンドイン(笑)!

や っ ち ま っ た ー !


このプレイで2塁ランナーの今江選手が安全進塁権という特別ルールでホームインし、ダメ押し点を労せず受け取れたとさ。

この試合の生映像は、ご存知の通り、野球を見に行っていたので見ていません(でも、阪神サイドのサンテレビ・KBS京都、ロッテサイドのチバテレ、そして三重テレビがこの模様を放送していたらしい)が、テレビのスポーツ速報を見れば見るほど、しっかりアウトカウントのやり取りしておけば済むことだろう・・・と思わずつぶやいてしまいましたよ。ホントにバカだ。
まぁ、その日は雨がザーザー降っている中やっていた試合なので、早くベンチに引き揚げたかったのでしょう・・・と好意的に受け止めることもできるものの、やっぱりアウトカウントを数えてないマートン選手はアホと言われてもおかしくない。真弓監督もさすがに怒り、マートン選手も「言い訳もできない」と平謝りだったそうな。

やっと調子が戻りかかって来た時にこのザマですから、今年のマートンは明らかに「あいさつの魔法。」(ACジャパンで流されたCM。東日本大震災の影響でよく流された)の影響を受けた一人だなぁ。何せキャンプ中に「コンニチワ」・「アリガトウ」・「ウサギウサギ」って言ったくらいにキ●ガイになってたそうなので(苦笑)。


ちなみに、似たようなことをやった選手としてクリス・レイサムという元巨人所属の方がいらっしゃいまして。その方も同じようなことをやらかしました(苦笑)。で、その人の誕生日が何とマートン選手がやらかした日だったというから、すげーよマートン(爆)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)TrackBack(0)